――――あんな猥褻物たちに、私が負ける事はない
――――「死ぬべき存在は、さっさと死ぬべきなんですから」――――
NAME(名称):ケツァル・コアトル=ラベンダァイス=カエデ=キャニドップ
SEX(性別):女
COUNTRY(出身):none
AGE(年齢):unknown(稼働を始めて9年経過)
BIRTHDAY(生年月日):2010/03/20(稼働開始日時)
HEIGHT(身長):状況により異なる
WEIGHT(体重):状況により異なる
BLOOD TYPE(血液型):unknown
STYLE(流派):状況により異なる
LOOKS(外見)
ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のまるで死人の様な冷たいオッドアイを持ち、体表に紋様の様な、仄かな光を放つ金色のラインが走っている
白いワンピースの上から、明らかに身の丈に合っていないボロボロのコートを着込んだ、10歳くらいの少女
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RECENT(近況) |
魔能制限法関連への 対処を約束していた、 白神 鈴音が イル=ナイトウィッシュという悪魔に篭絡され、その身に帯びた神性を、 人類殲滅への道具として使われる事になってしまう
『イル』という名は、自らのマスターであり父だったラギデュースの仇と同じ名前であり、そしてその在り方・魂を歪めるというやり方も同じだった
その怒りが、捨て去ったはずの心を焼き尽くさんとしており、イルもろとも、鈴音に対しても激しい敵意を抱くようになってしまっている
そして、 アルク=ワードナール、 レグルス=バーナルドの度重なる戦死、鈴音の明確な決別宣言を受けとめる事で、彼女の中の何かが切れてしまう
レグルスの遺品『悪の魔書』を使って、自らを兵器として最適化。「今までの自分は「人間ごっこを止めた兵器の『つもり』だった」だけ」だと、再度自らを奮起させる
そして、 サリード=ヴァルマンウェに用意させた、対鈴音用の、1発限りの必殺武器に、殺害を誓う
本人の自覚のないまま、黒い瘴気に、身体が侵され始めていた――――
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ABOUT(概略)
生物兵器
ケツァル・コアトルの一人。山岳地帯にて、鉄製の箱に入れられて放置されていたが、
ラギデュース=キャニドップに拾われた
以後、ラギデュースの「娘」として育てられることになり、共に『Justice』の側に立って戦場で戦う様になる
どうやら、ラギデュースに拾われる以前の事については、何も覚えていないらしい
人見知りの気があり、父であるラギデュース以外には中々心を開く事が出来ない性格である
だが、それは本人の「幼さ」と共に「生物兵器として、敵味方を識別する」為に本能的に見せている姿でもある
その後、肉体を乗っ取られて殺戮者となったラギデュースと死別する事になり、主不在の兵器として、非常に不安定な心理状態のままで各地を彷徨う事になる
その中で、自らがどのような生き方をしていくべきなのかを探し続けており、ふらりと戦いの渦中へ踏み込んでいく事が多い
記憶やマスター登録を『初期化』する為に使用する、橙色の『鍵』も持っているが、かつての仲間たちに諭されている為、今のところ自ら使用する気はない
そうして、1人で戦場を彷徨う生活を続けるうちに、残っていた幼さは消え、人見知りの気も薄くなり、純粋に他者への警戒が前に出る様になる
その結果「兵器としての本分を全うしたうえで、戦いの中で死ぬ」事を望む様になり、どこか破滅的な言動が目立つようになっていく
そしてそれは皮肉にも、自分と出会う前のラギデュースの「良い生まれ方が出来なかった分、良い死に方を探す」と言う思想に似通い始めていた
その後、「主がいないが初期化も出来ない」と言う、兵器として矛盾している状況下の中で、満たされない己の心をどうにかしたいと思う様になる
その為、「戦う事に専念でき、昔の仲間たちの意志に近い場所」として
UNITED TRIGGERを見出し、そこに加入する
その際、『杖』の絵柄がプリントされた『
W-Phone』を授与される
ただし、その後に続くアイデンティティの危機、そして仲間たちの自我喪失・洗脳の事案が続く事により、破滅的な破壊衝動が芽生え始めている――――
