キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎の第1話

司令官であるオプティマスプライムがゲームである「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」を遊んでいた。

オプティマス「それっ!えいっ!あーっ!!」

ゲームオーバーになる。

第1話 30周年商品の謎

サービスエリア*1にいるオプティマスプライム、バンブルビー、ロックダウン

ロックダウン「おいさっき、ずっと同じところでやられてるじゃねーか」

オプティマス「いやどーやっても、あそこに飛んでくる弾に当たっちゃうんだよ、難しいな」

バンブルビー「ほんと全然、クリアできる気がしないですね。帰ってきたコンボイの謎」

オプティマス「よし次はロックダウン、出動してみるか?」

ロックダウン「いや、そもそも、なんで俺達、クソ難しいゲームやんなくちゃいけないんだよ」

オプティマス「まあそれについては話せば長くなるんだが…」

ロックダウン「なんだ、そんなにややこしい話なのか?」

オプティマス「実は昨年、メモリアルイヤーを迎えたんだ」

バンブルビー「トランスフォーマーだよ、去年で30周年なんだよ!」

ロックダウン「30周年!?、マジかよ!?」

オプティマス「それを記念して作られたのが、キュートランスフォーマーシリーズって訳だ」

バンブルビー「ほんと、思い切りますよね」

ロックダウン「思い切った?」

オプティマス「だからほら、今までのトランスフォーマーとはかなり違うだろ?かわいくなったというか」

ロックダウン「かわいーっ、つーか」

バンブルビー「変形前の車がチョロQっぽいデザインになってるでしょ、それでキュートランスフォーマーなの」

バンブルビーはビークルに変形し、再び元に戻る。

オプティマス「かわいいも、キュートとともかわってるしな」

ロックダウン「何のためにトランスフォーマーをキュートにしなきゃいけないんだよ」

オプティマス「ああ、これを機にトランスフォーマーにあまり興味なかった人も興味を持ってもらえるようにって事じゃない?」

バンブルビー「たしかにトランスフォーマーって言うと、ちょっとマニア向けのイメージがありますもんね」

ロックダウン「あーっ!ここは生きてはいけない女子とかを狙ってんの急すぎじゃねえ?」

バンブルビー「販売するT社さんも、いろんな30周年の商品案が出て、ここで採用されたのはこれだったって事なんすか?」

オプティマス「そういうことだろうな」

ロックダウン「本当にこれで一番良かったのかよ?もっといい30周年の商品がありそうじゃねえか」

バンブルビー「僕、考えたんですよ。」

オプティマス「ん?」
ロックダウン「?」

バンブルビー「ねー!牛トランスフォーマー!」

ロックダウン「うーん、なんかちょっと上手く言ってるようで、何なんだ?」

バンブルビー「十二支の動物に変形するトランスフォーマー」

バンブルビーの頭の中で十二支のトランスフォーマーが浮かび、オプティマスとロックダウンは大声を出す。

バンブルビー「さっきほら女子受けっていったでしょ?」

オプティマス・ロックダウン「はいはいはい!」

バンブルビー「動物かわいいよ」

ロックダウン「だったらビーストウォーズ、もう一回やろうよ」

バンブルビー「いや違う、あれ可愛くないもん」

ロックダウン「あっ、そうか可愛くないな」

オプティマス「女子的には柔らかいほうが良いんじゃないか?私達は硬いじゃん?」

オプティマスは胸を叩く。

ロックダウン「柔らかトランスフォーマー…」

それを聞いたオプティマスとバンブルビーは想像し笑う。

オプティマス「柔らかトランスフォーマーで行くか!」

バンブルビー「ふかふかしてるもんね!」

ロックダウン「つか、そんな商品があったよね」

や○らか戦車がロックダウンの頭に浮かび上がる。

バンブルビー「無い?他に?」

オプティマス「ロックダウンはどうだ?」

ロックダウン「俺?。じゃ、トランスフォーマーを昼ドラ化してみよう!もっとドロドロするの!例えばさ、ここ3人でいえばだよ、三角関係みたいになんの、ドロドロしてく訳よ、憂い子風のバンブルビー」

ロックダウンの頭の中に擬人化した3人が浮かび上がる。

バンブルビー「俺!」
オプティマス「えーっ!」

バンブルビー「お前らの間で!」

ロックダウン「そう」

バンブルビー「お前らって言っちゃったけど」

3人は笑う。

ロックダウン「そういう事」

バンブルビー「え~っ!見たく~ないよ!そんななんかもっとスカッとかっこいい…」

ロックダウン「でも、新しい、新しい、少なくとも、得た事の無い、そう得られるのと…」

バンブルビー「みんなすげえな」

ロックダウン「駄目だ、みんななんか、こうどっかか引っ張ってくるとか…」

バンブルビー「他にない?他に!」

ロックダウン「オプティ!」

オプティマス「う~ん、そうだな…」

バンブルビー「司令官!司令官!」

オプティマス「待って!待って!待ってよ!待ってくれ!えーと…」

ロックダウン「汗が凄いけど大丈夫?」

オプティマス「そう大丈夫!トランスフォーマーだから、ここからオイルが漏れて…、オイルが漏れて…、」

バンブルビーとロックダウンは笑う。

オプティマス「ちょっと、ちょっと待ってくれ、ちょっと待ってくれ!」

(続く)


※おまけ:ここから本編においてカットされたアドリブ部分(台詞)です。


バンブルビー「司令官はどうですか?」

オプティマス「司令官?30周年にやろうとか?。司令官はな…司令官はラジコンになりたい」

バンブルビー「ラジコン…?」

オプティマス「うん」

ロックダウン「え、大丈夫?俺たちキュートランスフォーマーだけど」

オプティマス「キュートランスフォーマーのラジコンだ、ちっちゃいのに」

バンブルビー「ちっちゃいやつだ!」

オプティマス「ちっちゃいのに空気抵抗とか、凄く重くして、おっきいラジコンより私達の方が速いの、どうだ?」

オプティマスの言葉を聞いた2人は考える。

バンブルビー「理屈はわかんないけど」

オプティマス「あの朝、なんか、やってた、みなさんの番組に乱入すんなって、あのちっちゃいのがなくなったら私達」

バンブルビー「変形する?」

オプティマス「変形する」

バンブルビー「変形してどうするの?」

オプティマス「変形?変形して?」

バンブルビー「変形して歩く」

オプティマス「ん…あ、そうだな、変形して」

バンブルビー「ウォーキングトランスフォーマー」

ロックダウン「そうね」

オプティマス「変形するとフィギュアスケーターみたいになるわけ。私達がこの変身後のなんとなく人型みたいになるやつ」

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最終更新:2015年03月21日 18:17

*1 ロケ地は常磐自動車道 守谷SA(上り)