ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネスのオープニング


ウルトラマンメビウス終盤、暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人とメビウスたちの戦い。

エンペラ「余は、暗黒の皇帝! 光の国の一族などに敗れはせぬ!」「人間の絆に負けたのか……」

リュウ (あの戦いは、とっくに思い出に変わったけど…… 『かけがえのない星』、俺たちの故郷をそう呼び、幾多の脅威から守り抜いてくれたウルトラマンは今、地球にはいない…… だが!)



山中を巨大な怪獣が闊歩している。CREW GUYS JAPAN基地フェニックスネストに警報が鳴り響く。

「ガンスピーダー、ブラスト・オフ」
「出現したのは、レジストレーションコード『再生怪獣サラマンドラ』です」

新隊長となったリュウ、新隊員のハルザキ・カナタがガンフェニックスに搭乗する。

カナタ「隊長。このひと月、妙に多いですよね。怪獣の出現」
リュウ「ああ」
カナタ「何か理由でもあるんでしょうか?」
リュウ「さぁな。そんなこと、怪獣に聞いてくれ。ガンフェニックス・バーナーオン!」
ほかの隊員「ガンブースター・バーナーオン!」

ガンフェニックス、続いてガンブースターがフェニックスネストを飛び立つ。

山中のサラマンドラのもとへ、ガンフェニックスらが飛来する。

ほかの隊員「サラマンドラ確認」
リュウ「ガンフェニックス・スプリット!」

ガンフェニックスがガンウィンガーとガンローダーの2機に分離。衝撃に、カナタが思わず声を漏らす。

カナタ「うっ!」
リュウ「いい加減に慣れろ。初めての実戦じゃないんだぞ」
カナタ「はい!」
リュウ「ガンブースター、ヤツの弱点は首にある酵素分泌器官だ。そこを狙うぞ!」
ほかの隊員「GIG。突入します」
リュウ「いくぜ!」「ウイングレッドブラスター!」

リュウの先制攻撃がサラマンダーの喉に決まる。フェニックスネストから、サコミズやミサキたちが様子を見守っている。

ミサキ「酵素分泌器官、活動を停止。これで、サラマンドラが再生することはありません」
サコミズ「さすがだな、アイハラ隊長」

リュウ「ハルザキ」
カナタ「はい」
リュウ「あとは任せる」
カナタ「僕に……」
リュウ「なんだ、自信ねぇのか?」
カナタ「……GIG!」
リュウ「メテオール、解禁」
カナタ「パーミッション・トゥ・シフト・マニューバ!」
一同「スパイラルウォール!」「ブリンガーファン・ターンオン!」
カナタ「スペシウム弾頭弾、ファイヤー!」

超絶科学メテオールの連続攻撃、そしてカナタのとどめの一撃で、サラマンドラが炎に包まれる。

カナタ「やったぁ──!」

サコミズ「ガンウインガーに乗っているのは?」
ミサキ「ハルザキ・カナタ。適性試験トップで入隊した新クルーです」

カナタ「やったぁ──! やった、やりましたよ! 見ましたか!?」

リュウ (地球は俺たちの手で、ちゃんと守ってるぜ。見てくれてるかよ…… ミライ)

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最終更新:2017年08月26日 21:03