―第32章 最終奥義!―
いつもは一人で帰る夕方だが、今日は少し違っていた。帰ったところでやる事がないのでゲーセンで時間を潰していたら何時ものようにUFOキャッチャーに苦戦する剛田に噛みつかれ、更にそこを委員長に見つかってなんやかんやで帰る事になった。
「全く、お前らいつまでそうやっていがみ合ってるつもりだ?」
「だって、こいつが何回も委員長って言うかr」
「そっちだってわざわざクリスチーヌって何度も言ってんじゃねーか!」
「何よ!」
「やるか!?」
「「ぐぬぬぬぬぬ」」
「…お前らマジでやめろ。高校生にもなってみっともない。」
「「だって!」」
「だってもクソもない。それよりも、お前らに言っておきたい事がある。」
「なんだよ、いきなり改まって?」
「お前ら、喫茶「ルーモア」って知ってるか?」
「話には聞いた事があるわ。確か都市伝説やそれに関連のある人が多く来るって言う喫茶店よね?」
「ああ、そうだ。」
「話が見えないぜ。単刀直入に言ってくれ。」
俺は2人に最近そこのマスターが※された事、※した奴は都市伝説の契約者であるという事、そして都市伝説と関わりのある組織が存在するという事、あくまでも推論だがもしかすると俺達フリーの契約者は近いうちに狙われるかもしれない事を告げた。
「嘘でしょ!?そんな事って!」
「いや、本当だ。事実、俺はいま力をつけすぎた所為で『組織』という名の組織に目をつけられている。」
「そんなっ!?」
「俺は既に『組織』の黒服という男と接触した事がある。彼らは『組織』という都市伝説の一部だ。」
「おーい、話の流れが見えない俺に産業で説明してくれorz」
「お前さんにも分かるように言えばや
ば
いって事だ。」
「ほうほう…そりゃ分かりやすいってオイ!!いくらなんでも馬鹿にし過ぎだろ!」
「冗談だ。それよりも、これがこの町に存在する組織の詳細データだ。」
そう言って俺はPDAよりデータを引っ張り出した。
「なるほどねぇ…。でもどうしてあなたがこれだけの情報を手に入れられたの?」
「その辺のお話は私が…」
「あ、出やがった。電子の妖精もdぶべらっ!!!」
「うちの月読にケチをつけるな。あと、話をするうえで重要になるかもしれんから今から俺ん家に寄ってってもらうぞ?」
「どう重要になるの?」
「それは聞いてからのお楽しみだ。」
「でもちょっと待って。今何時?」
「そうねだいたいね~♪って今は…16:59:59で止まってやがる。」
「俺は分かるぜ。何故なら一回同じ奴と戦ってるからな。その名も―」
「"逢魔ヶ刻"か、ちょっと厄介だな。」
「おい!折角人がいい気になってるところを邪魔するな!」
「だってお前面倒じゃん」
「ひでぇorz」
「おい、そんな恰好してると筋肉質の黒服がヤりに来るぞ?」
「それだけは勘弁っ!」
とりあえず俺等は街の方を目指す事にした。その近くに俺の住むアパートがあるからだ。しかし―
「くそっ!感付かれたか!」
周りの影から無数の人影が現れた!!
「ったく!こういうのは好きじゃないんだよね!天照、いるか!?」
「はーいっ!ここにいますよ!」
「じゃあ早速で悪いが、安全な所へ『転移』を頼む!皆!俺につかまれ!」
「分かったわ。」
「お前に命預けたぜ!」
「じゃあ天照、頼む!」
「せーのぉ!」シュン!
―ここは繁華街近くの公園みたいだ。ここからなら自宅も近い!さて、ここから歩いt
「待て、どこへ行くというのだ?そして俺が展開しておるこの"逢魔ヶ刻"の中で何故お前らは動けるのか、聴かせてもらおうか!」
そこには1人のリーマン…というにはみすぼらしい格好をした男が立っていた。
「お前がこの"逢魔ヶ刻"の犯人か。これは忠告だ。早く"逢魔ヶ刻"を解除しろ。さもなくば俺らが実力を以て排除する。」
「餓鬼のくせに生意気な事を言うんじゃねえ!俺はこの力を以て全世界の夕方を支配する!」
やれやれ…。聞く耳を持たないようだ。ならばっ!
