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怠惰 ――Sloth――(後編) ◆ew5bR2RQj.


PREV:怠惰 ――Sloth―― (前編)



「グガアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ――――――――ッ!!!!」

天地が鳴動する。
両腕を前に突き出し、獣のように雄叫びを上げるオーズ。
脚部の装甲がぐにゃりと曲がり、滑らかな装甲から生物的な脚へと変化する。
更に両腕に収納されていた三本の鉤爪が突出。
それらを喩えるならば、バッタの脚とトラの爪だ。

「お、おい、ジェイク! どうしちまったんだよ!?」

突然の変貌に困惑しながらも問い掛ける虎徹。
だが、返ってきたのは咆哮。
益々理解できず、虎徹は首を傾げた。

「暴走だ!」

智樹の手当てをしていた映司が叫び声を上げる。
その言葉を聞き、まどかの身体が僅かに強張った。

――――封印を解いた映司以外、オーズに変身することはできない。

そう告げたのは、かつての日のアンク
だが、映司だけがオーズに変身できる理由はもう一つあった。
それは彼に備わっている欲望の器の大きさ。
彼の欲望の器は、他の人間とは比べものにならない。
その大きさを例えるならば地球。
地球規模の器を持っていながら、その中には全く中身となる欲望が伴っていなかった。

そう、それこそがオーズに変身する二つ目の条件。
大容量の欲望の器を持っていながら、それがまるで満ちていないこと。
例えるのならば、大きな盃に一滴の酒も注がれていない状態。
大きな夢を持ちながらそれを失った映司は、欲望という酒を失っていた。
地球規模の器を持て余している状態だったのだ。

さて、ジェイクはどうだったのだろう。
欲望の器という意味では、彼も中々の人間だったのかもしれない。
しかし、その器には大量の酒が満ちていた。
金、暴力、女、名誉、権力。
オーズに変身するには、俗欲に満ちすぎていた。

その結果が暴走。
器を溢れた欲望は、彼の意識を混濁に染め上げていく。

「シャアアアアァァァァァ――――――――ッ!!」

強化された脚部で地面を蹴り上げ加速。
研ぎ澄まされた鉤爪を構え、一瞬で距離を詰める。
その双眸の先に居たのは――――鹿目まどか

「わわっ!」

反射的に光の障壁を展開し、オーズの爪を受け止める。
だが、それはあまりにも脆すぎた。
一瞬の拮抗の末、罅割れる障壁。
その衝撃でまどかは背後に吹き飛び、地面へと叩き付けられる。

「鹿目さん!」

背後に吹き飛んだまどかに視線をやるマミだが、唸り声によって現実に戻される。
言葉を発したためか、オーズが次に標的に選んだのはマミだった。

「レガーレ・ヴァスタアリア!」

マミが呪文を唱えると、オーズの足元から大量のリボンが突出する。
くぐもった声を漏らすオーズ。
それらは彼の身体に巻き付くと、一斉に締め上げて自由を奪ったのだ。

「喰らえこの野郎!」

その隙を突き、虎徹が拳を振り上げる。
今までの戦闘でヒーロースーツはボロボロだったが、右腕の装甲は健在であった。
百倍に強化された腕力を振るい、拘束されたオーズへと肉薄する。

「なっ!」

しかし、彼の姿は唐突に掻き消えた。
否、消えたのではない。
強靭な脚力で跳び上がることで強引にリボンを引き千切り、空中へ移動したのだ。

「オオオオオオオォォォォォォォ――――ッ!」

空中に跳び上がったオーズは、そのまま眼下にいた虎徹の下に急降下。
飛び蹴りの要領で、彼の胸を蹴り上げる。
その衝撃に堪えることができず、虎徹は勢いよく宙を舞った。

「ワイルドタイガー! このッ!」

額に冷や汗を浮かべながら、マミはマスケット銃を生成。
瞬時に狙いを定めて引き金を絞る。

「グルゥゥ……」

だが、オーズが眼前に展開したバリアに阻まれ、弾丸が届くことはなかった。


――――その後の戦況は半ば一方的なものだった。
まどか達の放った攻撃は大半が回避されるかバリアで防御され、たまに命中してもオーズは止まらない。
一方でオーズの攻撃は疾く、一撃一撃が非常に重厚だった。
彼らの連携は見事なものだったが、それでも暴走したオーズには敵わない。
次第に追い詰められ、身体にも生傷が増えていった。

そして、時間が訪れる。

「ヤバい、もうすぐで能力が切れる!」

身体の不調を訴える虎徹。
能力の維持時間が迫り、ハンドレッドパワーが途切れようとしているのである。
現時点でも互角と言い難いのだから、能力が切れたらどうなるかは火を見るより明らかだ。

「そんな……わぁっ!」

散弾銃のように放たれる光線を必死に避け続けるまどか。
虎徹が我武者羅に接近しようとするが、オーズは背後に跳ぶことで一定の距離を保つ。
刻一刻と、能力の期限が迫っている。

