桜花賞G1
桜花賞2022の回顧
走破タイム:1分32秒9
前半3F:34.6
後半3F:34.1(瞬発戦)
前半5F:46.8
後半5F:46.1
ペース:中弛み型ミドルペース(+0.7)
時計:−0.7
馬場レベル:やや軽い
直線:内伸び
C値:10.0
天候:晴れ
前半3F:34.6
後半3F:34.1(瞬発戦)
前半5F:46.8
後半5F:46.1
ペース:中弛み型ミドルペース(+0.7)
時計:−0.7
馬場レベル:やや軽い
直線:内伸び
C値:10.0
天候:晴れ
桜花賞の距離別成績
距離 | 着度数 |
1800m | 2-1-2 |
1600m | 2-3-2 |
1400m | 2–2-2 |
1800m以上の中距離に実績があった馬
ソダシ、クロノジェネシス、リスグラシュー、ソウルスターリング、スターズオンアース
ソダシ、クロノジェネシス、リスグラシュー、ソウルスターリング、スターズオンアース
同距離に実績があった馬
シゲルピンクダイヤ、サトノレイナス、スマイルカナ、デアリングタクト、グランアレグリア、ラッキーライラック、リリーノーブル
シゲルピンクダイヤ、サトノレイナス、スマイルカナ、デアリングタクト、グランアレグリア、ラッキーライラック、リリーノーブル
1400mに実績があった馬
ファインルージュ、レシステンシア、アーモンドアイ、レーヌミノル、ウォーターナビレラ、ナムラクレア
ファインルージュ、レシステンシア、アーモンドアイ、レーヌミノル、ウォーターナビレラ、ナムラクレア
マイル戦は平均して速く走ることが要求されるため
テンのダッシュ力とスパートはもちろん
スタミナを兼ね備えたスピードが必要になる
そのため1200mの短距離よりは
同距離とともに、1800m以上の中距離に実績があるタイプのほうが信頼できます
1400mに実績のあるタイプも好走していますが
勝ち切るまでには至らず
やはりスタミナの面では中距離タイプに分があるようです
テンのダッシュ力とスパートはもちろん
スタミナを兼ね備えたスピードが必要になる
そのため1200mの短距離よりは
同距離とともに、1800m以上の中距離に実績があるタイプのほうが信頼できます
1400mに実績のあるタイプも好走していますが
勝ち切るまでには至らず
やはりスタミナの面では中距離タイプに分があるようです
さてレースを振り返ってみましょう
カフジテトラゴンが逃げたため
前半4ハロンは46.8後半4ハロンは46.1なので平均ペースに
平均ペースになるとキレ味の鋭い瞬発力よりも
どちらかというとバテにくい
マニュアル車のような徐々にギアチェンジをしながら加速できる
ジリ脚タイプの馬が狙い目になります
ぜひ覚えておきましょう
カフジテトラゴンが逃げたため
前半4ハロンは46.8後半4ハロンは46.1なので平均ペースに
平均ペースになるとキレ味の鋭い瞬発力よりも
どちらかというとバテにくい
マニュアル車のような徐々にギアチェンジをしながら加速できる
ジリ脚タイプの馬が狙い目になります
ぜひ覚えておきましょう
ナミュールの敗因について
ナミュールはスローペースから
キレ味の鋭い瞬発力を発揮できるレースが得意だけど
阪神ジュベイナルフィリーズではタフさを問われて負けているように
瞬発力タイプなのでスタミナがありません
ですから外枠に入ってしまったのは痛かった
道中も終始外を回っており脚が溜まらず
ラストスパートできる余力は残っていなかったと思われます
ナミュールはスローペースから
キレ味の鋭い瞬発力を発揮できるレースが得意だけど
阪神ジュベイナルフィリーズではタフさを問われて負けているように
瞬発力タイプなのでスタミナがありません
ですから外枠に入ってしまったのは痛かった
道中も終始外を回っており脚が溜まらず
ラストスパートできる余力は残っていなかったと思われます
サークルオブライフ以外は1〜9着まで全て内〜中枠の馬が来ているように
大外をぶん回さないで
ロスなく立ち回った馬が強かった印象ですね
その中でもサークルオブライフは4着だったけど強い競馬
ジリ脚タイプなのでもっと距離が伸びても大丈夫そうだし
のちに秋華賞やオークスに出走すると思われますが必ず通用すると思います
いや、絶対勝てるでしょう
大外をぶん回さないで
ロスなく立ち回った馬が強かった印象ですね
その中でもサークルオブライフは4着だったけど強い競馬
ジリ脚タイプなのでもっと距離が伸びても大丈夫そうだし
のちに秋華賞やオークスに出走すると思われますが必ず通用すると思います
いや、絶対勝てるでしょう

