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シタデル：後編

最終更新：2022年08月22日 05:27

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シタデル：後編

シタデル：中編の続き

部隊を選ぶ

ジョーカーが運転するスカイカーに乗って、まずはシェパードと２人のクルーがノルマンディー奪還作戦に向かう。
基本的に、クローンシェパードとの対決が終わるまでは３人で戦う。

連れていくメンバーとしてオススメは、ノルマンディー奪還なのでやはりEDIが挙げられる。
あと一人は好きなクルーで。

メンバーを編成すると、選ばれなかったクルーが不平を言う。
（前ミッションのカジノなどでメンバーとして選んだかどうかは関係なく、例えばレックスやリアラなどはカジノで選んでいても不平を言う）

シェパード達がスカイカーに乗り込むと、残りのクルーを見て、

シェパード「何？」
レックス「俺も行きたかった」
EDI「ご一緒するつもりでしたのに」
アシュリー「分かるわ。選ばれたためしがないもの」
タリゾラ「いつも置いていかれちゃう」
ジャヴィック「私もだ。５万年たったのにほとんど選ばれない」
と、皆は後ろ髪を引っ張るような事を言うが、そこは我慢。
シェパード「またジョーカーが来るから待っていて」
と残ったクルーに告げ、ノルマンディー奪還へ向け、入港しているドックへと向かう。

とりあえず、ここではシェパード、リアラ、EDIの３人で。

停止させられるAI

スカイカーでドックに向かう途中。

ジョーカー「だから船外休暇は嫌なんだ。まったく船を停泊したらすぐこれだ…」
シェパード「シタデルのフライトコントロールに連絡して、発進許可を取り消せる？」
ジョーカー「一帯の通信は全て妨害されて…きっと俺の船を盗みやすくするために違いない！」
シェパード「止めてやるわ」
EDI「シェパード、あなたのクローンが船に侵入して……」

ノルマンディーに乗り込んでいるCAT6の傭兵が、艦のAIを停止してしまった為に１度ダウンするEDI。
リアラも心配になる。
ノルマンディーとのリンクが切断されたまま目覚めたが、目が変。
２人も心配で見つめる。
直った？なんか妙に人間ぽいEDI。
EDI「クローンはノルマンディーの制御だけでなく、あらゆるセンサー情報も遮断しました。アクセスの遮断、命令の無効化は不可能です」
シェパード「心配しないで、EDI。元に戻してあげるわ」
EDI「ありがとうございます」
ジョーカー「何でもいいから急いで。ノルマンディーがFTLに入ったら二度と船を取り戻せなくなる」
シェパード「そうはさせないわ」

クルーにEDIがいない場合、EDIが停止する場面がない。
タリゾラ「ノルマンディーを奪われても、直接連合に連絡できるんでしょ？本物のシェパードだって証明できるはずよ」
ギャレス「あの女は生体情報記録をハッキングした。いくらスキャンしても、あっちが本物という結果になる」
また、
ジェームズ「ノルマンディーを失っても連合に行けばいい。自分が本物だって証明できるのでは？」
レックス「ダメだ。あの女は記録を書き替えて、自分の生体情報を公式なものにした。何の証明もできない」
と、結局ノルマンディーを取り戻すしかないという結論に。
ジョーカー「よし。とにかく、シェパードの邪悪なクローンにノルマンディーを乗っ取らせないほうが手っ取り早い」
（選択肢）（レネゲイド）「彼女を止めるわ」
シェパード「何としてもあいつを叩くわ」
ジョーカー「その通り。ボコボコにしてやりましょう…自分自身を」
そして、ノルマンディーに入ってからEDIに通信しようとしてもできない。

ノルマンディー奪還作戦開始

ジョーカー「シタデルの防衛システムが車を狙っている。これ以上近づけません」
シェパード「至急他の皆を拾いに戻って」
ジョーカー「了解。遠くには行っていないはずだ。タクシーでも捕まえてなければの話ですが」
ジョーカーは直ちに仲間を迎えに行く。

