*&bold(){メダチェンジ} 登場:3 4 navi 7 8 #contents *概要 メダロットの変形機能・変形行動のこと。 またメダロットが変形した状態のことを指すこともある。 *ゲーム中におけるシステム解説 「メダロット3」から登場したシステムで、4・naviとさまざまな変形可能メダロットが登場した。 **メダチェンジの特徴 ***パーツ装甲の一体化 変形すると4パーツの装甲が一体化し、そう簡単にはやられなくなる。 パーツ破壊による行動不能・減少が起きにくくなる。 頭部の装甲が低いメダロットも安心できる。 (例) |>|変形前[[サイカチス]]|←メダチェンジ!→|>|変形後[[サイカチス]]| |頭部|バリスター&br()(装甲40)|~|(総装甲125)|シフト変形| |右腕|ヒューザー&br()(装甲20)|~|~|~| |左腕|ブラスター&br()(装甲20)|~|~|~| |脚部|エンプレイス&br()(装甲45)|~|~|~| ***行動方法・移動タイプの変化 移動タイプも変化、行動も「頭・右腕・左腕パーツ」から「ドライブA・B・C」に変更される。 変形可能なメダロットは、最大2種類の脚部タイプを変えることができ、 変形前・後あわせて最大6種類の行動が可能となる。 (例) |>|変形前[[サイカチス]]|←メダチェンジ!→|>|変形後[[サイカチス]]| |頭部|バリスター&br()(うつ・[[ミサイル]])|~|ドライブA&br()(うつ・[[ミサイル]])|シフト変形| |右腕|ヒューザー&br()(うつ・[[ライフル]])|~|ドライブB&br()(せっち・[[クロス攻撃セット]])|~| |左腕|ブラスター&br()(ねらいうち・[[ライフル]])|~|ドライブC&br()(せっち・[[クロス攻撃ファイア]])|~| |脚部|エンプレイス&br()(二脚タイプ)|~|基本性能&br()(二脚タイプ)|~| **変形タイプ メダチェンジには『シフト・パワー』二種類の変形タイプが存在する。 大きな違いは「変形時・変形形態の維持に[[メダフォース]]を必要とするかしないか」。 ***シフト変形 後に書く変形条件を満たしていればいつでも変形・解除ができるタイプ。 変形後の行動・移動タイプが変化する場合が多い。 ***パワー変形 後に書く変形条件に加え、[[メダフォース]]が溜まっていないと変形できないタイプ。 行動を行う度メダフォースを消費し、メダフォース「チェンジ不能」使われていない状態でメダフォース量が0になると自動的に変形解除される。 ただ変形した後、変形を解除するのはいつでもできる。 変形後の行動が強力なものが多い。 **メダチェンジの使用条件 「メダチェンジ」するには、以下の条件を満たしていなければならない。 -メダロットが変形できる機体かどうか(変形可能かどうかはセレクトボタンで確認)。 -そしてその機体が純正パーツで組まれているか(組み換えをしていない状態)。 -ロボトル中に一つもパーツが壊れていない状態であるか。 -パワー変形の場合、メダフォースが溜まっている状態であること。 -メダロット4のみ、メダフォース「チェンジ不能」を使われていない状態であること。 以上の条件を満たしていたら、パーツ選択画面の下を押して、 (ナビはパーツ選択時にセレクト二回押して)メダチェンジできる。 **そのほかの特徴 先ほど書いた、装甲一体化・行動&移動タイプ変更に加え、 パーツ破壊攻撃である「[[デストロイ]]」や「[[体勢破壊]]」も無効にしてしまう。 だがメダチェンジはいいことばかりではない。 装甲が一体化することによって、常に100パーセントの威力を受ける… つまりパーツ貫通しない強力な攻撃で、大ダメージを受ける事となる。 またパーツ装甲を四分の一にする「スタティック」だと本当に『全装甲が四分の一』になってしまう。 パーツ復活は当然意味が無い(装甲回復はOK)。 用は「メダチェンジ」もロボトルの状況をみて使い分けよう。 ちなみに、ダメージを受けた状態でメダチェンジを解除すると全パーツが均等にダメージを受けている。 **メダロット7におけるメダチェンジ 久々にメダチェンジが使用可能になったメダロット7であるが、その内容にはかなりの変更点が存在する -メダチェンジはチャージゲージが100%の時にのみ行える -メダチェンジが可能な状況では、2つ目のメダフォースを使用することはできない -パワー変形・シフト変形の区別はなく、冷却完了時にチャージゲージを10消費する -メダチェンジ中はチャージ行動によってチャージゲージが増加することはなく、1つ目のメダフォースを使用することも不可能 -ドライブA・B・Cいずれにも回数制限はない -敵として最初から変形済みの機体が登場することもあるが、チャージゲージに関係なく変形を維持することができる 普通にチャージゲージを溜めていては5ターンも変形までにかかってしまい、それまでパーツを破壊されずに耐えることは無策ではとても難しいので、何らかの手段が必要となる。 **メダロット8におけるメダチェンジ -メダチェンジはチャージゲージが20%以上の時にのみ行える -パワー変形・シフト変形の区別はなく、冷却完了時にチャージゲージを10消費する -メダチェンジ中はチャージ行動によってチャージゲージが増加することはなく、メダフォースを使用することも不可能 -ドライブA・B・Cいずれにも回数制限はない -チャージゲージが0%にならずとも任意で変形解除可能。 チャ-ジゲージ条件が緩和され、メダチェンジの実用性が大きく向上したといえる。 *設定における解説 **変形形態 メダチェンジ時はいくつかのの変形段階が存在する。 ここで解説させてもらう。 ***レクリスモード 通常変形、一段階目の変形のこと。 ゲーム中で実際にロボトルで使用できる変形形態のことを指す。 一般的なメダチェンジ可能メダロットはこの段階までの変形機構を備えている。 ***クラフティモード 二段階目の変形のこと。 オプションパーツを使用した変形形態であり、 こちらは極一部のメダロットにしか変形できない。 変形できるメダロットは |[[サイカチス]]|ゲームメダロット3・アニメメダロット魂・[[デュアルモデル]]・[[バトルメダロット]]に登場| |[[ドークス]]|ゲームメダロット3・アニメメダロット魂・[[デュアルモデル]]・[[バトルメダロット]]に登場| |[[エクサイズ]]|ゲームメダロット3・アニメメダロット魂・[[デュアルモデル]]・[[バトルメダロット]]に登場| |[[ユニトリス]]|ゲームメダロット3・アニメメダロット魂・[[デュアルモデル]]に登場| |[[ブロッソメイル]]|アニメメダロット魂・[[デュアルモデル]]に登場| |[[ブラックビートル]]|[[デュアルモデル]]のみ登場| この形態では強力な必殺技を使うことが可能。 ゲーム中のロボトルでは使用不可であり、イベント時の登場にとどまる。 なおブロッソメイルはアニメメダロット魂でクラフティモードが登場し、 デュアルモデルにもアニメの設定が反映している。 ブラックビートルはデュアルモデルのみの設定であり、アニメやゲームには登場しない。 ***マイティレクリスモード アニメメダロット魂・デュアルモデルに登場した変形形態。 [[アークビートルD]]と[[ティレルビートル]]のレクリスモードを指す。 この二機がマイティレクリスモードに変形後、 「メダユナイト」するとトゥイスティモードとなる。 ***メダユナイト・トゥイスティモード アニメメダロット魂・デュアルモデルに登場した変形形態。 メダロット同士、あるいはオプションパーツ同士が合体した変形形態。 メダユナイトとは合体の意味である。 |マスタービートル|[[アークビートルD]]と[[ティレルビートル]]がマイティレクリスモードに変形し、&br()メダユナイトすることで完成するトゥイスティモード。&br()アニメメダロット魂・デュアルモデルに登場する。&br()余談だが、ティレルビートルがデザインされたときに&br()二機を合体させるということは考えられていたようだ。&br()(漫画版メダロットR第二巻参照)| |[[ブラックビートル]]|ゲームやアニメには登場せず、玩具[[デュアルモデル]]のみの登場&br()[[ブラックビートル]]がデュアルモデルオリジナルのクラフティモードに変形し、&br()クラフティモードに使用したブラックビートルのオプションパーツに&br()[[サイカチス]]・[[ドークス]]・[[エクサイズ]]・[[ユニトリス]]の&br()オプションパーツを取り付けることによって完成するトゥイスティモード。| この形態はアニメメダロット魂・玩具デュアルモデルでのみ登場し、ゲームでは一切登場しない。 *余談とその後 元々開発側が「純正パーツで戦いたい」という要望を受け、 純正パーツで組まれたメダロットに愛着を持って戦えるようにと開発されたシステムだが、 ちょうど2000年代は変形ロボットの漫画・アニメが多かったらしいので、 変形ロボブームに乗っかって作られたのでは、ともいわれている。 メダチェンジの採用によって、ロボトルのバリエーションは増えたわけだが、 同時にシステム自体も複雑化したためか、 あるいは「パーツの組み替え」の意義が問われたのか、 (ただしチームや戦術の選択肢として、[[純正]]・メダチェンジを考慮することもできるが) そもそも、メダチェンジ可能メダロットの多くが癖の多い機体だったこともあり、 メダロット5以降の作品ではメダロット7で再登場するまでそのシステム自体が採用されていない。 過去メダチェンジが可能だったメダロットが登場するが変形しない作品(BRAVE・DS)も存在する。