天子

「【天使】が舞い降りた」と、私が零した言葉に彼は微笑みを返した。
「確かに我々は天の子ではある」笑みを崩さないまま、そう答えた。
そして、圧倒的な存在感、背にある輝ける翼を羽ばたかせ、彼らは地に降り立ったのだ。
 ―ミネルウァ著ロミー先史 第8章【Per Arcadia】より抜粋―
+ 天子とは
「彷徨うヒト、それがシンの姿なり。我は存在する。生命の導き手として」

あるいは生命の誕生を、あるいは生命の育みを、あるいは生命に潤いを、あるいは生命の死を。
そして生命に正しい道筋を示し、邪悪な心を捨て、新たな次元の生命に進化させる。
その身が傷つき、もがれ、倒れても、そのために行動する。
そういったプログラムが入れられた生命が天子である。
彼らの体が例え滅んだとしても、記憶媒体が残っていれば、
同じ容姿、同じ思考の「彼ら」がまた生まれる。

各世界代表

「Ahahaha!!面白いな。お前の舞台を見事終えて見せろ。その時は拍手を送ってやる」
「ああ、なんだ、もう動かなくなってしまうのか」
アルカンジェロ・アストロロジカル(愛称はアルジェロ又はアル)
担当世界:第0世界アイテール
+ 身体的特徴など
髪色:酸素を多く含んだ青い火の色 目の色:金色
身長:192cm 体重:78kg
外見年齢:20代半ば
翼の色:羽根の付け根/赤→黄→白→青→透明/羽根の付け根のグラデーション
一人称:私
魔具:剣
生命の誕生と死を見守る役目を持っている。…という真面目な役職にもかかわらず、
国民と馬鹿やっていたり、女性を口説くのは常識と思っていたり、なんだかとってもハッピーな性格。
でも一番怒らせると怖いのは彼。だって竜と素手で戦って勝つんだもん。
たれ目なはずだが、どこかきつい印象を受ける目をしているのは、昔の性格が起因しているが、
今は、笑みを絶やすことはあまりない。それがうさん臭さを増している要因になっているが、
本人は全く自覚はない。自分の思考がずれていることにも自覚がない。天然だろうか。

自分が治めていた世界の総てが結晶体となり死んでしまい、死の世界となってしまった経験があるため、
結晶物、特に水晶にトラウマがある。なのに青い火が中にある水晶を民芸品にするんですね。

元々はアウグェスの担当だったが、アイテールを管理するものが引きこもったので臨時で代表になった。


「私たちの火は常に君たちを動かし続ける」
「兄が心配させてくれるのもいい弟の務めだと思うが?」
サンドロ・アストロロジカル
担当世界:第4世界アウグェス
+ 身体的特徴など
髪色:赤い火の色 目の色:金
身長:185cm 体重:76kg
外見年齢:18歳
翼の色:赤い火の色
一人称:私
魔具:黄金の弓
冷静沈着、冷めたような表情に見えるが、本当は静かに熱い。
上下関係を一番気にする方で、兄姉に対しては畏まった言動になり、
弟妹に対しては、自分を頼りに出来るように、砕けた話し方をする。
アルカンジェロが旅に出ている間は、アイテールのことも面倒を見てる。
とはいっても、アウグェスとは違って、手がかからないのでそこまで負担は大きくない。
狩猟が得意で、馬に乗りながらも、弓矢で敵を射止めれる。他、音楽・医学にも興味があるらしい。

余談だが、天子で一番ハンサムなのは彼。


「ボクたちの地の力は君たちを支えるものだよ」
「責任がない者に強者を名乗る資格はない」
ヴィルジニア・アストロロジカル
担当世界:第1世界エウロプェス
+ 身体的特徴など
髪色:プラチナブロンド 目の色:オリーブグリーン
身長:171cm 体重:63kg
外見年齢:18歳
翼の色:黄金
一人称:ボク
魔具:ペンタクル
趣味はゴーレム作りの両性具有の天子。
自分の美しさに自信を持っていて、高飛車な気があるが、
特定の妹以外は割とフレンドリーに接している。
基本放任主義なので、少し冷たく感じるときもあるが、言うべきことはずけずけ言う。
というかみんないい歳だから、ちゃんと自立してほしい。切に。