CAT6スペシャリスト、CAT6ヘビー、CAT6スナイパーなどが大勢登場。
少し数が多いが、CAT6スナイパーに気をつけて大ダメージを受けないようにして殲滅する。
少し進むとCAT6ヘビーが現れる。プルなどを投げれば倒しやすい。

最初の部隊を殲滅すると、
EDI「ノルマンディーのエンジンが始動！離陸準備に入っています！」

梯子の手前に、スナイパーライフル超軽量素材がある。

梯子を降りて進むと、再びCAT6スペシャリストに妨害ドローンが登場。
シェパード「通常は30分かけて出航前の点検を行うのに！奴らはいきなり飛ばすつもりなの？」
EDI「そうした点検のほとんどは無意味なものです！」
シェパード「それはありがたい情報ね！」
傭兵中尉「ノルマンディーに警告しろ！」
傭兵「無理だ！通信は妨害されてる、忘れたのか？」
傭兵中尉「クソ！」

エアロックに向かう手前に、ショットガン超軽量素材がある。

殲滅して進むと、そこはノルマンディーのエアロック付近。
シェパード「ノルマンディーの出航を見るために、ここまで来たわけじゃないもの」
エアロックへ急ぐ。

追い出されたトレイナー

トレイナーがいきなりノルマンディーから追い出されて困惑し、ブツブツ言っている。

トレイナー「私は何も…え、どういうこと？」
さっきブリッジにいたはずのシェパードが、外からやってきて驚く。
トレイナー「さっきまでノルマンディーにいたのに。あなた…よくも私をクビに！問題行動で不名誉除隊だなんて！」
トレイナー「船から追い出されて、歯ブラシを持ってくるくらいの時間しかなかったわ！」
シェパード（パラゴン）「それは Cision Pro Mark4 でしょ？小型マスイフェクトフィールドで歯垢を分解するんだったわね」」
トレイナー「ええ、そうです」
シェパード「覚えているのは、本物のシェパードだからよ」
トレイナー「船から追い出されたんですよ。あいつは一体…」
リアラ「サーベラスがシェパードのクローンを作ったのです」
- タリの場合は「ノルマンディーで仕事していたらこういうことには慣れる」(要約)とも言及。ノルマンディーを何だと思ってるんだ…
- 大抵のメンバーはオムニツールから操作してこのドアを開けるが、レックスの場合は左下のデバイスをショットガンでぶち抜く。ジェームズの場合は蹴っ飛ばす。この野郎どもは…
シェパード「詳しいことは後で説明するわ。今のところは…」

トレイナー・ロマンス編

トレイナー「ちょっと！よくも平気で顔を出せたものね。確かに色々あったけど……私たちは……なのにスパイ容疑でクビだなんて！」
愛し合ったシェパードにひどいことを言われてショックで興奮状態のトレイナー。

パラゴンアクションを実行すると……。
トレイナーにすぐさま熱いキス……。
シェパード「私じゃない。邪悪なクローンよ」
愛情が伝わったか……。
トレイナー「でも……でも……」
レックス「終わったら教えてくれるか？」
別に待つほどのことでは……。

ノルマンディーに忍び込む

シェパード「閉まってるわ！」
EDI「エンジン始動。離陸態勢に入っています」
シェパード「船に残っている者に手伝ってもらえない？」
トレイナー「駄目です。私はノルマンディーが地球に戻るための準備をしようと戻っただけで。他のみんなは船外休暇中なんです」
シェパード（パラゴン）「この艦のことは知り尽くしているでしょう？中に入れる？」
トレイナー「緊急用のハッチがあります。確か…ここです！」
シェパード「手動ロックで、こちらからは開かない。どうにかならない？」
EDI「作動させるには極めて正確なマスイフェクトフィールドの操作が必要です」
この「 Cision Pro Mark4 」は、最初に会ったとき、確か6000クレジットすると言っていた。

