ウンウンウニウム

ウンウンウニウム(Unununium、Uuu)とは、レントゲニウムと名付けられる以前の原子番号111の元素の暫定名のこと。

1994年12月8日、ドイツ重イオン研究所のSigurd Hofmannらは、加速器を用いてビスマスにニッケルを衝突させることにより、原子番号111に該当する3つの原子を発見(明らかに「作成」しているが、discover*1の訳語と考えれば妥当)した。

2004年11月1日のIUPAC(International Union of Pure and Applied Chemistry、国際純正および応用化学連合)の第80回会合において、レントゲンによるX線の発見(1895年)から約1世紀後に発見されたことにちなみ、この111番目の元素の名称及び元素記号をそれぞれRoentgenium及びRgとする旨、正式決定された。

Hofmannらによる発見から名称決定までの約10年間、この元素はIUPACの定めた命名法による暫定名で呼ばれていた。(厳密には、発見以前から"研究上の興味"の為、名称自体は存在する。)この暫定名が、ラテン語で1を意味する"un"を三つ用いたunununiumである。

「バベルの一件で言語を分割した神が無慈悲ですって?そんなことはないわ。神が本当に無慈悲ならラテン語の1を"unt"にしていたでしょうね。」(アメリカンホームドラマの主人公の姉のイメージで)

あばばあばばあばば 踊る赤ちゃん人間
 -筋肉少女帯「踊る赤ちゃん人間」

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最終更新:2009年10月29日 19:01
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*1 「覆いを取る」が原義。Oxford英英辞典では"3. be the first to find or observe ( place, substance, or scientific phenomenon)."とある