「ワイルドタイガー、ちょっといいかしら?」

そんな中、マミが思いつめたような表情で虎徹に尋ねた。

「なんだよ!?」
「……ワイルドタイガーは必殺技みたいなのって持ってます?」
「はぁ!? こんな時に何言ってん――」
「いいから! 答えてください!」

マミの勢いに気圧されたのか、虎徹は顔を引き攣らせる。

「一応あるけどよ……それがどうかしたのかよ」

彼にしては自信無さげの小さな声。
それを聞くと、マミは一瞬だけ表情を明るくして、すぐに引き締めた。

「私と鹿目さんが隙を作ります。だからワイルドタイガーは必殺技でオーズを!」
「えっ、ちょっ……おい!」

それだけ告げると、マミは背を向けて走り去ってしまう。
虎徹は彼女に向けて手を伸ばすが、爪を研ぎ澄ませたオーズが迫りつつあった。

「鹿目さん、聞いてたわね!?」
「はい! 私とマミさんで隙を作るんですね!」
「ええ、まずは私から行くわ!」

虎徹と格闘戦を繰り広げるオーズを見据えると、マミは目を瞑って体内で魔力を練り始める。
彼女の身体を黄色い光が包み込み、淡く輝き出した。

「レガーレ・ヴァスタアリア!」

この戦闘で何度も使用した魔法。
オーズの周辺から幾重にも連なったリボンが出現し、その身体を縛り付けて拘束する。

「ガルオオオオォォォォォォォォォォォ――――ッ!!」

だが、それは簡単に引き千切られてしまう。
バッタの力を宿したコアメダルは、オーズに規格外の脚力を与えていた。
硬化した脚で地面を強く蹴り、今までのように上空へ避難するオーズ。
そんな彼の頭上を、大量の矢が降り注ぐ。
まどかが魔力を集中させ、大量の矢を番えた弓を引いたのだ。
空を埋め尽くす光の矢。
それが一斉に降り注ぐ光景は、集中豪雨にも匹敵する激しさを伴っている。

「ガアアアァァァァァ――――ッ!」

頭上に両腕を伸ばし、大きな円状の障壁を展開するオーズ。
それを例えるのならば傘。
桃色の矢は紫のバリアに命中すると、煙のように霧散する。
豪雨のように降り注いだ矢は、丈夫な傘によって阻まれてしまった。

「そんな……でも、大丈夫」

無傷のまま下降していくオーズを見て、落胆の声を上げるまどか。
しかし、すぐにその声は期待の色に変わった。
何故ならば、彼女の目の前では。

――――Three、Two、One


「喰らいやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ――――ッ!!」


――――GOOD LUCK MODE――――


右腕の装甲を巨大化させた虎徹――――ワイルドタイガーが、雄叫びを上げながら肉薄しようとしていたからだ。

グッドラックモード。
相棒のバーナビーの誕生日プレゼントとして、彼らのスーツの開発者が取り付けた機能。
能力が切れる直前、拳が一回りも二回りも巨大化していくのだ。
これを用いることで、特大の一撃を叩き込むのである。

未だに降り注ぐ矢の対応に追われ、オーズはバリアを張ることができない。
故に、今は絶好の好機。
ヒーローとして矜持を込めた拳が、オーズの顔面を打ち抜こうとする。

「なっ……!?」

――――打ち抜こうとして、空を切った。

咄嗟に身体を捻り、紙一重でオーズは拳を回避したのだ。
身体能力が極限にまで上昇しているからこそ可能な芸当。
勢い余って、地面に倒れ込むオーズ。
同様に虎徹も勢いを殺すことができず、拳を突き出したまま直進してしまう。
そして、装甲から光が消える。
維持時間が過ぎたことで、ハンドレッドパワーの効力が切れたのだ。

「嘘だろ……?」

呆然としながら呟く虎徹。
まどかも瞳孔を見開き、絶望感を顕にしている。
ハンドレッドパワーが途切れた以上、もはや彼らに勝機はない。
コンクリートに倒れ込んでいたオーズが立ち上がろうとする。
終わった。
まどかと虎徹の脳裏に、そんな言葉が過る。

「――――いいえ、私達の勝ちよ」

だが、マミだけは違った。
彼女の周囲を突風が吹き荒れ、手元を輝かんばかりの光の束が収束していく。
それは瞬く間に体積と密度を増していき、やがて大きな大砲へと姿を変える。

マミが立てたのは、二段構えの作戦だった。
圧倒的な機動力と防御力を持つオーズに生半可な攻撃は通用しない。
ティロ・フィナーレのような大技が必要になるだろう。
しかし、ティロ・フィナーレは連発できない。
外した場合、自分達は切り札を失うことになる。
故に彼女が思い付いたのは、切り札を二つ用意すること。
一発目が外れたとしても、二発目が相手を仕留める。
長年に渡って魔女と戦ってきたからこそ、編み出すことのできた作戦。
幸いなことに相手の戦闘に関する知能は低く、理性を失ったことで動きはより単純になっている。
裏の裏を掻いた戦法には対応できないだろうと、彼女は半ば確信していた。

