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  • 神薙の巫女と堕ちし龍Wiki
  • 『遺継装具(オーパーツ)』

神薙の巫女と堕ちし龍Wiki

『遺継装具(オーパーツ)』

最終更新:2025年05月31日 18:12

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
現代に至るまで失われること無く受け継がれてきた伝承や神話に登場した武装・アイテムの総称。 
過去の英雄達と共に歩んだそれらには大きな力が宿っているが、魔力の乏しい只人が振るっても十全な効果を発揮しないため、主に巫女の追加兵装として戦力の向上を目的に用いられる。
ただし道具側も持ち主を選ぶのか適合できるかは各々の相性次第。

一覧

【名称】take me cookie
【由来】不思議の国のアリス
【能力】巨大化

私を食べてと書かれたクッキー。食べた者の巨大化させる。何故か食べても数日で復活する。
遺継装具(オーパーツ)らしく所有者を選び、選ばれたもの以外は大きくならない

【名称】金の矢
【由来】ローマ神話
【能力】人と人をくっつける

複数本の存在が確認されている。
人の好意を手に入れる・人と人を繋げるのに使える。
龍との戦いにおいて、龍を魅力し恋させる亜種が発見されている。
数本を大英博物館が所蔵。

【名称】鉛の矢
【由来】ローマ神話
【能力】人と人を破局へと導く

複数本の存在が確認されている。
人の好意を無くす・人と人の関係を壊すのに使われる。
数本を大英博物館が所蔵。

【名称】八尺瓊勾玉
【由来】日本神話
【能力】広範囲の穢れの浄化、吸収した穢れをエネルギーに変えて放つ

普段は皇居に保管されている特殊な遺継装具・三種の神器の一つ。
扱える巫女は相当限られており、使用された記録は少ない。
神器に意思が宿っているとされ、選ばれた巫女と会話できるらしい。

【名称】毒林檎
【由来】白雪姫
【能力】対象を仮死状態に導く

童話を元にした遺継装具。
ドラゴンに食させることで一時的に動きを封じる。

【名称】天叢雲剣
【由来】日本神話
【能力】能力のブースト、間合いの拡張

850年前に天目一箇命の巫女が鍛えた片刃の剣。名古屋市の熱田神宮に鞘が祀られており、独自に信仰を集めて使い手の能力を底上げする。後述の『三種の神器』草薙神剣と同一視されているため、新米巫女の敷島 心華が力を引き出しきれないほどには信仰がある。
戦闘時には叢雲の如き斬撃で刃の届かぬ所さえも斬ると言われている。

【名称】草薙神剣 
【由来】日本神話
【能力】不毀

『三種の神器』と呼ばれる遺継装具の一種。1000年前に当代の須佐之男命の巫女によって斬り落とされた龍「ヤマタノオロチ」の尾より見つかった両刃の剣。その性質から、ヤマタノオロチに喰われた神の所持品だったのではないかとも言われている。
非常に頑強で、これまで刃毀れの1つでさえ起こしたことがない。
櫛灘家に代々伝わる家宝であり、現在は須佐之男命の巫女である櫛灘 姫の所有だが、非常に有名で本物同様に強力な形代が二振り存在する。一振りは所持していた巫女諸共に壇ノ浦に沈んでしまったが、もう一振りは皇室に保管されている。
草薙神剣の裏設定
上述したように、同等クラスの強力な遺継装具(オーパーツ)が三振り存在する草薙神剣であるが、実はこれらは形代ではなく本体の分け身なのではないかと主張する学者もいる。
すなわち、壇ノ浦にて失われたものも含めて全てを同じ場所に用意することができたとしたら、あるいは草薙神剣は真なる姿を見せるやもしれない。

【名称】ダーインスレイヴ
【由来】北欧神話
【効果】大業物、精神汚染

邪竜ファブニールから抜け落ちた牙をドヴェルグが鍛え上げて造り出したとされる魔剣。
死した邪竜やこれまで切り捨ててきた者達の怨念が宿っており、刀身が血に触れるとさも旨そうに脈動して啜る。
その切れ味は大岩ですら布同然に両断し、吸収した生き血を真紅の斬撃に変えて飛ばすことができるため遠近共に隙がない。
しかし勝利の栄光を齎す名剣であると同時に破滅の運命へと誘う呪物でもある。
一度鞘から抜き放たれれば持ち主の「生きとし生けるものを斬りたい」という欲望を増幅し、見境なく襲い掛かる剣鬼へと変貌させてしまう。
精神を狂わせても持ち主の技量は一切損なわれないため、達人に至った者がこの剣を振るったならば人とドラゴンの双方にとって大きな災厄となるだろう。

【名称】エクスカリバー
【由来】アーサー王伝説
【能力】世界一見つかっている遺継装具の剣

能力も多様に渡るが特に聖属性・光属性を持つものが多い。
遺継装具化した数が数であるため、闇に墜ちた物や別属性のものも多量に見つかっている。
「エックスカリバー」やら「エクスカリパー」などのパチモンの遺継装具化が出回っており、現在もなお何処かで信仰を集め遺継装具化しているとされる。

【名称】ハルペー(レプリカ)
【由来】ギリシャ神話
【能力】治癒阻害、弱点・急所特効、大量生産

ギリシャ神話に登場する刀身が湾曲した剣(鎌モードに変形可能)の廉価コピー品。
本来は伝令神ヘルメスが所有する神器だが、神話内において人間の英雄を含めた様々な人(神)物が使用した経緯から複製した物でもある程度の安定した出力を発揮する。
能力は傷つけた対象の治癒・再生の遅延に加えて、急所や相手が重要視する部位へのダメージボーナス。
ややオーバーキル気味だがクセがなく扱いやすい。
このようにコスパや使い勝手が良いので巫女初心者に入門用の武器としてよく与えられる。
その巫女が一人前となっても、馴染んだハルペーを手放さずにメインウェポンとして使い続ける者もいる。