レコードタイム:1分31秒1
基準タイム:1分34秒7
前半3F:34.6
後半3F:35.2(やや瞬発戦)
前半4F:46.4
後半4F:46.9
ペース:緩急型ミドルペース(−0.5)
有利な枠:内〜中枠
有利な脚質:先行、好位差し、追い込み
有利なローテ:同距
求められる能力:キレ味の鋭い瞬発力、一貫性、距離実績、パワー、先行力、直線が長いコースでの実績、中距離を走れるようなスタミナなど
基準タイム:1分34秒7
前半3F:34.6
後半3F:35.2(やや瞬発戦)
前半4F:46.4
後半4F:46.9
ペース:緩急型ミドルペース(−0.5)
有利な枠:内〜中枠
有利な脚質:先行、好位差し、追い込み
有利なローテ:同距
求められる能力:キレ味の鋭い瞬発力、一貫性、距離実績、パワー、先行力、直線が長いコースでの実績、中距離を走れるようなスタミナなど
※今年の桜花賞は例年とは違ってBコースで施行される点には注意を払いたい
桜花賞の折れ線グラフ

8F | 7F | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F |
12.3 | 10.9 | 11.4 | 11.8 | 11.7 | 11.3 | 11.6 | 12.3 |
強い馬を見分けるポイント
❶ハイ&スローどちらのペースも経験済み
❷道中のラップに極端な落ち込みがない
❸淀みのない流れを先行して勝った
❹超ハイペースを先行して押し切る
❺超スローペースをやや後方から差し切った
❻大外をぶん回して勝利or健闘したなど
❷道中のラップに極端な落ち込みがない
❸淀みのない流れを先行して勝った
❹超ハイペースを先行して押し切る
❺超スローペースをやや後方から差し切った
❻大外をぶん回して勝利or健闘したなど
短距離〜マイル戦で求められる能力は
前半から好位置を取りに行けるテンのダッシュ力(先行力)と
ミドル〜ハイペースをこなせるような一貫性
この2点は絶対必要です
前半から好位置を取りに行けるテンのダッシュ力(先行力)と
ミドル〜ハイペースをこなせるような一貫性
この2点は絶対必要です
ピッチ走法で走る馬は
特にテンのダッシュ力に優れており
短距離戦も得意なタイプが多いですから
前半から位置を取りにいくのは
容易いです
特にテンのダッシュ力に優れており
短距離戦も得意なタイプが多いですから
前半から位置を取りにいくのは
容易いです
折れ線グラフを見ると一目瞭然
近年はやや前傾ラップなので
ミドル〜ハイペースをこなせるような
一貫性は絶対必要になります
かつ前傾ラップにて速い上がりを使って好走している場合は
迷わず評価していいと思います◎
近年はやや前傾ラップなので
ミドル〜ハイペースをこなせるような
一貫性は絶対必要になります
かつ前傾ラップにて速い上がりを使って好走している場合は
迷わず評価していいと思います◎
逆にスローペースしか経験したことがない馬はダメ
前哨戦でミドル〜ハイペースを経験しており
かつ速い上がりを使って好走している馬が狙い目になります
前哨戦でミドル〜ハイペースを経験しており
かつ速い上がりを使って好走している馬が狙い目になります
桜花賞・過去5年間のラップタイム
年 | 8F | 7F | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | 前3F | 後3F | 前4F | 後4F | ペース |
2022 | 12.4 | 10.8 | 11.4 | 12.2 | 12.0 | 11.1 | 11.5 | 11.5 | 34.6 | 34.1 | 46.8 | 46.1 | M(+0.7) |
2021 | 12.1 | 10.8 | 11.2 | 11.1 | 11.6 | 11.2 | 11.2 | 11.9 | 34.1 | 34.3 | 45.2 | 45.9 | M(−0.7) |
2020 | 12.4 | 11.2 | 11.3 | 11.6 | 11.5 | 11.7 | 12.6 | 13.8 | 34.9 | 38.1 | 46.5 | 49.6 | H(−3.1) |
2019 | 12.2 | 11.1 | 12.1 | 12.3 | 11.7 | 10.8 | 11.0 | 11.5 | 35.4 | 33.3 | 47.7 | 45.0 | S(+2.7) |
2018 | 12.3 | 10.7 | 11.5 | 12.1 | 12.1 | 11.5 | 11.3 | 11.6 | 34.5 | 34.4 | 46.6 | 46.5 | M(+0.1) |