出航するノルマンディー

シェパード「歯ブラシがノルマンディーを救うことになるって今朝聞かされても、きっと信じなかったでしょうね」

この直後、ノルマンディーがドックを離れて出航する。

ギャラクシィマップを見つめる２人。
リーパーのいる地球か、あるいは異種族がいない惑星に行こうとしているのか。
一刻も早くFTLでこの星系から出たいクローンシェパードに報告が入る。
傭兵中尉「離陸直後にノルマンディーが周辺部からの侵入警報を検知しました。セキュリティハッチからです」
クローンシェパード「あいつだな。どこだ？」
傭兵中尉「分かりません。AIを停止したときにセキュリティシステムの大半も解除しました。シェパードが船のどこにいてもおかしくありません」
クローンシェパード「お前の目の前にいるのがシェパードだ。分かったな？」
ブルックス「これでよかったのよ。自分で片をつけたいでしょう？」
クローンシェパード「武器庫へ行く。あいつを見つけ、足止めしろ」

ブリッジへ行く

コンバットブリッジの真下の通路を忍び足で移動中。

シェパード「ハッチを開ける時、トレイナーの歯ブラシを壊してしまったわ。弁償するから、忘れたら言ってね」
とはいうものの、 Cision Pro Mark4 はどこで買えるか……。
この時の会話も、当然クルーによって異なる。
EDI「シェパード？」
シェパード「後でよ。後で思い出させて」
リアラ「狭いところは苦手です」
シェパード「ずっと発掘場にいたんでしょう？」
リアラ「プロセアンの泡に閉じ込められたのです。いやな思い出が」
ME1でリアラがいたプロセアンの遺跡のあった場所のこと。シェパード達がリアラを助けた。
シェパードがリアラと初めて会った所。

ほかのクルーだと、
タリゾラ「シェパード、トレイナーの歯ブラシのことは忘れないようにしなさいよ？」
シェパード「後でよ。後で思い出させて」
ギャレス「誰のサイズに合わせて作ったんだ？」
シェパード「静かに。気づかれる訳にはいかない」
ギャレス「すみません」
とか、
ジェームズ「本気か？そんなことを今心配してるのか？」
レックス「狭いなここは」
シェパード「静かに。気づかれる訳にはいかない」
ジェームズ「おいおい、しっぽを踏むな」
とか。しっぽって何だ？
傭兵中尉「よし、パトロール開始だ。シェパードを探せ。本物のほうだぞ」
傭兵「なあ、足止めってどういうことだ？必要なら、シェパードを殺しても構わないんだろう？」
傭兵中尉「足止めっていうのは、俺たちじゃ敵わないってことだ」
傭兵「ああ。なるほど…クソッタレ」

オンにするとブリッジに出て戦闘になる。
ブリッジが壊れるかもしれない心配は置いておいて、とりあえずCAT6らを殲滅する。

ブリッジを制圧する

傭兵中尉「気をつけろ！奴らはCICにいるぞ！」
CAT6スペシャリスト、CAT6スナイパー、CAT6ヘビー、妨害ドローンといるので、直ちに殲滅する。
リアラ「大事なものを壊さないで済むといいけど！」
シェパード「撃って！心配は後でいいから！」
EDI「ノルマンディーの中をセンサーや制御なしで移動するのは妙な気分です。まるで…目隠しをされてるようで」
リアラ「すぐにまた接続させてあげます、EDI」
EDI「ありがとうございます」
シェパード「貨物室に向かいましょう」

シャトルベイに向かう

シャトルベイへ行く前に、ブリッジを見て回る。

シェパード「“軍艦船には不適切なため、これを動物シェルターに移送して適切に処分すること…”なによこれ！」
スペースハムスターをクローンシェパードが処分しようとしたようだ。
さらに、ハムスターにシェパードは……。
シェパード「私のハムスターをよくも！絶対許せない」
シェパード「何？何か言いたいことがあるなら…いえ、分かってるわ。言葉にならないだけでしょ？」
シェパード「魚もチェックしとくべきかしら？あいつがペットを全て奪う気だとしたら…」
シェパード「先にあいつを片付けるべきじゃない？」
シェパード「よしよし、いい子ね。あなたを酷い目に遭わせた奴に…仕返ししてやるわ」
そうそう。武器ダメージ＋１０％のアップデートがなくなったら困るし。

