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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 結界都市『東京』外伝Ⅰ-Number1

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japanesemythology

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だれでも歓迎! 編集
 舞台は本編主人公が温泉旅行から帰ってきた翌日
 俺はどこにでもいる普通の高校生。成績は上の下、スポーツは何でもそつなくこなす。自分で言うのもなんだが、完璧超人であるw
 でも、これから大変なことに巻き込まれていく事を俺はまだ知らなかった…
 ―天孫覚醒!ジョン・スミス(仮)!!―(タイトルコール)
 「って誰がジョン・スミスだぁっ!!しかも(仮)って何なんだよオイ!!」
 早速誰だかわからない奴に突っ込んでしまった。まあいいや、とりあえず俺は先を急ぐことにしよう。本日の天候は晴れ、夏真っ盛りである。
 俺は学校生活でたまった鬱憤を晴らすためにゲーセンに遊びに来ていたが…ちくしょう。欲しかったUFOキャッチャーの景品のために\2000も使っちまうなんて…
 かの偉い人はこう言いました。UFOキャッチャーは募金箱であると。
 「畜生…もう手持ちが\1500しかなくなっちまったorzこれからどうすっかなぁ…」
 そんな事を考えた矢先、周りの違和感に気付いた。さっきまであんなに騒がしかった街が一気に静かになるなんて―
 そう、今の時間は夕方。別名「逢魔ヶ刻」である。この時間は人がヒトでなくなる時間。そしてその魔の手は俺にも迫ってきていた!!
 「くそっ!」すかさず避ける俺。あれ?今まで俺ってこの手の現象を「視る」事が出来たっけ?でも今はそんな事を考えてる余裕はない!
 とりあえず逃げ回る俺。「現象」の「都市伝説」であるこの「逢魔ヶ刻」は物理攻撃は効かないと推測される。(さっき十徳ナイフを投げてみたが効果が無かった)
 このまま行くあてもなく逃げ続ける訳にもいかない。しかし―
 「嘘だろ!?何故夜にならない?」
 そう、かれこれ1時間近く逃げ回っていたが、一向に夜になる気配がないのだ。時計を見てみると16:59の表示のまま止まっていた。
 これが「逢魔ヶ刻」の能力。しかし、どう打開すれば―
 「大変だね♪手伝ってあげようか?」
 「うわっ!だ、誰だ、お前は!?」
 逃げ回っている俺の隣にいつの間にか1人の青年がぴったりとくっついていた。
 「あれは「逢魔ヶ刻」だね♪君だけだとちょっと厄介かも。」
 「じゃあ、どうしろってんだよ!!」
 「僕と「契約」してくれない?」
 契約だと?こいつ何を・・・
 「時間が無い!!契約するの?しないの?」
 「こうなったら仕方ねぇ!結ぶぞ!その契約!」
 その時、今まで味わったことのない感覚が俺を襲った。しまった!「逢魔ヶ刻」に追いつかれてしまった。
 「こうなりゃ仕方ねぇ!出てこいよ!」
 すると、先程の青年が何処からともなく姿を現した。
 「あいつ、倒すけどいいよね?答えは聞かないけどっ!!」
 そう言うと、いきなり地面から太い木の根が飛び出してきた!!木の根は影に向かって伸びて行くが―
 やはり影には効いていないようだ。影はむしろ取り込んだ木の根を俺等に向けて伸ばしてきたのだ!!
 「やっぱり本体に直接攻撃を加えないと駄目みたいだね♪」
 「分かってんなら早くそうしろよっ!」
 「でも本体が何処にいるのか分かんないし…」
 「いや、だいたいなら分かる。いったん態勢を整えるぞっ!」
 俺達は戦略的撤退を行った。決して勝負を捨てた訳ではない。
 逃げながら俺等は「本体」がいそうな場所を徹底的に探した。たどり着いたのは一軒の古びた雑居ビル。そして―
 「ようやく見つけたぞっ!観念するんだな!」そこにいたのは―
