金鯱賞を攻略するポイント - ものさし競馬

金鯱賞G2

金鯱賞2022の回顧

馬場レベル：高速馬場
時計：−1.4秒速い
直線：内伸び
3F平均：34.9
C値：8.9（標準）

JRAの公式サイトによると
「第1回中京競馬終了後、傷みの大きかった3コーナーから4コーナー約4000平方メートルの芝張替を実施した」と書いてある
張り替えた部分の馬場状態が良くなるのはとうぜんのこと
直線はどう見ても内有利になるのは明白である
さらに12(土)前日の同コース
中京芝2000mの2勝クラスにて1分59秒2と非常に速い時計が出ており
例外なく高速馬場仕様になっています

ジャックドールは1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→オープンと
すべて昇級初戦で勝ち上がっており4連勝中と絶好調だ能力も高そう♪
今回は3枠3番と好枠に入ってくれて
まさに勝ってくださいと言わんばかり
道中も競りかけてくる馬はいなかったので
見事な逃げ切り勝ちでしたw
ただしこの馬はハイペースで逃げたことがありません
ハイペースで逃げて底力を問われたときが
ちょっと心配
本当に強い逃げ馬はハイペースでも自滅せず
逃げ切ってしまいます
次走は激流に飲み込まれてしまうか
それとも逃げて切ってしまうか
注目したいですね

ポタジェは4着と惜しかったけど
単純に距離ロスかなー？
4コーナーも大外をぶん回していたし
これでは届くはずがありません

3着に入ったのはアカイイト
ハイペースでも好走歴があり
一貫性は合格
高速馬場に対応できる下地はあったので
抑えておくべきでした🥺

金鯱賞の折れ線グラフ

10F	9F	8F	7F	6F	5F	4F	3F	2F	1F
12.9	11.5	12.7	12.6	12.2	12.1	12.0	11.6	11.4	11.9

レコードタイム：1分58秒3
基準タイム：1分59秒5
前半3F：37.1
後半3F：34.9（やや瞬発戦）
前半4F：61.9
後半4F：59.0
ペース：右肩上がり型スロー（+2.9）
有利な枠：内〜中枠
有利な脚質：逃げ、先行、好位差し
有利なローテ：同距、短縮
求められる能力：長くいい脚（スタミナ）、瞬発力、パワー、先行力、底力、距離実績、一貫性など

スタートから向正面半ばまで上り坂が続くため
大半はスローペースになりやすい
残り1200m辺りから下り坂が続き
直線の坂を迎えるまで徐々に加速していく感じになっています
ラップタイムにもその特徴が現れており
早め早めの競馬を強いられるため
基本的には長くいい脚を使えるタイプが有利
直線が長めなのである程度の瞬発力は必須

高速馬場の場合はキレキレの瞬発力を使えるタイプよりも
一定のスピードを長く持続できる
ミドルとハイペースをこなせるような一貫性と
前めのポジションでレースができる
先行力のあるタイプが狙い目になります
特に内枠の逃げ先行馬はかなり有利なので
先行策が得意な騎手を中心にピックアップしましょう

金鯱賞・過去5年間のラップタイム

年	10F	9F	8F	7F	6F	5F	4F	3F	2F	1F	前3F	後3F	前4F	後4F	ペース
2022	12.5	11.0	12.2	11.9	11.7	11.7	11.6	11.0	11.3	12.3	35.7	34.6	59.3	57.9	S(+1.4)
2021	13.0	11.5	12.6	12.4	11.9	11.7	11.9	12.1	11.9	12.8	37.1	36.8	61.4	60.4	S(+1.0)
2020	12.9	11.8	13.2	13.0	12.7	12.4	11.8	11.2	11.1	11.5	37.9	33.8	63.6	58.0	S(+5.6)
2019	12.7	10.8	12.1	12.5	12.9	12.3	12.2	11.6	11.3	11.7	35.6	34.6	61.0	59.1	S(+1.9)
2018	13.3	11.9	13.1	12.9	11.8	12.4	12.0	11.4	11.2	11.6	38.3	34.2	63.0	58.6	S(+4.4)
2017	12.6	11.3	12.6	12.2	11.7	11.7	12.0	11.9	11.4	11.8	36.5	35.1	60.4	58.8	S(+1.6)

長くいい脚（スタミナ）のある馬を見分けるポイント

❶脚質がマクリタイプ
道中後方にいた馬がレース中盤から早めに動いて→4コーナーはマクリ気味に進出→外を回って先頭集団にとりつくような戦法をとっていればスタミナがあるとみていいと思います
❷スローのロングスパート戦に実績がある
❸ほとんどペースが一定でワンペースの持続力勝負
❹タフな消耗戦で好走したなど

ラップタイムに関することは
こちらのページを参考にしてください
馬キャラとレースタイプの分類法↓↓↓
https://w.atwiki.jp/monosashi-keiba/pages/92.html

