「人に、心は無いんだと教わりました」
明かりをつけないままの薄暗い部屋の中で、吉野順平の声だけが響いた。
窓の外では、朝から雨が降り続けていた。
曇天の暗がり、湿った空気、陰鬱とした街の景色。
しとしとと微かに聞こえる雨音に、額の火傷がうずく。
曇天の暗がり、湿った空気、陰鬱とした街の景色。
しとしとと微かに聞こえる雨音に、額の火傷がうずく。
「それを聞いて僕は、とっさに否定しようとしました。
でも、感情は魂の代謝でしかないと言われました。
心や魂、命というものに対して、特別に考える必要はないと。
ただ物事があるがままに存在するように、規範や理想に捕らわれてはいけないと」
でも、感情は魂の代謝でしかないと言われました。
心や魂、命というものに対して、特別に考える必要はないと。
ただ物事があるがままに存在するように、規範や理想に捕らわれてはいけないと」
その思想は、ともすればとても開放的であるかもしれない。
全てのものに価値を見出す必要はなく、ただ世界は巡るだけ。
真人の語った世界観では、無関心という理想も、復讐という願いも、全てが肯定された。
そのことに順平は、救いを得たと感じていた。
全てのものに価値を見出す必要はなく、ただ世界は巡るだけ。
真人の語った世界観では、無関心という理想も、復讐という願いも、全てが肯定された。
そのことに順平は、救いを得たと感じていた。
「でも、久しぶりに出来た友達が、たった一人の友達が、僕の代わりに否定してくれました」
大切な人の命の価値まで分からなくなる可能性。
大切な人の魂を穢してしまう可能性。
虎杖の語った、順平が一人では思い至らなかった価値感は、思いの他すんなり受け入れることが出来た。
順平にも大切な人がいたから。
大切な人の魂を穢してしまう可能性。
虎杖の語った、順平が一人では思い至らなかった価値感は、思いの他すんなり受け入れることが出来た。
順平にも大切な人がいたから。
「でも、大切な人がいなくなった時、僕は復讐に走りました。
友達は止めてくれたけど、僕は聞く耳を持とうとしなかった。
その上僕は、救いと力をくれた人に利用されただけだった、みたいです。
一番復讐したかった相手は痛めつけたけど、殺せたかはわからない。
それに結局、母さんを呪った奴が誰なのかも、はっきりしないまま。
何を信じたらいいのかもわからないまま、なにもかも中途半端に終わってしまいました」
友達は止めてくれたけど、僕は聞く耳を持とうとしなかった。
その上僕は、救いと力をくれた人に利用されただけだった、みたいです。
一番復讐したかった相手は痛めつけたけど、殺せたかはわからない。
それに結局、母さんを呪った奴が誰なのかも、はっきりしないまま。
何を信じたらいいのかもわからないまま、なにもかも中途半端に終わってしまいました」
一息に言い切った順平は、大きな深呼吸を一つついた。
自分は確かに死んだはずだった。
真人に身体を改造され、身体の内の"ナニカ"が耐えきれなくなって、あっさりと死んだ。
真人に身体を改造され、身体の内の"ナニカ"が耐えきれなくなって、あっさりと死んだ。
そして、気が付けば聖杯戦争の只中にいる。
中途半端な自分の人生が、中途半端なところから再開されている。
中途半端な自分の人生が、中途半端なところから再開されている。
「僕は、何をすべきなんでしょう。
何を信じて、何を願うべきなんでしょうか」
何を信じて、何を願うべきなんでしょうか」
順平の言葉の後には沈黙が残った。
いつのまにか雨はやんで、いまは雨音も聞こえてはこない。
いつのまにか雨はやんで、いまは雨音も聞こえてはこない。
「とりあえず、ご飯でも食べない?」
声を発したのは、順平の向かいにいる男だった。
ジーパンにTシャツの、何処にでもいそうな出で立ち。
俳優のように整った顔立ちは真剣で、その今の言葉が冗談ではないことを物語っていた。
ジーパンにTシャツの、何処にでもいそうな出で立ち。
俳優のように整った顔立ちは真剣で、その今の言葉が冗談ではないことを物語っていた。
「俺、何か作るよ。
