60セカンズ (吹替版)のエンディング

60(シックスティーン)セカンズのエンディング

キップが車の窃盗で大きな失敗を招き、依頼主である組織のボスであるカリートリーに高級車50台を窃盗を要求された元車窃盗団の男で兄のメンフィスは弟の命のために仲間と共に車を次々と手に入れ、最後のエレノアと共になんとかキャッスルベック刑事を筆頭とする警察らの追手を乗り越え、カリートリーの元にたどり着くものの、制限時間を越えた罰としてメンフィスが殺されそうになる中、駆けつけたアトレーとキップにより助かり、カリートリーと工場兼ねて事務所内で対峙する中、メンフィスを追っていたキャッスルベック刑事がカリートリーに銃で突きつけられ、それを見たメンフィスは咄嗟にカリートリーに拳を一発お見舞いし、キャッスルベック刑事を助け、突き落とされたカリートリーは自分で作った木製の棺に入る形で転落死した。

キャッスルベック「ランドル、俺はいま警察官として迷ってる。お前とエレノアの派手な暴走のせいでこの街は大混乱だ。だがその理由はわかってる。兄弟の愛はいいもんだ…命の恩人だな…どう受け入れればいい?」
メンフィス「好きにすればいいさ」
キャッスルベック「さっさと出てけ、後もやっとく。行け、俺の気が変わる前に、早く」
メンフィス「そうだ、第14埠頭にコンテナ船がある。調べてみろ」

メンフィスはキャッスルベックの元を立ち去った。
変わってガレージ。
ドニーが廃車を改造した網焼きコンロで肉を焼いていた。

ドニー「うんいいぞ、男前の名、シェフにビールとか。タンブラー、ビールを取ってくれ」

メンフィスの仲間らはバーベキューをしていた。

ドニー「よーし!みんな食いもんだぞ!」
スウェイ「貸して」
フレブ「トビー、可哀そうに痛いんだろうな」
ミラーマン「でも変わってあるよ、続々するぜ」
スフィンクス「彼は不幸なけがから、お前達は何かを学んだのか?華やかな泥棒家業の哀れな末路を知り、人生を変える気になったとしたら、その時、彼の傷は高潔な意義を持ち輝く事だろう。チャンスをもらったんだ可哀そうなトビーだ。可哀そうな俺達だ。」
タンブラー「喋った」
アトレー「う~ん」
メンフィス「ロングビーチの悪だと思ってた」

メンフィスがそれを言うと、仲間は一斉に笑いだす。

すると何かを持ってキップがやってきた。

キップ「メンフィス、ちょっと…これを兄貴に…」
メンフィス「何だ?」
キップ「開けろよ」

メンフィスは小箱を開けると、カギが入っていた。

メンフィス「キーか?キーだな。でも何の?」
オットー「みんな!ちょっと中へ来ててくれ!」

すると修理業のオットーが食事中の仲間たちに呼び掛ける。

オットー「グズグズするな早く!それでは皆様ご紹介しましょう」

仲間がオットーの元へ行くと、布がかぶせられてあった車があった。

オットー「世紀のビジョン!」

その車は経年で色がはげていた中古のエレノアであった。
メンフィスを筆頭に一同は驚愕する。

オットー「お前のものだぞ!」
メンフィス「本当か!凄い!」
オットー「今はポンコツだが2、3週間くりゃ、美しい蝶だ」

するとキップが歩く。

メンフィス「まさか…」
キップ「違う×2、俺のバイクの部品を売って買ったんだ。」
メンフィス「弟が…車を買ってくれた」
キップ「まあね、俺のほんの気持ちだよ。ほんと感謝してる。」
オットー「いいぞ、それでいいんだ!」

メンフィスとキップは抱き着く。

アトレー「さあ乗ってメンフィス。行って来いよ」
メンフィス「キップのこと、ありがとう」
アトレー「早く行って来い」

メンフィスは中古のエレノアに乗る。

メンフィス「乗ってくか?」
スウェイ「もちろん」

元恋人のスウェイも中古のエレノアに乗り、ガレージを出る、しかしそのエレノアの部品の経年劣化があったのかエンジントラブルで止まったところで終わる。

メンフィス「おい、勘弁してくれよ」

(終)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2017年08月23日 20:54