天岩戸事件 - 神薙の巫女と堕ちし龍Wiki

近い将来、日ノ本　八千代（64代目）（以下、保護対象）が組織の計画を遂行する上で脅威となることを危惧した『モノリス』が彼女の誘拐並びに暗殺を企てた事件。
事件当日の太陽神の巫女の力が弱まる皆既日食の日を狙って、都内で立て続けにテロ行為を発生させることにより各治安維持機関を陽動している隙に警備を掻い潜り保護対象の身柄を確保した。
人質を解放する条件として「国家予算数年分に匹敵する額の莫大な身代金」、「『奈落』に囚われている同胞達の解放」、「国内の最重要霊地を守護する結界の解除」、「日本国が保有する神器クラスの遺継装具の破棄」、「日ノ本　八千代（63代目）の自害」といった理不尽な要求を突き付けた。
一時は政府の中でこれらの要求を拒否するという意見が過半数を超えたが、タイムリミットギリギリで警察組織と『カミガカリ』の連携捜査より実行犯達の潜伏先が割り出される。即刻現場に派遣された同グループの巫女達が『モノリス』との交戦の末、無事保護対象の救出に成功した。
以降は事件の反省を踏まえて、日ノ本家当主とその嫡子への警備にはシンクロ率90%以上の巫女が常に三人以上つけられることとなった。