2017 | 12.7 | 10.9 | 11.1 | 11.8 | 11.8 | 11.5 | 11.9 | 12.8 | 34.7 | 36.2 | 46.5 | 48.0 | H(−1.5) |
2021年は→一定型ミドルペース
2020年は→一本調子型ハイペース
2019年は→ドスローの前残り
2018年は→一定型ミドルペース
2017年は→一本調子型ハイペース
2020年は→一本調子型ハイペース
2019年は→ドスローの前残り
2018年は→一定型ミドルペース
2017年は→一本調子型ハイペース
毎年ペースはバラバラだけど
ほぼほぼ前傾ラップになっています
ほぼほぼ前傾ラップになっています
過去5年間の成績表
年 | 走破タイム | 枠 | 勝ち馬 | 上がり | 種牡馬 | 馬齢 | 位置取り | 斤量 | 人気 | ローテ | 騎手 |
2022 | 1:32.9 | 4 | ⑧スターズオンアース | 33.5 | ドゥラメンテ | 牝3 | 10-9 | 55.0 | 7 | 同距 | 川田 |
1:32.9 | 3 | ⑥ウォーターナビレラ | 34.0 | シルバーステート | 牝3 | 2-2 | 55.0 | 3 | 同距 | 武豊 | |
1:33.0 | 1 | ①ナムラクレア | 33.9 | ミッキーアイル | 牝3 | 4-4 | 55.0 | 6 | 延長 | 浜中 | |
2021 | 1:31.1 | 2 | ④ソダシ | 33.8 | クロフネ | 牝3 | 3-3 | 55.0 | 2 | 同距 | 吉田隼 |
1:31.1 | 8 | ⑱サトノレイナス | 32.9 | ディープインパクト | 牝3 | 15-16 | 55.0 | 1 | 同距 | Cルメ | |
1:31.2 | 1 | ②ファインルージュ | 33.7 | キズナ | 牝3 | 8-6 | 55.0 | 8 | 同距 | 福永 | |
2020 | 1:36.1 | 5 | ⑨デアリングタクト | 36.6 | エピファネイア | 牝3 | 13-12 | 55.0 | 2 | 同距 | 松山 |
1:36.3 | 8 | ⑰レシステンシア | 38.2 | ダイワメジャー | 牝3 | 2-2 | 55.0 | 1 | 同距 | 武豊 | |
1:36.6 | 2 | ③スマイルカナ | 38.6 | ディープインパクト | 牝3 | 1-1 | 55.0 | 9 | 同距 | 柴田大 | |
2019 | 1:32.7 | 4 | ⑧グランアレグリア | 33.3 | ディープインパクト | 牝3 | 3-1 | 55.0 | 2 | 同距 | Cルメ |
1:33.1 | 8 | ⑯シゲルピンクダイヤ | 32.7 | ダイワメジャー | 牝3 | 15-12 | 55.0 | 7 | 同距 | 和田竜 | |
1:33.1 | 2 | ④クロノジェネシス | 32.9 | バゴ | 牝3 | 8-9 | 55.0 | 3 | 同距 | 北村友 | |
2018 | 1:33.1 | 7 | ⑬アーモンドアイ | 33.2 | ロードカナロア | 牝3 | 15-16 | 55.0 | 2 | 同距 | Cルメ |
1:33.4 | 1 | ①ラッキーライラック | 34.5 | オルフェーヴル | 牝3 | 3-3 | 55.0 | 1 | 同距 | 石橋 | |
1:33.5 | 5 | ⑨リリーノーブル | 34.3 | ルーラーシップ | 牝3 | 6-6 | 55.0 | 3 | 同距 | 川田 | |
2017 | 1:34.5 | 5 | ⑩レーヌミノル | 35.4 | ダイワメジャー | 牝3 | 4-4 | 55.0 | 8 | 延長 | 池添 |
1:34.6 | 3 | ⑥リスグラシュー | 35.3 | ハーツクライ | 牝3 | 9-8 | 55.0 | 3 | 同距 | 武豊 | |
1:34.6 | 7 | ⑭ソウルスターリング | 35.4 | フランケル | 牝3 | 6-5 | 55.0 | 1 | 同距 | Cルメ |
ピンクは→上がり最速1位
青は→上がり最速2位
オレンジは→上がり最速3位
青は→上がり最速2位
オレンジは→上がり最速3位
ローテーション別の成績
ローテ | 1着 | 2着 | 3着 |
同距 | 4 | 5 | 5 |
短縮 | 0 | 0 | 0 |