 30代のサラリーマンみたいな風貌の男だった。
 「お前がアレの契約者か。さっさと止めるんだな。」
 「若造が・・・偉そうな口を利くんじゃねぇっ!俺は見捨てられたのさ…会社に、家族に、そしてこの社会にっ!俺を見捨てた社会に復讐して何が悪いっ!」
 駄目だコイツ、早く何とかしないと…
 「まず手始めにお前を血祭りにあげてやるっ!イヤッハァ!」
 そう言うと元リーマンは、自分の周囲に影を多数展開させた。
 「まったく…これだから自己中は嫌いなんだっ!!出てこいっ!」
 俺は先程の青年を呼び出した。
 「あのおっさんが黒幕かぁ…倒すけどいいよね?答えは聞かないよっ!!」
 「契約者といえど人間だからな。出来るだけ※すなよ?」
 「分かってるよ♪」
 そう言うと彼は木の根をおっさんめがけて伸ばすが―
 「そんなんじゃ俺まで届かねぇよっ!!」
 おっさんの目の前で木の根が影に取り込まれ、その根が今度は俺等に向けて伸び始めた!!
 「ちぃっ!!おい、どうにかなるか?」
 「その呼び方は気に入らないな♪僕には邇邇芸ってちゃんとした名前があるんだよ?」
 「お前まさかあの?」
 「そうだよ?日本神話にちゃんと出てるよ♪」
 「で?どうにかできるか、邇邇芸!」
 「勿論さ♪やってみるよ。」
 そう言うと邇邇芸は何やらぶつぶつ言い始めた。すると―
 周りの風景が一変した。さっきまで雑居ビルの一室だった場所がまるで森の中に入ったように木が生い茂り、そして何よりも日があまり差さず薄暗かった。
 「これが僕の『結界』、名前は「森羅万象」だよっ♪・・・ネエサンニハミセタコトナイケドネ」
 植物を操る邇邇芸らしい結界だ。・・・あれ?今コイツ「姉さん」って言わなかったか?
 「ここなら僕の力を十分に引き出せるっ!いくよっ!」
 そう言うと目にもとまらぬ速さで蔦を伸ばし始めた。案の定、おっさんは蔦に絡まって縛られた。
 「俺を捕まえるか・・・下郎の分際でっ!!掛かれぃっ!」
 周囲から人型の影が無数に俺等に襲いかかってくる。
 「そうはいかないよっ♪太陽神の力、とくと見せてあげるよっ!」
 ―瞬間、辺りが一気に眩しくなった。さっきまで俺等に襲いかかってきた影達は姿を消し、縛られていたおっさんから黒い人型の物体が出てきておっさんの代わりに縛られていた。
 「あれが本体だね♪一気に片をつけよう!」
 そう言うと邇邇芸は、「逢魔ヶ刻」の本体に近づいて行った。そして本体を捕まえていた蔦から―
 いきなり炎が出始めた!その炎は蔦を燃やしながら大きくなっていき、本体をも巻き込もうとしていた。
 炎は紅い輝きを増しながら本体を燃やしつくす!!
 「消し炭になって消えるといいよ♪」
 炎が消えたころ、そこにはもう何もなかった。
 こうして、初めての都市伝説退治は成功した訳だが、これから邇邇芸には色々聞きたいことが山ほどある。まずはそこから片付けよう。
 「お前さん、さっき「姉さん」って言ったよな?誰なんだ?」
 「姉さんは姉さんだよっ!今頃は違うところで活躍してるんだろうな♪」
 「日本神話には女神の数は少ないだろうが!?」
 「姉さんって言ってるけど、神話上では僕のおばあちゃんにあたる神だよっ♪」
 「っていうと…まさか!」
 「そう。僕のお姉ちゃんは天照。太陽神天照皇大神だよっ♪」
 「だからお前もさっき「太陽神~」って言ってたんだな?」
 「そう、姉さんは万物を統べる神として『結界』の展開や物質の『転移』なんかが得意なんだけど、僕は元々が豊穣の神だから拡大解釈で植物を操ったり傷を完全に治癒させたり、あとは・・・」
 「あとは?」
 「本来の太陽神としての能力、「太陽光を操る力」もこの契約で手に入れたんだよ♪」
 「じゃあ、さっき炎も出してたよな?あれは?」
 「あれは、太陽の「プロミネンス」からヒントを得て手に入れた能力「炎を操る力」で出した奴だよっ♪」


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