プロポスレ@Wiki

分類不能9

最終更新:

orz1414

- view
管理者のみ編集可
■分類不能9


俺は今かつてないほどの危機に直面していた
これほどの危機は生まれて初めてかもしれない
それは・・・

「○○はどっちの神社でお酒を飲むの?」

「勿論守矢神社ですよね?」

「いや、まあそのなんと言うかねぇ?」

俺の目の前で霊夢と早苗が言い争っていることだ
事のはじまりは俺の些細な一言だった

~回想開始~

その日俺は博麗神社に来て霊夢と一緒にお茶を飲んでいた(饅頭持参)

「あー最近山が紅く染まってきたな」

「もう十月で紅葉の季節だしね、落ち葉集めて焼き芋するのが楽しみね」

「相変わらず霊夢は花より団子だなぁwww」

「うるさいわね、花なんか見てもお腹は膨れないわ」

「詫び寂びが分かってないですね」

俺が霊夢をからかっていると早苗が籠を抱えてやってきた

「何よ、あんたには関係ないでしょ

「おっす早苗」

「こんにちは、○○さん」

「どったの?こんな所まで来て」

「こんな所って言うな!」ポカポカ

「痛い痛い、お祓い棒痛いからやめて」

地味に痛いんだよなあの棒、森近さんが作ってるらしいけど
どうやって作ってるんだ、あの人半分は妖怪なのに

「で、何しにきたのよってか何その籠」

「村の方々からご好意で作物を貰ったのでお裾分けn「よく来たわ!あ、お茶飲む?お饅頭もあるわよ!」・・・頂きます」

「・・・霊夢」

「な、なによその哀れんだ目は!」

「ベツニナニモナイデスヨ(俺の饅頭)、まぁそれはともかくこれだけ綺麗な紅葉なら
  どこか紅葉が綺麗な場所でそれを肴に一杯いきたいな」

俺がそういうと二人は同時に

「「ならうちの神社はどうかしら!!(でしょう!!」

「はぁ?」

~回想終了~

と、いった具合にどちらの神社で俺が飲みに行くか討論しあっている

「はっきり言いなさい○○は博麗神社で わ た し と 飲みたいって」

私の部分がやけに強調されてますね霊夢さん

「守矢神社のある山のほうが紅葉は綺麗ですよ」

確かにあっちの方が博麗神社より山に囲まれてるな

「あの神社は妖怪の山にあるじゃない、○○が襲われたらどうする気よ!」

「私がいる以上そんな目には併せません!
  それに危険度でいったらそっちの神社の方が危険じゃないですか」

「えぇーい!埒が明かないわね!」

「そうですね」

「なら!」

「決着は!」

「「弾幕で!!」」

「待ってなさい○○、今日は私がお酒を注いであげるわ」

「待っていてくださいね○○さん、今日のお夕飯○○さんの好きなもの作ってあげますから」

そう言うと二人は空を飛び弾幕ごっこを開始した

「あーとりあえず・・・寝るか」

弾幕の音をBGMにしながら起きた時に事態が好転してることを願い俺は眼を瞑った

10スレ目>>152

───────────────────────────────────────────────────────────


幻想郷のとある家の朝―――


「○○さ~ん、朝ですよ~」

ん、誰かが俺の名前を呼んでいるような………

「○○さ~~ん、起きてくださ~い」

起きろと言われても朝特有の布団の温かさが眠気を………

「○○さ~~~ん!」
「ホワイト、ちょっと退いてなさい」
「あ、ブラックちゃん……それフライパン?」
「そうよ、こいつはこうでもしないと起きないからね、よいしょっと」

む、何やら殺気が………

「いくわよー」
「ちょ、ちょっとそれは危な…」
「せーの」

ブンッ

「うおっ!」

フライパンが空を切る瞬間、布団からギャグ漫画の如く飛び起きた。
ドスンと黒い塊が枕に叩きつけられる。

「あら、今日は当たらなかったわね」
「流石に今日のは危険だと思うぞ、ブラック…」
「そ、そうだよブラックちゃん、昨日まではお玉だったのにいきなり凶器レベルが上がっちゃってるよ」
「いや、アレもアレで当たればかなり痛いのだが」
「でも目は覚めるでしょ?朝ごはんホワイトが作ってあるから温かいうちに食べるわよ」

フライパンの件は放置ですか、はいそうですか。

「すみません○○さん、ブラックちゃん悪気があってやってる訳じゃないので許してくださいね?」
「ん?ああ、分かってるから大丈夫だよ」

まあ朝からこれでは心身共に大丈夫ではないのだが。



俺が幻想郷にやって来てそろそろ一月が経とうとしている。
外の世界から神隠しで幻想郷に飛ばされた俺は、行くあてもなく森の中をさ迷っていた。
元々山登りの途中であった為、食料が多少なりあったが、その匂いに釣られてかでかい妖怪に出会ってしまう。
その妖怪から逃げ回っている最中、妖精のリリー・ホワイトとブラックが弾幕でその妖怪を倒し、助けてくれたのだ。
そして幻想郷に居場所がない俺はリリー達に厄介になっている。


「なんだこの在り来たりな設定は…」
「作者の頭が追いつかないみたいですね」
「あれ?ホワイト、俺たち何の話してるんだっけ?」
「え、あれっ?何か電波のようなものを受信したような」



打って変わって朝食後―――


「「「ご馳走様でした」」」
「いやはや、ホワイトの作るご飯は本当に美味しいね」
「そうですか?ありがとうございます!」
「ホワイトの料理が美味しいのは当たり前よ、何たって私の自慢の妹だしね」

そう言いながら胸を張るブラック。
ホワイトとブラックは双子の姉妹で姉がブラック、ホワイトが妹だ。
ちなみにブラックはホワイトのことをかなり溺愛している。

「そういえばブラックの料理って食べたことないな」
「え!?わ、私は料理あんまり得意じゃないし、○○が食べても美味しくないと思うと言うか、ゴニョゴニョ…」
「そうか?俺はブラックの料理も食べてみたかったんだけどな」
「そ、それじゃあ今度作ろうかしら」
「ああ、楽しみにしてるよ」

言いながらブラックはお茶を飲んでいるが、なぜか顔が真っ赤になっている。
風邪でもひいたのだろうか?ブラックも女の子なんだし、気を使うのが紳士のたしなみだろう、うん。

「ブラック、顔が赤いぞ?大丈夫か?」
「え?」
「ホントに顔が赤いよブラックちゃん!風邪でもひいたの!?気分悪くない!?」
「だ、だいじょう…」
「大変だ、ホワイト、早く水枕とタオルの準備を!俺はブラックを布団まで運ぶから!」
「はい!」
「ちょっ、ちょっと」
「それじゃブラック行くぞ?しっかりつかまれよ。よっと」

え、何?運ぶってどうやって?も、もしかしてこの体制は…お、お姫様抱っこじゃない!