「よし、皆。やれるな?」
「私はいつでも!」
「俺だって!」
「じゃあまずは俺が『結界』で戦闘域を狭めるから少しだけ持ちこたえてくれ。」
「「OK!」」
「じゃあ行くぜ、邇邇芸!」「倒すけどいいよね?答えは聞かないけどっ!」
「いきなさい!櫛名田!」「私に逆らうなんて本当におバカさぁん♪」
…あれ?なんか俺と居た時より違う次元に突出してないか?まあいい。
「天照!『結界』を半径20m圏内に展開だ!」
「いくよっ!」世界が反転する―
「月読、奴の弱点を分析してくれ。」
「了解です。ネットワーク干渉開始!…」キィィィン!
「建速は「いつもの2倍」だ。いいな?」
「了解だぜ、マスター!」
そう言って2本の刀に変化した。それを掴み―
俺は浮浪者に斬りかかった!しかし、影が邪魔をしてなかなか本体を攻撃できない。
「…くっ!厄介だな。月読、何か分かったか?」
「あの影はどうやら契約者の意思に応じて防御壁になったり影で模った日本刀で攻撃したりできるみたいです。また、契約者から半径2m圏内はどのような特殊攻撃も通さない絶対防御陣が展開されており、倒すなら拘束して物理攻撃を与えてやればいいかと。」
「…そうか。だったら「アレ」やるぞ。皆、準備はいいな?」
「勿論!」
「こちらも…」
「応よぉ!」
「「「「メガッ!フュージョン!!」」」」
「うおぉぉぉぉ!!プラズマカリバー!!」ガキィィィン!
「ふん!いくら我に攻撃しようとも無意味だと知れぃ!」
「ぐおっ!やはり駄目か。こうなれば…おい、お前ら。」
「「どうした!?」の!?」
「しばらく邇邇芸と櫛名田を借りたい。そしてここは俺に任せてもらいたい!」
「どうして!?」
「お前らが邇邇芸、櫛名田と精神融合出来るのは俺も知っている。何故なら元々は俺が先に契約していたからだ。この様な力があるにも拘らず当時の俺はその力を十分には使いこなせなかった。でも今なら使える。それだけの事だ。」
「…わかった、元はといえばお前の力なんだから使いたいときには好きに使えよ!」
「その代わり!私達をちゃんと守りなさいよ!」
「…分かった、ありがとう。」
「フュージョン・アウトッ!」シュゥゥン
「一時的とはいえ、懐かしいね元マスター♪」
「『今』だけは俺がマスターだ。しっかり頼むぜ?」
「言われなくてもそのつもりよっ!」
「今こそ真の力を使う時が来た!行くぜ!」
「「「「「「ファイナル!フュージョン!!」」」」」」
―ついに我らが待ち望んだ主人公の真の力が解放された!
「す、すごい…すごすぎるぜ…」
「これがあなたの力の全て、なの?」
「そう、これが「結界都市『東京』」としての力の全てだ!行くぜ!ツインゴルディオンセイバー!!」
俺は銀と金の刀を手に浮浪者に向かっていく!
「ただ向かってくるだけじゃ意味がねぇって言ってるだろっ!」
当然のごとく影で止められ―
なかった。むしろ、影を切り裂き、ゴルディオンセイバーの光へと昇華された影で明るく照らされるため、次々と影が消滅していく!!
「な、なんだとぉ!それでもこの絶対防御壁は破れないぜ!」
「それはどうかな?プラズマホールドッ!」
「何ぃっ!グハァッ!」
電磁波でがっちり捕まえられているため影も弱まってきた!
「これで最後だ!ディバイディングブレード!」
―ディバイディングブレード。空間を湾曲させるだけでなく、複数のモノが混ざったモノを分離させる事が出来る、まさに「分離させる」剣なのだ!
「ぃいっけえぇぇぇぇ!!!」ズパーン!!
「グオオオオ…」
浮浪者から人型の黒いモノが抜け出た!