「我が氣の力は音を媒介することで君たちに語り掛けるものだ」
「僕たちがどういう存在か、忘れたの?」
ポンツィオ・アストロロジカル
担当世界:第3世界カストゥエス
+ 身体的特徴など
髪色:オリーブ 目の色:オリーブグリーン
身長:156cm(176cm) 体重:50kg(64kg)
外見年齢:12歳ほど(20歳ほど)
翼の色:羽根の付け根/緑→黄/羽根の先
一人称:僕
魔具:香炉
カロージェロと双子の兄がいるが、表情は兄よりも、アルカンジェロに似ている。
つまり、若干のうさん臭さを持つ笑みを称えている。本人はそのことを気にしている。
思考もややアルカンジェロ寄りで、双子で生まれたカロージェロよりも気が合う。
昔は仲が良い双子だったが、今は、会えば口論となってしまうので、
できるだけ会いたくはないと思っている。

カロージェロが、他の代表天子と方針が違うことが摩擦を生み、衝突し始めたので、
急遽、カストゥエスの代表に選ばれた。


「水の力は英知の象徴……う~んおれらしくないなぁ」
「おれはあんたのアクセサリーじゃない!!」
エミディオ・アストロロジカル
担当世界:第2世界メディクェス
+ 身体的特徴など
髪色:紺色 目の色:赤
身長:187cm 体重:74kg
外見年齢:20代
翼の色:紺色
一人称:おれ
魔具:聖杯
天子の最年少にしてメディクエス代表であることに気が重くなりつつも、
自分に期待してくれている人たちになんとか報いたいと思っている。
話し方は軽薄そうで調子づいているように聞こえなくもないが、
誰よりも天子としての責任感を感じている。
アマータという双子の姉がいるが、逐一自分にああしろこうしろと命令してくるので、
できるだけエンカウントしないように、もしエンカウントしても守ってくれる兄たちにかばってもらう。
一番年下なので、多くの兄姉が甘やかしてくるのに恥ずかしさを感じつつも、感謝し(特定の兄弟以外)、
また必要な時に、その立場を利用している。


代表者に賛同するもの

「貴方は…そのえー意外と…あの…抜けているので、心配になります」
アオ・・・天子ではないらしいが、アルカンジェロに付き従っている。
     無表情を突き通しているが、アルカンジェロの奇行には、流石に困った顔をする。
+ 身体的特徴など
髪色:酸素を多く含んだ青い火の色 目の色:青紫色
身長:178cm 体重:68kg
外見年齢:16歳
翼の色:白い火の色
一人称:私

「私はお前のことのほうが心配になるんだが」
レオンティーナ・・・アオとは双子のように似ているが、彼女は否定する。
          無表情のことが多いが、実は熱い女性。上には厳しいが、下には優しい。
+ 身体的特徴など
髪色:黄色い火の色 目の色:茶色
身長:169cm 体重:57kg
外見年齢:18歳
翼の色:黄色い火の色
一人称:私

「…私はあなたのものですよ」
リベリオ・・・ヴィルジニアに付き従う。彼?とは違い、無性別である。
       真面目な性格で、少し雑な彼?との均衡がとれている。
+ 身体的特徴など
髪色:胡桃色 目の色:黒
身長:140cm(167cm) 体重:?kg(60kg)
外見年齢:10代後半
翼の色:黄金
一人称:私

「ボクはそのつもりはないのに、男の娘男の娘って
……いい加減にしないとへし折るよ。どことは言わないであげるけど」
アルノルド・・・かっこいい登場の仕方を考えており、荒々しい風と共に現れることが多い。
        美しいと言われるよりもかっこいいと言われたい。
        少年の姿になることができる。非常に美少年だが、男の娘と言うとキレる。
+ 身体的特徴など
髪色:桃色に近い赤 目の色:エメラルド
身長:181cm(153cm) 体重:70kg(55kg)
外見年齢:10代後半
翼の色:黄金
一人称:私

「こらお前たち!シャキッとしないか!!」
スザンナ・・・エミディオの姉。女だが、男らしいかっこよさがある。
       エミディオと同じく姉であるカルロッタとは折り合いが悪い。
+ 身体的特徴など
髪色:うすい菫色 目の色:赤
身長:165cm 体重:59kg
外見年齢:10代後半~20代前半
翼の色:羽根の付け根/黒→クリーム色/羽根の先
一人称:私

監視するもの

「俺が最強の狩人…障害は必ず排除するのが俺の…」
オスカル
+ 身体的特徴など
髪色:金 目の色:青
身長:179cm 体重:73kg
外見年齢:20代
翼の色:過去にもぎとったのでなし
一人称:俺
調子に乗りすぎで、魚を乱獲して、スザンナにボコられ、
アオとレオンティーナを狩ろうとしたので、サンドロに射殺されそうになったりしている。
そのため、スザンナとサンドロとの仲が悪い。
というか、元々兄弟を一線を引いたところで見ている。あまり関わりたくはないよう。

