―第33章 緊急召集―
俺はいつもの2人を連れて自室に戻った。
「ちょっと待っててくれ。すぐに準備するから。」
「準備?一体何n」
委員長が何か言い終わる前に、廊下が、というか廊下の床板がせり上がってきた!
床板が完全にあがると、そこには地下へと続く階段が姿を現した。
「さあ、階段を降りてくれ。言っておくが土足厳禁だからな。」
―階段を下りると、そこには多数のサーバーと巨大なメインディスプレイ、それに追随するかのようにサブディスプレイが複数存在していた。
その光景は、まるでどこかの組織の秘密基地のようだった。
「これだけの量、一体どうやって?」
「そこかしこからかき集めてきたんだ。まだスパコンって言うにはおこがましいけどな。」
「じゃあこの情報は何処から?」
「それは私が…」
「あ、月読ちゃん。」
「今の月読はネットワーク回線さえあればどんな情報もすぐに引っ張り出すことができるんだ。まあ言ってしまえば月読自身がスパコンのような存在なんだ。」
「二つ名はもう「電子の妖精」で良いんじゃねえか?」
「それは某ロボットアニメで通った道だ。」
「だからって某電脳世界に入り込んで常にサングラス着用の銃ぶっ放して激しく格闘しまくる映画っぽくしなくてmぶべらっ!!!」バキゴキグシャメメタァ!!
「こういう所で流血沙汰は勘弁してほしい…」
「OK、すまなかった。じゃあ早速だg」
「マスター!どうやら大変な事が起きました。」
「なんだ、言ってみろ。」
「ついに≪夢の国≫が動き始めました。どうやらパレードを出して派手に侵攻を始めたようです。」
「その後の情報は!?」
「それが…学校町に侵入してから姿を眩ましたようです。」
ついに奴が動いてきたか…
「ねえ、≪夢の国≫って何なの?」
「≪夢の国≫というのはな、単独ではあるが非常に強力なため少々厄介な都市伝説のことだ。」
「イテテテテ…『厄介』ってどのくらい厄介なんだ?」
「厳密に言えば、≪夢の国≫っていうのは某巨大遊園地に関する複数の都市伝説の集合体なんだ。その中で一番強力かつ厄介なのが「≪夢の国≫では子供が攫われその臓器が売買されている」って奴なんだ。」
「遊園地は子供達に夢を与える存在でしょ!?何でそんな噂が?」
「さあね。ただ、噂とはいえそれが信じられ広まってしまえばそれは噂から都市伝説へと進化する。そこから≪夢の国≫は生まれたんだと思う。」
「他にも「≪夢の国≫では人は死なない」というものもある。一見すればファンタジーだが、「死なない」と言っても一度死んでも元に戻るだけであって「死なない」というより「死ぬ事はない」という方が適切だな。」
「全くもって夢ぶち壊しな都市伝説ね…」
「まあ、それは否めないな。でもその分強力なんだ。傾向としては、契約者のついた都市伝説よりも野良の都市伝説を主に狙うらしい。」
「それなら幾分安心よね。」
「でも、あっちが邪魔だと判断すれば消されるから気をつけろ。くれぐれも自分から向かっていくんじゃねぇぞ!現にそうやって死にかけた契約者だっているんだ。」
「そ、その人はどうなったの?」
「『組織』の黒服さんに助けてもらった様だ。しかも何の因果か「首塚の組織」にいて、助けてもらった黒服さんを引き込もうと努力しているみたいだ。」
「な、なんかいろいろと複雑ねぇ…」
「あぁ、それと「腐女子・貴腐人・禿の黒服」には気をつけろ。」
「どういうこと?」
「今のところ違う意味で一番危険な奴らだ。どういう意味かは察してくれ…」
「え、えぇ…深くは訊かない事n」
「違う意味ってどういう意mぐはぁっ!!!」
「よーし兄ちゃん、ちょっとこっち来ようか。」ガシッ
「やーめーてー!!!」ズルズルズルズル…
キミガッ!ナイテアヤマルマデッ!ボクハッ!ナグルノヲッ!ヤメナイッ!
チョッ、ソレハシャレニナラナイッテオママジデヤメギャー!!!