「そしてっ!ツインゴルディオンセイバー!」
一本の大剣が金と銀に輝く二振りの刀となった。
「セイバーヘルッ!」
まずは銀の刀で黒いモノを斬った。
「セイバーヘヴン!」
今度は金の刀で同じように斬った。
「光になぁれぇぇぇ!!!」
―外はいつの間にか夜になっていた。おっと、こりゃ急がなきゃならんな。
「よし、とりあえずうちに来い。話はそれからだ。」
「ちょっ!それって強引すぎるんじゃ」
「うるせぇ。知っとかないとあとで絶対後悔するぞ。」
「はいはい、分かりました分かりました。行けばいいんでしょ?」
「分かったよ!俺も行くぜ。」
「じゃあ早く俺について来い。」
いつもは一人で帰る夕方だが、今日は少し違っていた。帰ったところでやる事がないのでゲーセンで時間を潰していたら何時ものようにUFOキャッチャーに苦戦する剛田に噛みつかれ、更にそこを委員長に見つかってなんやかんやで帰る事になった。
「全く、お前らいつまでそうやっていがみ合ってるつもりだ?」
「だって、こいつが何回も委員長って言うかr」
「そっちだってわざわざクリスチーヌって何度も言ってんじゃねーか!」
「何よ!」
「やるか!?」
「「ぐぬぬぬぬぬ」」
「…お前らマジでやめろ。高校生にもなってみっともない。」
「「だって!」」
「だってもクソもない。それよりも、お前らに言っておきたい事がある。」
「なんだよ、いきなり改まって?」
「お前ら、喫茶「ルーモア」って知ってるか?」
「話には聞いた事があるわ。確か都市伝説やそれに関連のある人が多く来るって言う喫茶店よね?」
「ああ、そうだ。」
「話が見えないぜ。単刀直入に言ってくれ。」
俺は2人に最近そこのマスターが※された事、※した奴は都市伝説の契約者であるという事、そして都市伝説と関わりのある組織が存在するという事、あくまでも推論だがもしかすると俺達フリーの契約者は近いうちに狙われるかもしれない事を告げた。
「嘘でしょ!?そんな事って!」
「いや、本当だ。事実、俺はいま力をつけすぎた所為で『組織』という名の組織に目をつけられている。」
「そんなっ!?」
「俺は既に『組織』の黒服という男と接触した事がある。彼らは『組織』という都市伝説の一部だ。」
「おーい、話の流れが見えない俺に産業で説明してくれorz」
「お前さんにも分かるように言えばや
ば
いって事だ。」
「ほうほう…そりゃ分かりやすいってオイ!!いくらなんでも馬鹿にし過ぎだろ!」
「冗談だ。それよりも、これがこの町に存在する組織の詳細データだ。」
そう言って俺はPDAよりデータを引っ張り出した。
「なるほどねぇ…。でもどうしてあなたがこれだけの情報を手に入れられたの?」
「その辺のお話は私が…」
「あ、出やがった。電子の妖精もdぶべらっ!!!」
「うちの月読にケチをつけるな。あと、話をするうえで重要になるかもしれんから今から俺ん家に寄ってってもらうぞ?」
「どう重要になるの?」
「それは聞いてからのお楽しみだ。」
「でもちょっと待って。今何時?」
「そうねだいたいね~♪って今は…16:59:59で止まってやがる。」
「俺は分かるぜ。何故なら一回同じ奴と戦ってるからな。その名も―」
「"逢魔ヶ刻"か、ちょっと厄介だな。」
「おい!折角人がいい気になってるところを邪魔するな!」
「だってお前面倒じゃん」
「ひでぇorz」
「おい、そんな恰好してると筋肉質の黒服がヤりに来るぞ?」
「それだけは勘弁っ!」
とりあえず俺等は街の方を目指す事にした。その近くに俺の住むアパートがあるからだ。しかし―
「くそっ!感付かれたか!」
周りの影から無数の人影が現れた!!
「ったく!こういうのは好きじゃないんだよね!天照、いるか!?」
「はーいっ!ここにいますよ!」
「じゃあ早速で悪いが、安全な所へ『転移』を頼む!皆!俺につかまれ!」
「分かったわ。」
「お前に命預けたぜ!」
「じゃあ天照、頼む!」
「せーのぉ!」シュン!
―ここは繁華街近くの公園みたいだ。ここからなら自宅も近い!さて、ここから歩いt
「待て、どこへ行くというのだ?そして俺が展開しておるこの"逢魔ヶ刻"の中で何故お前らは動けるのか、聴かせてもらおうか!」
そこには1人のリーマン…というにはみすぼらしい格好をした男が立っていた。
「お前がこの"逢魔ヶ刻"の犯人か。これは忠告だ。早く"逢魔ヶ刻"を解除しろ。さもなくば俺らが実力を以て排除する。」
「餓鬼のくせに生意気な事を言うんじゃねえ!俺はこの力を以て全世界の夕方を支配する!」
やれやれ…。聞く耳を持たないようだ。ならばっ!