そして、
白神 鈴音との、決定的な対立を迎えるにあたって、そのパーソナリティは完全に崩壊。以後、ドライで冷徹な言動に、完全に徹する様になってしまう
今のところ、
ファラエナだけしか知らない、謎の黒い瘴気によって、その正気を侵され始めている
普段は『ラベンダー』と他人に呼ばせている。『カエデ』の名は、父から贈られた特別なものだという認識が強いため、軽々に他人に呼ばせたがらない
彼女を『カエデ』と呼べるのは、父と、ケツァル・コアトルの関係者たち、そして例外的にセリーナだけである
だが、
異世界の神々達との戦いの中、その大切なものを次々に失っていき、遂には自らの完全な『兵器』と見做す事にたどり着いてしまう
その為、他者とのコミュニケーションも、非常に無味乾燥なものにとどまるようになり、ほぼ『敵・味方』の区別のみしか、意識しなくなってしまう
そうした中で、特別な人間関係を結んでいる人物は、以下の通りとなっている
「こうでもしなければ――――何も始まらないし、何も終わらせられない――――私は、ケツァル・コアトル以外の、何者でもないから――――ね」
「だから、笑って欲しいの! 楽しくしててほしいのっ、お願いだから、そんなこと言わないでっ――」
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そうでもしないと、きっと辛いから。何よりも恐ろしい言葉を突きつけられて、想像してしまって、そして自分の考えが、或いはそれよりも恐ろしくって |
かつて『Justice』に所属していた頃、道に迷っていたところに接触し、父と共に道案内がてら色々と会話を交わす
その中で、派手な服装に若干怯えながらも、キャンディーをプレゼントしてもらった事で、友達として打ち解ける様になった
その後、父と離れ離れになった後に偶然再会し、互いに同じケツァル・コアトルである事を初めて知る
その中で、自らの身の振り方などを相談し、同時に励ましを受ける事で、マスターに対する依存心と喪失感で何も出来なかったところから精神的に復帰する一助となった
そして、父親と雌雄を決し、また『Justice』からも離れ、後述の 桜の下に居候する事になってから、 櫻の国に来ていたファラエナと再会
マスターとの決定的な決別を経た経緯を隠し、逆にファラエナのマスターの事について、色々と話を聞く事になった
そうして、ファラエナがマスターとあまり触れあえていない事を知り、心を痛める事になる
その後、『兵器』であり続ける己を見出した後に、生死を問わず無力化をせよという凶悪犯を殺害していた現場で、偶然の再会を果たす
ついに自分は『兵器』である事を決めたと告げると、ファラエナは慟哭。そんな事は認めないと取り縋られ、最後のケツァル・コアトルの仲間同士だと再確認させられる
自分の見出した道を捨てるつもりはなかったが、ファラエナを大切に思う心も変わらず、ようやく定期的に連絡を取り合う仲になる
グランギニョルの神々との戦いに巻き込まれてしばらく、行方不明になった鈴音の件で、直接対談をする事になる
その際、鈴音に対する(思い込みやトラウマも含めた)殺意を燃やす彼女に対し、ファラエナは間違っていると激昂しながら指摘
鈴音の過去を『間違えさせた』アカギレイジと言う男の存在、 名前を変えた、生き残りのケツァル・コアトルの事などを聞きながら「喧嘩が出来るのも友達だから」と、ヒートアップしながらも何とか和解する事ができた
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「それに……今までめちゃ辛かったんやったら……いまから、めちゃ幸せになるのですよ!」
「分かり、ました…………一緒に、っ――――――――私も一緒に、行きます…………」
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すぐそばに映る貴女の姿を大切にしたままでいたかった |
家族も居場所も失ったのち、人気の無い昼の繁華街で眠っていたところで、 セシルと共に遭遇する
無防備な状態で側に近寄られた事で警戒心を抱いていたが、話の流れでその警戒心を解き、自分が戦いを求めている兵器である事を語る
その中で「孤独に苦しみの道を行くのは見ていられない」と言う桜によって、彼女の家に居候する事になる