【名称】雷切
【由来】史実
【能力】帯電、超反応付与

かつて九州にて勇名を馳せた戦国武将、立花道雪が所有していた日本刀。
雷を斬ったという逸話から刀身が雷気を帯びており、切れ味の上昇や放電による中距離のカバーなどの効果を発揮する。
またその雷気を使用者自身に向けることで、生体電流を活性化させて高速戦闘を可能とさせる。
しかし全身の細胞を酷使するため、戦闘後は立つこともままならないほどの甚大な苦痛と疲労が襲い来る。

【名称】如意金箍棒
【由来】西遊記
【能力】寸尺・質量自在

斉天大聖・孫悟空が武器とした神棍。金剛石を遥かに凌ぐ硬度の神珍鉄製。
長さと重さを自在に変化させる。伸縮の速度は音速に匹敵する。尚、使用者は重量の影響を受けないので軽々と振るえる安心設計。
固いので壊れ難い・能力がシンプルで扱い易い優良遺継装具。

【名称】蜻蛉切
【由来】史実
【能力】高周波振動

戦国最強と謳われた武将、本多忠勝が保有していた長槍。
全長は6m程だがこれは最大値であって、使用者にとって最も扱い易い長さに調整できる。
穂先が常に高速で振動しているため、力を込めずとも当てるだけで刃がスルリと斬る(突く)対象に入っていく。
また、高速で振れば遠心力によって振動を真空の衝撃波へと変えて放つ遠距離攻撃が可能。
総じて堅実な性能を誇る「天下三名槍」の一つに数えられるに相応しい一品。

【名称】信託の果実
【由来】ギリシャ神話
【能力】回合察知

トロイア戦争勃発の発端となった黄金の林檎。
所有者が選択に迫られると発熱する。
重要度が高い事柄程、温度が高くなる。
これから起こり得るかもしれない宿命を乗り越える方法
は決して教えず、ただ予感を知らせるのみ。
それだけの機能しか持たない。
役に立つと思うかは人次第だろう。

【名称】スクトゥム=コンスタンティノープル
【由来】史実
【能力】一城塞都市に匹敵する防御力

1000年以上もの栄華を誇った都市、コンスタンティノープルの城壁の一部から切り出して造られし円形の盾。
正面は豪奢な装飾で彩られている。
都市そのものは滅んでもなお現存する城壁と概念的にリンクしており、突破するには守りを堅めた一つの城塞都市を一撃で滅ぼす火力が必要となる。

【名称】バグダッド電池
【由来】史実
【能力】発電

イラク・バグダッドの約2200年前の遺跡から発掘された、「当時の年代にそぐわない技術を用いて製造されたアイテム」という本来の意味でのオーパーツの特質を持った遺継装具。
構造としては陶器製の壺の中に金属のシリンダーと薬液で満たされている。
約10cmと小さいが魔力を流すことでサイズに見合わない効率的な発電量を供給する。
既に解析及び量産化が為されており、主に神装巫女のテクノロジー部位の動力源として使われている。

【名称】バロールの魔眼
【由来】ケルト神話
【能力】邪光線

ケルト神話に伝わる勇将にしてダーナ神族の敵対者、バロールの眼球。開眼すると一度に数多の敵が葬られたとされる。
本遺継装具はそれを魔術的に再現したもの。
見た目は禍々しく濁った真紅の宝玉。
魔力を込めると強力な光線が伝承通り数十条放たれる。
欠点としてはあくまで乱射なので狙いが大雑把であり、手のひらに収まる大きさだが重さは20kgと地味に重い。

【名称】カボチャの馬車
【由来】シンデレラ
【効果】目的地へ移動することが出来る

夕方から0時にかけてのみ使用可能。
それなりの強度を持っている。
ただし0時をすぎると魔力を注いでいたとしても、かぼちゃへと戻ってしまうので適合したとしても使用タイミングには注意が必要な遺継装具(オーパーツ)。

【名称】オルフェウスの竪琴
【由来】ギリシャ神話
【能力】ターゲット集中、感情の増減

ギリシャ神話における吟遊詩人オルフェウスが愛用していた竪琴。彼はアポロン神の元で演奏の腕を磨いたという。
音色を奏でると周囲の注意を惹いて自身に意識を集中させ、聴いた者の感情を震わせてテンションをコントロールする効果を持つ。
これによって凡百の烏合の衆を歴戦の軍団のように鼓舞したり、狂暴な冥府の番犬さえ慰撫して沈静化を促すことが可能となる。
しかし効果は奏者の腕前に依存するため、心得が無い人物が弾いても何も起こらない。

【名称】レージング
【由来】北欧神話
【能力】捕縛

ドヴェルグが造ったとされる魔法の拘束具。
破壊される度に名前が変わり縛る力を増す。
第一形態は輝く黄金製の「レージング」。
第二形態は錆びた鉄でできた「ドローミ」。
第三にして最終形態は猫の足音、女の顎髭、山の根元、熊の神経、魚の吐息、鳥の唾液というこの世には存在しない素材で綯われた見窄らしい紐の「グレイプニル」。

グレイプニルにまで至ると戒められた対象は世界が終わるその日まで、誰かが解かない限り半永久的そのまま封印してしまうという。

【名称】破邪の御太刀
【由来】史実
【能力】破壊力、退魔

江戸時代末期に打たれた大太刀。
全長465cm、重量75kgと日本刀としては国内最大の大きさを誇るが、手に持つと数値以上の威圧感を与えてくる。鍛造するために1t以上もの砂鉄が用いられたという。
その威容から由来する莫大な破壊力をもって魔に連なるものを尽く切り捨てるが、当然取り回しは悪く只人ではまともに振るうことはおろか持つことすら叶わない。
普段は山口県のとある神社に奉納されており、有事の際にのみ「貸し出し」という形で適合した巫女に預けられる。