ザイードがいる部屋から“ゴミ”として捨てられたら大変だ。
とりあえず、スペースハムスターは生きている。
ブライソンの研究（ハスクの頭部）の方が気に入ったのかもしれない。
トレイナーが使うコンソールの傍には「傭兵の給与」がある。15000クレジット。
もしかしたら、さっき死んだ傭兵達の給与だったのかも。
左の、いつも連合兵士が２人立っている通路、テーブルの上にアサルトライフル赤外線スコープがある。
その右側にはキャンベル二等兵の愛用マグがある。
その左に傭兵のPDA。

エレベーターでシャトルベイへ向かう。
EDI「彼らは私の家を…私の体を汚しました。決して許せません」
リアラ「辛いでしょうね」
EDI「シェパードのクローン、エージェントブルックス、そして邪魔する者は皆処分します」
リアラ「よっぽど辛いのですね」
怒りを露にするEDI。案外敵にまわしたら一番怖い相手かもしれない。

シャトルベイ

貨物室に入ると、すぐにクローンシェパードが姿を現わす。

クローンシェパード「私の船を壊すのはやめてくれるか？」
シェパード「あなたの船じゃない」
クローンシェパード「いずれそうなる！お前の名、スペクターの階級、それに指紋もいただいた！」
シェパード「私が死ぬと思ってたんだろう…だが死ななかった。偽物の指紋で評議会やハケットをだませるとでも？」
あれはやっぱり偽物だったのか……。
クローンシェパードがシェパードを銃で殴ろうとすると、そこにブルックスが傍に来る。
ブルックス「ハチェット部隊、シャトルベイへ！」

もう一人の自分との戦い

【追加説明】

クローン・シェパードの武器とアビリティー

ソルジャー：ワルキューレ持ち、フォーティフィケーション、フラググレネード、コンクーシブショット、カーネージ
アデプト：ハリケーン持ち、バリア、ワープ、フラググレネード
エンジニア：ハリケーン持ち、コンバットドローン、防衛ドローン、インシネレート
センチネル：レイス持ち、テックアーマー、ワープ、インシネレート、フラググレネード
インフィルトレーター：ブラックウィドウ持ち、タクティカルクローク、インシネレート、フラググレネード
ヴァンガード：レイス持ち、バリア、チャージ、ノヴァ、ワープ
〇クローン・シェパードのアビリティーは高難易度だと本家をはるかに凌ぐようになり、例えばインセインのワープ１発で本家シェパードのシールドは吹き飛んでしまう。
〇クローン・センチネルは、テックアーマーを起爆させることがない。
〇クローン・ヴァンガードは、ノヴァを発動してもシールドが消耗しない。クローンの中でも最兇なのが、チャージ＋ノヴァの一撃で本家をぼろぼろにしてしまう、ヴァンガードだろう。

戦い方

〇傭兵部隊と戦っても意味がないので、傭兵はいっさい味方にまかせて、クローンだけを相手にすること。また、味方のAIはほとんどクローンに攻撃を行わないので、自力でクローンを始末する必要がある。
〇クローンは強固なシールドとアーマーを備えているので、対シールド対策は必須。もしアデプトなどでプレーしているのだったら、シタデルを始める前に、ボーナスアビリティーでエナジードレインを装備しておこう。
〇クローンに対しては、ステーシスは効かない。
〇クローンはメディジェルを５つ備えており、アーマーがほぼ半分以上削られると、ジェルを使ってアーマーとシールドを一挙に回復させる。このジェルを消費させるのが第一の目的となる。
〇クローンのジェルが残り２つになった時点でカットシーンが入り、オートセーブも行われる。