ディープインパクト記念・過去5年間の成績表

年	走破タイム	枠	勝ち馬	上がり	種牡馬	馬齢	位置取り	斤量	人気	ローテ	騎手
2022	1:57.2	3	③ジャックドール	34.6	モーリス	牡4	1-1-1-1	56.0	1	同距	藤岡佑
	1:57.6	7	⑩レイパパレ	34.6	ディープインパクト	牝5	4-4-4-4	56.0	2	同距	川田
	1:57.8	5	⑥アカイイト	34.7	キズナ	牝5	7-7-5-5	55.0	5	短縮	幸
2021	2:01.8	5	⑤ギベオン	36.8	ディープインパクト	牡6	1-1-1-1	56.0	10	同距	西村
	2:01.8	1	①デアリングタクト	36.1	エピファネイア	牝4	6-6-6-6	55.0	1	短縮	松山
	2:01.9	8	⑩ポタジェ	36.4	ディープインパクト	牡4	3-3-3-3	56.0	6	同距	北村友
2020	2:01.6	5	⑥サートゥルナーリア	33.2	ロードカナロア	牡4	5-5-5-5	58.0	1	短縮	Cルメ
	2:01.9	6	⑧サトノソルタス	33.8	ディープインパクト	牡5	3-3-3-3	56.0	8	同距	藤岡康
	2:02.0	4	④ダイワキャグニー	34.2	キングカメハメハ	牡6	1-1-1-1	56.0	6	同距	内田
2019	2:00.1	1	①ダノンプレミアム	34.1	ディープインパクト	牡4	3-3-3-3	56.0	2	短縮	川田
	2:00.3	7	⑪リスグラシュー	34.1	ハーツクライ	牝5	8-7-6-6	55.0	5	同距	Aシュ
	2:00.4	6	⑧エアウィンザー	34.2	キングカメハメハ	牡5	7-7-6-6	56.0	1	同距	武豊
2018	2:01.6	8	⑨スワーヴリチャード	33.8	ハーツクライ	牡4	3-3-2-2	57.0	1	短縮	Mデム
	2:01.7	4	④サトノノブレス	34.3	ディープインパクト	牡8	1-1-1-1	56.0	8	短縮	幸
	2:01.9	5	⑤サトノダイヤモンド	33.7	ディープインパクト	牡5	5-5-5-6	57.0	2	短縮	Cルメ
2017	1:59.2	3	⑥ヤマカツエース	34.7	キングカメハメハ	牡5	8-8-8-6	57.0	1	短縮	池添
	1:59.4	8	⑮ロードヴァンドール	35.3	ダイワメジャー	牡4	1-1-1-1	56.0	7	延長	太宰
	1:59.4	4	⑧スズカデヴィアス	34.6	キングカメハメハ	牡6	10-10-9-10	56.0	13	同距	藤岡佑

ピンクは→上がり最速1位
青は→上がり最速2位
オレンジは→上がり最速3位

ローテーション別の成績

ローテ	1着	2着	3着
同距	1	2	4
短縮	4	2	1
延長	0	1	0

枠順別の成績

枠順	1着	2着	3着	逃げ	先行	差し	追込	着外
1枠	1	1	0	0	2	1	0	3
2枠	0	0	0	0	0	4	1	5
3枠	1	0	0	0	1	3	0	4
4枠	0	0	2	1	1	0	2	4
5枠	2	0	0	0	1	3	1	5
6枠	0	1	1	0	3	1	1	5
7枠	0	1	0	0	0	2	5	7
8枠	0	1	1	0	3	2	1	6

※10頭以下のレースは省いています

開幕前半の馬場ということもあって
外枠はやや不利

脚質別の成績

脚質	1着	2着	3着	着外
逃げ	1	1	1	1
先行	1	1	1	11
差し	2	2	2	16
追込	0	0	0	11

枠順	1着	2着	3着	着外
内枠	2	1	0	12
中枠	2	1	3	14
外枠	0	2	1	13

※10頭以下のレースは省いています

中京芝の直線は412.5mと長め
一見すると後方からの差しも届きそうだけど
追い込みはほぼ全滅でした
まさに開幕週の馬場とスローペースのダブルパンチ状態
さらに小頭数だとペースが落ち着きやすく
差し馬はあまり後方にいると届きません
なるべく前で折り合いつつ
徐々にギアチェンジをしながら
加速できるタイプじゃないと厳しいです

脚質別の成績

枠順	脚質	1着	2着	3着	脚質	1着	2着	3着
内枠	逃げ	0	0	0	差し	1	1	0
	先行	1	0	0	追込	0	0	0
中枠	逃げ	1	0	1	差し	1	0	2
	先行	0	1	0	追込	0	0	0
外枠	逃げ	0	1	0	差し	0	1	0
	先行	0	0	1	追込	0	0	0

※10頭以下のレースは省いています

このwikiのページ一覧
トップページに戻る