【名称】ブルータスの短剣
【由来】史実
【能力】極点失墜

古代ローマにおける終身独裁官ガイウス=ユリウス=カエサル暗殺の際に、実行犯であるマルクス=ユニウス=ブルータスが握っていたとされる短剣。
刺した対象が驕り高ぶり、絶頂にあるほど深い傷を与える効果を持つ。
戦闘においては勝利を確信したドラゴンに対して用いることで逆転の切り札となる可能性を含んでいる。

【名称】イカロスの翼
【由来】ギリシャ神話
【能力】飛行

名工ダイダロスが造ったとされる人工の翼。
背中に取り付けた者に飛行能力を授けるが蜜蝋製故非常に脆く壊れやすい。
既に解析済みなため量産されてはいるが、前述の危なっかしさと自力で空を飛べる巫女はそこそこいるのであまり普及していない。

【名称】 カンタレラ
【由来】 忠実
【能力】毒

かつてボルジア家の使っていたとされる毒。
遺継装具になってからは龍に飲ませ弱体化・龍殺しに使用されるほか、『モノリス』の手に渡った物は巫女の暗殺にも使われているとされている。

【名称】 きび団子
【由来】 桃太郎
【能力】動物手懐け

食物型の遺継装具で製造方法が判明してるため、食に関する権能持ちの巫女ならば量産化が可能。
食べさせた動物を懐かせ、命令に従わせることができる。
主に避難・保護のために使われることが多い。

【名称】 パンドラの箱
【由来】 ギリシャ神話
【能力】災厄を招く

ギリシャ神話に登場する災厄が収められた箱。
世界に複数個存在し、起こり得る災厄の効果の強いものは大英博物館に巫女の力によって厳重に管理、持ち出されても開けられないよう封印及び保管されている。
特に危険なものは流星群を落とし疫病を招き、地震や津波などの天変地異で世界を破滅させる事象を無差別に起こすとされている。
危険度の低いものについては、自滅に注意をした上で使用する巫女もいる。

【名称】浄玻璃鏡
【由来】仏語
【能力】映した者の犯した罪の様子を映す

閻魔の巫女たちが扱う事のできる遺継装具。主に捕えた反巫女組織の構成員への尋問の際に使われる。
写した映像は嘘偽りが無いので非常に重宝される。

【名称】 閻魔帳
【由来】 仏語
【能力】罪人の罪が書かれる手帳

死者のみ対象のタイプと罪人が対象なタイプがあり、浄玻璃鏡の補助に使われることが多い。

【名称】 フェイルノート
【由来】 アーサー王伝説
【能力】必中

円卓の騎士が一人、トリスタン卿が所有する狙った場所へ必ず当たる弓。
しかしながら、遺継装具化の影響で威力については巫女自身の腕前に依存する。

【名称】 イペタム
【由来】 アイヌ伝承
【能力】自動斬撃

独りでに飛んで無差別に人を斬るとされる凶暴な妖刀。
箱の中に石と共に入れておけば、それを食べてしばらくは大人しくなる。
戦闘中は自動で敵に斬りかかるが、制御を誤ればその刃は容易く使用者へと向かうので要注意。
というか危険すぎて誰も所持しようとする者がいないので、現在は北海道の某所にある霊泉の底に封印されている。

【名称】 火鼠の皮衣
【由来】 竹取物語
【能力】防火

中国に伝わる幻獣、火鼠の皮から作られた赤い衣。
纏う者は炎に包まれても高温や煙から守られる。
しかし、絹のように薄いので破れやすいのが欠点。
因みに肌触りはスベスベで極上。
量産化されているため一般にも割と普及している遺継装具。

【名称】 ザントマンの砂
【由来】民間伝承
【能力】夢を見せる

夢魔として知られる妖精ザントマンが持つとされている砂。
砂をかけると眠らせて夢を見させることが出来る。
袋に入っており夢や眠りにまつわる巫女ならば適合するが、やはりザントマンの神装巫女が一番効果を発揮するとされている。

【名称】蛇行剣
【由来】史実
【能力】斬撃自在

古墳時代に造られたとされる西洋剣フランベルジュのように波打った刃を持つ剣。日本各地で発掘されている。
蛇のように刀身が伸縮し撓る。伸ばし続けて周囲を刃の結界で覆うことすら可能。
蛇に縁の有る神性を宿す巫女が振るった場合が最も威力を発揮する。
つい最近、奈良県で過去最大のもの(約237cm)が出土し、鍛冶神の巫女達が修繕に励んでいる。

【名称】キビシス
【由来】ギリシャ神話
【能力】収納

ギリシャ神話における英雄、ペルセウスが切り落としたゴルゴーンの首を収めるのに用いた皮袋。
入れた物の重量や効果をゼロにする効果を持ち、危険物を安全に持ち運ぶのに大変便利。
また、中身は四次元となっているので入口の直径(約30cm)までの大きさならば無限に収納することができる。

【名称】怪鳥払いの大鳴子
【由来】ギリシャ神話
【能力】大音響

ギリシャ神話における大英雄ヘラクレスが成し遂げた12の難行の一つ、ステュムパーロスの怪鳥の攻略に用いた鳴子。安心のヘファイストス製。
揺らすと空間ごと震わせるような大音量が鳴り響き、聴いた者の鼓膜と三半規管を破壊する。
扱う際に使用者とその味方は特別製の耳栓が必要となる。
また、寺の鐘程の大きさと重量があるため取り回しは劣悪。