インセイン

〇通常の立ち回りでは、クローンと傭兵部隊の挟み撃ちにあって、インセインのゲーム中で最も過酷な闘いを強いられることになる。傭兵の攻撃を極力避けながらクローンだけを相手にする方策を考える必要がある。
〇オススメなのが、戦闘が開始したらすぐに、手前左奥にあるクレートの間に味方と共に籠もること。ここならば傭兵の攻撃はほとんどかわせる。
〇クローンは積極的に接近攻撃をしかけてくるので、この場所に単独で飛び込んで来たクローンとタイマン勝負を行えばいい。近接攻撃も、クローンには効果的。
〇残りジェルがゼロになると、クローンは飛び込んでくるのをやめ、マップ後方にこもってしまい、傭兵の湧きも止まる。そうなったら、敵をじっくりと料理していけばいい。

戦闘開始

戦闘が始まると、クローンシェパードとブルックス以外にハチェット部隊のCAT6スペシャリストらも参加してくる。
ハチェット部隊は、シルバーサンでシェパードが最初にボロボロにした部隊。まだ生きていたようだ。

貨物室なので、クローンシェパードも隠れつつ回り込んでくる。

クローンシェパードのアーマーを削っていけばいい。メディジェルは５個あり、０個まで減らす。
（LEではメディジェルの表示は無い様だ）アーマーを削ると隠れるクローンシェパード。

この戦いの目的は、クローンシェパードと決着をつけることなので、CAT6には目をくれないほうがいいが、
彼等も多少は攻撃してくるので、こちらもできるだけ動いてクローンシェパードのみを狙うようにする。

クローンシェパードはバイオテックを多用してくる。なかなか手強い。

ジェームズ「シェパード、こちらヴェガ。聞こえますか？どうぞ！」
シェパード「ヴェガ、こちらシェパード。妨害装置は潰した？」
アシュリー「ええ。多少てこずったけど、妨害装置は潰したわ」
コルテス「少佐、ノルマンディーはFTLの準備を進めています」
ジョーカー「今すぐコックピットに向かえますか？」
シェパード「だめ。今、シャトルベイで手が塞がってるの！」
コルテス「ラジャー、少佐。プランBに移ります」

シャトルベイ中央にはメディジェルの箱が置いてある。
武器モジュール・ステーション付近にいるよりも、ここに出た方が有利かもしれない。

メディジェルが１個減って３個になったクローンシェパード。
パーティメンバーの２人もしっかり攻撃している。
ジョーカー「うう、またすい臓が！」
コルテス「スカイカーの安全装置をハッキングします、少佐。ノルマンディーの進路を妨害し、注意を引きます」
ジョーカー「俺たちはオトリか？プランBってのはそういう意味か？」
と、またリュウセイの時の事を思い出すジョーカー。

ドドドっと一気にアーマーを削ると、
すぐにメディジェルを使うクローンシェパード。
見ると、ブルックスのHPがかなり減っている。パーティメンバーが攻撃したようだ。
ブルックス「応援を呼んで！」
シタデルアーカイブでずっと一緒に戦ってきたブルックスは懲りていない。
EDI「私こそがノルマンディー。必ず倒します！」
ですよね…お願いします、EDI。

クローンシェパードのメディジェルが２個になるとムービー。
コルテスとジョーカーが乗るスカイカーと、CAT6の傭兵がパイロットのノルマンディーとの空中戦。
見ていてこっちもハラハラする。
シタデルの街が大変危険な状態に。
ノルマンディーの速度にスカイカーの速度を合わせるコルテス。
もしノルマンディーに衝突すれば粉々なのに無理をする。
クローンシェパード「どうしたというんだ？ネビュラを離れてFTLに移れ！」
早くシタデルを出ろとパイロットに指示を出す。
傭兵パイロット「できません。スカイカーが進路に！」
クローンシェパード「なら撃墜しろ！」
ノルマンディーがスカイカーに攻撃を開始する。被害を受ける建物。
ジョーカー「船首の３０度以内を飛ぶんだ！そうすれば座標計算を妨害できる！」
コルテス「格好の的になるぞ！」
ジョーカー「いや、オトリになるんだ！代わってやろうか？」
コルテス「大丈夫だ！」
…どっちが運転してもいいから撃墜されないで！と見ていてハラハラする。
被害に遭われた建物の皆さん、ご愁傷様。
空中戦はさすが見応えあります。
クローンシェパード「クソッ！シャトルを出して、あいつを撃ち落せ！」
かなりイラついているクローンシェパード。
見ているこちらは暇なのですが……。
ついにシャトルもスカイカーを攻撃し始めた。