「あ、いーなーブラックちゃん…」

ホワイト、何言ってるのよ!って気づいたように水枕の準備しに行かないでよ!

「よし、行くぞ!」

行くぞってこの格好恥ずかし…あ、意外と心地いいかもって何思ってるんだ私は!
は、走らないでよ高いんだから。もう私の布団に着いてるしって別に残念じゃないわよ…
そうだ、声に出して言えばいいじゃない、混乱し過ぎたわ…

「○○、私はなんとも…」
「ホワイトちゃ~ん!水枕とタオル持って来たよ~!」
「ホワイト、お粥の準備も!」
「あ、そうか!忘れてました!」

…いや待て、今さっき朝食とったばかりでしょうが。
あとホワイト、流石○○さんよく気がつきましたね!って目を輝かせるな。
○○もそうだろって感じで親指を立てるな。
駄目だ、ツッコミがない分ボケとボケとが合わさって収集がつかなくなってる…たぶん今から風邪じゃないって言っても意味ないな…

…もういいや風邪ってことで。

「大変です○○さん!ブラックちゃん平熱です!」
「何っ!平熱ってことは…風邪じゃなくて新種の病気か!?早くえーりんを呼ばなくては!」
「呼ぶなー!」



かくしてリリー邸の朝はこんな感じで始まっていくのであった。


~続く~


>>うpろだ556

──────────────────────────────────────────────────────────

リリー・ブラック風邪騒動後―――


「なんだ、風邪じゃなかったのか、いきなり飛び掛ってこられて驚いたけど、なんともなくて良かったな」
「も~、病気じゃなかったんなら早く言ってよ、ブラックちゃん!心配したよ?」
「何度も言おうとしたわよ…」

○○が永琳を呼ぼうとした直後、ブラックが必死の説明をしたことで騒動は治まった。

「朝からこんなに疲れるとは思わなかったわ…」
「まあまあ、それくらい私も○○さんもブラックちゃんのこと思ってるんだから」
「そうそう、くれぐれも無理はするなよ?」
「…とりあえず二人とも心配してくれてありがとね」

顔を赤めながら礼を言うブラック。

「ブラック、やっぱり顔が赤いぞ!ホワイト、例の準備を!」
「もうできてますよ、○○さんっ!」

一瞬で看病の準備を整える○○とホワイト。
この二人もしやわざとやっているのではないか?

「…照れてるだけよ。ボソッ」

こっそりと言っておいた。



昼過ぎ―――


『春ですよ~、春ですよ~』

ホワイトの声を入力した目覚まし時計が鳴り出した。
なぜ目覚まし時計があるのかって?
自慢じゃないが俺はとても寝起きが悪い、放って置けば一日中寝ている程に。
そんな俺が一人で起きれるはずがないので、香霖堂でこの目覚ましを見つけたのさ。
ちなみに幻想郷のお金はなかったのだが、店主に聞いてみると

「おや、君は…君ならお金はいらないよ、持っていってくれ」
「え、いいんですか!?ありがとうございます!」

いい人だな~。

「ところで…褌は好きかい?」
「それじゃ、失礼しますね」

それ以来香霖堂には行っていない。
なぜだか知らないが、とても危険なオーラを感じたんだ。
…もうこのことは忘れたほうがよさそうだな。

しかし、目覚まし時計を手に入れたのはよいが、俺を起こすまでに至らなかったのが問題だった。
と言いますかあの音は逆に眠くなる。
なので朝は前回のようにホワイトとブラックに起こしてくれるように頼んでいる。
最近は起こし方がデンジャラスになってきているが、俺は『危険を察知する程度の能力』を持っているからたぶん乗り切れるだろう。
むしろこの能力のおかげで早く起きれるのかもしれない。

そして今鳴り続けているこの時計は、ホワイトが

「起こすのに使えないのなら違う使い方をしましょう」

と言うことでホワイトとブラックの仕事の時間を知らせる為に使われている。
まあ、予鈴みたいなものか?
おっと、そうしている内にホワイトとブラックが居間に来た。

「仕事の時間みたいですね~」
「そうね」

ちなみに仕事とは『春ですよ~』と言って幻想郷中に春を知らつつ弾幕を放つことらしい。
外界から来た俺には理解不能な仕事内容だが、これが幻想郷なのだろう、うん。

「それじゃ、いつも通りお留守番とろしくね」
「行ってきま~す」
「行ってらっしゃ~い」

さて、ホワイトたちも仕事に行ったことだし、俺も始めるか!
っと言っても家の掃除と皿洗いをするくらいなのだが…
当初俺は無一文で泊めてもらっていた為、少しでも役に立とうと考え、家の家事をさせてもらっている。
家事と言っても、料理はホワイトがするし、洗濯は