彼女自身が真っ先に動くことで、自らの役目が終わったと誤解させた。
まどかが矢を連発したことで、バリアによる防御を消費させた。
虎徹の拳が視界を塞いだことで、相手に悟らせることなく必殺技を発動できた。


「ティロ・フィナーレッ!!」


彼女達三人で掴み取った勝利。
その結果が光の奔流となって、オーズの全身を呑み込んだ。


  ○ ○ ○


「ったくよぉ、酷いぜ、俺の攻撃を囮に使うなんて……」
「ごめんなさい、でもここは絶対に失敗できない場面だったから」
「マミさんもワイルドタイガーさんも、カッコよかったです!」

ぼんやりと届く声が耳朶を震わし、ジェイクの意識は微睡むように覚醒した。
真っ先に感じたのは全身を突き抜ける激痛。
同時に焼き焦がすような熱も肌を焼き、彼の全身を責め立てていく。

(ぁぁぁ……痛ェ……だりぃ……)

全身に鉛を括られたかのような虚脱感。
脳を直接ぶん殴られたような違和感と激痛。
これらは暴走の副作用なのだが、彼が知ったことではない。
身体の外も内も蝕んでいく痛みに、ただただ悶え続けていた。

「まどかちゃん! マミちゃん!」
「映司さん! と……キュゥべえも」
「その言い方じゃ僕がおまけみたいじゃないか」
「……ホントにおまけみたいなものでしょ」

暴走中の出来事は記憶に残らないため、ジェイクは何故自分が負傷しているか分からない。
苛立ちを叩き付けたくなる衝動に駆られるが、身体はまともに動きそうになかった。

「えーっと、火野だっけ?」
「はい、火野映司です、助けてくれてありがとうございました!」
「いやいや、気にすんなよ、人助けはヒーローの役目なんだから。それよりもこいつはお前のなんだろ?」
「それ、オーズの……ッ! ありがとうございます!」
「いいってことよ。その代わり、もう二度と取られたりすんじゃねーぞ、仮面ライダー」

回収しておいたオーズドライバーを差し出す虎徹。
それを受け取った映司は、深々と頭を下げた。

「和気藹々としてるのもいいけど、あそこに倒れている彼はどうするつもりなのかな?」

会話を遮るように言葉を発したのはキュゥべえ。
彼の言葉で、四人の視線がうつ伏せに倒れているジェイクへと集中する。

(クソどもが。俺様を見下してんじゃねぇ……ッ!)

一斉に突き刺さる視線が、彼には酷く不快に感じられた。

「……殺しはしねぇ、あいつは俺の世界の犯罪者だ。ふん縛って持って帰った後に法律で裁く」
「逃げたりするかもしれないし、殺した方が効率がいいんじゃないのかい?」
「キュゥべえは黙ってて。私も殺すのには反対です。どんなに悪い人だってやり直すことができるって、私はそう信じたいんです」

距離があるためハッキリとは聞こえないが、自らの処遇を相談しているのだと理解できた。

(支配するのはテメェらじゃねぇ、俺だ! テメェらみたいな下等生物が上から見てんじゃねぇッ!!)

心中で思い付く限りの悪態をつくジェイク。
しかし、それはもはや意味を成さない。
暴走によりほぼ全てのメダルを失った彼に、抵抗する術など残されていないのだ。

「ねぇ、火野さん」
「どうしたの?」

マミがキョロキョロと首を動かしながら、考え込むように顔を伏せていた映司に問い掛ける。
何かを――――誰かを探しているようだ。


「桜井君は何処に行ったの?」


その言葉を聞き、映司達は一斉に顔を見合わせた。


桜井智樹? そういや、あのガキ、何処に……)

人質として利用し、思いっ切り殴ってやった少年。
読心力を消滅させたニンフの大切な人であり、見つけたら血祭りにあげてやると決めていた。

何処に、行った。

――――やる

そんな時、彼の脳に声が届く。
耳で聞き取ったにしてはやけに鮮明な声。
脳に直接語り掛けてくるような感覚を、ジェイクはよく知っている。

(ヒャハッ……戻ってきた、俺様の能力が戻ってきやがった……ッ!)

