奪還 DAKKANーアルカトラズーのオープニング (吹替版)

キャスト・スタッフのテロップが流れる中で車に乗っていた捜査官らしき男性らが降りてアパートへと入る。

ニコラス「ねぇ、ソニーさん、本当誤解ですって。あいつに限ってそんな…」
ソニー「もうすぐわかることだ」

黒人の刑事であるニコラス・フレイジャー(ニック)がそう言うとソニー・エクヴァルを筆頭とする捜査官らは階段を登る。
変わってサーシャ・ペトロセヴィッチがアパートの部屋のベッドで寝ていた中、扉が突然と開いたことに気づいてとっさに拳銃を持ち、構える。

ソニー「下ろせ、こんな物騒なものを」

ソニーは部下らに拳銃を下ろし、サーシャと対面する。

ソニー「やあ、サーシャ。私はソニー・エクヴァル。お前のボスだ」

ソニーがそう言うとサーシャは鍵持っていた拳銃を降ろす。

サーシャ「ニコラスどういうことだ?」
ニコラス「ガサ入れがあってさ。 FBI と通じてんがいるらしいよね…まあ、協力してくれよちょっとしたテストだから」

ニコラスがそう言うとワッペンらしき装置を貼り付ける。

サーシャ「嘘発見器か」
ソニー「ニコラスは反対したんだ。お前がファミリーだからってな。こいつはそういった野良犬を拾ってくる。だから私自ら来た。お前は敵か?味方か?」
サーシャ「もちろん味方だ」
ソニー「サーシャ・ペトロセヴィッチ。ロシア人だな」
サーシャ「ああ、そうだよ。問題あるか?」
ソニー「私は部下の責任を拘ったりはしない。きっちり仕事をこなして儲けさせてくりゃそれでいいんだ。ただ…気になるのは家に転がる前は雇われていたということだな…」

ソニーは窓の景色を見てタバコをくわえながら、サーシャに話す。

サーシャ「自分だ」
ソニー「何やってんだ?」
サーシャ「窃盗グループのリーダー。でもパクられて5年くらった。だから、簡単な仕事がしたくなってさ」
ソニー「うちはな東ヨーロッパから寒太平洋地域にかけてのシンジケートとしちゃ最大規模の組織だぞ。それが簡単か?」
サーシャ「車泥棒だろ」
ソニー「お前は司法組織に雇われているのか?」
サーシャ「CIAやKGBや連邦執行官に雇われてることもあるよ。それから暇な時にはサイドビジネスで秘密警察に情報を売ったりしてことなんてしてる」

サーシャがそう言うとニコラスが持っていた嘘発見器のデバイスの反応が激しくなる。

ソニー「FBIを抜かしたぞ。お前FBIなのか?」
サーシャ「車泥棒、それだけだ」

サーシャがそう言うと持っていた折りたたみナイフをソニーの首に向ける。

ソニー「私は尋問より殺しの方が得意なんだ。軍隊仕込みでな。ニックはお前のことを気に入ってる。あいつ、弟みたいなもんだから、顔を立ててやりたいところだが私にも我慢の限界ってところがある。お前はF・B・Iか?」
サーシャ「違う」

サーシャがそう言った後、ニコラスが持っていた嘘発見器のデバイスの反応の音がなくなる。

ソニー「改めてファミリーに迎えよう」
ニコラス「言ったでしょ?」
ソニー「今夜中に船を出すぞ」

ソニーがそう言うと、その部下と共に立ち去り、サーシャは窓際へと向かって口にくわえていたタバコに火をつける。

ニコラス「もういいだろ」
サーシャ「何がだ?」
ニコラス「結構指輪外しちまえよ。奥さん戻らないんだ。散々、悲しんで。それ以上何しよってんだ?」
サーシャ「忘れたくない」
ニコラス「あんた、偉いよ。気持ちはわかる。それは置いといて…仕事があるんだけど…やるか?」
サーシャ「ああ」

サーシャがそういった後、変わってサーシャとニコラスの2人が乗ったスポーツカーが港周辺の走行を走ると同時に映画のタイトルが映る。

|HALF
PAST
DEAD|(背景黒色、文字#6495ed)

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最終更新:2020年01月05日 21:07