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【ジョン】オリジナルスタンドSSスレ【万】 第八話

最終更新:

ddddd

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ゴゴゴゴゴゴ・・・・


江藤「・・・(何だアイツは?)

電信柱の影から川上の家を覗いていた江藤が窓際の人影に気づく。



?「ブツブツ・・・・

ブツブツ・・・・


人影は窓に張り付いて何やら必死に呟いており、江藤には気づいていない。


江藤「・・・女か?
どうやって二階に・・?
というか、人の家の窓にベッタリくっついてブツブツ言ってるなんて明らかに変質者だぜ!

ここは彼女を守る騎士として何とかしてやんなきゃじゃねえか・・・ッ!


セクシャル・バイオレット!!


―ドバァアアーーンッ!!



江藤は足下を強く殴り隆起させ、その反動を使いかなりの高さまで跳ぶ。


そして、勢いよく川上の家のベランダへと着地するッ!


―ダンッ!


江藤「おい、そこの女ッ!
この家に何か用か?


女「・・・ブツブツ・・・

ブツブツ・・・・



ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


江藤「・・・・


女からは何の反応もない・・・・


江藤「・・・てめぇ。耳が詰まってんのか?
それとも日本語分からねえってか?
あ゛ぁ?
シカトこいてんじゃねーぞ!女ぁーッ!!



―ガシイィッ!!


江藤が女の肩を掴む!


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・!

江藤「――ッ!!


肩を掴める程近くまで寄った事により、女が呟く言葉が江藤にも聞こえてくる・・・



女「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね・・・!


江藤「・・・!!(ひぃ~ッ!!こいつはやべえ・・・頭が逝っちまってる!!)

―ギョロ・・・


その時、女の眼球だけが動き江藤の姿を捉える。


女「・・・・・



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


江藤「(ごく・・・)


女「・・・・・・・



蛇に睨まれた蛙のように、江藤の額からは脂汗が吹き出し
その場から動く事が出来なくなってしまっていた・・・


江藤「(う・・・うおぉおおお!!)
・・・おいアンタ!何やってんだ!?


気力を振り絞り再度問いかける。



ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


女「・・・・見て分からないかしら。


【呪い】よ


呪いをかけてるの。
一日一万回・・・言葉にするだけじゃなくて、キチンとノートにも書きつづってるわ
始めた頃は一日がかりだったけど、近頃は日のあるうちに終わらせる事が出来るようになったわッ!!



江藤「(・・・割とマジで頭おかしいな。・・・帰りたいです)


女「・・・で、おじさん誰ですか?
下着なら一階ですよ。



江藤「なッ!?
おじさんだと?彼女のボディーガードをしている高校生だッ!!


ドドドドドドドドドド・・・・

女「・・・ふ~ん。
じゃ、止めに来たわけだ。
どう見ても不審者だけどね。


どうやって止める訳?
言うことなんか聞かないわよ・・・フフフッ


江藤「口で言って分からなきゃ力づくで引きずり降ろすだけだぜッ!
・・セクシャル・バイオレット!!


―グオォッッ!!


S・Bの右腕が女の首根っこをつかむべく発現するッ!


江藤「(パンピーにゃあスタンドは見えねぇし触れねぇッ!
捕まえて引きずり降ろしてやるぜ!!)



―ガッシイイィッ!!

江藤「なん・・・だと?


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・


S・Bの右腕は女を捕まえる事は出来なかった・・・


途中、何かに阻まれ弾かれてしまったのだ。


女「ふ~ん・・・おじさんもスタンド使いなんだ。

ま、いいんだけど。
じゃあゲームスタートだね。


?「ルールその1、地面に描かれたパネルの色を私が指定します。
するとその色のパネルには電流が流れますので速やかに移動して下さい。


江藤「・・・!

こいつは・・・!

スタンド使いかッ!?


ドドドドドドドド・・・!



江藤の腕は、女の傍らに浮く小人のようなスタンドに受け止められていた・・・


?「ルール2。勝敗はどちらかが戦闘不能になった場合のみ、途中退場は認められません。

ルール3。お互いに直接攻撃する事は認められません。
よってプレイヤー2、ペナルティです。


江藤「・・・え?