ハッキングにより失われていた二つ目の能力。
失った時は悲観に暮れたものだが、一時間強程度で戻ってきたのだ。
これでニンフは無駄死。
あんな無様な姿を晒したにも関わらず、何も成し遂げることができなかった。
両腕を失った末に腹部に剣が突き刺さったニンフの姿を思い出し、ジェイクは心の中で嘲笑する。

――――してやる

それにしても、この声は誰のものなのだろう。
途切れるようにしか聞こえないため、何を言っているのかも理解できない。
ただ一つ分かったのは、その声が底冷えするほどに低いということ。
あらゆる負の感情を詰め込んだような怨嗟の声。


――――殺してやる


そうして、ジェイクは声の主と対面する。

「おま、え……」

桜井智樹。
その両手には、戦闘中に彼が手放したザンバットソードが握られている。

――――殺してやる

ゆっくりと、見せつけるように、剣を振り上げる智樹。
月光がその刀身を照らし、先端にこびり付いた血を衆目に晒す。
ニンフの腕を切断した時に付着した血だ。

「クソ……がッ! 舐めてんじゃ……あっ!?」

能力もない一般人が上から見下してんじゃねぇ。
そんな思いの下、彼は手を伸ばして光線を放とうとする。
しかし、何も起こらなかった。

「なん……で!?」

何度力を込めても、光線は発射されない。
心の声も聞こえなくなっている。
智樹の心を読んだことで、最後に残ったメダルが消費されたのだ。
対価がない以上、一切の能力は使用できない。
本人の言葉を借りるのならば、今の彼は能力を持たない”下等生物”と同じだった。

「や、やめろ……やめてくれ! 俺が悪かった!」

もはや形振り構っている余裕はない。
額を床に擦り付けながら、本気の命乞いをする。
無能力者に縋るなど屈辱の極みであったが、命を置いて大事なものなど他にない。

「許してくれ……な? 頼む! これからは心を入れ替える!」

だが、智樹には届かない。
彼は一切の言葉を発さず、ジェイクの耳に声が届くことはない。
返答と言わんばかりに天上へと向けられるザンバットソード。
それの威力は、他でもない彼自身がよく知っている。
素人が振るったとしても、容易く命を奪い取ることができるだろう。

「まだ死にたくねぇよぉ……!」

腕だけで地面を這いながら、必死の思いでジェイクは逃げようとする。
あまりにも無様で醜い格好。
神に見捨てられた男の最期の姿。
一メートルも進むことはないまま、とうとう魔剣が月を反射する。
透明だった刀身が、薄黒く輝いていた。


「やめろォォォォォォォォォォォ――――――――ッ!!!!」


そうして、剣は振り下ろされた。


  ○ ○ ○


振り下ろされて、ジェイクの身体に触れる直前で止まる。

「やめろ、もういいだろ」

虎徹が伸ばした腕が、智樹の右腕を掴んだのだ。

「……離せよ」
「離すかよ、そしたらお前はコイツを殺すだろ」

宙空で止まる剣。
必死に力を込めて剣を振り下ろそうとするが、両腕はピクリとも動かない。
ぷるぷるとその場で震え、醜態を晒すだけだった。

「殺しちゃ悪いのかよ……コイツはニンフを殺したんだ」
「悪いに決まってんだろ! お前はこんな下衆野郎と同じになるつもりかよ!」
「うるさい! コイツらみたいのがいるから、そはらやアストレアも……クソッ、離せよ!」

ニンフが死に、そはらが死に、アストレアが死んだ。
彼女達が自殺などするわけがない、
ジェイクのような連中の手によって、彼女達は殺されたのだ。
小煩かったり暴力的だったりもしたけれど、彼女達が殺される理由など有りはしない。

「コイツは……コイツは俺が殺さなきゃいけないんだよ! 何だよ! 何が悪いんだよ!?」

殺したのだから、殺されたとしても文句は言えない。
身勝手な理由で殺戮をしたジェイクと違い、自分には正当な理由がある。
大事な人を殺されたのだ。
ここで笑って許すことなど、出来るはずがない。

「離せよ! 離せって言ってんだろ!」

なのに、虎徹は腕を離そうとしない。
背後ではまどかも、マミも、映司も憐れむように自分を見つめている。

「なんで俺だけ駄目なんだよ!? お前らだってコイツを散々攻撃してたじゃねーかよッ!!」

顔を伏せているマミやまどかに対し、智樹は疑問を叩き付ける。
しかし、彼女達は答えない。
先程と同じ憐れみの目を向けて、堪えるように口を噤み続けている。

「ちくしょお! ちくしょおおおぉぉぉぉ――――ッ!!」

喚き声を上げながら、虎徹の腕を振り解こうと必死で暴れる智樹。
目の前にニンフの仇がいる。
あと少し腕が動けば、この手で敵を討つことができるのだ。

「わあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――――ッ!!!!」

薄雲が満月を覆い、夜空から光が消える。
漆黒の帳が幕を下ろす中、智樹の慟哭が響き渡った。


  ○ ○ ○


「……」

カラン、と音が鳴る。
智樹の手からザンバットソードが零れ落ち、コンクリートに叩き付けられたのだ。
続いて鳴ったのは、ドサッという音。
全てを諦めたかのように、智樹がその場に崩れ落ちたのだ。

「智樹君……」

手を合わせながら、不安そうに囁くまどか。
智樹の背後に立っているため、彼の顔を見ることができない。
悲しんでいるのか、怒っているのか、怨んでいるのか。
おそらく全てなのだろうと推測する。
それでも彼が殺人を犯さなくてよかったと、彼女はほっと胸を撫で下ろした。