【名称】ギロチン
【由来】史実
【能力】斬首

フランス革命を始めとする多くの処刑に使用された血塗られし刃を落とす処刑道具。
遺継装具と化したこれは龍であれ人であれ首さえあるのならば、囚えた相手を選ばず首を落すことが可能になっている。

【名称】ドグラ・マグラ
【由来】 ドグラ・マグラ
【能力】見たものに精神異常を起こす

夢野久作の名作であり奇書、ドグラ・マグラが遺継装具となった姿。
表紙を見るだけでも異常をきたし、読めば精神が本に取り込まれ現実世界に帰らなくなることもあるという。

【名称】芭蕉扇
【由来】西遊記
【能力】招嵐、鎮火

西遊記において鉄扇公主(羅刹女)が所持していたとされる大団扇。
仰ぐと暴風と豪雨が吹き荒れ、業炎を瞬く間に消火する。
炎属性のドラゴンは割とポピュラーなので、討伐や戦後処理の際に役に立つ。
しかしながら、やり過ぎて関係ないものを吹き飛ばす二次被害を出さないよう取り扱いには細心の注意を払うべし。

【名称】獅子の毛皮
【由来】ギリシャ神話
【能力】理器否定

大英雄ヘラクレスが死闘の末に討ち取ったネメアの人喰いライオンの毛皮。
身に纏うと武器や魔術から受けるダメージを大きく減衰させる。
しかしながら、使用者自身も武器を所持できなくなるというデメリットを課されるため、必然的に決着は小細工無しの純粋な肉弾戦にもつれ込むことになる。


【名称】天岩戸
【由来】日本神話
【能力】籠城

須佐之男命の狼藉に腹を立てた天照大御神が、自らの役割を放棄して洞窟に引きこもった際に用いられた石の蓋。
これによって入口を閉ざした空間は音によるやり取り以外は外界から遮断され、内側に居る人物が自発的に出る意思を持って開けない限り干渉ができなくなる。
内部に各種インフラや食料を自給できる手段を持ち込んでしまえばもはや無敵。
ダラけたい巫女にとっては喉から手が出る程欲しい夢のようなアイテムとなるだろう。

【名称】不空索
【由来】仏語
【能力】誘導、捕縛

両端に金具が付いた投げ縄状の遺継装具。「不空」とは「むなしからず」という意味。
指定した目標を自動的に追尾して捕縛する能力を持つ。
この性質を利用して、飛行能力を失った巫女を救出する目的でも用いられる。
名前通り精度は高い上にドラゴンでもそう簡単には引き千切れないほど頑丈だが、目標が大きすぎると部分的に動きを阻害することしか出来ない。

また、「壁に発射して小型の電動巻き上げ機で引き寄せ、自身を高速移動させる」という使い方を八坂 玻璃がロカ・デーヴィとヨイヤマの合同ライブで実践しており、ロカ・デーヴィのメンバーをドン引きさせている。ちなみに観客からは好評だった。

【名称】ラインの黄金
【由来】ニーベルンゲンの歌
【能力】富財湧出、執着

かの竜殺しの英雄ジークフリートが所持していたとされる呪われし金塊。
望むだけの富を与えるが、生み出された物品に対して所有者は強烈な執着心を抱いて夢中になってしまう。
そのため奪われればあらゆる手段で取り返し、手放したり売却することすら拒否するため最終的に所有者は財宝に囲まれたまま実質無一文で衰弱死する。
結論を述べるなら、この遺継装具で本当の幸福を掴むことは絶対にできない。

【名称】ゾンビパウダー
【由来】西アフリカ伝承
【能力】死体の活性・使役

死者を蘇らせると伝えられる呪いを込められた粉末。
しかしながら、完全に蘇生することは不可能であり、実際の効果は物言わぬ骸を人形のように自在に操って動かせるだけ。そこに失われた魂は宿っていない。
人間の死体を使役するのは倫理的に忌避されるため基本的に禁止されているが、『モノリス』などの秩序より外れた巫女達は躊躇いなく実行してくる。
なお、巫女の死体に使っても既に宿っていた神格は退去しているため権能を使うことはできない。

【名称】サモショーク
【由来】ロシア伝承
【能力】自動斬撃

磨き抜かれた銀色の光を放つ曲剣(シャシュカ)。
巫力を込めることによって空中に浮かんで敵を自動で切り裂く(マニュアルで操作することも可能)。
集中力を要求されるが手数が増えるのは単純に強力なのでスラヴ圏の巫女に広く普及している。
似通った能力を持つイペタムよりは切れ味は劣るものの、こちらは特にリスクはなく扱いやすい。

【名称】八塩折之酒(ヤシオリノサケ)
【由来】古事記
【能力】酩酊

須佐之男(スサノオ)が災害龍ヤマタノオロチ(初代)を打倒するために用意した神酒。
酒を好む高位のドラゴンを酔わせることを想定しているので、ありえない程にアルコール度数が高い。しかし、それを感じさせない程に清らかな喉越しと味を誇っているため、一滴でも口にすると無限に飲みたい欲求に駆られてしまう。
当然常人は耐え切れず、大抵は急性アルコール中毒に陥る。それでも命知らずの酒豪達が次々に挑戦し、そのまま死亡する事例が後を絶たないという事実がこの神酒の美味さを物語っている。

【名称】ノアの箱舟
【由来】 聖書
【能力】異なる場所への避難

世界中に幾つか存在し、そのうちの一つは『モノリス』が所有している。「最後の巫女」を決める戦いにおいて信仰の養分たる民間人を一旦避難させるために使われる予定。
起動したの後に避難する地点は距離・概念的に遠く離れた場所であるらしく、数光年先であったり並行世界であるともされるらしい。