まずはお腹いっぱいになって、それから考えてみるってのも、いいんじゃないかな」
「……食欲が無いんですよ」
「でも、この世界に来てからまだ何も食べてないよね。
マスター……、順平くんが倒れちゃったら、答えを出す人もいなくなっちゃうから」
「ライダーの意見は?」
まずはお腹いっぱいになって、それから考えてみるってのも、いいんじゃないかな」
「……食欲が無いんですよ」
「でも、この世界に来てからまだ何も食べてないよね。
マスター……、順平くんが倒れちゃったら、答えを出す人もいなくなっちゃうから」
「ライダーの意見は?」
順平の問いに、男は「んー」と唸り声を出す。
男は順平のサーヴァントだった。
順平の住んでいた世界とは別の"現代"において活躍した英雄。
男は順平のサーヴァントだった。
順平の住んでいた世界とは別の"現代"において活躍した英雄。
「……俺は、傷つけあうことでしか繋がれない人がいるとは、思いたくないな。
相手が間違っているなら、間違ってることを伝えられるのが一番だと思ってる。
本当はそういう、綺麗ごとが一番いいんだ。
けれど、悲しすぎることだけれど、皆の笑顔を守るために、力づくでも誰かを止めないといけないことも、あると思う。
俺は、その悲しすぎることが少しでも減るように、皆が笑顔でいられるように頑張ろうって、そう決めたんだ」
相手が間違っているなら、間違ってることを伝えられるのが一番だと思ってる。
本当はそういう、綺麗ごとが一番いいんだ。
けれど、悲しすぎることだけれど、皆の笑顔を守るために、力づくでも誰かを止めないといけないことも、あると思う。
俺は、その悲しすぎることが少しでも減るように、皆が笑顔でいられるように頑張ろうって、そう決めたんだ」
ライダーの言葉は淡々としていて、それでも声色には深い悲しみが感じられた。
彼は本気で、人が傷つけあうことを良しとしない理想を抱いている。
一方で、誰かの笑顔を守るためには、力を振るわなくてはいけないこともあるという現実を受け止めている。
彼は本気で、人が傷つけあうことを良しとしない理想を抱いている。
一方で、誰かの笑顔を守るためには、力を振るわなくてはいけないこともあるという現実を受け止めている。
「でも、俺が決めた覚悟を順平くんに押し付けるつもりはないよ。
順平くんは順平くんが、納得できる答えを出さないといけないから。
そのためには、順平くん自身が頑張らないといけないから」
「そんな……」
順平くんは順平くんが、納得できる答えを出さないといけないから。
そのためには、順平くん自身が頑張らないといけないから」
「そんな……」
突き放された、ように感じたのだろうか。
お前に寄る辺は無いのだと突きつけられた気がして、順平の胸中に不安が去来する。
お前に寄る辺は無いのだと突きつけられた気がして、順平の胸中に不安が去来する。
だが、ライダーの態度は毅然としていて、それでいて、何故か優し気な雰囲気を纏っていた。
「俺も決意を固めるまで、すごく悩んだよ。
中途半端はするなって、怒られもしたしね。
……悩むしかないこともあるよ。
答えが出ないから苦しんで、足掻いて、どうしようもなくなる時もある。
自分が納得できる、笑顔になれる答えがわかるのは、自分だけだから。
でも、それは辛いことかもしれないけど、悪いことじゃないから」
中途半端はするなって、怒られもしたしね。
……悩むしかないこともあるよ。
答えが出ないから苦しんで、足掻いて、どうしようもなくなる時もある。
自分が納得できる、笑顔になれる答えがわかるのは、自分だけだから。
でも、それは辛いことかもしれないけど、悪いことじゃないから」
ライダーの言葉は綺麗ごとのようでいて現実的で、シビアなようで優しい。
わずかに雲間から刺した日の光が、ライダーの横顔を照らす。
順平は改めてライダーの顔を見つめる。
初めて会った時には飄々とした印象だったが、今の彼は英雄然として見えた。
順平は改めてライダーの顔を見つめる。
初めて会った時には飄々とした印象だったが、今の彼は英雄然として見えた。
「だから、まずはご飯を食べて、体力をつけよう!