「アンタ女の子の服を洗濯する気?」

とブラックに笑顔で聞かれ、見事俺は危険回避した。
よって残ったことがこれと言う訳だ。

「我ながら情けないな…」

今度人里で仕事でも探してみようか?
そんなこと考えている間にも家事を終えてしまう。

「んー、することないし…昼寝でもするか」

朝に叩き起こされたせいかとても眠い。
ちょっと寝てもいいよな?
そして俺は早々に布団を敷き、夢の中へと落ちていった。



数時間後―――


「ただいま~、あら?まだホワイト帰ってきてないみたいね…」

仕事もそこそこに終え、家に帰ってきたが家は静まっている。

「○○はどこに行ったのかしら…ってまた寝てる!」

こいつ一回寝だしたら何かしら危機が迫らないと起きないのよね、ハァ…
と心でそう思いながら○○に近づいて行く。

「布団まで敷いて大の字になってるし…」

なんでコイツはこんなに寝ることができるのかしらね。
さて、どうやって起こそうか。
ん?○○の腕がいい具合に枕になりそうな感じが…

「ってまた何変な妄想してるんだ私!?」

でも今日は朝は朝で疲れたし、弾幕の打ち過ぎで疲労気味だし…
ちょっと○○の腕を借りて横になってもいいわよね?
そ、それに他に枕になりそうな物がないし…

ちなみにブラックの部屋はすぐそこである。

「ちょ、ちょっとだけ」

ブラックが○○の腕に頭を乗せる。

あ、温かくて気持ちいいかも。
朝に抱っこされたときもそうだったけど、○○って体が大きいんだな…
あれっ?何だか眠くなってきた…



さらに1時間後―――

「うう、閻魔様にお説教されちゃいました…ただいま~」

しかし家の中は静まり返っている。

「あれ?まだブラックちゃん帰ってきてないのかな?○○さ~ん?」

不思議に思いながら家の中に進んで行くホワイト。
そこで彼女は思いもよらない出来事に出くわした。

「ブ、ブラックちゃんと○○さんが…添い寝している!」

ブラックちゃんが熟睡してるよ…
普段は眠りが浅いのに、今日は口元を緩みながら。
○○さんは相変わらず…

「ブラックちゃんだけずるいよ~、○○さん、もう片方の腕借りますね♪」

ホワイトは即決だった。

「うにゅ~、○○さん温か~い、すりすり♪」

えへへ、○○さんと添い寝♪
ん~、このままちょっと寝ちゃおうかな…



こうして夢の中でこーりんに追われる○○は、現実でこのようなことが起きているとは露知らずだった。

「あはは、待ちたまえよ!一緒にこの褌を着て親睦を深めようじゃないか!」
「おっ、追ってこないでくれ!ホワイト!ブラック!助けてー!」

ちなみに夢の中では能力は発動しなかった。


>>うpろだ557

──────────────────────────────────────────────────────────

「ねぇ○○さん、今日は私とお花見をするのよね?」
 と左手にホワイト。
「いや、今日は○○は私と買い物に出かけるんだ」
 と右手のブラック。
「「む……」」
 お互いがお互いの予定を宣言した後、静かな火花が俺の目の前で飛び散る。

 いや、まあ、両手に花とか一度は夢みたよ? オトコノコだもの。
 でも、いざ現実になってみるとコレはコレで疲れるんだぜ? 身体はともかくマインドが。

 誰にともなく言い訳っぽい事を考え、深く溜息を付く。
 逃げようとも思ったが、こうも両腕をGH(ガッチリ・ホールド)されていては身動きも取れない。
 さながらアレだ、敵兵に両脇を固められた捕虜の図。
 しかし、この状況を打破しなければ今日の予定は終わりそうもないのだ。
 もう一度、溜息を付く。

「はいはい、落ち着いて二人とも。
 ブラックは買い物に、ホワイトは花見に行きたいんだよな?
 なら3人で花見の準備も兼ねた買い物して、それから皆を呼んで花見と行こうじゃないか。な?」

 最後の「な?」は「勘弁してくれよ、な?」の「な?」である。
 そこまで伝わることはないのだろうが、ささやかな抵抗として。

「「……○○(さん)がそういうのなら」」
 まさしく渋々、そんな感じで頷く二人。
「よーし、そうと決まればまずは買い物だ買い物!」


  ……やれやれ。




「小父さん。その髪飾り、もうちょっと安くならないかな」
 時刻は過ぎ、市場。
 あの二人には食材関係の買出しを任せてある。
 何しろ俺は料理に関してはさっぱり、というか殺人的ですらある。
 そりゃ簡単なモノ(白米とか)なら可能なのだが、
 調味料を用いだしたあたりでこの世のモノとは思えぬ料理になるらしい。
 ブラック曰く「ちゃんとレシピ通りの食材使って、爆発起こす奴がいるとは思わなかったわ」とのこと。
 ホワイト曰く「こんな腕前の人、幻想郷でもそうそういませんよー」と。
 リリー家にお世話になることになって以降、料理はあの二人の担当になっている。 
 メシはやはり上手い人に任せるに限るな、うん。

「うーん…お客さん、その値段じゃあちょっと厳しいよ」
「じゃあ2つセットで買うからさ。ね? 頼むよー」
「……仕方ないですね。今回は勉強させて貰いますよ」
「サンキュー♪」
 御代を渡し、鞄に髪飾りを二つ入れる。
 本当は一つだけ買うつもりはなかった。
 元より二つ買う予定を立てた上での、算段。
 そこ、黒いとか言うな。

 食材はあの二人。で、俺はこんな所で何をしているのか、というと。
 主に花見に使うであろう道具類の調達をしていた。ついさっきまで。
 思ったよりも早くカタがついてしまったため、どうやって暇を潰したものかと悩んでいた所に
 あの装飾屋を見つけたのだった。

(似合うといいけどなぁ)
 二人の反応を予想しながら、道を歩く。
 日の高さから見て、そろそろ約束の時刻か。


 村の入り口の柱にもたれてまっていると、買い物袋を手に提げた二人が小走りに寄ってくる。
「おー、おつかれー」
 柱にもたれたまま片手をしゅたっと上げる。
「○○は早いんだな」
「お目当てのモノはありましたか?」
「おうよ。任せとけ」
 二人の問いに答えられる適当解を投げ返す。
 どちらの答えにも若干ハズれてる気がしないでもないが
 片方に甘い顔をするともう片方が泣きたくなるほど怖いのである。

「と、コレは土産だ。ホレ」
 鞄からごそごそと先ほど買った髪飾りと取り出し、二人の頭に載せる。
「取り付け方はわからん。自分で付けろ」
 わわ、とかありがとうございます、なんて声が聞こえた気がしないでもないが、
 あえて聞こえなかったフリをする。


「ほれ、次は花見だろ? 早くいかないと時間がなくなっちまう」
 それぞれの反応を示す二人をそのままにして、歩き始めた。
 


「……だからぁ、○○は私のモノなんだ。そこは譲らないぞ、ホワイト」
「私はもう○○さんと将来を誓い合っているんですよーだっ」
「……いつもの言い合いなら余所でやってくれ…って、こらホワイト、服を掴むな、そこからさらに腕にまとわりつくな」
「な……ズルいぞホワイト、私だって!」
「ブラックも対抗するな、背中に抱きつくんじゃねぇ!」
「何だか楽しそうだね! 私も私もー」
「チルノもくっつくんじゃねぇ! 暑苦しいぞ!」
 適当な場所を見つけて茣蓙を広げ、ちょっとした宴会場を設けて早2時間程。
 博麗の巫女やらその友人ズ(多数)も招くことになったのだが。
 この二人は相も変わらずというか、なんというか。
 多くの客人たちは、幻想郷の住人らしく、好き勝手に振舞っているからまだ気が楽な方なのか。


 何とか剥がしたものの、少し離れた所ではリリー姉妹が未だにぎゃーぎゃー言い合いを続けている。
 ……いくら気心の知れた知り合いだとはいえ、知人の前でもソレは止めて欲しい。
 なんていうかその、俺が恥ずかしいです。はい。

「頭が痛いぜ……」
 手のひらで天を仰ぎ、溜息を一つ。桜の幹に背をもたれ、杯を傾ける。
「あら、いいじゃないモテモテで」
「そうだぞ、お前はただでさえ取り得のない人間なんだからな。幸運だと思うべきだ」
 杯に止まらず、瓶ごと持ち歩いている霊夢と魔理沙がちょっかいをかけにきた。

「で、結局どっちにするの?」
「またソレか」
「いい加減に決めてやらないと○○も愛想を付かされるぜ?」
「うっせ。あいつらはそんなんじゃねぇよ」
 杯に残っていた酒を一気に飲み干す。
 二人の好意は嬉しいのだが、どう応えていいのか分からない。
 そもそも何故俺? という疑問が先に出てくる。
 その疑問を差し置いたとしても、俺にはあの二人のどちらかなんて選べない。