【名称】猿の手
【由来】イギリス小説
【能力】願望成就

カラカラに干からびた猿の手のミイラ。
一見見窄らしい呪い道具にしか映らないが願いを3つまで成就する能力を持つ。
しかしながら、願った者にとって最悪の形(例:大金を得たいと望んだら親しい人物が急死してその遺産を相続する)で叶えるため大変悪趣味。
何も願わず誰にも触れられないように保管するのが賢明だろう。

【名称】天羽々斬
【由来】日本神話
【能力】無間斬断

アメノハバキリ。
日本神話に置いて須佐之男命がヤマタノオロチを討伐する際に振るわれた神剣。伝承に倣って鋒が欠けている。
どれだけ対象と距離が開いていようと、視界内であれば空間的な連続性を無視して切り裂く。
この特性を用いて刃渡りに対して圧倒的な巨躯を誇る蛇神龍を細切れにした。
理論上振り抜ける膂力さえあれば、その一閃は地平線の彼方にそびえる山々や宙より飛来する流星すら両断せしめるだろう。

【名称】骨喰藤四郎
【由来】史実
【能力】骨脈刃

鎌倉時代に打たれ、足利家が所有したとされる禍々しい装飾が施された薙刀。
死してなお蠢く名も無き龍の骸から採取した骨髄が埋め込まれており、使用者の意思に呼応して骨の刃を伸ばす。
戦闘においては骨の弾丸を飛ばしたり、突き刺した側から棘骨を生やして内側からズタズタに破壊するなど様々な応用が効く。
また、特性上刀身を折られても血を吸わせれば無限に再生するため継戦能力は高い。

【名称】ミョルニル(レプリカ)
【由来】北欧神話
【能力】雷撃

雷神トールが振るっていた槌(バトルハンマー)の廉価版にして量産型。その知名度故に北欧地域にて広く普及している。
トールの巫女が持つオリジナルのような威力や自動で戻って来る機能は無いが、轟雷を纏った一撃は破壊力十分。
また、かなり改造の幅が効き、巫女によってはパイルバンカーのような打突の瞬間に二重の衝撃を与える機構を取り付けている。
欠点としてはやはり重たいため取り回しが悪く、膂力の足りない巫女が扱っても身体の方が振り回されて碌に攻撃を当てることができない。よって鍛え上げた肉体が伴って初めて真価を発揮する。

【名称】忘却の椅子
【由来】ギリシャ神話
【能力】茫然自失

最愛の妻であるペルセポネを攫いに来た英雄テセウスとペイリトオスを罰するべくハデスが用意した椅子。
座らされた2人は全てを忘れて、ヘラクレスが冥府に訪れて助け出されるまでの4年間自我を失っていたとされる。
現代においては簡易化されたものが『奈落』にて量産化されており、収容した巫女の沈静化や封印に用いられている。

【名称】タロース
【由来】ギリシャ神話
【能力】主人の護衛

鍛冶の神ヘファイストスあるいはダイダロスによって作り出された青銅製の自動人形。
1mサイズの人型で、主人と認めた者だけを守護する形で付き従う。
敵意を持つ者に石を投げつけて破壊したり、身体から高熱を発し、全身を赤熱させてから抱き付いて焼くなどが基本的な攻撃。
ララ•デュルク•パシャに付き従う40体は巫力を付与された魔法の炎弾を悪魔が飛び交うように発射する新技を得ている。
神話における姿は20m前後の大きさであったが、凶暴で制御が効かない為、数十体に分離させた思われる。

【名称】魔法の絨毯
【由来】千夜一夜物語
【能力】飛行

アラブ地域を中心とした西アジアに広く普及している遺継装具。 
表面に精巧で豪奢な模様が描かれているがこれは呪術的な魔法陣の機能を為しており、巫力を込めることで浮き上がって人や物を乗せながら空を飛ぶことができる。速度は自動車程度。
性能差はあまり無いが専門の職人が手掛けた物は豪邸がそのまま一軒建つ値がつけられるという。

【名称】布都御魂(フツノミタマ)
【由来】日本神話
【能力】魂魄斬滅

建御雷神が振るったとされる霊剣。
「フツ」は「断ち切る様」を意味し、その斬撃は魂にまで干渉する切れ味を誇る。よってこの剣によって討たれたドラゴンのコアは跡形も無く消滅し後代への復活を阻止する非常に強力な効果を持つ。
初代と二代目の二振りが存在しており、前者は奈良県の石上神宮、後者は茨城県の鹿島神宮にそれぞれ奉納されている。

【名称】シーシュポスの岩
【由来】ギリシャ神話
【能力】加重徒労

神々を欺いた罪を犯したシーシュポスに対して科された罰に用いられた岩。
持ち上げると時間の経過に応じて重さを増していく。
『奈落』において量産化され、神話宜しく指定の場所まで本遺継装具を運ばせるという囚人への刑罰に使用されている。
「達成すれば減刑」を餌に挑戦させるが、未だに成し遂げた者は一人としていない。

【名称】ネクロノミコン
【由来】クトゥルフ神話
【能力】深淵接続

クトゥルフ神話に登場する魔導書。
外宇宙やそれに連なる外なる者達に関する情報が記されているという。
しかし、閲覧すると勝手に脳内に情報の洪水が流れ込んで精神に変調を来すという危険性から現在は禁書に指定され、『大英博物館』の書庫の奥にて厳重に保管されている。

【名称】視肉
【由来】中国の民間伝承
【能力】自己再生

(・ω・)のような模様が沢山付いた不定形の物体。時々モソモソ動く。
美味しくなさそうな見た目だが食べると口の中でもモソモソ動き干し肉のような味がする。
巫女含む人間が食べると身体的な損傷や呪いから徐々に回復していく効果を発揮する。
竜の特性によるダメージや吸霊による影響からも回復出来る。
また、千切っても食べずにある程度欠片を残したまま放っておくと少しずつ再生していく。
形状や大きさ、動きの活発さ等には個体差が有り、総じて巫女には協力的。
但し土中の視肉を無理矢理掘り起こす等すると巫弾で反撃される為、注意が必要。