延長 | 1 | 0 | 0 |
枠順別の成績
枠順 | 1着 | 2着 | 3着 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 | 着外 |
1枠 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 2 | 4 | 7 |
2枠 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | 1 | 6 |
3枠 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 5 | 0 | 9 |
4枠 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 5 | 9 |
5枠 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 3 | 7 |
6枠 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 4 | 2 | 10 |
7枠 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 4 | 4 | 13 |
8枠 | 0 | 3 | 0 | 2 | 1 | 4 | 5 | 12 |
2005〜2006年にかけて大々的な改修工事によって
スタート直後の急カーブが→スパイラルカーブに変更
この影響から外枠不利が解消されています
キレ味の鋭い外枠の追い込みは
1〜2着に突っ込んでくることが多いので注意しましょう
スタート直後の急カーブが→スパイラルカーブに変更
この影響から外枠不利が解消されています
キレ味の鋭い外枠の追い込みは
1〜2着に突っ込んでくることが多いので注意しましょう
そうは言っても
内枠が有利な傾向はまだまだ継続しており
3コーナーまで馬群がダンゴ状態で進む
多頭数では以前として内枠有利の傾向が見られる
その証拠として桜花賞2021は1着がソダシ
3着にはファインルージュが入線しています
内枠が有利な傾向はまだまだ継続しており
3コーナーまで馬群がダンゴ状態で進む
多頭数では以前として内枠有利の傾向が見られる
その証拠として桜花賞2021は1着がソダシ
3着にはファインルージュが入線しています
脚質別の成績
脚質 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 |
逃げ | 0 | 0 | 1 | 4 |
先行 | 3 | 2 | 0 | 16 |
差し | 0 | 1 | 4 | 29 |
追込 | 2 | 2 | 0 | 24 |
枠順 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 |
内枠 | 1 | 2 | 3 | 23 |
中枠 | 3 | 0 | 1 | 26 |
外枠 | 1 | 3 | 1 | 25 |
外枠不利は解消されたものの
常に距離ロスという
リスクが背景にあるため
芝のレースは基本的に外枠は不利なので
迂闊には手を出さないほうがいいと思います
ルメール騎手はオールマイティー
わりとどの枠に入っても
馬券内にもってきてくれるけど
川田騎手のように
外枠が苦手な騎手もいますから
あともう少しのところで届かなかった
なんてことがないよう
注意しましょう
常に距離ロスという
リスクが背景にあるため
芝のレースは基本的に外枠は不利なので
迂闊には手を出さないほうがいいと思います
ルメール騎手はオールマイティー
わりとどの枠に入っても
馬券内にもってきてくれるけど
川田騎手のように
外枠が苦手な騎手もいますから
あともう少しのところで届かなかった
なんてことがないよう
注意しましょう
脚質別の成績
枠順 | 脚質 | 1着 | 2着 | 3着 | 脚質 | 1着 | 2着 | 3着 |
内枠 | 逃げ | 0 | 0 | 1 | 差し | 0 | 1 | 2 |
先行 | 1 | 1 | 0 | 追込 | 0 | 0 | 0 | |
中枠 | 逃げ | 0 | 0 | 0 | 差し | 0 | 0 | 1 |
先行 | 2 | 0 | 0 | 追込 | 1 | 0 | 0 | |
外枠 | 逃げ | 0 | 0 | 0 | 差し | 0 | 0 | 1 |
先行 | 0 | 1 | 0 | 追込 | 1 | 2 | 0 |