「よし、皆。やれるな?」
「私はいつでも!」
「俺だって!」
「じゃあまずは俺が『結界』で戦闘域を狭めるから少しだけ持ちこたえてくれ。」
「「OK!」」
「じゃあ行くぜ、邇邇芸!」「倒すけどいいよね?答えは聞かないけどっ!」
「いきなさい!櫛名田!」「私に逆らうなんて本当におバカさぁん♪」
…あれ?なんか俺と居た時より違う次元に突出してないか?まあいい。
「天照!『結界』を半径20m圏内に展開だ!」
「いくよっ!」世界が反転する―
「月読、奴の弱点を分析してくれ。」
「了解です。ネットワーク干渉開始!…」キィィィン!
「建速は「いつもの2倍」だ。いいな?」
「了解だぜ、マスター!」
そう言って2本の刀に変化した。それを掴み―
俺は浮浪者に斬りかかった!しかし、影が邪魔をしてなかなか本体を攻撃できない。
「…くっ!厄介だな。月読、何か分かったか?」
「あの影はどうやら契約者の意思に応じて防御壁になったり影で模った日本刀で攻撃したりできるみたいです。また、契約者から半径2m圏内はどのような特殊攻撃も通さない絶対防御陣が展開されており、倒すなら拘束して物理攻撃を与えてやればいいかと。」
「…そうか。だったら「アレ」やるぞ。皆、準備はいいな?」
「勿論!」
「こちらも…」
「応よぉ!」
「「「「メガッ!フュージョン!!」」」」
「うおぉぉぉぉ!!プラズマカリバー!!」ガキィィィン!
「ふん!いくら我に攻撃しようとも無意味だと知れぃ!」
「ぐおっ!やはり駄目か。こうなれば…おい、お前ら。」
「「どうした!?」の!?」
「しばらく邇邇芸と櫛名田を借りたい。そしてここは俺に任せてもらいたい!」
「どうして!?」
「お前らが邇邇芸、櫛名田と精神融合出来るのは俺も知っている。何故なら元々は俺が先に契約していたからだ。この様な力があるにも拘らず当時の俺はその力を十分には使いこなせなかった。でも今なら使える。それだけの事だ。」
「…わかった、元はといえばお前の力なんだから使いたいときには好きに使えよ!」
「その代わり!私達をちゃんと守りなさいよ!」
「…分かった、ありがとう。」
「フュージョン・アウトッ!」シュゥゥン
「一時的とはいえ、懐かしいね元マスター♪」
「『今』だけは俺がマスターだ。しっかり頼むぜ?」
「言われなくてもそのつもりよっ!」
「今こそ真の力を使う時が来た!行くぜ!」
「「「「「「ファイナル!フュージョン!!」」」」」」
―ついに我らが待ち望んだ主人公の真の力が解放された!
「す、すごい…すごすぎるぜ…」
「これがあなたの力の全て、なの?」
「そう、これが「結界都市『東京』」としての力の全てだ!行くぜ!ツインゴルディオンセイバー!!」
俺は銀と金の刀を手に浮浪者に向かっていく!
「ただ向かってくるだけじゃ意味がねぇって言ってるだろっ!」
当然のごとく影で止められ―
なかった。むしろ、影を切り裂き、ゴルディオンセイバーの光へと昇華された影で明るく照らされるため、次々と影が消滅していく!!
「な、なんだとぉ!それでもこの絶対防御壁は破れないぜ!」
「それはどうかな?プラズマホールドッ!」
「何ぃっ!グハァッ!」
電磁波でがっちり捕まえられているため影も弱まってきた!
「これで最後だ!ディバイディングブレード!」
―ディバイディングブレード。空間を湾曲させるだけでなく、複数のモノが混ざったモノを分離させる事が出来る、まさに「分離させる」剣なのだ!
「ぃいっけえぇぇぇぇ!!!」ズパーン!!
「グオオオオ…」
浮浪者から人型の黒いモノが抜け出た!
「そしてっ!ツインゴルディオンセイバー!」
一本の大剣が金と銀に輝く二振りの刀となった。
「セイバーヘルッ!」
まずは銀の刀で黒いモノを斬った。
「セイバーヘヴン!」
今度は金の刀で同じように斬った。
「光になぁれぇぇぇ!!!」
―外はいつの間にか夜になっていた。おっと、こりゃ急がなきゃならんな。
「よし、とりあえずうちに来い。話はそれからだ。」
「ちょっ!それって強引すぎるんじゃ」
「うるせぇ。知っとかないとあとで絶対後悔するぞ。」
「はいはい、分かりました分かりました。行けばいいんでしょ?」
「分かったよ!俺も行くぜ。」
「じゃあ早く俺について来い。」