ワールド・トレードセンター (映画)のエンディング (吹替版)

911アメリカ同時多発テロが発生しジョン・マクローリンとウィル・ヒメノを筆頭とする港湾局警察官らはビルで取り残された人を救助する中で航空機が再び衝突したことにより瓦礫埋もれ絶体絶命の中でウィルが命懸けで助けの大声に反応した生存確認を知った救急隊員らが一斉に救助にあたろうとしていた。

ドナはジョンが救助されたことを知り入院していた病院内を歩き回る中、 運搬用の医療ベッドで運ばれるジョンに気づく。

ドナ「ジョン!あなた!よかった!」
ジョン「ドナ…」
ドナ「あたしよ…ジョン…」
ジョン「君が生きろって言って…くれたから…」

ジョンがうろたえてそういった後、ドナはジョンの顔にキスをする。

ドナ「頑張って…」

ジョンが治療室へ運ばれる一方、アメリカ同時多発テロ事件の影響を物語ってニューヨークの街並みはゴーストタウンのようになっている中で建設車両などが瓦礫などの撤去、消防・警官隊が救助に当たり、次にヘリコプターの視線から見る形で煙が這い上がり崩壊したワールドトレードセンターのビルの瓦礫が映る。
人々が負傷した人たちの救助にはあたる中でアントニオは歩く中で食べ物を配っていた警官に話す。

アントニオ「はるばる、ウィスコンシン州から?」
警官「ああ、いても立ってもいられなくてな。食うか?世界一、うまいソーセージ。くって損はないお上品」
アントニオ「ああ、食うよ」
警官「あんた仕事は?」
アントニオ「救急隊員」
警官「ご苦労さん」

変わってデイブ・カーンズは崩壊したビルの周辺を歩く中、携帯電話で話す。

デイブ「いやぁ、今日は仕事休む。どうかな…これから兵士が必要になる。幸福のために…見ての通り」

救助活動が続いている中で警官がスコットに話しかける。

警官「君とマクローリンは助かったが。行方不明だ。まだ14名がいる」
スコット「どうすればいい?中には何千人もいたのに…消えちまった」

変わって病院内で家族らが壁に貼られていた同時多発テロで巻き込まれた捜索届の顔写真を見ていた。
次にウィルとジョンが病棟の治療中のベッドで寝ていた。

それから2年…(吹替ナレーション)

橋周辺の公園ではアメリカ同時多発テロから生き延びたことを称えるイベント「マクローリン、ヒメノ、感謝の集い」の会場にジョンとウィルがやってくる。
互いに2人が妻にキスした後、イベント会場内を歩き参加者に次々と握手する中でジョンがナレーションとして語る。

ジョン(ナレーション)「911は人に何か出来るかを見せつけた。人はどこまで邪悪になれるのか。だが同時に人には全員があることを見せてくれた。みんなが助け合った…理屈ではなく、それが正しいことだからだ。その事を語りつぎ。記憶にとどめたい…。あの日見た多くのことを…」

ジョンがナレーションを終えた後、ウィルは娘を呼びかけ抱き上げ、最後はアメリカ同時多発テロの詳細と2人のその出来事が語られたことで終わる。

世界貿易センターでの死者は2749名。
国籍は87名に及ぶ。
343名が消防士、84名が港湾管理職員、うち37名が警官、ニューヨーク市警察警官が23名
救出された生存者はわずか20名。 ウィルとジョンは18番目と19番目だった。
ウィルは13日間で8回の手術を受け6週間で昏睡状態におかれ27回の手術を受けた。
2人は現役を退きニューヨークとニュージャージー州で家族と暮らしている。
(吹替ナレーション)

あの日、戦い命を落とし負傷した方々にこの映画を捧げる。
(翻訳字幕)


(終)

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最終更新:2020年12月26日 18:44