(関連 BuildingCampaigns

 退屈な基礎知識はここまでにして、いよいよ Battle for Wesnoth の自作キャンペーン作りにとりかかります。
 とは言っても、こつこつ WML を書いていくのも、地味な作業です。でも、自分で書いたものが思ったとおり表示されたり動いたりするのをみると「やったぜ」という気分になれます。

 さて、すぐにでも、キャンペーンファイルを書き始めたいところですが、その前に決めておくことがあります。そう、ストーリーです。
 主人公や敵がどこの誰で、どんな風に戦いをするのかなどが先に決まっていなければ、書き始めてもすぐに手が止まってしまいますね。まあ、考えながら書いていってもいいですが、普通は、先に決めておいた方が楽でしょう。

登場人物やユニット

 Wesnoth であらかじめ使えるユニットは、http://units.wesnoth.org/1.8/C/mainline.htmlで見ることができます。「Multiplayer」と書いてありますが、もちろんキャンペーンでも使えます。
 これをみれば、種族、レベル、能力などが一通りわかりますので、この中からキャンペーンのヒーローやヒロイン、それから敵さんを決めるとよいでしょう。
 日本語 WIKI のユニットデータを見てもよいですが、シナリオへの記述は英語の方にしてください。

今回作るキャンペーンの概略

:シナリオ数
|一つだけ
:ストーリー
|オークの襲撃からエルフの森を守るエルフの隊長の戦い
:タイトル
|Save the Woods(英語推奨。それにしても環境保護キャンペーン見たいなタイトルだな)
:このキャンペーンを保存しておくフォルダのタイトル
|Save_the_Woods(注:フォルダ名やファイル名は、スペース(余白)を開けずに、代わりにアンダースコアを使いましょう。)
:主人公
|名前 Kerolyn(英語推奨。まあ、名前は好きでいいのですが、欧米の人にとっては、エルフっぽい名前とかオークっぽい名前ていうのがあるんでしょうね。)
タイプ Elvish Captain(エルフの隊長)レベル2
:副官 Lulu
|タイプ Elvish Shaman(エルフの女呪術師)レベル1
:雇用可能な味方ユニット
|Elvish Archer(エルフの射手)、Elvish Fighter(エルフの戦士)、Elvish Scout(エルフの斥候)、Elvish Shaman(エルフの女呪術師)
:敵将
|名前 Gustor-Teng
タイプ Orcish Ruler(オークの支配者)レベル2
:敵の副官
|なし
:雇用可能な敵ユニット
|Orcish Archer(オークの射手)、Ochish Grunt(オークの兵卒)、Wolf Rider(ウルフライダー)
:味方の所持金
|100ゴールド
:味方の基本収入
|2ゴールド
:敵の所持金
|80ゴールド(易しい)
100ゴールド(普通)
120ゴールド(難しい)
:敵の基本収入
|0ゴールド(易しい)
2ゴールド(普通)
4ゴールド(難しい)

まあ、こんなところでしょうか。

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最終更新:2012年03月04日 08:03