ドンブラザーズとゼンカイジャーの活躍によって機界鬼とカシワモチワルドは敗れ去った。
カラフルではパーティーが開催されていた。
ヤツデ「まぁ、色々あったけど……」
美都子「さぁ、みんな、食べて、食べて……」
功「スシトピア仕込みのお寿司だ! さぁ、全力全開で……」
一同「いただきまーす‼︎」
ステイシー「お前、介人たちに話すことがあるんじゃないのか?」
ゾックス「……悪かった。約束破って」
介人「えっ? なーに? 聞こえなーい!」
ゾックス「だから、この世界を荒さねぇって約束破って悪かった。そしてお前ら! 帰ってきてくれて助かったよ、どうもありがとう」
ジュラン「はい、よく言えました……」
介人「じゃあ、謝りに行こうか…… みんなのとこ……」
介人はゾックスに卵を食べさせる。
ガオーン「じゃあ、じゃあ、お詫びにさ、残ってる柏餅持って行ったら?」
ジュラン「おお、いいね……」
マジーヌ「しばらく見たくないのでは?」
ガオーン「ほら、ほら」
マジーヌ「やめるっす!」
ジュラン「だったら、柏餅はあのさっきのあいつらんとこに持っていくか……」
ブルーン「ああ……」
ジュラン「えーっと、なんつったっけ? 暴れ、暴れ……」
セッちゃん「暴太郎戦隊ドンブラザーズチュン」
ジュラン「ああ、それそれ……」
ブルーン「いいですね。もっとお話してみたかったんですよ。トゥルーヒーローってなんですか?」
ジュラン「座れ、座れ……」
介人「よし! 今度の旅は、ゾックスたちも連れて、全国御免なさいツアーだ‼︎」
一同「いいね!」
ゾックス「なんで俺たちが?」
介人は寿司を食べる。
介人「うーん、うまさ全開……」
本野各西病院。
大野は母のお見舞いに来ていた。
大野「母ちゃーん! よかった。ただ眠っていただけか…… 俺、今度という今度という今度こそは真面目になるよ!」
大野の母「母ちゃんも幸せ者だよ」
隣のベッドではジロウが入院していた。
ジロウ「こんなまずい飯は食えるか! いてて…… まさか、この僕がやられるなんて」
看護師「ダメですよ、わがまま言っちゃ……」
やってきた看護師はなんとルミに似ていた。
ジロウ「ルミちゃん……」
しかし、看護師の名前は「朝田ひかり」だった。
ジロウ「違うか……」
看護師「はい、アーンして。早く良くなりますように」
ジロウ「アーン……」
看護師はジロウに食事を食べさせる。
ジロウ「美味しい!」
翼とソノニは手作りの手配書をあちこちに貼っていた。
翼「逃亡者…… お前のいうとおり、俺は逃げてる時が1番幸せだった……」
ソノニ「……」
警官「指名手配? あっ、いた! 指名手配犯‼︎」
翼「逃げるぞ、ソノニ」
ソノニ「はい、翼!」
警官「犬塚翼‼︎ 待て‼︎」
ソノザが屋台にやってくる。
ソノザ「ソノイ、店やってるか? そうだなぁ…… 卵とこんにゃくとちくわと糸こんにゃく」
しかし、ソノイはピクリとも動かなかった。
ソノザ「どうした? ソノイ……」
箸が落ちる。
ソノザ「おい! おい‼︎」
タロウが真一たちの元にやってくる。
タロウ「なら、お前たちはドンブラザーズに復帰。それでいいんだろう?」
真一「ああ…… 人に買ってもらった塾ではな、情けない。ここで一句。『なにもなし 千羽の鷹を 解き放つ』」
翼「俺も、らしくなかった。また1からやり直す……」
はるか「私も、戦う漫画家で頑張る」
つよし「僕も、社長なんて柄じゃなくて……」
タロウ「なら、鍛え直してやる……」
『ドン、ドン、ドン、ドンブラコ』
こうしてまたお供への特訓が始まる。
キジブラザー「わあっ‼︎ 特訓だ!」
イヌブラザー「ちょっと待て、ちょっと待て」
サルブラザー「懐かしい!」
ドンモモタロウ「はっはっは! 縁の結び直しだ!」
ドンブラスターの銃撃がお供を襲う。
ドンモモタロウ「祭りだ、祭りだ。はっはっは!」
最終更新:2023年09月18日 06:38