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真型メダロット(カブト・クワガタ) - (2009/11/10 (火) 15:37:56) のソース

*&bold(){真型メダロット}
#contents
*ゲーム概要
|>|BGCOLOR(#FFFFD0):CENTER:&bold(){真型メダロット(カブト・クワガタ)}|
|BGCOLOR(#FFBE9B):対応ハード|ゲームボーイアドバンス|
|BGCOLOR(#FFBE9B):ジャンル|RPG|
|BGCOLOR(#FFBE9B):発売元|[[イマジニア]]|
|BGCOLOR(#FFBE9B):開発元|[[ロケットカンパニー]]|
|BGCOLOR(#FFBE9B):プレイ人数|1~2人|  
|BGCOLOR(#FFBE9B):発売日|2004年12月14日|
|BGCOLOR(#FFBE9B):主人公|[[ガンマ]]|
|BGCOLOR(#FFBE9B):初期パートナー|カブトバージョン:[[ビート]]&br()クワガタバージョン:[[セルヴォ]]|
|BGCOLOR(#FFBE9B):登場メダロット数|60体|
|BGCOLOR(#FFBE9B):登場メダル数|28枚|
|BGCOLOR(#FFBE9B):ロボトルシステム|[[シャトルランロボトル]]|
|BGCOLOR(#FFBE9B):作品特有システム|[[メダスナイプ]]採用&br()[[メダフォース]]採用(制度変更)&br()ヒロイン別エンディング搭載&br()イベントはGB版をベース&br()システムは弐coreをベース&br()グラフィック・デザイン・音楽を全面変更|
いろんな意味で物議をかもしたメダロット作品。
シリーズ通して開発していた[[ナツメ]]のメダロットチームは解散しているので、 
シリーズ発売元だった[[イマジニア]]の子会社[[ロケットカンパニー]]が開発を担当。
2004年12月14日、定価5040円でGBAで発売された。
*ストーリー
夏休みが始まる日、主人公[[ガンマ]]はとあるきっかけで、メダルを手に入れる。 
ちょうど流行りだしたメダロットやロボトルに初めは興味はなかったものの、 
メダロットを買ってきたパパに進められ、メダロットを手に入れたガンマはロボトルを始める。 
夏休みの宿題として各地を冒険し、いろんな人とロボトルをし、実力をつけ、大会にも出るようになるガンマ。 
しかし彼の行く先々にメダロットを使って悪事を働き世界征服をもくろむ集団「ロボロボ団」が現れる。 
ロボロボ団の野望を、ガンマは打ち砕くことはできるのか?

*システム
上のストーリーから分かる通り、GBソフトとして発売された
初代[[メダロット(カブト・クワガタ)]]のリファイン版である。

ただし基本的なゲームシステムやGUIは
GBAソフト[[メダロット弐core(カブト・クワガタ)]]のエンジンを採用している。
そのため2以後に登場する[[メダフォース]]制度(本作は弐core仕様)や、
弐coreに登場した[[メダスナイプ]]もそのまま使用可能。
基本的な行動ペナルティもそちらを参考のこと。
ただし、移動アイテムの制度は初代に準拠しているなど、
変更を加えられているものもあるので注意。

キャラクターやメダロットは[[北沢直樹]]氏を起用し、キャラクター呼称・デザインを大幅に変更。
立ち位置・シナリオ中の役割がリメイク元と同じであっても、
キャラクターの性格やセリフ回しが変更されている事が多い。 
一部イベントの内容は変更(基本的なイベントの流れはGB版準拠)。
初代には無かったミニゲームが2種類追加されているが、どちらも無駄に難度が高いことで知られている。

何言われようが、&bold(){ゲームシステムとしてのメダロットの面白さはそのままである}。

*ゲームバランス
[[メダロット弐core(カブト・クワガタ)]]のエンジンを採用したこと、
機体数減少・登場機体厳選、弐coreからパーツパラメーター流用・変更といった多くの調整によって、
比較的安定したゲームバランスになっている。
ただし、弐core由来のトラップ強しなところはそのまま。
本編ストーリー中の難易度は若干難しめ。

*ボリューム
初代準拠ということで登場メダロット数が60体
(GB版と同じ数、モチーフ・能力は異なることもある)
であることに加え、シナリオ・イベント数も初代とほぼ一緒なので、
従来作に比べると全体的にボリューム不足。 

*展開
特に無い。
(メダロットシリーズの連載・展開が終了したボンボン内で特集ページが組まれたことはある)

リメイクとしての出来は[[PE>メダロット パーフェクトエディション(カブト・クワガタ)]]や[[弐core>メダロット弐core(カブト・クワガタ)]]ほどではない、
従来作とは大きく異なるキャラクター・メダロット・全体デザイン…等といった理由で、
今もやり玉にあげられることも多いが、気が向いたら手にとって遊んでみてほしいと個人的に思う。

完全に余談だが、当作品は弐coreをベースにしておきながら、
きちんとオオカミメダルが存在する(絵柄は異なり、能力は弐core版?メダル)ところは意外なポイント。
かつての[[メダ用語]]ほどの汎用性はないが、後のメダロットDS「ヘルプ」に繋がる、
[[せつめい]]項目をメニューに入れるなど、ちゃんとした試みも行っている。

スタッフロールでの名称は異なるがBGMは[[山下絹代]]氏。
ただし初代メダロットに使われたBGMのアレンジは一切無く、全て本作のための新規曲となっている。