「いいねぇ、恋に悩むオトコは見ていて飽きないぜ」
 いい酒の肴を見つけたとでも言わんばかりの顔をするんじゃねぇこの破壊魔。
 その横でそうそう、とか頷くんじゃねぇよ腋巫女め。
「何か行動起こすなら、早くしないとあいつ等消えちまうぜ?」
「……何だって?」
 とんでも無い事を聞いた気がする。
「ちょ、ちょっと待て。あいつ等が消えるってどういうことだ」
 反射的に起き上がり、魔理沙の肩を掴んで問いただす。

「あー……○○がこっち来たのつい最近だしな。知らないのか。
 あいつら、春が終わるとまた次の年の春が来るまでどこか行っちまうんだ。
 一度興味本位で探してみたが見つけられなかった。
 だから"消える"って言ったのさ」
 少しバツの悪そうな顔で答える魔理沙。


  ――あいつらが、居なくなる?――
 

「……大丈夫? ○○、顔が青いわよ」
「何でもない。霊夢、魔理沙……悪いけど、しばらく一人にしてくれないか」

 二人が離れていったのを見届けた後、一人少し離れた位置まで移動する。
 ここなら誰の目にも留まることはないだろう。桜の幹に力なくもたれかかる。
 瓶ごと一気に酒を煽ったが、何も感じなかった。
 先ほどまで身体を包んでいた心地よい酔いも、今はない。

(春が終わるまで……か)
 実質残り半月もないじゃないか。

「――クソ!」
 苛立ち紛れに木の幹に額を打ち付ける。
 滴り落ちる血は桜の花びらに染み、綺麗な桜色は不吉な真紅へと変わっていった。



 

「それじゃあ、またな」
 もうすっかりいい時間になったのと、酒が切れたのとで宴会もお開きになった。
 情けないことに俺は相当参っていたらしく、帰りの際には皆に心配されていた。
 事情を知らない霊夢と魔理沙以外には「飲みすぎただけだ」と言い訳をしてある。
 額の傷は「よろけて木にぶつかったんだ」とも。

 ちなみに問題の二人は、早々に酔いつぶれていた。

 眠っている二人と荷物を纏めて背負い、道をゆく。
 背中からはすやすやと可愛らしい寝息が聞こえてくる。
(こいつらといられるのも、あと少し)
 そう思うと、背中にある温もりもとても遠くに感じてしまう。
(何か出来ることは、ないのか…?)

 来年まで待つ。それはそれで一つの手法でもあるのだろうが。
 こいつらのいない生活は、今の俺には耐えられそうもなかった。

(明日になったら、聞いてみよう)
 そこから何か掴めるかも知れない。
 




 翌朝。
 普段より早くに目が覚めた俺は、台所に立っていたホワイトを見つけた。
「よう」
「あら、○○さん。おはようございます。今日は早いんですね」
 彼女の頭には、昨日買ってやった髪飾り。
「おはよう。昨日はあんまり飲まなかったからな……ブラックは?」
「まだ寝てますよ。あの子、そんなにお酒強くないのに張り切るから……」
「そっか」
「今日の朝ごはんはお味噌汁にアジの開きですよ~」
 何も知らないホワイトは、普段と変わらぬ態度で俺に接する。
 それが少し、辛かった。これから聞かなければならないことで、その空気が壊れてしまうだろう事が。
「……なぁ、ホワイト。春が終わったら、どこかへ消えてしまうってのは……本当なのか?」
 
「――!」

 カラン、カラン

 おたまが床を転がる音が、やけに五月蝿く響いた。

「……、誰から、その話を?」
「魔理沙。昨日、お前らが騒いでる時に冷やかしの意味もあったんだろうが、言われたよ」
「そう、ですか」

 料理の支度の手を止めて、俺の方を向き直るホワイト。
「いつか話そうとは思っていました。ごめんなさい。
 消えてしまう、というのは少々違いますが、居なくなるのは事実です。
 私達は春を告げる妖精です。春を告げ終わったなら、また別の所へ春を告げに行きます。
 そしてここへまた戻ってくるのは、来年の春になった頃」
 そこまで言って、俯いてしまう。

「もう暫くして春が終わってしまったら。
 来年まで、貴方に会うことは出来なくなってしまいます」
「……なんで、黙ってた?」
「貴方に伝える事が、怖かったんです」
「何故?」
 ……不意に、ホワイトの頬から涙が零れ落ちる。

「私達は一所には留まれません。
 貴方ともいつか別れなければならなくなります。
 だからせめて、別れる日がくるその時まで貴方と一緒にいたかった。
 真実を告げてしまえば、貴方が離れてしまう気がして……ごめんなさい」
 

 今にも泣き崩れそうなホワイトを優しく抱きしめた。
「俺も……それに付いて行く事は、出来ないのか?」
「それは、無理だ」
 後ろから不意に声がした。
「ブラック……」
「私達は妖精。お前は何の能力も持たない人間なんだ。
 付いてきたとしても、身体が持たない。死んでしまう」
 突きつけられる真実は、心に容赦ない打撃を加えていく。
「だから連れて行くことは出来ない。
 ……お前とは、春が終わったらお別れなんだ。
 どこへなりとも、行くといい」
 震える声で、搾り出すように喋るブラック。
「……ブラック?」

「そう、お別れ……なんだ」
 ぽす、と背中に顔が埋められる感触。
 多分、泣いているのだろう。

 ……付いていくことが無理なのは、分かった。
 今まで話してもらえなかった理由も。
 それらを踏まえた上での行動なら、俺には出来る。

「……なぁ」
「はい」
「来年になったら、戻ってくるんだろ?」
「ああ」

「……なら、俺はこの家でお前達を待つ」
「「!?」」
「そりゃ居るだけじゃあどうしようもないから、仕事も何か見つけなきゃならないがな。
 それに……俺はお前達にこれ程までに愛されてるんだ。
 俺も、お前達が大好きだ。今更他のとこへなんて行けねぇよ」

「「○○……」」
 よっこいせ、と二人を俺の前に移動させる。
「お前達はお前達の仕事を遂行してこい。ばっちりとな。
 その間、俺はいつでもお前達が帰ってこれるようにこの家を守る」

「で、でもこの付近にはたまに妖怪が入り込むこともあるんですよ? 危険です!」
「低級妖怪程度なら何とかなる程度には、修行だってするさ」
「強いのが来たらどうするんだ? 私らじゃあまだしも、人間ごときじゃ太刀打ち出来ないぞ」
「……そうなったら……そうだな。霊夢か魔理沙に頼むか。あいつらは人外な強さ持ってるし」

