プログラミングをやっている方なら、キャンペーンをはじめとした Wesnoth のアドオンの作成に統合開発環境(IDE)を使いたいと思うかもしれません。
Wesnoth に特化した IDE は現在ないようですが、UMC(User Made Content) Development IDE という Eclipse のアドオン(*)があります。
このプラグインを導入することで、キャンペーンの管理が容易になったり、終了タグの入れ忘れのような凡ミスが減るなど、開発の効率化が期待できます。
編集画面の例
Eclipse を起動し、ヘルプ(Help)→ 新規ソフトウエアのインストール(Install new Software)をクリックします。
開いたウインドウの 作業対象(Work with): に http://eclipse.wesnoth.org/updates と記入し、一番下の方の「必須ソフトウエアを検索するためにインストール中にすべての更新サイトに接続する」(Contact all updates sites during install to find required software)にチェックがあるのを確認して、追加(ADD)ボタンを押します。
小窓が出てきたら、上段名前には適当な名前を入れ、下団のロケーションは、先ほどの URL のままで OK ボタンを押します。
ウインドウの中程に Wesnoth User Made Content Plugin と出るので左側のチェックボックスにチェックし、次へ(Next)ボタンを押します。このあと2つほど新しいウインドウが開きますが、表示に従って、次へ(Next)、完了(Finish)ボタンを押していきます。
プラグインのダウンロードをしながらインストールを行います。
(しばらく時間がかかります。お茶でも一服しながら待ちましょう。)
Egit をインストール(Eclipse のヘルプからもインストールできるが、ubuntu なら S sudo apt-get install eclipse-egit でインストール可能)。
eclipse の右上の下向きの三角をクリックして「Git」を開く。
初めてだと左側の「Git Repogitories」ペインに「Add Repository」「Clone a Repository」「Create a Repository」とか出ているので、「Create a Repository」を選んで、レポジトリを作成する。このとき Git と連携させたいプロジェクトのパスを指定する(重要)。
他のプロジェクトのリポジトリを追加したいときは、「Git Repogitories」ペイン上部に並んでいるアイコンから「Create a Git Repository and add it to this view」から新しいレポジトリを作成する。