簸川 尊之 - 神薙の巫女と堕ちし龍Wiki

【名前】簸川 尊之（ひかわ たかゆき）
【性別】男性
【出身地】日本　島根県
【身長】178cm
【体重】75kg
【年齢】46
【一人称】 わし
【好きな食べ物】 キャビア、フォアグラ
【イメージカラー】茶色
【所属組織】龍教会・主流派
【服装】リネンのブラウンスーツ

第80代「出雲国造家」の長男として誕生した、黒髪で恰幅の良い体型の男性。
社会的な地位と影響力を持つ神職であると同時に、『龍教会』・主流派の司祭でもある。
龍兵器の密輸、内部情報の操作など、日本を中心とした陰謀に間接的に関与している。
性格は狡猾で欲深い。直属の部下以外には、暗号化された通信で連絡を取り、必要とあらば信徒であろうと簡単に切り捨てる。
更なる権力と莫大な資産を手に入れたいという、底なしの欲望から龍教会に加入した。
上記の違法な手段や信徒から巻き上げた金を資金源として、龍教会の戦力をより増強する事が目的のようだ。

2年前、大綾津 ざんげという名の少女に「施設の巫女の末路」と「亡者の廃棄場所」を教えた。
理由は大綾津の職員に、ある弱みを握られ多額の金銭を要求されていたからだ。局面を変える為に、施設で偶然出会った少女に何か事件を起こしてもらおうと企んだ。
彼女に自由になりたいという意志があるのなら、行動のきっかけになるかもしれないと期待しての発言だった。
後日、大綾津が滅びた報告を受け、予想以上の成果に少々呆気に取られた。

大綾津 ざんげから再び接触があったのは、半年前のこと。
彼女は「とても素晴らしい考えがあるの」と言って、"八岐大蛇解放作戦"を持ちかけた。
ヤマタノオロチのコアは入手が難しく、リスクの高い案件であった。しかし、簸川自身も出雲に伝わる龍に興味があった。
それに、当時警察の特務機関が簸川の存在に勘付き始めていたので、大洪水を起こせば警察は混乱状態に陥る。加えて、もしヤマタノオロチが討伐されたとしてもコアを掠め取ればよい。
こういった利益を考慮して作戦に加わった。
しかし、作戦に直接関わった事が原因で彼の悪事が警察に露見する事になる。騒動の裏で逃亡に成功し、現在は名前を変えどこかで活動しているようだ。