だが、彼女が 櫻の国の『桜桃』(ゆすら)の姫であると言う事を知らず、驚きを隠せないでいた
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「……私が私である実感が欲しいのッ!! ……せめて、兵器で居させて…………お願いします…………ッ」
「――代わりを務める事なんて、出来る筈はないけれど・・・アタシや、アタシの仲間を"信じて"欲しいんだ」
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貴女が生きることを望むのが辛いというのなら。今度は、我々が貴女の生きる希望になってみせると |
UNITED TRIGGERの門を叩こうとした際、行き倒れていた所に遭遇した リベル=アシェルを保護しつつ、セリーナの下を訪れる
『兵器』として、戦いに近しい場に立ちたいと言う事、『人間』としての名残で、かつての『Justice』に近しい場を求めた、と言う自分の心境を隠すことなく口にする
しかし「死ぬ事を恐れない」とまで言い切った事で、セリーナに諭されるも、譲らず自分の在り方を示し続け、ともあれその結論は先延ばしにしつつ、UNITED TRIGGERのメンバーに迎えられる事になる
あくまで自分の在り方を『兵器』に求めつつ、何かを守るために戦う事を、この時に決めた様である
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「あなたなどとは比べ物にならない、生き物である以上、絶対に許してはならない敵がいるんだと――――思い知らされました――――」
「そうとも、殺さねばならない。彼奴等がこの世に存在した痕跡すら、消し去るつもりでやらねば」
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今、純粋なまでの殺意を持って立ち上がり、許すまじき悪を殺す覚悟を固めた。ならば、己の行動にも大いに意味はあった |
しかしそれからしばらく経ち、世界は ディストピア信奉者の陰謀により、篭絡の危機に陥ってしまう
その一環として、 UNITED TRIGGERに対する暴徒のデモを、負傷の身で鎮圧に掛かっていた中、周囲のヘイトを引き付けるべく姿を現し、仮初の死闘を演じる
その後落ち合い、リベル、そして アーディン=プラゴールと共に、既に 白神 鈴音から聞かされていた共闘体制の再確認を行い、そして仲間たちとのコネクション、戦力の交換を済ませる事となる
その中で、 イル=ナイトウィッシュの活動再開と、以前戦闘になった、UTメンバーのはずの ソニアの 豹変の原因を知り、かつての『父』の受けた仕打ちと重ね合わせて激昂
改めて、敵は全て皆殺しにすると、かつてはなかった暗い怒りを抱きながら、宣言する事となる
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「それで、それで……もう、キミが泣くことのない世界を、作りたかったのに……!!」
「ッッッッ、悲しむふりはやめろ、怒るふりはやめろッッ!! 所詮、鈴音さんを道具として仕込んだだけの分際でッッ!! 汚らわしいこの悪魔めがぁッ!!」
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夜は沈黙、月は寡黙────黙祷のように祈りを捧げたなら、届く場所なんてどこにもないから |
かつて D.R.U.G.S.の首魁『Cypress』が、現存する、世界最古の病『Amy Symdrome』のカプセルを奪取せんと襲撃を仕掛けてきた場で、警護として戦闘になる
死闘の果てにカプセルは破壊され、防護はならずとも敵の手に墜ちる事も無かった――――はずだが、病を操るイルの力により、霧散したはずのそれを確保されてしまう
そして彼女の名乗りにより、自分のマスターの仇であるイル=ディザスターの存在を思い出し、トラウマの様に激昂する事になる
数年後、 ファラエナにとって縁深い 白神 鈴音が、彼女に篭絡された事を知り、連れ戻そうと踏み込む事になる
しかし、既にイルに依存状態にあった鈴音はそれを拒否。上記 カニバディールを含めた同盟体制を諦め、彼女を殺す事を決意する事になる
その際、抜け殻と化した鈴音の肉体を奪還され、怒りと悲しみに嘆くイルの姿を垣間見て「病以外の全てを見下している癖に、激情にかられる「フリ」をするな」と、殺意を露にした