後漢時代や北宋時代の文献によると正体は「太歳星君」という神の一部とされる。
「土中を動く肉の塊」とも称され痕跡を残さず土中で動き回る様子が観測されている。
なお一部組織から「コレ色々な意味で遺継装具扱いして良いのか?」との懸念も有る。
ちなみに理由は不明だが竜が視肉を食べても自己再生効果等は発揮されず、逆に拒絶反応じみた現象が発生する。その為か竜からは意図的に避けられている。
https://bbs.animanch.com/img/3863235/66

【名称】ヴァジュラ(レプリカ)
【由来】インド神話
【能力】加速

インドラが振るっていたとされる槍のレプリカ。
人の手により再現した物であるものの豪奢な金で彩られた穂先の鋭さは勿論のこと、投げた際に標的との距離が離れている程加速していく特性を持つ。
仮に遥か彼方に向かって狙いを定めたのならば、当に雷光の如き不可避の速度で敵を貫くだろう。
ただし、筋力を上げる効果は持たないのでそこまで至るには本人にそれ相応の膂力が必要となる。

【名称】カーテナ
【由来】イギリス王室
【能力】防御・概念貫通

イギリス王室に伝わる国剣。
鋒のない装飾を施された直刀の形をしている。
本来は戴冠式に用いられる儀礼用の剣だが実戦においてはブリテン島内及びイギリス領であれば、相手が特殊な手順を踏まなければダメージを与えられない加護や権能を纏っていたとしても、それらを剥がして純粋な肉体強度の硬さでしか防ぐことができない状態にする。
そして正統な王がこの剣を振るえば断てぬ物質は存在しないので、何者であろうとも強制的に「当てられれば負け」という状態へと陥らせる。
アメリカが台頭するよりも以前から「人の手により不可能を可能にしてきた」という実績を牽引してきたイギリスを象徴する剣。

【名称】アヌビスの天秤
【由来】エジプト神話
【能力】宿業計測

片方の皿にダチョウの羽根、もう片方の更に脈打つ心臓が乗せられたくすんだ黄金色の天秤。
対象がこれまで行ってきた悪事に応じて心臓側の皿が重くなり傾いていく。故に潔白な者に向ければ重さは釣り合い、平行が保たれる。
主な用途として、『奈落』における簡易的な量刑のチェッカーとして使われている。

【名称】スレイプニル
【由来】北欧神話
【能力】高速機動

北欧神話における主神オーディンの愛馬。
見た目は8本の脚を持つ近未来的なメカホース。
陸と空を稲妻のような速度で駆け抜ける。
既に解析されており、北欧地域にて数は多くないが生産されている。原典に近いハイスペックモデルは神話に合わせてオーディンの巫女かつ『@sGirls』のリーダーであるソールヴァイ=ストルテンベルグが所有している。

【名称】オートクレール(Hauteclaire)
【由来】シャルルマーニュ伝説
【能力】斥力操作

文献ではオリヴィエという名の英雄が愛用したとされる聖剣。
アルタキアラ(Altachiara)やタリヤプリーマ(Talhaprima)とも称される。
能力としては斥力を操ることが出来、攻撃にも防御にも応用可能である。
見た目は黄金色の柄を持つ何の変哲もない剣だが、呪文を唱えると変形。
美しい茶褐色の刀身が4本に分割され、巫力を流すと高速回転し始める。

【名称】フロベージュ(Flamberge)
【由来】シャルルマーニュ伝説
【能力】治癒阻害、火炎

文献ではルノー・ド・モントーバンという名の英雄が愛用したとされる聖剣。
『炎』を意味する名前の通り、鞘から抜いて巫力を流せば炎を帯びる。
戦闘時は熱を常時発するため空気の温度差で光が屈折し間合いを読ませにくくなる他、
波打つ様な形状も相まり与えた負傷の治癒や再生を阻害する副次効果を発揮している。
更に呪文を唱えることで刀身が伸び鞭のようにしならせて振るうことも出来るが、
生半可な扱いでは自傷しかねない為にある程度の習熟か火炎耐性を必要とする。

【名称】銀の鍵
【由来】クトゥルフ神話
【能力】異界渡り

アラベスク調の装飾が施された純銀製の鍵。
異空間への扉を開き、使用者を未知の世界へと誘うとされる。「される」という曖昧な表記にしているのはこの遺継装具を使用して「あちら側」へ行き、その後この世界に帰還した者が確認されていないからである。
クトゥルフ神話の神性を巫女に宿す際の儀式の触媒に用意されることがある。

【名称】フギンとムニン(レプリカ)
【由来】北欧神話
【能力】伝令・伝達

北欧神話の主神オーディンが使役していたという二羽一対のワタリガラス、フギンとムニンを機械で再現した遺継装具。機械仕掛けだが個体ごとに人格らしきものが宿っており、人語を理解し話す。
役割としては離れた場所へ音声や文書を届ける要は高性能な伝書鳩。 
数十年前より北欧地域の巫女達の間で普及し利用されてきたが、昨今の携帯電話及びスマートフォンといった通信機器の発達により廃れていった。
現在は電波の届かない僻地にて細々と使われている。

【名称】マナイアカラニ
【由来】ハワイ神話
【能力】引上

ハワイ神話においてマウイがハワイ諸島を釣り上げるのに用いた釣り針。
大きさは通常の釣り針と同じくらいだが勝手に外れることは無く、信じられない程の荷重を加えられても決して曲がることはない。
しかし、釣り糸は別個で用意しなければならないので十分な性能を発揮するにはそれ相応に千切れない物が必要となる。