何を信じたくて、何を願いたいか、順平くんが考えなきゃいけないことは沢山あるから。
順平くんが答えを出すまで、俺が、順平くんの場所を守るから!」
何を信じたくて、何を願いたいか、順平くんが考えなきゃいけないことは沢山あるから。
順平くんが答えを出すまで、俺が、順平くんの場所を守るから!」
ライダーは笑顔を浮かべ、親指を立てた。
古代ローマで、満足できる、納得できる、行動した者にだけ与えられる仕草。
古代ローマで、満足できる、納得できる、行動した者にだけ与えられる仕草。
「だって俺、クウガだから!」
現代の戦士の庇護のもと、少年は聖杯戦争に参戦する。
自分の願いを見つける為。
自分の信じるものを見つける為。
理想と現実の狭間で迷う旅路は、並大抵の道のりでは無いだろう。
自分の願いを見つける為。
自分の信じるものを見つける為。
理想と現実の狭間で迷う旅路は、並大抵の道のりでは無いだろう。
だが歩みを止めない限りは、空の雲はやがて晴れる。
そうすれば、何処までも澄み切った青空が見えるはずだ。
そうすれば、何処までも澄み切った青空が見えるはずだ。
【サーヴァント】
【CLASS】
ライダー
【CLASS】
ライダー
【真名】
五代雄介
五代雄介
【出典】
平成仮面ライダーシリーズ第一作『仮面ライダークウガ』
平成仮面ライダーシリーズ第一作『仮面ライダークウガ』
【性別】
男
男
【ステータス】
筋力A- 耐久B- 敏捷B- 魔力B 幸運A- 宝具A++
筋力A- 耐久B- 敏捷B- 魔力B 幸運A- 宝具A++
【属性】
秩序・善
秩序・善
【クラス別能力】
対魔力:-
現代の英霊であるライダーは魔術に関する逸話を持たない。
従って、魔力に対する対抗力を持ちえない。
対魔力:-
現代の英霊であるライダーは魔術に関する逸話を持たない。
従って、魔力に対する対抗力を持ちえない。
騎乗:C
騎乗の才能。
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
騎乗の才能。
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
友誼の証明:C
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。
友誼の証明:C
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。
自己改造(霊石):EX
ライダーの体内にある霊石アマダムによる身体改造。
かつては戦うためだけの生物兵器となることも危ぶまれたが、ライダーが「清らかな心」を持ち続けたことにより最悪の事態は回避した。
変身時、幸運を除くステータスを一段階上昇させ、状況に応じてフォームチェンジすることで身体能力を変化させる。
フォームチェンジにより特定のステータスを特化させた場合、Bランク相当の千里眼スキル、頑健スキルの効果を得ることも出来るが、特定の他ステータスにマイナス補正が付く。
ライダーの体内にある霊石アマダムによる身体改造。
かつては戦うためだけの生物兵器となることも危ぶまれたが、ライダーが「清らかな心」を持ち続けたことにより最悪の事態は回避した。
変身時、幸運を除くステータスを一段階上昇させ、状況に応じてフォームチェンジすることで身体能力を変化させる。
フォームチェンジにより特定のステータスを特化させた場合、Bランク相当の千里眼スキル、頑健スキルの効果を得ることも出来るが、特定の他ステータスにマイナス補正が付く。
モーフィングパワー:A
原子・分子を操作することで物質を再構築する。
近しいイメージを持つ物質をランクB相当の宝具(ロッド、ボウガン、ソード)に変換し、使用する。
原子・分子を操作することで物質を再構築する。
近しいイメージを持つ物質をランクB相当の宝具(ロッド、ボウガン、ソード)に変換し、使用する。
金の力:B
ライジングフォーム。
電気ショックによりアマダムから引き出された雷の力を用いて変身体を強化する。
発動時、幸運を除くステータスをさらに一段階上昇。
ライジングフォーム。
電気ショックによりアマダムから引き出された雷の力を用いて変身体を強化する。
発動時、幸運を除くステータスをさらに一段階上昇。
二千の技:B
恩師と2000個の技を習得する約束を結び、それを達成したライダーの逸話に由来するスキル。
そのジャンルは料理、拳法、音楽など多岐にわたる。
単純に多才である上、未知の事象に直面した際も自身の技量のみで対処法を模索できる。
恩師と2000個の技を習得する約束を結び、それを達成したライダーの逸話に由来するスキル。
そのジャンルは料理、拳法、音楽など多岐にわたる。
単純に多才である上、未知の事象に直面した際も自身の技量のみで対処法を模索できる。
【宝具】
『希望の霊石(アマダム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