殺したら全てが終わりなのだ。
殺された方は反省の機会を失って永遠の罪人となり、殺した方も十字架を背負い続けることになる。
そんなの、悲しすぎるではないか。

「じゃあ、ジェイクさんを――――危ないッ!」

ジェイクを拘束しようと視線を移した時、彼女は気付いてしまった。
彼の右手が持つ拳銃が、蹲る智樹に向けられていたのを。

「ギャヒャヒャヒャヒャ! クソガキが舐めやがって! 死にやがれぇぇぇ――――ッ!!」

智樹を庇おうと、まどかは手を伸ばす。
だが、その手はあまりにも遠すぎる。
映司の手も、虎徹の手も、智樹には届かない。

ジェイクの嬌笑が響き渡る。



そうして。




――――銃声が響き渡った。


  ○ ○ ○


額に風穴を開け、仰け反っていく身体。
血飛沫が周囲を飛び散り、拳銃が石畳へと落下する。
火薬の臭いが周囲を満たす中、全員の視線が背後にいた彼女へと集中した。

「マミ、さん?」

呆然と立ち尽くす巴マミ
その手には白いマスケット銃が握られ、銃口からは白煙が立ち昇っている。

「……ごめんなさい、でもしょうがなかったのよ」

役目を終え、魔力光へと戻るマスケット銃。
粒子のように散っていくそれは風に煽られ、地面に倒れている男の方へと流れていく。
額の穴から血を流しながら、両腕を広げ、焦点の定まらない瞳で空を仰ぐ死体。
それは――――ジェイク・マルチネスのものだった。

「もし私が撃たなかったら……桜井君は死んでいたわ」

ジェイクが銃を向けていることに気付いた瞬間、マミはマスケット銃の引き金を引いていたのだ。
彼女の言葉に誰も反論することができず、黙っていることしかできない。
ジェイクが凶行に走った時、誰の手も届かなかった。
マミの放った銃弾が無ければ、代わりに智樹が死体になっていただろう。

「しょうが、なかったのよ……」

平然を装いながら、マミは言葉を紡いでいく。
しかし、その声は微かに震えていた。
必死に取り繕っている表情は、今にも泣き出しそうだった。

長年に渡って戦い続けてきたマミには、的確な判断力と覚悟が身に付いていた。
その証拠に彼女の参戦時間がもう少し遅かった場合、彼女は佐倉杏子のソウルジェムを破壊している。
いざという時に命を奪う覚悟が、巴マミという少女には備わっていた。
それに、彼女の手は既に汚れている。
知らなかったとはいえ、大勢の魔女をこの手に掛けてきた。
元の存在が魔法少女である、魔女を。

「クソッ……またかよ……」

拳を握りしめ、無力を噛み締める虎徹。
映司も同様に悔しげな表情を浮かべながら、自らの両掌を眺めていた。

「無様なものだな」

唐突に上空から投げ掛けられる言葉。
智樹以外の全員の視線がその場に集中する。
二階建ての家屋の屋根の上に立っていたのは、不気味な仮面を被った処刑人。
黒いスーツに白いマントを巻いた死神のことを、ここにいる全ての人間が知っている。

「ルナティック!?」

ガメルとの戦闘の途中に現れ、その後一時的に共闘した男。
だが、決して彼らと思想を分かち合ったわけではない。
ルナティックの掲げる正義は、罪人を殺害することで完遂するもの。
対するまどかや虎徹の正義は、罪人であっても殺害を許容しないものだ。
同じ正義でありながら、彼らは決定的に行き違っている。

「仮面ライダーオーズ――――火野映司。君には本当に失望したよ」

剥き出しになった瞳が映司へと突き刺さる。

「我を忘れて暴走した挙句、今度は自らの力を奪われる。君の正義はこんなにも軽いものだったのか?」

ルナティックの指摘に、映司は唇を噛み締めた。
彼の言うことは全て事実であり、映司自身の失態である。
本来ならば仮面ライダーである自分が矢面に立ち、悪人と戦わなければならなかったのだ。
にも関わらず、彼は暴走して他の参加者を襲撃し、さらに力を奪われてしまった。
これを醜態と呼ばずして、何と呼ぶのだろうか。

「そして鹿目まどか、ワイルドタイガー。今の光景を見ただろう
 もし巴マミがジェイク・マルチネスを殺さなければ、一人の少年の命が無為に散るところだったのだぞ?」

次の言葉を受け、三人の顔に変化が訪れた。
まどかと虎徹は奥歯を噛み締め、マミはバツが悪そうに胸を抑える。

「君達の掲げる正義などこれほどまでに弱くて脆いものだ」

仮面に隠れて表情は見えないが、声には明らかに失望の色が混じっている。
ルナティックの指摘は全てが事実であり、反論の余地はない。
溜息を吐きながら、ボウガンを取り出すルナティック。
彼に声を掛ける者は、誰もいなかった。