―ドバッヂイィイッ!!!


江藤「ぐあぁあ~ッ!?


突然、江藤の体に電気が走る!
右腕から胸にかけて火傷をしたような水疱が出来た事から、TVで見る電気ビリビリ罰ゲームとは桁違いの威力であろう。


江藤「ぐ・・・あッ!


?「フフフフ・・・!
これが私のスタンド【ダウン・タウン】の力よ・・・


D・T「それではゲームを始めます。

デュラララララ・・・・ポン!!

・・・今回は8色。赤、青、緑、黄色、白、黒、紫、橙です!



―ズバアァアアアアッ・・!

その言葉と共に足下に8色のパネルが現れる。

江藤「・・・!これはッ!?


女「説明聞いてなかったの?
このゲーム、最後まで立っていた人間の勝ちって事よ・・・単純にして明快でしょ?


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

D・T「最初の色は・・・


【青】ですッ!!

江藤「青ッ!

―バッ!

足下を見るとパネルの色は黒・・・


セーフである。

セーフではあるが、江藤はそのパネルから移動する。


江藤「・・・S・Bッ!


―ドバアァッ!!

黒のパネルを隆起させ、二階から道路へと降り立つッ!


と、同時に女も二階から飛び降り、軽やかに降り立つ。


―タッ・・・・


ドドドドドドドド・・・・


女「へぇ~、アホなおじさんかと思ったら、なかなか考えてるじゃない。

江藤「・・・二階のベランダは狭い。
移動を考えれば少しでも広い方が良いだろうがよ・・・!


ドドドドドドドド・・・

D・T「両者ともにダメージ無し。二回戦に突入します。

次の色は・・・赤と白です!
移動を始めて下さい。


江藤の足下のパネルの色は黒・・・隣は白だが、移動する必要はない。
対して、女のパネルの色は白。
ランダムに配置されたパネルには移動できる範囲内に同じ色しかない箇所が何ヶ所か見受けられる・・・
そこに足を踏み入れた場合・・移動できる距離に電流パネルしか存在しない可能性もあり得る。

なるべくたくさんの色が周りにあるセーフパネルに身を置くのが常套手段と言えるだろう。


そして女は跳躍をした。


―・・・バンッ!


江藤「何ィ~ッ!?



江藤の予想を遥かに上回る跳躍を見せた女は、真っ直ぐに江藤へ向かって跳んでくる!


―バッギイィッ!!


江藤「ぐあッ!?


強烈な飛び膝蹴りを貰った江藤は転倒してしまう・・・!

D・T「プレイヤー2、アウトです。
電流が流れます。


江藤「・・・ッ!


見ると、転倒した際に隣の白いパネルに手が触れている・・・


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!

江藤「てめ・・・今のは直接攻撃じゃ


―バヂヂイィィッ!!


江藤「ぐああぁぁッ!?



―ブスブス・・・


江藤「がふ・・ッ!


江藤の口から鮮血が流れる・・・!


女「さぁ・・・何のことかしら?
私はただあなたの後ろにあるパネルに【移動しようとしただけ】よ。


江藤「て・・めぇ・・ッ!!


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・


地面から睨み上げる男と見下す女。


D・T「プレイヤー2、ゲーム続行可能です。
三回戦に突入します。
次の色は・・・赤、橙、紫です。
速やかに移動して下さい。




このゲーム江藤は体が痺れて動けなかったが、パネルは白でセーフ。

女のパネルは白で同じくセーフ。

両者共に動き無し


ドドドドドドドドド・・・・


D・T「四回戦に突入します。
次の色は・・・青、白、緑、黒です。


ゴゴゴゴゴ・・・


江藤は痺れる体を引きずり、橙のパネルへ移動する・・


女「・・・・・!(コイツ・・・フフッ。もしかもしかのもしかして~?)