別な所にいたはずが、また武器モジュール・ステーションの傍にいるシェパード。
クローンシェパードのメディジェルは２個。
EDI「ご注意を！扉はロックされてません！」
さっき飛び出たシャトルが、ハッチを開けっぱなしで飛び出た為に、EDIが警告する。
武器モジュール・ステーション周辺は狭いのでハッチの方へと移動。
武器モジュール・ステーションの方に振り返ると、向こうを向いたブルックス。
ついトリガーを引いて攻撃してしまった……。ブルックスファンの皆様申し訳ありません！
おそらく、ダウンしてしまうので、HPの全部は削れないかと。
クローンシェパード「私はシェパード少佐だ！」
シェパード「冗談でしょう？」
シェパード「コンラッドヴェルナーの方が、まだ似ていたわよ！」
……ゴホン。どの辺が似てる……？
やがてクローンシェパードと近接戦闘になり、こちらも思わず「手」が出る……。
しかしクローンシェパードもバイオテックで応戦。こっちのシールドが消えた。
そして激戦となり……。
ここでメディジェルを１個使うクローンシェパード。
ブルックス「あのスシ屋で死んでれば良かったものを！」
つい本音が出るブルックス。
クローンシェパードも、ついにメディジェルを使い果たした。
リアラ「悪くありません。イミテーションにしては！」
バイオテックの応酬でアーマーが磨り減るクローンシェパード。
ついに、クローンシェパードのアーマーが無くなると……。
クローンシェパードはバイオテックで反撃してシェパードの武器をなぎ払う。
格闘になり……。
ハッチから飛び出して……。
もみ合いに……。
ハッチを転がり……。
シェパード少佐がクローンシェパードを殴る。
クローンシェパードも反撃して、シェパードを足蹴り。
仰向けになるシェパード。
クローンシェパードが立ち上がると、グラっとノルマンディーが揺れる。
２人ともハッチに掴まって…そしてもがく……。
クローンシェパード「教えてくれ。お前のどこが特別なんだ？」
本物のシェパードに勝てないクローンは、後生で尋ねる。
クローンシェパード「なぜお前で、私じゃない？」
EDI「掴まってください」
本物のシェパードの方を助けにくる２人。
……。
リアラ「もう大丈夫です！」
シェパードを見つめる。感情がないと言っていたクローンもここでは……。
こっちを見つめるブルックスを見るクローンシェパード。
お前は私を助けにきてくれないのか……。
本当は助けたかったのか、それは分からない。
ブルックスは背を向けて行ってしまう……。
自分を目覚めさせてくれたブルックスにも裏切られた。
やはり私は見捨てられたか……どうせ私は本物じゃない……と覚悟を決めた瞬間。
シェパード「ありがとう」
EDI「クローンはどうします？」
戦う前は、EDIはクローンを処分したいと言っていたが……。
少し考えるシェパード。
この時、選択肢が出て「助ける」と「殺す」とがある。
レネゲイドで「殺す」だとシェパードがそのままクローンシェパードの手を踏んで落とす。
パラゴンで「助ける」を選択しても、彼女は死を選ぶ。
シェパード「さあ、手を取って」
クローンシェパード「それで？」
シェパード「生きるのよ！」
クローンシェパード「何のために？」
これ以上、生きる目的のないクローンシェパードは死を選び、ハッチから手を離す……。
この後、ドン！と大きな音がして……。
クローンシェパードは死んだ……。
戦った相手だったが、３人とも悲しいに違いない……。
ノルマンディーは、再びドックへと戻っていく。

