ウァルノクシス

森と夜の国。

自然と共に暮らしており、伐採はあまりしない。
ウァルノクシスのみに生えている大木があり、その中に家を作っている。
砂漠の民はオアシスにその大木に似た木が生えており、そこに暮らしている。

最近王が重病にかかったため、王女が継いで女王になり、国の政治と外交をしている。
とはいえ、女王は完全にお飾りで周りの従者達がそれらを行っている状態。

風土

三分の二が森で、三分の一が砂漠。
森と砂漠の間には平原が一応あるがあまり広いとは言えない。
砂漠の地域以外はどちらかと言えば温暖な気候。
四季と言えるほどのものではないが、寒くなる時期もある。
雪は生まれてこのかた見たことがない。と言う人がほとんどなくらい降らない。

砂漠が熱すぎるので、森に住んでいる住民は砂漠には寄り付かない。
かといって砂漠の民を軽蔑も嫌ってもいない。
場合によっては助け合いをするときもある。

政治形態

専制君主制。
王がいれども貴族はいない。
貴族の代わりに各村の代表から一人ずつ、王宮仕えをする人を決める。
どういう人が欲しいのか王から通達が来てそれに見合った人が選ばれる。
どの村がどういう人を用意するのかは王が全て決める。
どうしても条件に見合う人がいなかった場合、他の村と条件を交換しても良い。

外交情勢

外交は王の仕事。
ただし国民が夜行性なため、あまり活発に外交はしていない。

国民であれば入るのも出るのも自由。
外国人は一日に入れる数が決められており一つの村に10人まで。出る時は王の許可証がいる。
戦争についてはするならお好きにどうぞ、ただし巻き込まないでね。という感じ。

+ 他国との関係
他国との関係
  • 同盟
ビススミェールチエ連邦
┗ウァルノクシスとしては狐の威を借りたくて。
 ビス連の戦争には関与しない代わりに、物資を優先的に送ったり、輸出したり、輸入したりする。

  • 仲悪い
ムイシュタタ
┗時折攻め込んでくるのでウァルノクシスとしてはあんまり良く思ってない。
 でも羊の肉がとても美味しいから国民としては±ゼロ。
 現在アマノクスがお世話になっている。

主要産業

国民の大半が肉が好きなので、肉には拘っている。たまに輸出もする。
ウァルノクシスにのみ生える大木に成る木の実と種と木の実から作ったワイン。
どうしても伐らなければならなかった場合に出る枝などで作った彫像品や民芸品。数は少ない。
そのままそれを輸出する時もある。この木で作られた家は精霊のおかげで害虫が寄ってこない。
南東の方にある海底洞窟の資源。

輸入しているもの

色々国の肉を積極的に輸入している。
同じく色々な国の林業の知識も欲している。

経済情勢

国民は皆自給自足。
国全体の気候が砂漠地帯以外は全て同じようなものなのであまり格差はない。
一応通貨はあるのだが、あまり浸透しておらず物々交換の方が主流。
王宮がある村のみ通貨の方が主流。

国民性

  • 共通事項
国民は皆夜行性。朝の9時に寝て夕方16時に起きる。八時間睡眠が基本。
一部昼に動くことが出来る種族もいる。

性格の特徴としてはマイペースで温厚。争いをあまり好まない。
たまに災害や飢饉などが起きるので助け合いは当然のことだと思っている。
そうでなければ、自分達の村にいざそういう事が起こった時困るので。

国民は皆木や植物を自在に操る魔法が使える。
大木の中に家を作るのもそれ。
ただしこの魔法はウァルノクシスの土で育った木にしか効果がない。

森の民と砂漠の民はあまり交流がない。

寿命は人より少し短く、長くて80歳。

+ 森の民
森の民
身体の一部に夜行性の動物の特徴がある。
腕の代わりに鳥のような羽があるなどの大げさな変化はなく、精々肌の一部が鱗になる程度。
+ 砂漠の民
砂漠の民
森の民よりも動物の血が濃いため爪が異様に鋭かったり、舌が異常に長かったりと森の民よりも動物化している。
また、砂漠の民は食生活も動物寄りで生肉をそのまま食べたり、虫をそのまま食べる。普通のご飯が食べれない事もないが、それよりも生が好き。
+ 精霊
精霊
ウァルノクシス人というわけではないが、ウァルノクシスの土で育った木と共に育つので表記しておく。
ウァルノクシス人が生まれるとやって来て魔法を与える代わりに、自分達を見る目を奪い去る。
そういうわけでウァルノクシス人には決して精霊が見える事がない。
精霊は基本的にウァルノクシス人達に関与はせず、達観して物事を見ているが、ただ一つだけ許せないことがある。
それは『アルブウルラ家が王位を自ら放棄する事』。自分達のとびきりの祝福を与えたアルブウルラ家がそれを放棄することを決して許さない。
精霊が怒るとその感情が胎児のウァルノクシス人に影響して、普通のウァルノクシス人なら考えられない、野心家、利己的主義、人を陥れるのが趣味な奴みたいなのが生まれてくる。

歴史

1000年前に建国された。
建国に至った理由は人口が増え、森林が侵される危険があったため。
言い出したのはアルブウルラ家。その責任として面倒な外交や国内の法などを任された。
建国した際、精霊がお礼を言いに来て魔法を使えるようになっただとか。

+ 砂漠の民の出現
砂漠の民の出現
元々は全て森林だったのだが、500年前馬鹿な王が一部森林を伐採し尽くし砂漠になってしまった。
そこに住んでいた森の民達は食べるものがなくなり、仕方なく砂漠の動物などを食べている内に動物の血が濃くなりいつの間にか砂漠の民となっていたらしい。
きちんとした原因はよく分かっていない。生きてるからまぁいっか、という国民性故である。

+ 歴史本等の保管
歴史本等の保管
これら歴史の事や、王や王宮仕えの者達の日記は全て王宮に大事に保管されている。
基本的にはアルブウルラ一族の者や王宮仕えの者しか読めないが、王からの許可さえあれば誰でも読める。

身分制度

王が一番偉く、その次に王宮仕えの者、その次に他平民。

宗教

精霊信仰。
木の一つ一つに精霊が宿っているというもの。
そのためこの国では木は大変神聖なものとされている。
実際精霊が宿っており、その精霊のおかげでウァルノクシスの国民は木の魔法が使える。
しかし精霊の姿を見た者も話をしたことも建国以来一切ない。
たまに精霊と話をしたという外国人がいるが、ウァルノクシス人がそれを信じた事はない。

教育水準

国指定の学校や教科書等はないに等しいが、読み書きだけは必ず教えるように法で決定している。
よその村や王からの通達はほとんどが手紙のため。
王宮がある村にのみ大学のようなものがあるが、それでも高度とは言い難い。
学問を究めたい者には向かない国。

軍事力

無いに等しいが、魔法を使う事によって一応迎撃は出来る。
攻め入るのは大変難しいが、守りは大得意。
ただし森を焼き払われると死ぬ。

主要人物


担当者

伊勢エヴィ


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最終更新:2015年10月12日 03:34