「……待ってください」

――――かのように見えた。

「何の用だ、火野映司」

苛立ちを隠さないような口調。
獄炎のような燃え盛る威圧感の前に、まどか達は思わず気圧されてしまう。
しかし、映司は一歩も退かなかった。

「確かに俺は失敗しました。それはどうしようもない事実です」
「何が言いたい?」
「でも、失敗するっていうのは……そんなにいけないことなんですか?」

空中で交差する二つの視線。
映司以外の人間は、固唾を呑んでそれを見守る。

「開き直るつもりか?」
「開き直りかもしれません。でも俺はたった一度の失敗も許さない貴方の正義なんて認めたくない」

炎の重圧を前にしても映司は退かず、己の信念を口にする。

「その一度の失敗で罪なき人々が血に沈むことになるのかもしれないのだぞ?」
「だったら俺がその人達を守る! 今まで失敗した分まで、精一杯守ってみせる!」

その信念は拙く、甘ったるいものかもしれない。
しかし、それが叶うのならばこれ以上に素晴らしいことなどないだろう。
失敗した誰かを見捨てる世界ではない。
誰かが失敗した時、別の誰かが手を差し伸べる。
それは非常に理想的な世界と呼べるのではないだろか。

「……綺麗事を。身の丈に合わない欲望は何時かその身を焦がすことになるぞ」

映司に向けてボウガンの矢を突き付けるルナティック。
そんな彼に向けて、映司は再び手を伸ばした。


「貴方だって最初からそんな正義を求めてたわけじゃなかったはずです、ルナティックさん――――いや、ペトロフさん!」


そうして、言葉を放つ。
世界が、一瞬凍り付いた。

「貴様……何故それを!?」

今まで鉄皮面を貫いていたルナティックが見せる初めての動揺。
背後で声が湧き上がるが、映司は険しい表情で彼を見据え続けている。

「おい、それどういうことだ……?」
「今はもう無くなっちゃったけど、参加者のデータ表の中に載ってたんです。ペトロフさんの正体がルナティックだって」

ジェイクに焼かれて消失してしまった詳細名簿。
だが、情報の一部は映司の頭の中に入っている。
ジェイクの次のページを捲った時、彼は自分が相当な衝撃を受けたことを覚えていた。
僅かな間だが同行していたユーリ・ペトロフとまどかを手に掛けようとしたルナティックが、同一人物であると掲載されていたのだ。

「っ……!」
「あ、おい、待て!」

脇目もふらずに立ち去っていくルナティック。
虎徹が声を荒げるが、あっという間に彼の姿は小さくなっていった。


  ○ ○ ○


ファイアーエンブレムの遺体を確認した後、ユーリは西方面へと歩を進めた。
あの大乱戦の際、映司を抱えたまどかが逃げたのが西だったからだ。
そうしてしばらく歩いた後、彼の耳に幾つかの音が届く。
銃声と矢を射る音、そして薄汚い罵声。
その場に駆け付けてみると、二人の魔法少女がオーズと交戦していた。
また暴走したのかと思ったが、どうやら様子が違う。
映司は奇妙な生き物と物陰に隠れているし、オーズの発する声は別人のものだ。
その声がジェイク・マルチネスのものだと気付いた時、聡明なユーリは全ての事情を理解した。

魔法少女達が優勢なのを確認すると、ユーリは急いでルナティックの衣装に身を包む。
彼らに悟られないように物陰に身を隠すと、その戦闘の行く末を見守りはじめた。
ジェイクを撃破した後、まどかや映司がどう動くのかを見極めたかったからだ。
ルナティックに変身したのは、万が一の際に加勢に加わるためである。

その後の展開は今までと変わらない。
ワイルドタイガーの乱入には驚いたが、正義を見極める対象が増えたまでだ。

「まさか、こんなことになるとは……」

くすんだ金髪を掻き上げながら、ユーリは忌々しげに表情を歪める。
処刑人という性質上、ルナティックの正体は秘匿されていなければならない。
この場においても、永遠に明かすつもりはなかった。
参加者の詳細なデータを記した支給品など、完全に予想の範疇を超えていた。

「これから、どうする」

先程は咄嗟に逃げてしまったが、彼らの正義を見極めきったわけではない。
しかし、映司やまどかに顔が割れてしまっている。
今までのように正体を隠して、彼らの様子を伺うことはできないだろう。