「また来年になったら戻ってくるんだろ? そしたらまた騒ごうぜ」
 二人をしっかりと抱きしめる。
 その温もりを来年まで忘れないように。
 俺自身の想いを再確認するように。

 

 顔と目の赤い二人を共に朝飯をつつがなく済ます。
 少々冷めてしまったが、問題はない。

「……で」
 食器を洗いながら二人に尋ねる。
「行ってしまうまではまだ日数、あるんだよな?」
「ああ。 ……長く見積もって、大体半月かな」
「時期が近づけば私達も感じるので、改めて教えます」


「……じゃ、今日はどこへ遊びにいこうか」
「「へ?」」


「来年まで噛締めていけるくらいの思い出を、作りたいんだ。
 期限ギリギリまで、一緒に遊ぼうぜ!」

 笑って、両手を差し出した。
「うん!」
「ああ!」

 それぞれが、手を取る。

 残された期限は、半月(推定)。

 何をして、遊ぼうか。


  ……嗚呼、一人になるのは良いとして。
   料理、どうしよう。
    まあいいや。とりあえずはこの二人と遊ぶことが先決だ!


>>うpろだ568

──────────────────────────────────────────────────────────

「レミィは喜んでたみたいね」

「はい。パチュリー様が協力してくれたこその結果です」

「……別に私は少し教えてあげただけよ」

相変わらず人にお礼を言うことを止めない○○。
私がお礼を言われるのが苦手なのわかっててやるんだから……。
紅魔館の執事であり、レミィの半恋人みたいな○○はこの悪魔の館に相応しく案外性格が悪い。
人を恥ずかしがらせたりするのがこのうえなく好きなのだ。
自覚はないかもしれないけど。

「僕は感謝してますよ」

「っ……はぁ」

だからその笑顔とお礼は反則なのよ……。
レミィの恋人なら……変に意識させないで欲しい。

「そうそう実はですね……」

思い返して見れば良く○○は図書館に来る。
本人曰く本が好きならしいが……人当たり事態は悪くないせいか、私とも良く会話する。
○○はうるさくないし、私も案外楽しんでる。
だから良いと言えば良いのだけど……。

「あ、そろそろ美鈴さんとの約束がありますので……失礼します」

「そう……じゃまたね」

「はい。またよろしくお願いしますねパチュリー様」

……こうやって○○が立ち去ると、少しモヤッとした気分になる。
なんでだかは良くわからないけど……これは一体……。









今日はお嬢様の執事をやってる○○さんとの約束がある。
実戦形式の特訓と、咲夜さんから頼まれたことを手伝って欲しいとのことだ。

「美鈴さん。お待ちしましたか?お忙しい中すみません」

「いえ~大丈夫ですよ。○○さんこそ、仕事の合間に良く時間が取れましたね」

「僕の仕事は楽ですから。咲夜さんに比べれば普通ですよ」

本人は謙遜してるけど○○さんの仕事はそんなに楽じゃない。
咲夜さんの補佐で、レミリア様のお世話に、メイド隊の指揮もやってるのだ。
そんなに楽な仕事のはずがない。
でも本当に○○さんは逞しくなりました。
ただの普通の人間がお嬢様の執事になると聞いて咲夜さんとかは猛反対だったんですけどね~。
それが今や咲夜さんの補佐をやってるんですから凄いものです。

「それではお願いして良いですか?」

「はい。実戦形式の弾幕勝負ですね?」

「はい……お願いします」

ただの人間である○○さんと私の勝負。
始めはこのことを知らないお嬢様以外、咲夜さんやメイド隊のみんなは反対してましたけど……。
今じゃこれですからね。

「っ!」

私の踏み込みを上手く受け流して私の背後に回る○○さん。
私の教えた拳法。
毎日の積み重ねでしっかり自分のものしてくるんですから油断なりません。

「はっ!」

ですが○○さんには人間である以上パワーがない。
つまり非力。
そりゃ人間にしてはありますけど、私に勝つためには……パチュリー様から学んだ魔法を使うしかない。
でもこの距離では普通使わないんですけど……普通が通じないんですよねぇ○○さん。

「氷符「氷帝の息吹」!」

「なっ!?スペルカード!?」

○○さんいつの間にスペルカードを!?
まさかパチュリー様との修行がそこまでいってたなんて……。
でもまだこの氷の散弾にはスキマがある!

「はぁぁぁぁっっ!」

「ぐっ!」

私が多少の被弾も気にせずに特攻すると、流石に○○さんは防ぐことが出来ずに、私の拳をその身に受けた。
……あ、しまった!
夢中になって手加減を……。

「だ、大丈夫ですか○○さん!?すみません思わず手加減を忘れて……」

「……いえ大丈夫ですよ美鈴さん。そんなやわな鍛え方はしてないつもりですから」

心配する私を不安にさせないためか、○○さんは少しだけ苦しそうにしながらも笑っていました。
とっさに教えた気でガードしたってことですか……?

「それに美鈴さんに教えてもらったお蔭でこうやって大丈夫なんです。あのくらいなら全く謝る必要ありませんよ」

「そ、そうですか……」

ちょっと気恥ずかしさを感じて私は恐縮してしまいました。
私が手加減できなかったのを攻められる所で、感謝されるとくすぐったいですよ。

「大丈夫ですか○○様~」

「あぁ問題ないよ」

周りで固唾を呑んで見守っていたメイド隊が一斉に○○さんに群がる。
お嬢様の命令でメイド隊の指揮を任せられてから、○○さんはメイド隊に人気があるんですよね~。

「今日は美鈴さんの門も警備の援護をする用頼まれていますし。こんなことで倒れてはられませんから」

「え、咲夜さんの頼みってそれなんですか?」

「はい。最近パチュリー様の被害がまずくて……結構深刻らしいです。警備強化ですよ」

へ~ってそれって私より○○さんの方が信用されてるってことですよね……いや良いですけど。
でもまぁ確かに信用しますよねぇ○○さんなら……私だって信用してますし。
あの努力と人の良さ……実力もありますし。
門番でしかない私ですけど……恋愛するなら○○さんみたいな人が……。

「あ、でも一応手当て受けてきます。仕事に支障を出すわけにはいきませんから」

でも私が恋愛ですか……無理ですよねぇやっぱり。
そもそも○○さんはお嬢様の恋人ですし。
……ってあれ?○○さんはどこに……。












「……はぁ」

あれから何度となく出るため息。
ため息の原因はわかってるんだけど……やっぱり○○よね。
この前褒められてからどうも……その……なんか恥ずかしいのよ。
顔もなんか合わせ辛いし、今日は門番の仕事なんかやらせちゃって……あぁ困った……。