【名称】ヴィマーナ
【由来】インド神話
【能力】飛行

インド神話における神々が所有する空を飛ぶ乗り物。
船や戦車など様々な形をしているが中には客船のように巨大な物があり、城や宮殿に変形するタイプも存在している。
トリムールティ(ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ)を宿す実力者の巫女は遺継装具に頼らずとも、オリジナルに近い物を出現させることが出来る者が多い。

【名称】オリオンのベルト
【由来】ギリシャ神話
【能力】狩猟技能

ギリシャ神話に名高い狩人、オリオンが腰に巻いていたベルト。夜空に浮かぶ星座そのままに3つの輝く宝石が嵌められている。
身に付けた者に弓・銃といった射撃武器の命中精度の向上や罠作成の知識などの狩猟において必要なスキルを授ける。
サバイバルに便利な遺継装具に聞こえるものの毒への耐性が著しく低下するデメリットがあり、誤ってキノコに当たってしまったりハチに刺されただけで死に至る恐れがあるため自然環境内で用いる前提のはずだが微妙に使いにくい。

【名称】ディオゲネスの樽
【由来】古代ギリシャ
【能力】思考濾過

古代ギリシャの哲学者、ディオゲネスが住居として使っていたとされる大きな樽。
中に入って考え事に耽ると思考が冴え渡って、抱えている悩みに対する解決方法などといった「自分は何を為すべきか」についての結論を得やすくなる。
少し埃っぽくカビ臭いものの不思議と居心地が良く、一度入るとだらけてしまって出たくなくなってしまうのが難点。

【名称】タルンカッペ
【由来】ニーベルンゲンの歌
【能力】隠密、身体能力強化

龍殺しの英雄ジークフリートが所持していたとされる隠れ蓑。
身に纏うと体が透明になり敵から捕捉されにくくなる。また、腕力や脚力を底上げする。
伝承では12倍にまで強化するとされているがそれはジークフリート本人が使用した場合に限り、他者が同様に使っても強化の幅は遠く及ばない程度に留まる。

【名称】ヴォーパルダガー
【由来】不思議の国のアリス
【効果】龍鱗特効、不条理の破壊
【概要】「不思議の国のアリス」に登場する魔竜ジャバウォックを退治したとされる「理の剣ヴォーパルソード」がその後複数の短剣に打ち直された遺継装具。謂れは新しいもののまさに「竜殺しの剣」であり、その力はホンモノである。
また、幻惑や空間異常などの「不条理」を切断、破壊する能力も存在する。蜃気楼などの物理現象による幻にこそ効果がないものの魔法による幻惑を得意とするドラゴンは数が多いため、非常に頼りになる。
世界に何本か存在しており、うち一本はチェシャ猫の神装巫女、アリス・ヘルキャットが切り札として所持している。

【名称】ドラウプニル
【由来】北欧神話
【能力】高伝導

北欧神話においてオーディンが所有していたとされる金の腕輪。北欧地域の各地から出土する。
資産価値もさることながら、巫力をよく伝えるため巫女の武器の素材に用いるのに最適。鍛冶を営む巫女に渡すと張り切って仕事を担ってくれる。
北欧地域ではこの遺継装具のゴールドラッシュが起こっており、採掘によって一攫千金を狙う鉱夫達が多く訪れる。

【名称】ギーの百瓶
【由来】マハーバーラタ
【能力】培養

ギー(インドのバター)で満たされた百の瓶。
叙事詩『マハーバーラタ』において肉塊を百に切り分けて納めたところ成長してドゥルヨーダナを始めとした百人の王子達が生まれたという。
その伝承に習ってこの瓶にタンパク質を入れると培養されて増える。
この性質を利用して少ない食肉を増やしたり、『ヒュギエイアの杯』では細胞を成長させて手足や内臓といった失われた部位のストックを作るなど再生医療に用いられる。

【名称】緊箍児
【由来】西遊記
【能力】念圧

西遊記において乱暴者であった孫悟空を三蔵法師が制御するために頭に嵌めた金輪。
嵌められた者の手では絶対に外せず、定められた念仏を唱えることで締め上げられる痛みにより行動を束縛する。
『奈落』において量産化されており、囚人に装着させて拘束したり尋問する際に用いられている。

【名称】聖骸布
【由来】キリスト教
【能力】邪気祓い、保全

かの救世主、イエス・キリストの十字架から降ろされた遺体を包んだとされる亜麻布。
その場に在るだけで「聖なる領域」を作り出し、邪を遠ざける。悪魔に関連する者に対して特効を持ち、領域外からその者がこの遺継装具を視界に収めただけで苦痛を与える。また、包んだものを封印して外部から破壊されない限り状態を保ち続ける効果を持つ。
しかしながら、救世主に纏わる聖杯、聖骸布、聖槍、聖十字架、聖釘の5つの聖遺物はエクスカリバーと同じく効果の大小の違いはあれど贋作が大量に出回っているため現代にオリジナルが現存しているかは不明。聖職者やキリスト教系の巫女によって、現在でも簡易化された量産品が造られていることが更に真相究明の難航化に拍車をかけている。
一応、聖骸布に関してはイタリア・トリノの聖ヨハネ大聖堂が所蔵している物こそがオリジナルであると有力視されてはいるものの、これもまた確たる証拠は無く真偽は定かではない。
だとしても、例え形を模した贋作でありながらもその名を冠するだけで一定の効果を発揮することからオリジナルの威光の強大さが伺える。

【名称】オベリスク
【由来】エジプト神話
【能力】太陽の力の付与

古代エジプトなどで太陽神の象徴として建てられた記念碑。先端部はピラミッド状の四角錐で、日光を吸収して耀くようになっている。
太陽神の巫女がオベリスクに触れることでその効果を発動する。巫力を増幅、竜の攻撃を防ぐ光の加護、などそれぞれの巫女に合致した特殊な力を得られる。
滅びたエジプトの大地であっても、当時の姿を保ち続けている。強固である。