「私は――――」

彼が往く道は――――


【一日目 夜中】
【D-6/北西】

【ユーリ・ペトロフ@TIGER&BUNNY】
【所属】緑
【状態】疲労(小)、ダメージ(中)
【首輪】60枚:0枚
【コア】チーター
【装備】ルナティックの装備一式@TIGER&BUNNY
【道具】基本支給品一式
【思考・状況】
基本:タナトスの声により、罪深き者に正義の裁きを下す。
(訳:人を殺めた者は殺す。最終的には真木も殺す)
 1.????
 2.火野映司の正義を見極める。チーターコアはその時まで保留。
 3.鹿目まどかの正義を見極める。だがジェイクが罪を犯したからまどかも裁く……?
 4.人前で堂々とNEXT能力は使わない。
 5.グリード達とと仮面ライダーディケイドは必ず裁く。
【備考】
※仮面ライダーオーズが暴走したのは、主催者達が何らかの仕掛けを紫のメダルに施したからと考えています。
※参戦時期は少なくともジェイク死亡後からです。


「まさかあの裁判官がルナティックだったなんて……」

ルナティックが去っていった方向を見ながら、虎徹は驚愕の表情を浮かべている。
あの柔和な表情を浮かべていた男が、影で多くの罪人を手に掛けていた。
その事実は、少なからず衝撃を与えていた。

「虎徹さん、とりあえず戻りましょう」
「でもアイツを放置するのは……!」
「今から追い掛けてもきっと見つかりませんし、虎徹さんもまどかちゃんもマミちゃんもボロボロじゃないですか、しっかり傷の手当てをしないと」

まどかやマミはともかく、虎徹の身体は既に多くの傷を拵えていた。
ハンドレッドパワーに使用時に多少回復したが、それでも気休めに過ぎない。
体力の消費も激しいため、今は休憩する必要があった。

「それに……多分だけどペトロフさんはまた戻ってくると思います」

何の根拠もない言葉。
だが、今はそれに縋るしかなかった。

「戻ろう、みんな」

映司の言葉を皮切りに、まどかや虎徹はゆっくりと歩き始める。
完全なハッピーエンドではない。
多くの犠牲を生み、悔恨は残ったが、それでも彼らは生きている。
命があれば、またやり直すことができるのだ。

「桜井君……」

未だに蹲っている智樹を見下ろしながら、マミは心配そうに声を掛ける。
頭を垂れ、微動だにしない智樹。
ジェイクに銃口を向けられた時ですら、彼は動こうとしなかった。
最初に放送を聞いた際、彼一人だけが現実を受け入れられずにいた。
その状況で、さらに仲間の死を突き付けられたのだ。
今の彼の内には、想像も及ばないほどの悲しみが渦巻いているのだろう。

「桜井……?」

マミの言葉を聞き、虎徹は思い出したように目を見開く。

「おい、お前、もしかして桜井智樹か?」
「……」
イカロスのマスターの、桜井智樹かって聞いてんだよ!?」
「……ッ!?」


智樹の受難は、まだ終わらない。


  ○ ○ ○


――――怠惰。

キリスト教における「七つの大罪」の一つ。

怠ける事、だらしがない事。



そして、先延ばしにする事。



――――だが、先延ばしにすることは根本的な解決にならない。

いずれ、怠惰の代償を支払わねばならない時が訪れる。


今の、彼のように。


【ジェイク・マルチネス@TIGER&BUNNY 死亡】


【一日目 夜中】
【C-6 キャッスルドラン前】

【火野映司@仮面ライダーOOO】
【所属】無
【状態】ダメージ(小)、混乱、暴走への恐怖
【首輪】150枚:0枚
【コア】タカ:1、トラ:1、バッタ:1、ゴリラ:1、プテラ:2、トリケラ:1、ティラノ:2
【装備】オーズドライバー@仮面ライダーOOO
【道具】基本支給品一式
【思考・状況】
基本:グリードを全て砕き、ゲームを破綻させる。
 0.手を伸ばして全てを包み込む
 1.皆の手当てをする。
 2.グリードは問答無用で倒し、メダルを砕くが、オーズとして使用する分のメダルは奪い取る。
 3.もしもアンクが現れても、倒さなければならないが……
 4.もしもまた暴走したら……
【備考】
※もしもアンクに出会った場合、問答無用で倒すだけの覚悟が出来ているかどうかは不明です。
※ヒーローの話をまだ詳しく聞いておらず、TIGER&BUNNYの世界が異世界だという事にも気付いていません。
※ガメルのコアメダルを砕いた事は後悔していませんが、まどかの心に傷を与えてしまった事に関しては罪悪感を抱いています。
※通常より紫のメダルが暴走しやすくなっており、オーズドライバーが映司以外でも使用可能になっています。
※暴走中の記憶は微かに残っています。
※暴走中の詳しい話を聞きました。