「そもそも○○があんなこと言うから……」

「僕がどうかしましたか?」

「きゃっ!○○!?いいいいつからそこに!?」

私としたことが○○がいたことに気付かなかったなんて……。
あ……う……顔が物凄く熱い……。
また不意打ちでやられた……。

「今来た所です。少し美鈴さんとの手合いで怪我をしたので」

「そ、そう……それじゃ門番の警備きちんとするように」

私はそれ以上○○の顔を見ていられなくて足早にそこを去ろうとした。
だけど○○は……本当に非道だ。

「はい。咲夜さんもお仕事頑張ってください」

……○○に笑顔で言われ、またも私は時を止めて逃げてしまった。
















「ご苦労。今日も問題なく過ごせたみたいね」

「いえ。僕はまだまだですよ」

今日もいつも通り僕は夜になって起きてきたレミリア様と一緒に居た。
咲夜さんはいたり、居なかったりしてるが、今日はレミリア様の命令でいないみたいだ。
一日が終わった時のレミリア様の珍しい労いの言葉。
この言葉が僕に頑張れる気力をくれていることをみんな知らない。

「日に日に逞しくなってるみたいね。パチェから色々聞いてるわ」

「パチュリー様には色々やってもらってますから」

僕がそう答えると、何故かレミリア様は少しだけ不機嫌そうな顔をした。
何か僕が変なことを言っただろうか。

「……○○。○○は私が好きと言ったな?それは間違いないか」

「間違いありません。僕はレミリア様を愛しております」

即答するとレミリア様は少しだけ頬を赤く染めた。
そんな顔も可愛いなぁ……。

「そ、それなら良い……今日はもう遅い。寝なさい」

「はい……ではまた明日お会いしましょうレミリア様」

レミリア様に許可を貰った僕は、そのまま部屋に帰って睡眠に入った。
この時の質問の意味に全く気付くことが出来ないまま……。


>>うpろだ587

──────────────────────────────────────────────────────────

@月⑨日

気温が高い日が続いている。
もうすぐ梅雨入りになり、ますます夏の気配が肌で感じられるようになった。
外の知識を生かして香霖堂に外から流れてきた物を入荷、鑑定の手伝いをする仕事も軌道に乗ってきたところだ。
その折に店のお客の女性ともよく世間話をするのだが、
最近紅魔館やマヨヒガなどで私と同じように外からきた人間が働き出しているらしい。
しかもそのほとんどが恋人持ちと聞いている。

紅魔館のメイド長には主人が男のことばかり話すのでつい門番に八つ当りをすると愚痴られた。
メイド長は独占欲が高いのでは?とは聞けなかったので
とりあえず「これでも着て主人と祭りにでもいくと良い」
とだけ言って着物を三着渡しておいた。

九尾の狐には主人に新しい式が出来たと話された。
まだまだ力の足りない人間だが主人の頼みなのでスパルタで鍛えているらしいので打ち身用の湿布薬を渡した。

天才薬師には蓬莱人になった恋人がいると惚けられた。
本人曰く気配りのできた男性らしい。
薬師の惚け話はゲップがでるほど長かったので
ご馳走様、と安産祈願のお守りを渡しておいた。


本日の日誌はここで筆を置くことにするが、他の外からきた男性も
頑張っているので私も思い切って告白してみようと思う。
明日の日誌は長くなりそうだ

8スレ目 >>24

───────────────────────────────────────────────────────────

「俺よ、背が低いのを気にしてたんだよ」
「まあ、さすがに私よか低いのは気にもなるでしょうね」
「が、最近はそうでも無いんだ」
「へえ?それは聞いて欲しいのかしら」
「ああ。つまりこーいうことだ」

 すたっ

「隣に並ぶと、いつでもお前の顔を覗き込める」
「は?」
「男としてはな、女の顔色伺いはマナーのうちなんだよ。これがな」
「……随分と恥ずかしい事言うのね」
「その方が、お前の可愛さを堪能できるから」
「……」
「あ、顔そらした」
「……そのくらいはさせなさいよ」
「まあそう言わずに」
「煩いわね。抱き締めて足浮かせるわよ」
「ごめん、格好付かないからやめて」
「わかれば宜しい」

 ――ぴと。

「――」
「……キスのときも格好付かないのよね」
「……やっぱ毎朝の牛乳を心掛けるよ」
「いいのよ?別にこのままでも。可愛い男の子もいいし」
「……反則だ」


8スレ目 >>544

───────────────────────────────────────────────────────────

 「ふぅ。」
紅魔館の庭先に一人の初老の男がいた
彼は黙々と邪魔な枝や伸びすぎた草木を刈り取っていた。
彼の名は○○。
今から3~40年程前にふとしたことから
紅魔館の執事長として抜粋された人間である。
彼がどういう理由で幻想卿に来たのか
彼がどういう経緯でこの館の執事長になったのか
知る者はほんの一握りしかいない
例えばこの館の主の吸血鬼の少女やら
図書館に入り浸る喘息持ちの魔女やら
その図書館の司書をしている小悪魔やら
その他諸々の者達だけが知っている(門番は省略)
さて。話を戻して○○をみやると
庭の手入れが終わったらしく道具一式を片付け館に足を進める
暫らく廊下を進むと向こうから○○がこの数十年間でよく見知った女性が歩いてくる
 「あら、○○さん。おはようございます。」
十六夜 咲夜は軽く会釈をしてそういった
○○もすこし大振りな、しかしゆっくりと落ち着いた動作で会釈を返す
 「ええ。おはようございます。咲夜様。」
咲夜は○○と館のメイド達で館内を隅々まで掃除する
それからどちらかの手が空くと
図書館までパチュリーのために紅茶を運びに行ったり
門番の愚痴を聞いてやってなにか食べられる物を渡したり
どこぞの黒白の魔砲使いの少女(あるいはフラン)の壊した所をメイド達と直したり
フランが暴走しないように紅茶を持って逝くついでに
休憩中に何か話をしたりして落ち着かせるのも仕事のうちである
とりあえず彼は一通り仕事を終えたらしく
大きく息をついて肩の骨を鳴らす

さて、そろそろ夕暮れ時だが。
何をするかな?

