"オテロ"

対訳【朝比奈隆 訳】

愛の二重唱(動画対訳)

オペラ配役プロジェクト



編集者より

  • 朝比奈隆は1949年に関西オペラグループ(現関西歌劇団)を結成し、以来、「椿姫」(1949)、「カルメン」(1950)、「お蝶夫人」(1951)、「ラ・ボエーム」(1952)、「カヴァレリア・ルスチカーナ」「パリアッチ(道化師)」(共に1953)と、毎年次から次へとオペラを上演しています。「オテロ」は1971年の第31回公演で上演されました。
  • 朝比奈隆がオペラを訳したものは、大半がヴォーカルスコアに書かれて大フィルに保管されていますが、残念ながら「オテロ」はヴォーカルスコアに書かれて残されてはいません。代わりにというか、朝比奈隆訳詞と明記された、「オペラ『オテロ』(全四幕)台本 1971年8月31日 関西歌劇団・演出部」という冊子が保管されています。
  • また、「OTHELLO DIUSEPPE VERDI 朝比奈隆 訳 関西歌劇団」という表紙の、合唱用のヴォーカルスコアがあり、これには「ASAHINA」のゴム印が押されています。どちらも関西歌劇団が「オテロ」を上演した時のものです。どなたか、訳の書かれたヴォーカルスコアをお持ちではないかと当時の関係者に問い合わせてみましたが、入手できませんでした。
  • そこでWEBでダウンロードしたイタリア語のテキストに、先ず、ヴォーカルスコアのある合唱部分を入れ、次に、台本の朝比奈訳をイタリア語のテキストに並べ、できるだけ音楽に合うように改行しました。合唱のヴォーカルスコアにところどころ訳がふたつ書かれている箇所は、(別訳:)という形にしました。関西歌劇団の台本には、ト書きが載っていますが、イタリア語のテキストにあって、台本に載っていない箇所は、訳を追記しました。

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@ Aiko Oshio

管理人より

  • 指揮者の朝比奈隆(1908年7月9日 - 2001年12月29日)が翻訳した「歌える日本語訳」を使用しています。日本語訳は左のイタリア語の意味とは必ずしも一致しません。
  • 朝比奈のテキストは遺族の許可をいただいて掲載しています。複製・転載・転用は固くお断りいたします。

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最終更新:2022年07月08日 20:02