【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
【所属】白・リーダー代行
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)
【首輪】165枚:30枚
【コア】サイ(感情)、ゴリラ:1、ゾウ:1
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ、ファングメモリ@仮面ライダーW、キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品一式×2、G4チップ@仮面ライダーディケイド、ランダム支給品×1、ワイルドタイガーのブロマイド@TIGER&BUNNY、マスク・ド・パンツのマスク@そらのおとしもの
【思考・状況】
基本:この手で誰かを守る為、魔法少女として戦う。
 1. 身体を休める。 
 2.ガメルのコアは、今は誰にも渡すつもりはない。
 3. キュゥべえは連れ歩く。
 4.映司さんがいい人だという事は分かるけど……
 5.ルナティックとディケイドの事は警戒しなければならない。
 6.ほむらちゃんやさやかちゃんとも、もう一度会いたいな……
【備考】
※参戦時期は第十話三週目で、ほむらに願いを託し、死亡した直後です。
※まどかの欲望は「誰かが悲しむのを見たくないから、みんなを守る事」です。
※仮面ライダーの定義が曖昧な為、ルナティックの正式名称をとりあえず「仮面ライダールナティック(仮)」と認識しています。
※サイのコアメダルにはガメルの感情が内包されていますが、まどかは気付いていません。
※自分の欲望を自覚したことで、コアメダルとの同化が若干進行しました(グリード化はしていません)。
メズール見月そはらだと思っています。
※キャッスルドランに居たキュゥべえを連れ歩いています。

【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】
【所属】黄
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)
【首輪】70枚:0枚
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品、ランダム支給品0~1(確認済み)
【思考・状況】
基本:頼れる"先輩魔法少女"として極力多くの参加者を保護する。
 1. 身体を休める。
 2.他の魔法少女とも共存し、今は主催を倒す為に戦う。
 3.ディケイドを警戒する。
 4.真木清人は神をも冒涜する十二番目の理論に手を出している……!
 5. 人を殺してしまった……
【備考】
※参戦時期は第十話三週目で、魔女化したさやかが爆殺されるのを見た直後です。

[映司、まどか、マミの共通の備考]
※真木清人が時間の流れに介入できることを知りました。
※「ガラと魔女の結界がここの形成に関わっているかもしれない」と考えています。
※世界観の齟齬を若干ながら感じました。
※詳細名簿を一通り見ましたが、全ての情報を覚えているかは不明です。

【桜井智樹@そらのおとしもの】
【所属】白
【状態】ダメージ(中)、頬に傷(応急処置済み)
【首輪】150枚:0枚
【装備】なし
【道具】大量のエロ本@そらのおとしもの、ランダム支給品0~1
【思考・状況】
基本:???
 1.???
【備考】
※エロ本は半分程読みました。残り半分残っています。

鏑木・T・虎徹@TIGER&BUNNY】
【所属】黄
【状態】ダメージ(大)、疲労(極大)、背中に切傷(応急処置済み)、激しい怒り、NEXT能力使用不可(残り約一時間)
【首輪】70枚:0枚
【装備】ワイルドタイガー専用ヒーロースーツ(血塗れ、頭部破損、胸部陥没、背部切断、各部破損)、不明支給品1~3
【道具】基本支給品×3、タカカンドロイド@仮面ライダーOOO、フロッグポッド@仮面ライダーW
    魔皇剣ザンバットソード@仮面ライダーディケイド、P220@Steins;Gate、天の鎖@Fate/Zero
    カリーナの不明支給品(1~3)、切嗣の不明支給品(武器はない)(1~3)、雁夜の不明支給品(0~2)
【思考・状況】
基本:真木清人とその仲間を捕まえ、このゲームを終わらせる。
 1.智樹にイカロスのことを話す。
 2.それが終わったらニンフの下に戻り、ニンフを助ける。
 3.シュテルンビルトに向かい、スーツを交換する。
 4.イカロスを探し出して説得したいが………
 5.他のヒーローを探す。
 6.マスターの偽物と金髪の女(セシリア)と赤毛の少女(X)を警戒する。
【備考】
※本編第17話終了後からの参戦です。
※NEXT能力の減退が始まっています。具体的な能力持続時間は後の書き手さんにお任せします。
※「仮面ライダーW」「そらのおとしもの」の参加者に関する情報を得ました。
※フロッグポットには、以下のメッセージが録音されています。
 ・『牧瀬紅莉栖です。聞いてください。
   ……バーナビー・ブルックスJr.は殺し合いに乗っています!今の彼はもうヒーローじゃない!』
※ヒーロースーツは大破寸前、とくに頭部はカメラ含め完全に機能を停止しています。
 そのためフェイスオープンした状態の肉眼でしかものを見れません。
※二台のライドベンダーは破壊されました。
※ジェイクの支給品は虎徹がまとめて回収しましたが、独り占めしようとしたわけではありません。


【P220@Steins;Gate】
ジェイク・マルチネスに支給。
桐生萌郁が椎名まゆりを射殺する際に使用した小型の自動拳銃。


096:アンブレイカブル・シャドームーン 投下順 098:敗者の刑
時系列順 102:La ragazza che vola in giù al primo paradiso provvisorio
076:インキュベーター様が見てる 火野映司 114:時差!!
巴マミ
鹿目まどか
桜井智樹
086:イグナイト(前編) 鏑木・T・虎撤
ジェイク・マルチネス GAME OVER
095:正義日記 ユーリ・ペトロフ 117:UNSURE PROMISE


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最終更新:2013年12月02日 02:21