テロップと映画のタイトルが表示された後、 この映画の世界観での出来事の言葉が映される。
1952年。医学管理学的な進歩が訪れた。
不治とされていた病気の治療が可能となり
1967年。人類の平均寿命を100歳を超えた。
(翻訳字幕)
変わって病院の医療室で女性であるキャシーが窓から無人の手術室を見ていた。
キャシー(私の名前はキャシー・エイチ、年齢は28歳。解剖医になって9年になります)
キャシーが手術室を見る中で患者を運んできた医療スタッフがやってくる。
キャシー(仕事ぶりは優秀です。私の患者は皆回復が早く、提供の手術の前でも取り乱したことはほとんどありません)
キャシーが語り手としてそういう中で患者となるトミーがキャシーを見ていた。
キャシー(自慢しているわけではなく私はこの仕事に誇りを持っているのです。介護人と提供者は多くを成し遂げました。とはいえ、私たちは機械ではありません。最後には疲れ果ててしまいます。そのせいでしょうか最近の私はこれから先のことよりも、昔のことを思います。コテージやヘイルシャム…私たちの身に起きたことを…)
キャシーが語り手として話すと同時にトミーが手術される様子をただ見る。
変わって時を遡る形で幼少時代のキャシーは学校のホールの席に座っていた。
キャシー(私と…トミーと…ルース…)
ヘイルシャム 1978年。
ホールで生徒らが校歌を歌った後、席に座り、校長・エミリーが生徒に挨拶をする。
エミリー「おはようございます」
生徒ら「おはようございます、校長先生」
エミリー「報告によると…タバコの吸い殻が3本、花壇の奥で見つかりました。学校に出入りする業者がタバコを吸っているところを目にしているところでしょう。しかしこの機会に念を押しておきます。よそのどの学校にもまして、この学校の生徒はタバコを吸うことは絶対にあってはになりません。ヘイルシャムの生徒は特別なのです…元気でいること、体を健康に保つこと、何よりも重要なのです!皆さん分かりましたね?」
生徒ら「はい、校長先生」
最終更新:2020年12月26日 18:44