―・・・タッ。

江藤は橙、女は黄色へ・・・



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・


D・T「五回戦です。
次の色は赤、白、橙、黄色、黒です。


江藤は紫・・・女も紫へと移動。


江藤「よし、痺れも・・とれてきた・・・ッ!


江藤の体が回復を見せ、六回戦が始まろうとした時、女が提案をしてくる・・・


女「埒があかないわね・・・
ねえ?
次のゲーム、私に色を決めさせてよ。
その次の延長戦はおじさんに色決めの権利と・・・・
う~んと、そうねぇ。おじさんのいるパネル以外全部のパネルの色を自由にさせてあげるわ。


江藤「・・・・!それはつまり、次にお前の勝ちでなきゃあ、俺の勝ちって事だな?

女「フフッ。まぁ、そういうことね。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


江藤「いいぜ・・・その提案、乗った。


D・T「双方合意ならばルールの変更を認めます。
プレイヤー1、色を指定して下さい。



ドドドドドドドドド・・・・


女「それじゃあ・・・緑以外全てをお願い。

江藤「・・・ッ!

それを聞いた江藤の顔が青ざめる・・・!


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


女「あれあれ~?おじさん顔色が悪いよ~?どうかしたの?

もしかして【赤と緑の】見分けがつかなかったりするのかなァ~ッ!?


江藤「てめ・・・気づいてやがったのか?


女「さっき・・・ね。
橙のパネルにてめぇが移動した時になッ!!
橙の周囲9パネルには青が5つもあった!対して別のパネルの周りに色被りは黄色2枚のみッ!

どうして別のパネルに行かなかった?

自分の周りにたくさんの色を置いておかないと不利になるのに?

違う。お前は行かなかったんじゃなくて行けなかったんだよ!事実お前は一度も赤と緑を踏んでいない!

その答えは・・・【色弱で赤と緑が見分けられなかった】からだァ~~ッ!!



江藤「・・・・!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


女「とは言え、確率は二分の一よ・・・

相手の周りに無いパネルを指定したら、あんたに勝ち目はなくなっちゃうからね・・・
ゲームはあくまで公平にやらなくっちゃ。


江藤「・・・


江藤の周りには青5枚、白1枚・・・そして赤か緑が2枚・・・



D・T「速やかに移動してください。


女「・・・(フフフ・・・!本当はどっちもハズレなんだけどね。万が一の保険ってやつ?スタンドを使ってジャンプされたら困るから。
どちらかセーフだと思いこめばスタンドを使おうなんて思いもしない筈・・・ッ!)

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・


江藤「てめぇ・・・嘘つきだな。セクシャル・バイオレット!!

―ドバアァアアアンッ!!


女「な、何ィッ!?


隆起した地面を使い、離れた場所に着地する江藤!


パネルの色は・・・



赤である。


女「て・・・てめえ~ッ!!
ブラフだったのかッ!?


ドドドドドドドド・・・


江藤「・・・いや、マジで俺は色弱だぜ。
だがお前よぉ~・・・
人間が感電したら血反吐吐くって本気で思ってんのか?
どう考えてもおかしいだろうがよォ~・・・あぁ?


女「あ・・・まさか・・・


江藤「手品トランプと同じで印をつけといたんだよ・・・俺にだけ分かるようになッ!

血が固まると赤黒くなる・・・

お前にとっちゃ赤パネルに赤黒がついてようが緑パネルに赤黒がついてようが気にもしねぇだろうがな・・・

俺には・・・・


見え方が違うんだよ・・・ッ!




女「てめぇ~ッ!イカサ

D・T「プレイヤー1アウト。電流が流れます。



女「し、しまっ・・・・ぎゃんッ!!


―バヂヂヂヂィイッ!!


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


女「て・・・てめぇ・・・
ぶっ殺・・・す・・・ッ!


D・T「プレイヤー1、ゲーム続行可能です。

プレイヤー2は色を選択し、パネルをどうするか宣言して下さい。



ドドドドドドドド・・・・!


江藤「・・・色は、【赤以外全て】。
パネルは今俺の居る赤以外、全て違う色にしてくれ。


D・T「了解しました。
プレイヤーは速やかに移動して下さい。


江藤「俺の勝ちだな・・・!