【名称】勝利の剣
【由来】北欧神話
【能力】自動戦闘

自身の周りを浮遊し、敵を自動で攻撃する剣。かなり丈夫であり、折れても自動で修復がされる。
過去に見つかった数本しかなく、その殆どが紛失している為かなり希少。
レーテはその一つを死んだ友人から受け継ぎ所持している。
レーテが使用する勝利の剣は長年戦闘を続けていた為、手入れをできておらず自動戦闘機能が失われている。

【名称】レーヴァティン
【由来】北欧神話
【能力】炎の強化、共有
常に熱を帯びている、かなりの切れ味を誇る剣。
この剣に炎を纏わせると、その炎の火力が上がり青色になる。他にも、剣の炎を他の武器に共有することができる。
過去に見つかったのはこの一本しかなく、世間的には紛失したという事になっているが、レーテが所持している。
この剣は認められたものしか使うことができないが、何故認められたかはレーテ本人も知らない。

【名称】かなてこのようなもの
【由来】ウガリット神話?
【能力】流体操作

地中海沿岸辺りで稀に発掘されている、先端が曲がった金属棒状の遺継装具。
巫女が持つと周辺に存在する気体や液体の動きに干渉出来る能力を発揮するものの、
巫力を持つ生物の体液(例えば血液など)には干渉出来ないことが判明している。
操作規模は巫力や神格の相性などに左右されるが、条件が揃えば局地的台風も出せる。
なお『モノリス』では「顔周辺の大気を固定し呼吸を封じる」戦術が模索されたが、
運用の結果「そもそも"固定"することが極めて困難で実用性に乏しい戦術」と結論付けた。

ヘレル及びシャルナはコレをバアルの武器『撃退(アィヤムル)』だと主張するが、
外観がどう見ても工具の「かなてこ」である為この名が付いた。
因みに、何故か龍教会は意地でもコレに対して「バール」を含む呼称を使わない。

【名称】猫丸(レプリカ)
【由来】史実?
【能力】即応迎撃

菅原道真公が自ら鍛え上げたという神刀。のレプリカ。
猫を真っ二つに斬り捨てたという逸話から素早く動くものに反応して自動で切りつける。この特性により、剣の素人でも持つだけである程度は戦えるようになる。
しかし、あまりにも速い相手と対峙した場合は肉体の限界を越えた無茶な挙動を取らせようとするため、所有者は筋肉痛や脱臼・骨折してしまうおそれがある。
また、斬りたいわけでもない近くを飛んでいるハエにすら態々反応するのでかなり融通が利かない。
このように割と欠点が目立つ理由故に一部の者達から「ガバガバ知覚過敏刀」という蔑称で呼ばれている。

【名称】八咫鏡
【由来】八咫鏡
【能力】陽光の収束、そして照射 

天照大神の威光そのものを表すといわれる、大きな鏡。日本国における「三種の神器」のひとつであり、天照大神を司る遺継装具。
実物は伊勢神宮が、形代は皇居、および日ノ本家がそれぞれ所蔵しており、うち日ノ本家の形代は過去「日ノ本八千代」が討竜のため出陣した際に、幾度か切り札として使用されたという記録がある。
能力は陽光の収束と照射と単純だが、この収束率は凄まじいものがあり、天照大神の巫女の巫力によって強化された陽光を十分に収束して照射されるそれは、「必殺の破壊光線」と呼ぶに相応しい威力を誇る。
使用記録としてとりわけ有名なのが「宝永四年の禍津日主」討伐時に使用されたものである。
この時は天照大神から直接放たれる陽光を七日ぶん蓄えた八咫鏡が使用され、富士山を噴火させ日本全土を暗雲で染め上げた禍津日主を一撃で消し飛ばしたと記録されている。

【名称】ピグマリオンの鑿
【由来】ギリシャ神話
【能力】生命彫刻

ギリシャ神話におけるキプロス島の王にして彫刻家であるピグマリオンが愛用していた鑿。 
これにより巫力を込めて彫られた作品は擬似的な生命を与えられて人間ならば人間、犬ならば犬、鳥ならば鳥のように振る舞い動き回る。 
しかし、飽くまでも「擬似的」なものなので一定時間が経過して込められた巫力が尽きれば元の動かない彫刻へと戻る。
神話内でのガラテアのような自立する本物の生命を再現するには当時の大気中のマナの濃さとピグマリオンの狂気的な熱量と愛、そしてアフロディーテの加護といった様々な偶然や奇跡が重ならなければ不可能である。

【名称】クリスタルスカル
【由来】アステカ文明?
【能力】???

中南米で発見された水晶製の髑髏。
バグダッド電池と同じく二重の意味でのオーパーツである。
かつては計13個が一箇所に収められていたが現在は世界中に散らばって存在し、その全てを再び一箇所に集めると何かが起こるとされている(願いが叶う、世界が滅亡するなど)。
しかし偽物が多く出回っており、しかも真贋を区別する方法は分かっていないので文字通り全てを集めない限り検証は不可能となっている。

【名称】メギンギョルズ(レプリカ)
【由来】北欧神話
【能力】パワーブースト

雷神トールが腰に締めていたとされる力帯の量産品。北欧地域を中心に普及している。
特殊な高圧電流を浴びせ続けた繊維を織って造られるらしい。
伝承通り所有者の膂力を向上させるが上昇効率はそれほど良くはなく、限界値は精々1.25倍程度。加えて3分以上全力で酷使すれば帯そのものが耐え切れずに裂けて使い物にならなくなる。
更には無理矢理外付けの道具でパワーを底上げしていることには変わりないので、鍛錬を怠っている所有者は酷い筋肉痛に苛まれる。日頃から筋トレに励むべし。

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