 ①メイド長の手伝いをする
 ②お嬢様を起こしに行く
 ③門番に差し入れをする
 ④本を読み漁りに行く
ニア⑤外に用事を思い出す

8スレ目 >>566

───────────────────────────────────────────────────────────

○「暑いー」
紫「暑いー」
橙「暑いー」
○紫橙「「「あーつーいー」」」

○「それにしても暑いな、おい」
紫「夏真っ盛りだものね」
橙「にゃー、紫様ー暑いですー」
○「なー紫の力でこの暑さ何とかできない」
紫「面倒くさいから嫌よ」
○「その割には暑い暑いって言ってるな」
紫「まあ私はスキマに入れば良いし」
○「あ、てめぇずるいぞ!]
ガシッ!
橙「紫様だけずるいです!!」
ガシッ!
紫「ちょっと!くっ付かないで、暑いじゃない」
○「ふはははは!死なば諸共だ!」
橙「諸共だー!」

~しばらくお待ちください~

○「はーはーはー、余計に暑くなった」
紫「はーはーはー、ば、馬鹿じゃないの」
橙「にゃーーーーー」

○「このままでは熱中症か何かで倒れてします
  よし、脱ぐか」←頭が茹ってます
スポポポポン
紫「何で脱ぐのよ」
○「暑いからだ」
紫「それもそうね、私も脱ごうかしら」←こっちも茹ってます
橙「にゃーーーーー」←考える力もありません

藍「紫様ー、○○ー、橙ー、西瓜切ったz……何やってんですか下着姿で」
紫「暑いから服を脱いだに決まってるじゃない」
藍「まったく……ほら、冷たい西瓜切りましたから居間に来てください」
○「うーぃ、ほら橙おきろ西瓜だってよ」
橙「にゃー、分かりましたー」

ヤマもオチもないある夏の日の八雲一家+1の日常

8スレ目 >>693

───────────────────────────────────────────────────────────

「ねぇ○○」
「なんだ?」
「暑いわ」
「じゃあ離れろよ」
「嫌よ」

キャラは脳内補完で

8スレ目 >>739

───────────────────────────────────────────────────────────
「目覚めなさい…」

呼び掛ける声が頭に鳴り響く。せっかく気持ち良く寝ていたのに、誰だ?

「…動きませんが? 失敗したのでは…」

「そ、そんなはずはないんだけど…」

えぇいほっぺたふにふにつねるなっ!
仕方ないから目を開けるか

すると、美しい女性が俺のことを覗き込んでいた。 頭で揺れるアホ毛がたくましいw

「おはよう、そして初めまして。 私がママよ」

「この夢子がゴッドファーザー(名付け親)になってやろう!メキシコに吹く熱い風、とうう意味で〇〇というのはどうかなっ!」

「わかったママ。 結婚してくれ」

†サクッ

8スレ目 >>777
*ごめん旧作知らないんです。ママさん誰? 神崎?

───────────────────────────────────────────────────────────

何が起こったのかわからなかったが、人工物のまったくない景色に唖然としながら
人を探せば獣に出会う始末、夜になればUFOが飛んでいるし(人魂を知らない)
よくわからない言葉を話す金髪の少女などがどこからともなく現れたりした。
助けを求めるとわけのわからない言葉ばかり繰り返すのだ。以下のように。
「Are you food?」
○○は恐怖した。ここではこんな年端もいかぬ少女が成人男性の体を求めるものかと。
そして、自分の片言の日本語も通じないほど、既にヤクで頭がやられているのかと。
不憫に感じた○○は、その少女に、財布の中で一番数字が大きい紙幣と
ポケットの中にあったスニッカーズを与えて立ち去った。

「いってらっしゃい○○、妖怪に気をつけてね」
「Take it easy.」
などと歩きだしたら三妖精のイタズラにかかって崖っぷちから落ちそうになる○○
だが○○にはどんな逆境も乗り越える荒業があった。
「Shit!!It had to diet!(クソッ、こんなことならダイエットしときゃよかったぜ!)」
○○は自力で崖を上りあがり、視線を感じた方向に石を投げつけた。

8スレ目 >>790

───────────────────────────────────────────────────────────

気がついたら俺は幻想郷にいた。うむ。別に動じない。
なぜならそれを狙って山奥の寂れた神社にやってきていたのだから。
さて、どうしよう。目の前には妖怪がいる。しかもどうみても俺を喰いた気な。
せめてルーミアがよかった。なんで狼っぽいのが出てくるんだ。ふざけやがって。
だがここで俺は死ぬわけにはいかぬ。なぜならまだ誰ともイチャイチャしていないからだ。
・・でもどうすればいいんだ。俺が所持しているものは・・ライター。再点火してみようか。
スタンドが現われてこいつを倒してくれる・・あ、駄目だ俺が死ぬ。
だがしかし目の前の妖怪には文明の利器、ライターは結構効くかもしれん。
「ファイア!」
ボッ!という音とともに火がつく。案の上妖怪はびびっている様子だ。
とりあえず俺はこれを妖怪に投げつけて走り出した。

「ふぅ。なんとか逃げ切ったな」
俺が幻想郷に移動した場所の森はどうやら紅魔館近くの湖の森だったらしい。
森の中を適当に走ってたら目の前に湖が見えたのがその証拠だ。
さて、どうしようか・・。とりあえず紅魔館に向かって雇用を求めてみようか。・・ベタにすぎるが。
あ、チルノっぽいのがいる。とりあえず・・・
「抱きつくッ!」
「ひゃわッ!?」
「うぉー・・やらかーい・・ディ・モールトやわらかいッ!」
「ななななななんなのよあんた!」
「これは失礼した。俺の名前は○○=○=○○○。以後お見知りおきを」
「え?あ、う、うん。よろしく。って抱きついたまま挨拶しないでよ!」
「ところでよかったら紅魔館まで連れてってくれないか?お菓子上げるから」
「え?ホント?ならいいけど・・っていいから早く離れてよ!」
「いや、僕は飛べないから抱きつくしかないんだ」
「あ、そうなんだ。じゃあしょうがないね!」
しょうがなくないんだけどね。というかお菓子で釣られるなんてなんて可愛い子。
①普通に紅魔館到着
②なぜか霊夢に撃墜されて神社へ
③魔理沙に轢かれて永遠亭に吹っ飛ぶ

ごめん、なんか『幻想郷』をあらかじめ理解している○○ネタが描きたくなった。

8スレ目 >>903

───────────────────────────────────────────────────────────

「ついたよ!お菓子!あといいかげん離れろー!」
「いや、ついてないし。なんだよここ。蒼魔館ってなんだよ?ある意味すげーよお前」
「実はあたいの過去が隠されてる場所」
「マジ?」
「マジ。行く?」
「行かない。長くなりそうだから。それにしても・・柔らかいなお前。もにゅもにゅ」
「ひぅ!ちょ、揉まないでよ!」
「レティもいないから弄り放題~」
「だ、だれかー!?助けてー!?」
「おやめなさい!」
突然辺りが暗くなった。・・いや、一部分だけに光が・・おぉ!光からなんと映姫が現われたではないか!
「それ以上の破廉恥行為、この私が・・」
「わーい幼女パート2-」
有無を言わさず抱きつく。右腕にチルノを抱えた状態で。
「ちょ!?な、何をするんですか!?は、離しなさい!」
「ほお擦り・・してもいいですか?」
「へ?ひゃうッ!ど、どこにほお擦りしてるんですか!?」
そりゃあ胸に。
「女の子ってやわらかーい!」
すりすりすりすりすりすりすりすり。
「ひぃぅ~・・・」
おや、やりすぎたようだ。顔を真っ赤にして気絶してしまっている。
ついでにチルノも。なぜなら映姫にほお擦りしている間にチルノの臍辺りをひたすら弄くっていたから。
「さてと。どうしようか。それにしても俺がイケメンでよかった。なぜなら絵的に許されるから」
現在の装備:左手、映姫 右手、チルノ
①紅魔館へ行く(優しく) 咲夜ルート
②紅魔館へ行く(激しく) 美鈴ルート
③紅魔館へ行く(艶やかに) 妖忌ルート

