[████・███へのカウンセリング記録]
█月█日14:33
録音開始
ーー貴方は当時何をしていましたか?
「…南アフリカの地で反乱があったのは覚えてるかい?そこで反乱軍の傭兵として砂漠で戦っていた…」
█月█日14:33
録音開始
ーー貴方は当時何をしていましたか?
「…南アフリカの地で反乱があったのは覚えてるかい?そこで反乱軍の傭兵として砂漠で戦っていた…」
ーーその時の武勇伝などはありますか?
「…ないね、やっぱ正規軍には敵わないさ」
「…ないね、やっぱ正規軍には敵わないさ」
ーー貴方はそこで何を見ましたか?
「鉄と爆発と…アレだ…アレを見たんだ、いやアレは幻覚だったのか?いや、それならアントンの内臓は一体何処に…」
ーーー落ち着いてください
「いや嘘だ、俺達は何も見てない、きっと重度のPTSDなんだ」
「鉄と爆発と…アレだ…アレを見たんだ、いやアレは幻覚だったのか?いや、それならアントンの内臓は一体何処に…」
ーーー落ち着いてください
「いや嘘だ、俺達は何も見てない、きっと重度のPTSDなんだ」
[心拍数が急上昇したため薬品を投与]
ーーどのような幻覚を見ましたか?
「ああ、悪魔だよ、悪魔は人を殺してた」
ーー詳しくお願いできますか?
「俺のいた中隊は砂漠の拠点を防衛してた、銃も持ってたし人払くらい俺にもできた。
でも正規軍が来るって情報の少し前に悪魔が来た」
「槍と盾を持った時代ハズレな服装だった、だけどアイツらは時代じゃなくて生まれた世界が違った、遠くで奴らの一人が槍を投げた。…そしたら…そしたらよ隣の奴の顔面が弾け飛んだんだ…」
「それから決着は早かった、護ってた奴らは銃で反撃しただけどチーターよりも早く動くもんで訓練もろくに積んでない俺らには当てる事すら難しかった。直ぐに肉薄されて後はもう地獄だ、胴を殴られただけで内臓ジュースが飛び散って、槍で突かれれば車ごと貫かれた。」
「俺は逃げた、今こうやって話せてるって事はそれは間違ってないって事だ」
「最後に見たのはアントンの内臓を引き摺り出してリーダー格の老人に被せていた光景だ、トラウマにならない方がおかしい」
ーーどのような幻覚を見ましたか?
「ああ、悪魔だよ、悪魔は人を殺してた」
ーー詳しくお願いできますか?
「俺のいた中隊は砂漠の拠点を防衛してた、銃も持ってたし人払くらい俺にもできた。
でも正規軍が来るって情報の少し前に悪魔が来た」
「槍と盾を持った時代ハズレな服装だった、だけどアイツらは時代じゃなくて生まれた世界が違った、遠くで奴らの一人が槍を投げた。…そしたら…そしたらよ隣の奴の顔面が弾け飛んだんだ…」
「それから決着は早かった、護ってた奴らは銃で反撃しただけどチーターよりも早く動くもんで訓練もろくに積んでない俺らには当てる事すら難しかった。直ぐに肉薄されて後はもう地獄だ、胴を殴られただけで内臓ジュースが飛び散って、槍で突かれれば車ごと貫かれた。」
「俺は逃げた、今こうやって話せてるって事はそれは間違ってないって事だ」
「最後に見たのはアントンの内臓を引き摺り出してリーダー格の老人に被せていた光景だ、トラウマにならない方がおかしい」
ーーなるほど、では最後の質問です。
「なんだ?」
「なんだ?」
ーー母なる大地と合流せよ
[記録終了]
[記録終了]
- この音声レコーダーは23区で発生したねじれ事件との関連する情報として提出されました。