ちょっと長く見つめているだけで、「あ、こいつ俺に気があるんだな!」と思い込む。
アルカンジェロ「お前女性舐めすぎだろ。いつか始末されるぞ」
だがそのきっかけで大恋愛をしたことがあるが、兄弟には話したことはない。


「あなたは海の声が聞こえますかあなたは海の思いを感じ取れますか。
 ……できない?じゃあ………シね」
チェレステ
+ 身体的特徴など
髪色:藍色 目の色:赤
身長:159cm(鯨時:約10m) 体重:秘密
外見年齢:20代
翼の色:ヒレのような透明な翼
一人称:私(わたくし)
ロミー領海を鯨(?)の姿で回っている。
領海に入るのを彼女に見つかったら、上記のセリフを吐かれ、襲われる。
誰かの許可があれば襲わずに、道案内をしてくれる。
また、美女がいれば、許可がなくても入れてしまうかもしれない。
彼女のドストライクだったら。

「航海なら任せて!外の海出たことないけど!」
セレーナ・・・航海に興味がある。造船したいと思わない人たちばかりなのでやきもきしている。
       チェレステとは双子のように似ているが、実際は彼女のほうが大分先に生まれている。仲は悪い。
+ 身体的特徴など
髪色:紺色 目の色:赤
身長:155cm 体重:51kg
外見年齢:20代
翼の色:機械仕掛けの翼
一人称:私(わたくし)


「蜥蜴はいっぱい「蛇は?」…あまりいない…。「残念ね」残念」
オズヴァルドセラフィーナ
      • 2人はセット。どちらも言葉少なで物静か。
   大体はセラフィーナを、おんぶまたは肩車しながら、オズヴァルドが移動する。
   2人ともサンドロの後ろに隠れたがる。恥ずかしがりや?
+ 身体的特徴など
髪色:白/深緑 目の色:赤/金
身長:184cm/125cm(オズヴァルドがいない時155cm) 体重:73kg/?kg
外見年齢:20代/10代前半(オズヴァルドがいない時10代後半)
翼の色:薬草のような翼
一人称:俺/セラ

敵愾心をもつもの

「貴方は私よりも強い憎しみがあっていいはずなのに、なのにどうして」
タマーラ・・・ナイスなバストをしている上に、体全体にナイスな筋肉があるので、
       純粋な筋力だけなら、アストロロジカル一である。
       恐慌政治の管理をしたいと思っている。
+ 身体的特徴など
髪色:全体は茶色/毛先が緑色 目の色:金色
身長:172cm 体重:67kg
外見年齢:20代前半
翼の色:羽根の付け根/黄→緑/羽根の先
一人称:私

「もうっ、みんな難しく考えすぎだなァ~~」
カテリーナ・・・明るく見せかけて残酷なことをしてくる妹(byヴィルジニア)
+ 身体的特徴など
髪色:銀 目の色:金
身長:167cm 体重:64kg
外見年齢:10代後半
翼の色:白
一人称:あたし

「お前を思って言っているんだよ…」
カロージェロ・・・他の氣を操るものに比べて、あまり融通が利く方ではない。
         ポンツィオと仲直りをしたいとは思っているが…。
         完全管理の統制をしたいと思っている。
+ 身体的特徴など
髪色:オリーブグリーン 目の色:オリーブ
身長:174cm(155cm) 体重:62kg(49kg)
外見年齢:20歳ほど(12歳ほど)
翼の色:羽根の付け根/緑→黄/羽根の先
一人称:俺

「…お魚のままでいてくれたらこんなに…こんなことにはならなかったのかな」
カルロッタ・・・ちょっと夢見がちなエミディオの姉。
         知恵を奪うことによって統制したいと思っている。
+ 身体的特徴など
髪の色:金色/エクステは赤色 目の色:澄んだ海の青色
身長:164cm 体重:秘密
外見年齢:20歳ほど
翼の色:半透明の青色
一人称:わたくし

「エミディオ!あたしの言うことを聞きなさい!!」
アマータ・・・エミディオの双子の姉。彼女自身は仲がいい姉弟だと思っていたが、
       それはエミディオがずっと我慢していたため。
       理想主義で、夢見がちなところが、現実主義なヴィルジニアと合わず、犬猿の仲。 
+ 身体的特徴など
髪色:水色 目の色:紅
身長:170cm 体重:秘密
外見年齢:20代
翼の色:水色
一人称:あたし


設定は順次変わっていきます。

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最終更新:2016年01月24日 17:50