8スレ目 >>910

───────────────────────────────────────────────────────────

「・・・お前さ、可愛いよな」
突然、自然と口にしてしまった
隣を歩く彼女を見ていたら、深く考えずに、そんな言葉が口からこぼれた
「なっ!?ば、ばかっ!」
真っ赤になって俯いている、そんな君も、可愛い
「しかたねぇだろ、ほんとの事なんだから」
「~~~ッ」
ますます赤くなる
「赤くなっても可愛い」
そういって真っ赤になった頬をつつく
これ以上は赤くならない、いやなれないだろう
「く、ははっ!お前可愛過ぎ」
「わ、笑うなぁ!」
「ごめんごめん、怒った顔も可愛くて」
「え・・・あ、あんた酔ってるんじゃない!?」
「・・・そうだな、酔ってるみたいだ」
お前に酔ってる、なんてのは流石に言えそうに無い
「昼間っから酒!?」
「酒じゃねぇよ・・・お前に酔ってるんだ」
言っちまった、ああ恥ずかしい、自白剤でも飲まされたように口が軽い
おお!まだ赤くなるのか・・・
「ば、莫迦!!ふざけないでよっ!」
走り出そうとする彼女の手を強く握った
「・・・ふざけてなんかいねぇよ、知ってるだろ?俺がふざけてこんな事言える奴じゃないって」
数秒の見つめあい、数時間にも感じるとか言うがそんな事は無い、リアルに数秒

「・・・帰ろっか」
「・・・・ああ」
彼女の手を握ったまま
ゆっくりと歩幅を合わせて歩く帰路は・・・確かに長く感じる事ができた


キャラはセルフで、自分で好きなキャラをあてはめて読んでみてくれ

8スレ目 >>920

───────────────────────────────────────────────────────────


「ねえ・・・○○って本当に何の神様なの?
紫が間違えて連れて来たみたいだけど色々知りたいのよ」


「言いたくな「あら、○○はトイレの神様よ?」

「・・・」「・・・」
「一目ぼれも月までブッ飛ぶこの衝撃…、神社の結界を一時的に解くわ
外の人達もたぶん困ってるだろうから」

9スレ目 >>240

───────────────────────────────────────────────────────────


外の世界から流れてくる物を森近殿の店に運ぶ仕事を最近始めたんだ。
理由は単純で生活するには仕事をして日々の糧を得なければ生きていけないからだ。
まだ残暑が厳しいのか流れてくるのは夏物ばかりだ
森近殿が高く買ってくれそうなのはこの最高級紅褌くらいなものか。
そういえば「映姫を養う」なんて聞き違いされて結婚までたどりついた男がいたな。
どうせ売れ残りだし結婚祝いとお中元を合わせて送ってやるか。
どうか残った夏を楽しんでいただきたい。


つ「競泳用水着男女セットver.白」

9スレ目 >>268


───────────────────────────────────────────────────────────


――カポーン――


「はぁぁぁぁ~~~~…………良い湯ねぇ…………」

「そうだなぁ…………」

「ところで魔理沙……」

「何だ、霊夢?」

「…………どうやって温泉なんて作ったのよ?」

「あぁ、それは――――」


――――少女回想中――――


「○○、覚悟はできてるな!?」

「待て落ち着け魔理沙!! あれは誤解だと――――」

「問答無用だぜ!! マスタースパーク!!」

「当たってたまるかあああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」


――ドゴーン――


「ちっ……ならもう一発……!!」

「だから落ち着けって……!?」


――ゴゴゴゴゴゴ……――


「な、何だ? この地鳴りは……?」

「○○、とりあえず掴まれ!」

「お、おう!!」


――ゴゴゴゴゴ…………ドッパーーーン――


「おー…………」

「こりゃ…………熱っ! 温泉の源泉か……?」

「さっきのマスタースパークが上手いことぶち当たったみたいだな」

「……良いこと思いついたぜ!」




「ってわけだ」

「はぁ……何と言うか……。それで、○○があんなことしてるのね」




「はーい大人は300円子どもは100円ねー。飲み物もあるよー。
 はいそこの⑨。お前はダメ、入場禁止。いろいろ危ないから。
 萃香さんと文さんはお酒3本までね。それ以上はダメ。
 おや八雲さんとこの橙ちゃん。温泉とか平気なのかい? 猫なのに。
 っとそこの永遠亭の団体さん、ちゃんと料金を――――」



「……ねぇ魔理沙」

「ダメだぜ」

「まだ何も言ってないわよ」

「売り上げ金は渡さないぜ」

「ケチ」

9スレ目 >>374

───────────────────────────────────────────────────────────


色々有って温泉旅行にやってきた、場所は熊○県黒川温○のとある旅館
「・・・さて、温泉にいくか」
「そうですね!お盆にお酒乗せるのやってみたかったんですよ!」
嬉しそうに騒ぐ、コイツ酒大丈夫だっけ?
温泉は気持ちよかった、凄く疲れが取れた
これで混浴ならば、と思ってしまったのはナイショだ
「あっ!○○さん!」
「おー待たせたな」
先に上がっていたようだ、待たせてしまったらしい
「俺決めた、自分で温泉作ってお前と二人きりで入ることを、決意したぜ」
帰ったらまず温泉を掘り当てよう
どっかの莫迦だって出来たんだ、俺にも出来る、たぶん
その後は飯食って、明日に備えて寝る事にした
明日は温泉卵を喰うぞ
「○○さん?」
「ん?どうした?」
「ええと・・・その・・・いつもお疲れ様です」
「何だよ急に」
「いつも頼ってばかりで、お仕事も大変なのに、だから・・・明日もゆっくりしてくださいね」
なんだよそれ、感動して泣きそうじゃねぇか
「今解ったぜ」
温泉入っても、美味いもん喰っても、コイツに言ってもらう労いの言葉には遠く及ばないと
「なにが解ったんですか?」
「再確認したんだよ、俺はやっぱりお前が好きでしょうがないって、な」
抱きしめて、眠った
疲れなんか溜まるはずもないだろ、お前が傍にいるんだから

9スレ目 >>396

───────────────────────────────────────────────────────────
ウィキ募集バナー