【基本データ】
●全長145mm ●全幅90mm ●全高39mm
●Item No:19429
●本体価格800円 ●2002年12月発売
【本体内容】
スピンバイパーを
VSシャーシに載せフルカウルシリーズとして再ラインナップしたキット。
最初に発売された時は
リアルミニ四駆だったため、走らせようと思うと別途シャーシが必要だったが、当キットは最初から走行用シャーシとセットとなっている。
採用されているVSシャーシはシャーシ本体、Aランナー、リヤステーともブラックでカラーを統一されている。
ホイールは
サイクロンマグナム型(白色)。
ちなみにリアルミニ四駆用のホイールも付属するのでドレスうpにも良いかも。
ダンガンレーサーのカタパルトアタックユニットや、アルミホイール類に付属のアタッチメントを使えばモーターライズシャーシにも簡単に装着できる。
ただし前後の径が違うので走らせるときは注意。
画像では判り難いが、右の後輪用の方が若干直径が大きい。
フロント用に14㎜ゴムリングプラローラーが付属。
またボディーの成型色が不透明のブルーに。
その他、コックピット脇のボディ(ブルーのカウル後半部)を固定するためのロックパーツF5・F6がVSシャーシに対応させるために一部改修され、1番下にある丸モールドが丸ごとなくなっている。
だが元々がVSシャーシ用のボディではないため、それ以外の細部が改修されておらず干渉していて、そのままでは無理やり押さえつけている形になっている。
そのため、完全に対応させるにはリヤ側ギヤケースのカウンターシャフトの根元あたりの部分(メッキパーツF3)と、その反対側のモーターマウントの部分(ブルーの後半カウル部分D1)、そしてフロント側ギヤケースの右側(FMシャーシに乗せるとき取り外すメッキパーツ:部品番号F8)が干渉しているので現物あわせで削る必要がある。
特にメカ部分の加工はしておいた方がいい。D1カウルの加工はほんのちょっとでいいので、削りすぎないよう注意。
また、基本的には以前のボディと同じなので、説明書には無いがSFMシャーシにも対応している。
その場合、フロント側のメッキパーツの一部を外せばそのまま乗せられる。
また、逆にVSシャーシに乗せる際に余剰となるリヤ側メカパーツを装着できるようネジ穴が付いている。
ただし無加工では載せられなくなるので、大方半分程度を切除する必要がある。
【漫画、アニメでの活躍】
三国藤吉 第三のマシン。
爆走兄弟レッツ&ゴー!!本編での出番は、最終巻の数コマのみ。
のちの新シリーズ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」第一巻においてその誕生秘話が掲載された。
登場当初、藤吉の余計なパーツの着けすぎで、外見がどう見ても族車です本当に(ryみたいな見た目になっていた。
なおMAX6巻にも1コマだけ出ている。
アニメ版ではもっと露出が多い。
烈が入院しているため、藤吉がギリギリに完成したためにまだGPチップが完全ではないスピンバイパーを
スピンコブラと走らせることで学習させ、さらに烈の穴を埋めるためにコブラとバイパーをダブルエントリーし共闘させるなど、多くの活躍を見せた・・・と言いたいところだが、ハイライトはそれまでで、あとは目立った活躍がなかった(それでも原作よりは出番が多い)。
なお、アニメ版では作画省略の為か、フロントのメカのデザインが原作やキットとは大きく異なっている。
ちなみに藤吉のマシンは トライダガーやマグナム等の
「完全に破壊される」→「仕方ないのでニューマシン開発」
の流れが一度も無かった(とはいっても漫画版ではロッソストラーダ戦でスピンコブラが再起不能になったためにバイパーを開発している)。
金持ちらしいといえばらしい。
爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers第6話にも登場。
藤吉が引退した後は佐上模型店に展示されていたようである。
なおこの後、藤吉が自社(三国建設)の若手社員との勝負に持ち出すが、かつて豪が
マグナムセイバーに施したような無茶なパーツてんこ盛り改造の所為で遅い上にクラッシュし、敗れる結果となっている(ある意味原点回帰かw)。
その後、代わりに
スピンアックスを持ち出しているところを見ると、原作の
スピンコブラは
スピンアックスからの改造ではなく新規製造か、もしくはスピンアックスは複数作られていた可能性がある(もしくは市販品か)。
ちなみに、RRの藤吉やチイコ、JのキャラクターはどうもB-ray版「暴走ミニ四駆大追跡」に収録されている3声優(豪と烈とファイターの中の人)のオーディオコメンタリーの内容が元ネタっぽい(オーディオコメンタリー収録の時点でコロニキ2号が出た直後の模様)。
【VIP内での評価】
元々はリアルミニ四駆としての発売だったが、VSシャーシに換装され、フルカウルマシンとして再発売。
オリジナルの方が入手困難なために、その代用として購入される事が多い。オリジナルの再販マダー?
こちらは走るので実用性は上だが、本来想定していなかったVSシャーシへ搭載されたため、上記のとおり一部部品の形状が変更されている上に、そのくせきっちり改修されていないため一部シャーシと干渉してしまっている。
フルカウルミニ四駆版は、フルカウルシリーズにもかかわらず(元がリアルミニ四駆のため)メッキパーツが奢られている。
【公式ページ】
【備考】
なお、フルカウル版発売当時まだ未発表だった
S2にも載せることができる。
(画像はパールブルースペシャルのボディを使用)
また、最新鋭のフロントミッドシップシャーシ「
FM-A」にもFMモードで無加工で搭載できる。
(画像はパールブルースペシャルのボd(ry)
※ただし後部のメカパーツを装着したい場合は上記の加工が必要。
VZシャーシの場合、後部のモーターカバーを外せば載せられる(但し上記のVS向けの追加加工はやっておいた方が良い)。
(画像は(ry)
最終更新:2024年06月13日 23:59