*&bold(){メダロット2(カブト・クワガタ)} #contents *ゲーム概要 |>|BGCOLOR(#FFFFD0):CENTER:&bold(){メダロット2(カブト・クワガタ)}| |BGCOLOR(#FFBE9B):対応ハード|ゲームボーイ(カラー対応)| |BGCOLOR(#FFBE9B):ジャンル|RPG| |BGCOLOR(#FFBE9B):発売元|[[イマジニア]]| |BGCOLOR(#FFBE9B):開発元|[[ナツメ]]| |BGCOLOR(#FFBE9B):プレイ人数|1~2人| |BGCOLOR(#FFBE9B):発売日|1999年7月23日| |BGCOLOR(#FFBE9B):主人公|[[テンリョウ イッキ>イッキ]]| |BGCOLOR(#FFBE9B):初期パートナー|カブトバージョン:[[メタビー]]&br()クワガタバージョン:[[ロクショウ]]| |BGCOLOR(#FFBE9B):登場メダロット数|151体(『2』の91体と『[[初代>メダロット(カブト・クワガタ)]]』の60体の合計)| |BGCOLOR(#FFBE9B):登場メダル数|60枚(『2』の32枚と『[[初代>メダロット(カブト・クワガタ)]]』の28枚合計)| |BGCOLOR(#FFBE9B):ロボトルシステム|[[シャトルランロボトル]]| |BGCOLOR(#FFBE9B):作品特有システム|[[メダフォース]]登場&br()ヒロイン別エンディング搭載&br()パスワードによるパーツ転送・入手&br()ED後前作GB版「メダロット」シリーズからパーツとメダルの転送| [[メダロット>メダロット(カブト・クワガタ) ]]の続編。 50万本近く売り上げたメダロットブームの貢献者。 *ストーリー 主人公イッキはあるきっかけで念願のメダロットを手に入れ、ロボトルを楽しんでいたが、 行くところで様々な事件、そして裏で手を引く新生ロボロボ団との戦いに巻き込まれていくことになる… メダロット3・4と続くことになる「天領イッキ3部作」最初の作品。 後の作品に登場する多くのキャラクターたちもこの作品から登場。 *システム -[[メダロット(カブト・クワガタ)]]をベースにしつつ、GUIや処理速度などを改善。 --グラフィックや戦闘アニメはパワーアップ、メニューレイアウトはだいぶ改善された。 --なんせゲームボーイカラーになったのでカラー表示になったことが大きい。 -パーツ・メダル・[[攻撃特性]]数の増加によって幅広くなったカスタマイズ。 --本作もティンペットに名前を付け管理する。最大9体まで保有可能。やっぱり名称変更不可。 --[[熟練度]]システムの変更。 ---メダルの[[熟練度]]が、同じカテゴリを8回行動で1上昇する仕様に。 ---前作の「そのほか」削除、「ぼうがい」が新たに追加。 ---「ねらいうち」に「行動後次の行動まで回避不可能」の行動ペナルティが追加。 --メダルが一定のレベルに達するとメダルの絵柄が変化するイベントが発生する。 ---メダルの絵柄変化は[[初代>メダロット(カブト・クワガタ)]]から存在するが、ロボトル後にそれを表示するのは本作から。 --メダルが一定のレベルに達すると[[メダフォース]]を習得する。 ---2・Rのメダフォースは習得する効果がメダルごと(メダルの属性に対応)にほぼ固定されている。 --前作同様属性と性格のほとんどはパーツの[[攻撃特性]]に対応している。(もちろん例外もある) ---(例)属性「格闘」⇒[[ハンマー]]・[[ソード]]、属性「火薬」⇒[[ミサイル]]・[[ナパーム]] --メダロットのタイプを示すアイコンが脚部タイプに合わせた7種類になった。 -『[[ロボトル]]』に[[メダフォース]]が導入された。 --今回も[[シャトルランロボトル]]。 ---本作品から[[オート]]機能が導入された。 --[[メダフォース]]の存在。 ---通常の指示コマンド下がメダフォース溜め行動に。 ---通常の指示コマンド画面からセレクトを押すとメダフォース画面に切り替わる。 ---メッセージウィンドウ上部にメダフォースゲージが表示。行動中のメダロットのみ貯蓄量が表示される。 --ロボトル前の表示が変更。 ---相手メダロッターのグラフィックが全身画、また使用するメダロットのタイプを表示するようになった。 --本作品もロボトルエンカウント時、相手が使用するメダロットの内容は、ある程度ランダムの構成になっている。 ---余談だが、初代と2のロボトル開始時の台詞は「さあ せんとうかいし!」だった。 --ロボトル[[制限時間]]が本作品のみ5段階で設定可能。 --本作品もロボトル中のパーツ残り装甲値(HP)が攻撃ヒット時のみ各部位の装甲値を合計した1本のバーで表示される。 ---[[PE>メダロット パーフェクトエディション(カブト・クワガタ)]]では部位ごとに表示できていたのだが… -この作品もヒロイン・フラグによるエンディング分岐が存在。 --詳しくは[[恋愛要素]]の項目参照のこと。 -ショップでの[[パスワード]]入力。 --CMや[[コミックボンボン]]等での隠しメダロットのパスワード公開と連動。 --また、暗号化されたパスワードの受け渡しによって、通信ケーブルなしで相手にパーツを譲ることが可能。 -エンディング後、[[転送]]項目が解禁される。 --これによって、[[前作>メダロット(カブト・クワガタ)]]・[[パーコレ>メダロット パーツコレクション]]・[[パーコレ2>メダロット パーツコレクション2]]から1のメダロット・メダルをコピーして2で使用可能に。 ---コピーなので元々のソフトにあったパーツ・メダルは消えないのでご安心を。 --コピーしたメダルは名称や性格属性の一部は変更されるが、絵柄・熟練度は引き継がれる。 ---(例)「カブト」⇒「かぶと」。性格や属性、メダフォースは2のものに合わせられる。 ---これにより、同属性のメダルが同時所有が可能。 --コピーしたパーツの性能は基本的に1の時のまま。 ---グラフィックは書き直し。また一部のパーツは熟練度行動や属性が変更される。 --ただしこのパーツ転送、あるアイテムが必要なのでコピー回数に制限がある。 ---パーツ・メダルを本当にコンプリートしたい人は前作を遊ぶこと、本作を数本用意することが必須条件。 -[[メニュー]]画面の項目が「[[メダロッチ]]」に変更。 --本作は乗り物系メダロットをくみ上げていないと、移動用アイテムは使用できない。 -通常戦闘BGMに加え、中ボス戦BGM、ラスボス戦BGMの登場。 -本作から会話時のフェイスグラフィックが標準仕様に。 --[[PE>メダロット パーフェクトエディション(カブト・クワガタ)]]から比べると表情バリエーションも増えた。 -重要イベント時、一枚絵の演出カットが入るようになった。 -アイテムのバリエーションが増加、おもに着替え用ですが。 -本格的なミニゲームが初登場。 -メニュー開け閉めの若干のロードや、セーブに時間が少しかかる部分はまだ残っている。 *ゲームバランス 一部パーツ(主人公機・[[ラスボス>ゴッドエンペラー]]・隠しメダなど)・メダフォースの威力のインフレが発生。 あと連戦がきついです。 *ボリューム 登場メダロットは新規80体超+前作の60体、あわせて140体を超え、パーツ数は500以上。 それに伴いメダルの種類も増える。プレイ時間は20時間前後。 *展開 漫画版メダロット2はあまりゲーム版ストーリーとは結びつかない。 この時期にアニメ版メダロットが放送開始。CM中に隠しメダロットのパスワードを公開していた。 数多くの要素を引っさげ、前作からパワーアップを遂げたこの「メダロット2」は、 後2003年にGBAで「[[メダロット弐CORE>メダロット弐core(カブト・クワガタ)]]」としてリメイクされた。