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「でも、夕月さん。まずはメンタルを十分にケアしてくださいね――――戦場では、恐怖はそのまま、死毒と化すものですから――――」
「それ、そっくりそのまま返しちゃえるよ? あたしだってココロずたずたかもしんないけど――ラベンダーちゃんだってそういう顔してる」
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自分が好ましく思う人の世界がたのしくあればいい……それだけは譲れないのであったら |
アルクの死の責任を抱えて、痛惜の中に沈んでいる最中、 Crystal Labyrinthにて、 アーディンたちと共に邂逅する
会合の中では聞き役に徹している状態だったが、 スナーク、そして 白神 鈴音の話題に触れると、互いの殺意を確かめ合う事になる
共に「スナークは必ず殺す」という意見を一致させると、互いに「抜け駆けなし、殺すときは一緒に殺そう」と約束を交わし、互いの身を案じる言葉を投げかけ合った
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BATTLE SKILL(戦技)
生物兵器としての特殊能力として、ラベンダァイス個人に備えられている『セブン・フォース』の力を使って戦う
様々な状況に対応できるいくつもの形態を使い分けるため、どのような状況においてもオールマイティーに戦えるだけの能力を持っている
そして、その力を『カエデ・フォース』として、複数運用する事が可能となり、ある種のワンマンアーミーとなり始めている
『セブン・フォース』
人間体では無い、様々な形態に変身して戦う能力
名前の通り、7つの形態があるが、一度に変身できる形態には限りがあるらしく、一度の戦闘では3形態を使うのがやっとらしい
以下に、現在判明している形態を記す
【外見】
黒い身体に幾筋かの光線のラインが入った、細く歪んだ人型
右手は肘から先が光の剣となり、左手は肥大・硬質化し、爪のついた盾の様な形になる
何らかの機械の様な頭部には、ラベンダー色の髪が、束ねられたように幾筋かに分かれ、風もなくはためいている
セブン・フォースの形態の一つ
剣と盾になった両腕を使っての戦闘を行う形態
剣の攻撃力、盾の防御力、そして外見からの判断は難しいが、人の頭を飛び越える跳躍が出来る脚力などが強みである
だが、その反面、左手以外の部分の防御力は低く、遠距離攻撃の手段なども持たないのが弱点である
【外見】
一本の角を持った、白馬
少女の髪と同じ、ラベンダー色のたてがみを持つ
セブン・フォースの形態の一つ
脚力を活かした機動力と、角による突撃、更に、角から放つ事の出来る電撃による戦闘を行う
馬の姿をしているため、その機動力と持続性は高水準にある
その代わり、それなりの広さがあるフィールドでなければ、その特性を活かす事が出来ない
また、足を痛めると戦闘力が大きく低下してしまうため、弱点であるとも言える
【外見】
3m程の人形の様な巨体
土偶とも、石像とも表現できそうな威圧感を備えている
寸胴で、巨大な腕を備えており、腕の先端には、半透明のラベンダー色の爪がついている
セブン・フォースの形態の一つ
巨体に見合ったパワーと撃たれ強さを持ち、巨腕による一撃を喰らわせて戦う
また、腕を切り離し「ロケットパンチ」として撃ち出す事も出来る
欠点としては、移動速度を含めた全般的な動きが緩慢である事
故に、戦闘で使える局面は限られてくる
【外見】
ラベンダー色の羽毛を持った、巨大な鷲
鋭い嘴と鉤爪を持っており、翼は片翼だけで3m近くあるだろう
セブン・フォースの形態の一つ
空をメインに想定された姿で、全形態中で最も機動力に優れる
武器は、その嘴と鉤爪、そして弾丸の様に放たれる羽毛、人の耳をつんざくような甲高い鳴き声がある
主だった弱点と言うものは特に存在しないが、やはり翼を傷つけられると飛行能力が落ちてしまうため、翼が弱点と言える
また、意外にも攻め手を欠く形態でもある
【外見】
背中にラベンダー色の翼膜をした、悪魔の様な翼が生えた事を除けば、素体そのままの姿だが
身に纏う魔力は質量を増大させており
翼からは、光の粒の様なものが燦々とこぼれている
