神格攻撃 - 神薙の巫女と堕ちし龍Wiki

【名称】神格攻撃
【意味】「信仰」を得た巫女たちが降ろした神の神性を借り、ドラゴンを直接攻撃すること。
古来よりいくら神性を得た巫女たちといえどドラゴンの巨体相手にはひとたまりもないため、基本的に「歌」と「踊り」によって得た信仰と神性でドラゴンを「鎮める」のが対ドラゴンの基本であった。
神性を得た巫女たちによる遺継装具による攻撃を行うこともあったが、どこの地域でも原則「本格的な顕現の前に鎮める」のがセオリーであった。

20世紀に入り、そもそも「鎮めることが不可能」なドラゴンが各地で出没し始めた。
かつて存在したAクラスのドラゴン「エンフェルメダ」によるヨーロッパ大病災は、最終的に当時の「四大天使の巫女」たちによる遺継装具「デュランダル」、「オートクレール」、「ジョワユーズ」、「ミュルグレス」を用いた決死の突撃によりこれを「討伐」するまで述べ5000万人もの死者を出したが、これは「エンフェルメダ」が顕現することが予めわかっていたにもかかわらす、鎮めることが不可能だったことに由来する。
これ以降、神降ろしを行った巫女たちによる「神格」を纏った攻撃による対ドラゴンの手法が各国にて研究され、それは「術技」・「魔術」などと呼ばれるものとしてドラゴン「退治」に使われている。
また、近年の科学技術の進歩による兵器の小型化、高火力化に伴い、巫女が運用することで神性そのものを付与した兵器によりドラゴンを直接叩く手法も研究、実用化されている。