概要
『ヘビーウェイトチャンプ』は、1976年10月に日本と米国で稼働を開始したセガのアーケードゲーム。史上初の対戦アクションゲームとして特筆に値する。また、黒人のキャラクターが登場する最初のゲームでもあった。
プレイ人数は1人〜2人。アーケード筐体からはボクシンググローブを模したコントローラーが2名のプレイヤー用に一つずつ突き出ており、ジョイスティックのように機能した。モノクロのゲーム画面の両端には同じような見た目のキャラクターが配置され、コントローラーを動かす方向に応じて異なる動きをするように設計されていた。
発見状況
1987年のリメイク版人気によって本作は影に追いやられ、忘れ去られた。確認できる唯一のプレイ映像は1977年のニュース報道からのものである。
しばらくの間、筐体も現存が確認されていなかった。しかし、2018年2月13日にKiller List of VideoGames(*1)のフォーラムで本作の情報を求めるスレッドが建てられると、画面を囲むガラス製の枠が破損した筐体の写真が提供された。写真の出処は明示されていないが、Yahoo!Japanのオークションではないかと推測されている。筐体の具体的な状態は不明だが、風雨に晒された形跡があることから動作する状態ではないものとみられる。これにより(所在不明とはいえ)ヘビーウェイトチャンプの筐体が少なくとも1台は現存している可能性が示された。
2025年9月、イタリア・ボローニャのSPAZIO TILT(コイン式ゲーム機とピンボールの博物館)が筐体の設計図のコピーを入手したことで、ゲームを再現できる可能性が出てきた。
メディアギャラリー



ヤフオクで出品された破損筐体