セブン・フォースの形態の一つ
魔力を収束させた魔力弾やビーム、電撃などの豊富な属性攻撃で、手数による中~遠距離戦を行うのがメインの形態
また、機動力はそこまで高くないが、翼による飛行なども行う事が出来、翼から発生する光の粒『フェアリー・ダスト』による目くらましなども行う事が出来る、トリッキーな戦闘を展開する事が出来る
だが、打たれ弱さは七つの形態の中でもトップクラスであり、攻撃力もそこまで高くない、いわゆる「器用貧乏」感が漂うのが欠点である
決定打に欠け、手数で攻めるタイプなので、チャンスをものにできなければ辛い戦いを強いられる
【外見】
成人した人間が一人座れる程度の大きさの亀
その甲羅は、ラベンダー色の鱗に覆われ、堅牢な様子を演出している
セブン・フォースの形態の一つ
主に水中を想定した形態だが、陸上でも活動可能である
背中の甲羅による防御力と、鱗から放つビームによる遠隔攻撃が特徴で、バリアを張る能力も持つため、セブン・フォース中屈指の防御力を持つ
また、透明なドーム状の物体を鱗の中に隠しており、これを利用して魔力を収束し放つ『ユグドラシル・レイ』と言う、強力な砲撃手段も持っている
そのため、固定砲台の様な運用の仕方になる
欠点は、『ギガンテス・フォース』と同様に、移動速度の遅さが挙げられる
また、その砲台としての機能に特化した形態故に、近接戦の能力が皆無である点も問題である
【外見】
細長い胴体を持った『海竜』
巨大かつ長大な体躯が、尋常ではない威圧感を周囲にふりまく
口元から長く伸びた、二本の竜の髭は、彼女の髪の色と同じラベンダー色をしている
セブン・フォースの形態の一つ
巨大かつ長大な竜の姿を象った形態で、完全に水中のみをテリトリーとした姿
爪と顎、そして竜髭による、強力な格闘攻撃が最大の身上であり、対人、更には対艦戦闘をも可能とする
また、その体躯に似合わず、水中での機動力は高く、総合的な戦闘力は、全形態中でも屈指の物がある
ただし、完全に水中のみに特化している為、実際に使える局面は、非常に限られてくる
また、完全に身一つの戦闘となる為、距離を取っての戦いが出来ないと言う欠点も持ち合わせている
『セブン・フォースネオ』
カニバディールの戦闘により、仲間であり頼れるリーダーだった
セリーナ・ザ・"キッド"敗北の事実を突き付けられ、無力感と絶望、その裏返しとなる怒りによって覚醒した、更に上の段階の力
5つの変身形態が追加されており、その1つ1つが、通常のセブン・フォースを上回る能力を発揮する
【外見】
ラベンダー色の装甲の様な表面に覆われた、太く、寸胴な体型の人型
ごつい大きな手を備えた腕には、左右にそれぞれ3枚ずつ、円盤状の刃が備えつけられている
機械的な頭部も相まって、まるでSF作品に出てくる宇宙服か潜水服の様な、人型のロボットの様な機械的な姿をしている
セブン・フォースネオの形態の一つ
ロボット然とした、というよりも、本当に機械の様な姿の人型の戦士。汎用的な戦闘能力に優れる
強力な打撃を放つ腕に、『Q.E.(Quetzalcoatl Energy)』という力を利用した武器である、遠隔操作可能の円刃『Q.E.チャクラム』、そしてエネルギー波と炸裂弾の撃ち分けの効く砲撃『Q.E.ブラスト』を備える
また、ロボットらしく、スラスター噴射による機動能力を備えており、高速移動や、短時間の空中戦能力をも有している
総じて、セイバー・フォースとギガンテス・フォースの良い所取りと言える形態である
これと言った弱点の存在しない、手堅く纏まった戦闘形態であり、セブン・フォースネオの基本となる姿でもある
【外見】
ラベンダー色の体色をした、カバの様な巨大な獣の姿
腹部からは、左右に一対、象の鼻の様な形の太長い触手が、緩く前方へと弧を描き
沈鬱な赤青のオッドアイが、気だるく睨みつける様に前方を注視している
セブン・フォースネオの形態の一つ
重厚な体躯と、魔力を用いた射撃や放出の戦法に優れる、ギガンテス・フォース及びタートル・フォースの発展形のような姿
巨大な顎を用いた咬撃や、筒状の触手を用いた殴打、そしてそれらの孔を利用した、千差万別の発射攻撃が最大の身上
半ば生体固定砲台の様な力を発揮するが、特定の限定的な環境(短距離、水中・水上など)なら、ある程度の機動力も発揮できる
とは言え、やはり鈍重で小回りが利かないのは弱点であり、基本的には体力に物を言わせた打ち合いになる事が多い
