エレベーターでの人質に失敗し、速度が時速50マイル(約80km)を超えると起動装置が作動し、50マイル以下に落ちると爆発する爆弾を仕掛けたバスを人質にした犯人である元警官ハワード・ベインが仕掛けを見破られ騙された末にアニーを人質にし地下鉄で金の入った袋に仕掛けられていたインクで使えなくなり自暴自棄となったベインは地下鉄車両の屋根でジャックとの格闘の末に天井の信号機に激突し首を撥ねる形で死亡する。
車内へ戻ったジャックはアニーの元へと行く。
アニー「ジャック…はあ良かったジャック…助けて」
ジャック「後ろを向いて」
アニー「あの男は?」
ジャック「ぶっとんだよ」
ジャックは爆弾の装置を解除する。
アニー「助かった」
ジャック「よしこいつを外そう」
アニー「外して」
ジャックは爆弾も外す。
マクマホン(無線)『ジャック×2!、聞こえるか!マクマホンだ!そこにいるんだろ!すぐ電車を降りろ!線路はこの先で切れている!繰り返す!…』
ジャックは運転室へと向かい無線でマクマホンと話す。
ジャック「聞えてます隊長、隊長こちらジャック」
マクマホン(無線)『非常ブレーキを押せ!ジャック!」
ジャックは非常ブレーキのボタンを押すが作動せず壊れる。
ジャック「ぶっ壊れてる畜生参った!」
アニー「どうしたのジャック?」
ジャック「飛び降りなくては」
アニー「止まらないの?早くこの手錠を外して一緒に逃げましょう!」
ジャック「カギがない」
アニー「どうして」
ジャック「鍵を持ってない」
ジャックは力ずくで手すりを壊そうとするもののびくともしない。
アニー「いや!もういいから、あなたは早く飛び降りて!ジャック!お願い二人揃って死ぬことは無いわ、あなただけでも早く飛び降りて!」
ジャックは再び運転室へといく中、路線のマップに目を付け工事中の路線に目をつける。
ジャック「先にカーブがある、スピードをめいいっぱい上げて電車を脱線させよう!」
アニー「そんなの無茶だわ!お願いだからあなたは飛び降りて!ジャックお願い…お願い!」
ジャックは列車のレバーを上げて速度を最大まで上昇させる。
一方でアニーは落ち込み、ジャックが来て二人とも抱きつく。
その頃、工事中の路線では作業員が作業している中、列車に気づき、とっさに作業員は逃げる。
地下鉄は脱線しアニーとジャックの乗った車両は地上につながる坂を飛び出す。
やがてその車両は自動車用の道路を滑った果てにギリギリの所でツアー用車両間近のところに止まる。
ツアー用車両の運転手は降りる。
運転手「もうだめかと思った…ああ、大丈夫です!どうなってんだよ…」
一方でアニーとジャックは抱き続けていた。
アニー「信じられない、見捨てなかったのね、最後まであたしを…」
ジャック「午後は非番であったから」
ジャックがそれを言うとアニーにキスをする中、多くの人々が集まりその光景を見る。
ジャック「知ってるかい?異常な状況で結ばれた男女は長続きしないって言うぜ」
アニー「そうね、それじゃセックスでも進めましょう」
ジャック「君に従うよ」
最後はその光景を見ていた人々が写真を撮って、ジャックとアニーがいた車両に人々が集まり続けたところで終わる。
最終更新:2017年07月07日 21:26