「…気になる。」
「ん、月読ちゃん。どうかしたの?」
「いえ、何でもありません。(それにしても、「本当の王様」の持つ意味が分からない…≪夢の国≫と「本当の王様」…その意味は一体…)」
俺はいつもの2人を連れて自室に戻った。
「ちょっと待っててくれ。すぐに準備するから。」
「準備?一体何n」
委員長が何か言い終わる前に、廊下が、というか廊下の床板がせり上がってきた!
床板が完全にあがると、そこには地下へと続く階段が姿を現した。
「さあ、階段を降りてくれ。言っておくが土足厳禁だからな。」
―階段を下りると、そこには多数のサーバーと巨大なメインディスプレイ、それに追随するかのようにサブディスプレイが複数存在していた。
その光景は、まるでどこかの組織の秘密基地のようだった。
「これだけの量、一体どうやって?」
「そこかしこからかき集めてきたんだ。まだスパコンって言うにはおこがましいけどな。」
「じゃあこの情報は何処から?」
「それは私が…」
「あ、月読ちゃん。」
「今の月読はネットワーク回線さえあればどんな情報もすぐに引っ張り出すことができるんだ。まあ言ってしまえば月読自身がスパコンのような存在なんだ。」
「二つ名はもう「電子の妖精」で良いんじゃねえか?」
「それは某ロボットアニメで通った道だ。」
「だからって某電脳世界に入り込んで常にサングラス着用の銃ぶっ放して激しく格闘しまくる映画っぽくしなくてmぶべらっ!!!」バキゴキグシャメメタァ!!
「こういう所で流血沙汰は勘弁してほしい…」
「OK、すまなかった。じゃあ早速だg」
「マスター!どうやら大変な事が起きました。」
「なんだ、言ってみろ。」
「ついに≪夢の国≫が動き始めました。どうやらパレードを出して派手に侵攻を始めたようです。」
「その後の情報は!?」
「それが…学校町に侵入してから姿を眩ましたようです。」
ついに奴が動いてきたか…
「ねえ、≪夢の国≫って何なの?」
「≪夢の国≫というのはな、単独ではあるが非常に強力なため少々厄介な都市伝説のことだ。」
「イテテテテ…『厄介』ってどのくらい厄介なんだ?」
「厳密に言えば、≪夢の国≫っていうのは某巨大遊園地に関する複数の都市伝説の集合体なんだ。その中で一番強力かつ厄介なのが「≪夢の国≫では子供が攫われその臓器が売買されている」って奴なんだ。」
「遊園地は子供達に夢を与える存在でしょ!?何でそんな噂が?」
「さあね。ただ、噂とはいえそれが信じられ広まってしまえばそれは噂から都市伝説へと進化する。そこから≪夢の国≫は生まれたんだと思う。」
「他にも「≪夢の国≫では人は死なない」というものもある。一見すればファンタジーだが、「死なない」と言っても一度死んでも元に戻るだけであって「死なない」というより「死ぬ事はない」という方が適切だな。」
「全くもって夢ぶち壊しな都市伝説ね…」
「まあ、それは否めないな。でもその分強力なんだ。傾向としては、契約者のついた都市伝説よりも野良の都市伝説を主に狙うらしい。」
「それなら幾分安心よね。」
「でも、あっちが邪魔だと判断すれば消されるから気をつけろ。くれぐれも自分から向かっていくんじゃねぇぞ!現にそうやって死にかけた契約者だっているんだ。」
「そ、その人はどうなったの?」
「『組織』の黒服さんに助けてもらった様だ。しかも何の因果か「首塚の組織」にいて、助けてもらった黒服さんを引き込もうと努力しているみたいだ。」
「な、なんかいろいろと複雑ねぇ…」
「あぁ、それと「腐女子・貴腐人・禿の黒服」には気をつけろ。」
「どういうこと?」
「今のところ違う意味で一番危険な奴らだ。どういう意味かは察してくれ…」
「え、えぇ…深くは訊かない事n」
「違う意味ってどういう意mぐはぁっ!!!」
「よーし兄ちゃん、ちょっとこっち来ようか。」ガシッ
「やーめーてー!!!」ズルズルズルズル…
キミガッ!ナイテアヤマルマデッ!ボクハッ!ナグルノヲッ!ヤメナイッ!
チョッ、ソレハシャレニナラナイッテオママジデヤメギャー!!!
「…気になる。」
「ん、月読ちゃん。どうかしたの?」
「いえ、何でもありません。(それにしても、「本当の王様」の持つ意味が分からない…≪夢の国≫と「本当の王様」…その意味は一体…)」