【外見】
ラベンダー色の体毛に覆われた、大型肉食獣ほどの体格を誇る蜘蛛
背中には、まるで椰子の木の様な、巨大な角とも腕ともつかないものが屹立しており
8つの目と8本の脚、そして2本の腕が、不吉な気配を振りまいている
セブン・フォースネオの形態の一つ
背中の器官から、打撃・射撃を問わない立体的な攻撃を展開する事を得意とする
また、外見からは想像がつかないものの、実は非常に高い跳躍能力を有しており、体躯のバランスを無視するかの様に、自在に跳び回る事が出来る
跳躍と言う、癖があるものの高速の移動手段を用いて、周辺広範囲を蹂躙する攻撃を展開する、殲滅的な戦闘スタイルを理想としている
体躯の割に、打たれ強さがある訳ではない為、的となりやすいという大きな欠点を持っている
その為、如何に攻勢を維持するかが、最大の焦点であり、そうした意味でも、追撃や掃討向けの能力と言える
【外見】
まるで空を泳ぐ様にゆらゆらと浮遊する、ラベンダー色のエイ
身体の下部からは、人間の物と寸分違わぬ腕が2本、重力に従い投げ出されるように垂れ下がっていて
空を割く様に、細長く固い尾が、ひゅんひゅんと左右に振られている
セブン・フォースネオの形態の一つ
空中と水中と言う、異質なフィールドを同時に稼働する事の出来る、非常に高い状況対応力が特徴の形態
また、魔力行使の自由度に関しては、非常に高いレベルを誇っており、その性質上、サキュバス・フォース及びタートル・フォースの発展形という事も出来る
地形踏破力と攻撃の自由度に関して言えば、全形態中でも最高レベルのものを持っている
際立った弱点と言うものは存在しないものの、接近戦においては「強みが活きにくい」のが欠点と言える
『カエデ・フォース』
外的な力を取り入れ、自らを完全な『兵器』として変革させたことにより、従来のケツァル・コアトルとしての力を越えて発現した、『セブン・フォース』の発展形
セブン・フォースの力を、自らの変身だけにとどまらず、「力を持った幻影」として召喚・行使する事が可能となった
一部限定的な使用に留まるものの、自らの力を分割・同時に行使する事が出来るようになり、戦闘の幅が大きく広がった
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チラシの裏 |
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その他プロフィール |
好きなもの:父の手料理もはや存在しない
趣味:戦闘もはや存在しない
大切なもの:人格を初期化する為の、橙色の『鍵』(自決用の薬に似た心理)、対白神 鈴音用の1発限りの最終兵器
苦手なもの:人間らしさを要求される場面全般もはや存在しない
好きな時間の過ごし方:戦闘や任務に没頭するもはや存在しない
コンプレックス:マスターが不在である事、『人間』なのか『兵器』なのか踏ん切りがつかない事もはや存在しない
後悔している事:今の今まで生き延びてしまっている事。任務に同行した 2人の仲間を死なせてしまった事
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設定しているテーマ曲 |
『メタルブラック』より
Born to be free/渡部 恭久(Yack.)(元ZUNTATA)
『白詰草話 -Episode of the Clovers-』より
escape/reset
『エイリアンソルジャー』より
7TH FORCE/半澤 一雄
『ドラッグオンドラグーン』より
第十三章 最終/佐野 信義(佐野電磁)
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名前の由来 |
『ラベンダァイス』は『ケツァル・コアトル』として決められてた名前だったので、そのままいじらず(と言うか、人様から頂いたキャラなので、いじる訳にはいかず)に素のままで
今回は、最初に能力が『ガンスターヒーローズ』の『セブンフォース』、『エイリアンソルジャー』の『セブンフォース楓』を元ネタにしたので、そこから引っ張られて『セブンフォース楓』の素体である『七瀬 楓』から命名する事に
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最終更新:2019年03月22日 23:31