女「ま・・・・まだだッ!
あたしがあんたの居るパネルに移動して、あんたを押し出せばあたしの勝ちよッ!!

―・・ドバンッ!!



パネルを力強く蹴り、高く跳躍する女。
電流を喰らったばかりだとはとても思えない程だ。
恐らくは、先ほどと同じように移動という名の攻撃をしてくるつもりであろう・・・



女「勝つのは私だああぁぁッ!!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねえぇえッ!!!



江藤「・・・・やれやれだぜ。
まさかこんなイカレ女のパンツが縞パンだなんてな・・・。


一瞬・・・ほんの一瞬だけ情が湧いちまったがやはり勝つのは俺だぜ。


セクシャル・バイオレットッ!!



―ドーーーーンッ!!



女「ッ!?


―グシャアァッ!!


女「ぶ・・・自分の居るパネルを隆起させて・・・
壁にするなんて・・!


隆起したパネルの壁に勢いよく衝突した女は、鼻血を流しながら地面へと落ちていく・・・


パネルの高さは約15m。
女の常人より優れた身体能力をもってしても、越えられる高さではなかった。


―・・・ドサッ


D・T「プレイヤー1、アウトです。
電流が流れます。


―バヂバヂヂイィッ!!


女「ッ~~~~!!!




―ブスブス・・・


D・T「プレイヤー1、戦闘不能。
プレイヤー2の勝利です・・・


そう言うや、女のスタンドであるダウン・タウンは霞の様に消えていく・・・!



江藤「・・・不利な状況でも守るべき女性の為に、勝利を掴み取る。
こいつが愛の力ってやつだぜ姉ちゃんよ。


・・・って、聞こえちゃいねえか。







ドドドドドドドドドド・・・・

――――――――


―――――



女「う・・・こ、ここは・・・?


江藤「目ぇ覚ましたか
ここは病院だ。もうすぐ親が来んだろうよ。
織須田高校1年、橘 弥栄(たちばな やえ)ちゃんよぉ・・・


橘「な・・・何で私の名前を・・!?


江藤「おいおい・・誰が病院に連れてきてやったと思ってんだ?受付に名前を書いたりしなきゃなんねえだろうが。


橘「・・・!そんな事、誰も頼んでなんか・・・

江藤「ねぇだろうな。
お前からしたら余計なお世話だろうよ。
だが、怪我した女を放っておく奴がいたとしたら・・・そいつは男じゃねぇよな。


橘「・・・・!


江藤「ま、どうしてあんな事してたのかってのに興味があったのも事実だがな。ハハハッ・・!


橘「・・・・あの女。

私の大和久くんに手ェ出しやがったのよ・・・


江藤「・・・私の?
付き合ってたりしてたのか?


橘「それは・・・違うけど。


江藤「つまり嫉妬って訳か。
女って怖いねぇ~・・・・
呪いをかけてる暇があんなら大和久を奪い取る努力でもしたらどうだよ?


橘「そんな事言ったって私なんか・・・可愛くないし、化粧も出来ないし・・・・


江藤「そんな事はねぇと思うがなぁ・・・お前、スッピンでそれだろ?
見たとこイイ線いってるぜ?

お前が可愛いと思ってる世間の女は大半が化粧が上手いだけだ。
お前は元が良いし運動能力だって抜群だ!自信持て!
そして川上から大和久を奪ってみせろッ!


橘「あ・・・

ありがとう・・・


何故か頬を赤らめ少女はうつむく・・・


江藤「気にすんな。俺も彼女に惚れてんだ。
それで大和久より頼りになるとこ見せる為に一日10時間は彼女の側にいるからな・・・ま、俺たちは同志ってとこだな!ハハハハ!

橘「・・・

江藤「ん?どうした?


橘「ざけんなあぁーッ!!てめぇがストーカーじゃねえかッ!!


―バキイィッ!


江藤「ぐはあぁッ!?



―――――――








川上「むにゃむにゃ・・・・すぴー
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