スエズ運河国有化による第二次中東戦争でクロードを筆頭とするフランソワ一家はフランスのコート・ダジュールに移るのを余儀なくされる中でクロードは夢であった歌手となり、後にパリに移住し数多くの音楽などをプロデュースしパフォーマンスを披露し、災い転じて福と為す中、公演による「Comme d'Habitude(英:マイ・ウェイ)」をクロードが歌い観客は大歓声を上げる。
変わってクロードは飛行機でパリの自宅に戻り、変わってイザベルが服の整理をし、クロードはファンレターを見ていた。
息子「本当にアメリカに行くの?」
クロード「再出発だ」
息子「フランスのファンを見捨てて?」
クロード「僕が見捨てられるんだ」
変わってクロードがイサベルに衣装の報告をする。
クロード「明日の衣装はどれにした?」
イサベル「ブルーのセーターよ」
クロード「うん、いいね。気をつけて」
イサベル「また明日、お休み」
1978年3月11日。
クロードはイサベルと共に外で白い浴衣姿で朝食を満喫していた。
すると女性スタッフが来る。
女性スタッフ「クロード、収録は2時よ20分しかないわ」
クロード「大丈夫、努力経路は僕の遅刻を見込んで、一時間、サバを」
変わってショウファとクロードが電話をしていた。
ショウファ「お客は何人なの?」
クロード「15人、ウェイターを1人頼んでくれた」
ショウファ「ええ、決まってるでしょ」
クロード「サウナの用意もね、ジョジョと変わってもらえる?」
ショウファ「来てないのよ」
クロード「そうか、肌を均らした方が…」
クロードが電話をする中、イサベルがキスをする。
イサベル「キスを送って」
クロード「カタリンからよろしくって」
ショウファ「カタリン、愛してるわ」
クロード「じゃあ切るよ」
ショウファ「じゃあね」
クロード「キスを」
ショウファ「クロード」
クロードは電話を終えると女性スタッフに話す。
クロード「10分で終える、出る」
女性スタッフ「急いで」
クロードは浴槽でシャワーを浴びる準備をし、シャワーで体を洗う中で電話が鳴る。
女性スタッフ「ええ、ジェニー30分後には来るわ、それじゃ」
クロードは石鹸をこすり泡を立たせ、洗い続ける中。ノックが鳴る。
クロード「何?」
女性スタッフ「リハーサルは3時から、収録は7時。急いでいる暇はないわ」
クロード「わかった」
クロードが洗い続ける中でイサベルが来る。
イサベル「私よ、ベルヴェールの住む部屋だけど…何件かいいのあったわ」
クロード「よかった、BBCから問い合わせがあった、『僕のドキュメンタリー』を作りたいっていうんだ。イギリス人がフランスの『マイ・ウェイ』のことを知らないんだよ。アメリカにも宣伝しよう」
クロードはシャワーを浴び終えると、イサベルはタオルを渡した。
クロード「ありがとう」
イサベルは浴室を出ると、明かりの電球が故障であることに気づき、手に触れる。
変わって、ショウファがテーブルクロスを整える中、電話が鳴る音に気付き、行く中、使用人が電話で会話をし終えていた。
ショウファ「だれから?」
使用人「いえ、間違い電話です」
ショウファがプールへ行くと、使用人はテレビの電源のコンセントを次々と抜いてラジオを隠すと急に泣き始める。
変わり、ジョセットとクロードのマネージャであるポール・ルデルマンは車から降りる。
ポール「僕がいるから…」
ジョセット「言えないわ…母にはこんなことを…無理」
一方でショウファは料理を作る中、ジョセットが来る。
ショウファ「ああ、ジョジョきたのね。どうしたの?…ねえ…何かあったの?」
ジョセット「今夜はキャンセルよ。クロードが事故に…」
ショウファ「酷いわ…!」
ジョセット「ねえ、大丈夫よ。パリに行かないと…大丈夫」
ジョセットはショウファをキスして慰める。
ジョセット「さあ、行きましょう…」
ジョセット「ええ…」
クロードは電球に触れたことで感電死したのか、悲劇の事故によりファンらは悲しみ、彼の遺体が入った黄金の櫃が運ばれて、数千人の葬式の場面となり、家族と参列者らはクロードが埋葬された墓地へと行く。
ショウファ「クロード…」
最後は葬式を終えたのか、墓地には誰もいなくなり、先に他界した父・エメとクロードの名前が記された墓に数多くの花が置かれてあった。
クロード・フランソワ 1939年2月-1978年3月(翻訳字幕) |
|彼のレコード売り上げ総数は6700万枚。 「マイ・ウェイ」は世界でもっとも知られる曲である。(翻訳字幕)|(文字白、背景黒)
(終)
最終更新:2017年07月07日 22:46