戦いが終わって

コルテス「幸い奴らは長居できなかったから、深刻なダメージはありません」
コルテス「シャトルベイのダメージ修理は、ジェームズに手伝ってもらわなきゃいけません。」
ジョーカー「それに奴らは、銃撃戦で熱拡散システムをオーバーロードさせた」
ジョーカー「気づいてないかもしれませんが、このシャトルバカが凄まじい曲芸飛行を見せたおかげで、全員生き残れたんですよ」
コルテス「コディアックより機動性が高くて、飛ばすには最高です」
シェパード「大丈夫、EDI？」
EDI「ノルマンディーの制御は取り戻しました。ありがとうございます」
さっきまでノルマンディーを操縦していた傭兵パイロットはVIドローンに捕まっていた。
シェパード「それは良かった。傭兵は？生存者はいる？」
ジョーカー「下手くそなパイロットとこの女だけです。こいつは厳重に警備された連合に施設に連行されます。サーベラスの情報を引き出せるかもしれない」

ブルックスの処遇

ブルックスは手錠をかけられているが……。

ブルックス「当局にはよろこんで協力するわ」
「あなたを殺したくない」のパラゴンと、「あなたを殺すわ」のレネゲイドと２つの選択肢。
パラゴンではパラゴンアクションが、レネゲイドではレネゲイドアクションが出る。
シェパード「マヤ。その声で分かるわ」
ブルックス「あら、本当に？」
シェパード「罪を償うチャンスよ。無駄にしないで」
ブルックス「真面目なのね。認めなさい。私に伝説として敬われて、悪い気はしなかったでしょ」
ブルックス「みんなで笑ったこともあったわ。ひょっとしたら、またそんな日がくるかもね。きっと寂しくなるはずよ」
ジェームズに“可愛い”と言われたこともあったのに。とにかく芝居が上手だった。

パラゴンアクション

シェパード「それはないわね。あなたには監房で過ごしてもらうわ」
ブルックス「私が逃亡して、復讐されるのが怖いの？偉大なシェパード少佐でも命乞いをするのかしら？」
シェパード「乞うのはあなたの命よ」
シェパードは連合に掛け合って、このブルックスの命は助けてもらう、という意味だろう。
ブルックス「やさしいのね。それなら監獄で我慢するわ」
ブルックスは、後ろ手に出そうとしていたモノは仕舞い込む。
ブルックス「クローンなら私を生かしておかなかったはずよ」
シェパード「全てをコピーできるわけじゃないわ」
リアラ「今度会ったら覚悟してください」

レネゲイドアクション

もし、選択肢で「あなたを殺すわ」を選択すると、

シェパード「逃げ出すまではね」
ブルックス「私が？逃亡？私は工作員じゃないわ！」
シェパード「もういい…やめて。あなたは戦争の最中に、連合と私を裏切った」
ブルックス「私は若くて無知だった」
ブルックス「認めなさい、少佐。寂しくなるわよ」
後ろ手に持っていた装置で手錠を破壊して逃亡を図る。
逃げるブルックス。どこへ行っても無駄なのに……。
裏切り者のブルックスを撃つシェパード。
シェパード「寂しくなることも、逃がしもしない」

船外休暇

再びドックに戻ってきたノルマンディー。

コルテス「他の隊員は外で待っています、少佐。ノルマンディーはすぐに元通りにして見せます」

シェパードが戻ってきてくれて微笑むトレイナー。
ただ、あの愛用歯ブラシである「Cision Pro Mark4」が壊れているとは知らずに……。
C-Secのシャトルで皆戻ってきた。
シェパード「ありがたいわ」
EDI「船外休暇とはこういうものなのですか？」
笑うシェパード。
タリゾラだと「史上、最悪の、船外休暇よ」と。
シェパード「今度は本当に休みが取れそうね。爆発もなし。私たちだけで」
リアラ「もちろんです」

クルーは、これからやっと船外休暇。しかし、全員マンションへ向かわない。

シタデル：後編はここまで。

シェパードがマンションに戻った後の話は、「クルーとのひと時」「パーティ」「シルバーサン」にて。