転移門

【用語名】 転移門
【読み方】 てんいもん
【分類】 道具(魔道具
【備考】 なし
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技術 用語 魔力 魔道具

【詳細】

太陽城(現在の四村)の城内、ゴウの本体保管部屋に在った物。
二つ一組で使われ、設置した双方の間を転移することが出来る魔道具の一種。

明らかにされている仕様は
  • 対となっており、他の対との組み合わせは不可(研究はされていたらしい)
  • 移動する場へは設置できない
  • 不心得者の利用を防止するため、門番(管理者)が必要
  • 再設置は不可
  • 魔力消費量は少なく必要魔力は設置された石が大地から集めている
  • 設置後は常時稼働

太陽城の内部で三組が発見され、
というように配置された。

五村に設置した3組目の転移門は、もともとの火楽の希望としては大樹の村とシャシャートの街をつないでゴロウン商会との売買やビッグルーフ・シャシャートとの間の人員や物資輸送を楽にしたいというものだった。*1
しかし、安全面などへの配慮を魔王国サイドから求められ、シャシャートから馬車で1日の距離を離した場所に転移門を設置する(転移門の存在を偽装する)ためにわざわざ新しく作った村が五村という経緯となる。*2

場所 管理者 備考
大樹のダンジョン アラコラミア族巨人族
温泉地 初代:アサ
二代目:ヨル
五村 フタ

物が物だけに非常に危険を伴う。

上記3対以外には過去に使われていた物(現在使用不可)が世界の各地に幾つもある。
作動原理等を研究する者も居たが解明には至らず。過去の遺物と化している。
しかし、石に記載された記号(暗号?)や再起動法を火楽は理解してしまった(初心者パック恐るべし)。
転移門の構造等に興味津々のルーに伝えた(再起動法まで伝えたのかは不明)。
ルーとしては知的好奇心から転移門を再現したいだけで普及させる気は無いらしい。

後に海岸のダンジョン(ヴェルサの住む洋館)で稼働中の2対の転移門が登場したため稼働中の転移門が他にも存在する可能性がある。

なろう版603話「魔王の計画」ではついにルーが自力で量産化することに成功した。
ただ、短距離しか移動できない、という制限はあるものの、15個も作れたあたり彼女の実力が…うん素直に凄いと思う。

魔王国内に短距離転移門を設置する計画を進める中で、魔王に仕える文官から「馬車や荷馬車がすれ違える幅が無く、一般利用を解禁するなら通過方向を一方向に固定しないといけない」という問題点が指摘され、商会とのやり合いやらすったもんだあった末に往路と復路のニ組セットで短距離転移門を設置と計画が変更になったため、ルーが作らないといけない短距離転移門の数は30個に増えてさらに大変に、必要資材の増加分は魔王国が追加で買い集めたというオチもある。*3
え、途中の町や村に寄らなくてもよかった、もっと数減らせた……?*4

実は、このルーの頑張りには、伏線があり578話で、村長が「ただ、魔王国の王都と、大樹の村の距離がもう少し近ければなぁと思わずにはいられない。」、
「ビーゼルや始祖さんの転移魔法を使わなければ、王都から転移門のある五村まで一ヶ月はかかるらしいからな。」と言ってる、そして、短距離転移門を設置するにあたり、603話でルーは、こう言っている「十五組目を五村に設置して、シャシャートの街と繋ぐのはどうかしら?」(五村には大樹の村直結の転移門があり、短距離転移門は、王都からシャシャートの街まで開通するのでシャシャートの街経由で大樹の村から王都まで転移門で移動できることになった)
ルーは、多分村長の希望を聞いて頑張って短距離転移門を作っている。

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最終更新:2024年06月21日 11:10

*1 なろう版254話「転移門」

*2 なろう版256話「転移門の扱い」、270話「視察と主役不在の歓迎会」

*3 なろう版604話「計画の修正」

*4 なろう版636話「落ち込むユーリ」