真型メダロット(カブト・クワガタ)
真さかの『THE TRUE OF MEDAROT』、
初代メダロットをリニューアルした作品。
世界観はそのままにポップでキュートでクールなイメージに生まれ変わったが、
そのキャラクター・メダロットデザインの変更は多くの
メダロッターを困惑させた。
…とはいえ外見が変わってしまっても、
メダロットにおける真の醍醐味である
組み換えや育成の要素に関しては、オリジナルにも他のシリーズ作品にも引けを取らない。
ゲーム概要
真型メダロット(カブト・クワガタ) |
対応ハード |
ゲームボーイアドバンス |
ジャンル |
RPG |
発売元 |
イマジニア |
開発元 |
ロケットカンパニー |
プレイ人数 |
1~2人 |
発売日 |
2004年12月14日 |
主人公 |
ガンマ |
初期パートナー |
カブトバージョン:ビート クワガタバージョン:セルヴォ |
登場メダロット数 |
60体 |
登場メダル数 |
28枚 |
ロボトルシステム |
シャトルランロボトル |
作品特有システム |
メダスナイプ採用 メダフォース採用(制度変更) ヒロイン別エンディング搭載 イベントはGB版をベース システムは弐coreをベース グラフィック・デザイン・音楽を全面変更 |
GBA
メダロットシリーズ最終作で、GB
メダロットのリニューアル作品。
シリーズ通して開発していた
ナツメによる製作・販売ではなく、
シリーズ発売元だった
イマジニアが販売、その子会社
ロケットカンパニーが開発を担当。
2004年12月14日、定価5040円でGBA用ソフトとして発売された。
ストーリー
システム
ただし基本的なゲームシステムやGUIは
GBAソフト『
メダロット弐core(カブト・クワガタ)』のエンジンを採用している。
そのため『2』以後に登場する
メダフォース制度(本作は弐core仕様)や、
『弐core』に登場した
メダスナイプもそのまま使用可能。
基本的な行動ペナルティもそちらを参考のこと。
ただし、移動用アイテムの選択はアイテムメニューから呼び出すなど、異なる部分もあるので注意。
キャラクターや
メダロットのデザインに
北沢直樹氏を起用し、キャラクター呼称・デザインを大幅に変更。
立ち位置・シナリオ中の役割がリメイク元と同じであっても、
キャラクターの性格やセリフ回しが変更されている事が多い。
入手アイテムの内容や
ミニハンドル取得時・福引時にミニゲームが追加など、
一部イベントの内容に変更が行われている(基本的なイベントの流れはGB版準拠)。
ゲーム内容面の特徴
『
メダロット弐CORE』のエンジンを採用していること、
『弐CORE』から一部の強力機体削除や
パーツ性能の調整もあって、比較的安定したゲームバランスになっている。
ただし、
メダスナイプの存在、
トラップが強めといった『弐CORE』由来の部分はそのまま。
ティンペット入手のタイミングや敵の編成の変更により、本編ストーリー中の難易度は若干難しめ。
本作も
初代と同様に単にシナリオをクリアするだけなら10時間もかからないこともある。
ボリューム
初代準拠ということで登場
メダロット数が60体
(GB版と同じ数、モチーフ・能力は異なることもある)
であることに加え、シナリオ・イベント数も初代とほぼ一緒なので、
従来作に比べると全体的にボリューム不足。
展開
特に無い。
(
メダロットシリーズの連載・展開が終了したボンボン内で特集ページが組まれたことはある)
スタッフロールでの名義は異なるが、BGMは
山下絹代氏。
ただし初代
メダロットに使われたBGMのアレンジは一切無く、全て本作のための新規曲となっている。
その後『
メダロットDS』発表時に『真型』は
メダロットシリーズのナンバリンクに含まれないシリーズとして発表されている。
外部リンク
最終更新:2024年11月29日 12:31