腰に埋め込まれた霊石。
装着者の全身の神経組織と融合し、身体を原子・分子レベルで分解・再構築を行うことで、伝説の戦士クウガへの変身が可能となる。
本来、攻撃時に封印エネルギーを対象へ注入し、耐久と魔力の対抗判定に失敗した相手を強制的に休眠状態にさせて無力化することが出来るが、ライダーはもっぱら過剰注入によって敵を粉砕している。
驚異的な回復能力に加え、致命傷を負った際は自動で仮死状態に入ることで自己蘇生を行う。
なお、サーヴァントとして霊体となっている現状では、小型の魔力炉としての役割も果たしており、マスターからの魔力供給が途切れても戦闘の継続さえ可能となっているが、頭部、心臓部に並ぶ重要な霊核部位でもあり、完全に破壊された場合、消滅は必至となる。
『希望の霊石(アマダム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
腰に埋め込まれた霊石。
装着者の全身の神経組織と融合し、身体を原子・分子レベルで分解・再構築を行うことで、伝説の戦士クウガへの変身が可能となる。
本来、攻撃時に封印エネルギーを対象へ注入し、耐久と魔力の対抗判定に失敗した相手を強制的に休眠状態にさせて無力化することが出来るが、ライダーはもっぱら過剰注入によって敵を粉砕している。
驚異的な回復能力に加え、致命傷を負った際は自動で仮死状態に入ることで自己蘇生を行う。
なお、サーヴァントとして霊体となっている現状では、小型の魔力炉としての役割も果たしており、マスターからの魔力供給が途切れても戦闘の継続さえ可能となっているが、頭部、心臓部に並ぶ重要な霊核部位でもあり、完全に破壊された場合、消滅は必至となる。
『馬の鎧となる甲虫(ゴウラム)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大補足:100人
超古代の科学によって生み出された馬の鎧。
ライダーの意志により飛来し、脚部に捕まった状態で飛行することが可能。
馬やバイクなどの乗り物と融合合体することにより速力、攻撃力、耐久力を強化する。
使用の度に金属成分の補給が必要で、十分な補給が出来ない場合は合体したバイクの金属さえも取り込んでしまう。
それでも金属成分が不足した状態では、化石状の破片に戻ってしまい、再度金属を補給しなければ使用できない。
この宝具にも『希望の霊石』が内臓されており、この部位を破壊された場合は完全に消滅する。
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大補足:100人
超古代の科学によって生み出された馬の鎧。
ライダーの意志により飛来し、脚部に捕まった状態で飛行することが可能。
馬やバイクなどの乗り物と融合合体することにより速力、攻撃力、耐久力を強化する。
使用の度に金属成分の補給が必要で、十分な補給が出来ない場合は合体したバイクの金属さえも取り込んでしまう。
それでも金属成分が不足した状態では、化石状の破片に戻ってしまい、再度金属を補給しなければ使用できない。
この宝具にも『希望の霊石』が内臓されており、この部位を破壊された場合は完全に消滅する。
『凄まじき戦士(アルティメットフォーム)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
黒い身体を持つクウガの最終形態。
本来は理性と自我を失った黒い瞳(ダークアイ)状態の暴走強化形態だが、ライダーは自我を保った赤い瞳(レッドアイ)状態のまま変身を可能とする。
幸運を含めた全てのステータスを、金の力スキル使用時よりさらに一段階上昇。
周囲の原子・分子を操作、プラズマ化させることによって超自然発火能力を発揮する。
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
黒い身体を持つクウガの最終形態。
本来は理性と自我を失った黒い瞳(ダークアイ)状態の暴走強化形態だが、ライダーは自我を保った赤い瞳(レッドアイ)状態のまま変身を可能とする。
幸運を含めた全てのステータスを、金の力スキル使用時よりさらに一段階上昇。
周囲の原子・分子を操作、プラズマ化させることによって超自然発火能力を発揮する。
【weapon】
なし
なし
【人物背景】
2000年に出現した殺戮民族グロンギから人々を守った伝説の戦士。
その正体は、自由を愛する青年冒険家、五代雄介。
笑顔とサムズアップがトレードマークで、「大丈夫!」が口癖の飄々とした好青年。
その一方で、人々を守るためであっても暴力を振るうことに嫌悪感と苦痛を感じ、それでもなお人々を守る覚悟を決めた、優しくも強い意志を持つ。
2000年に出現した殺戮民族グロンギから人々を守った伝説の戦士。
その正体は、自由を愛する青年冒険家、五代雄介。
笑顔とサムズアップがトレードマークで、「大丈夫!」が口癖の飄々とした好青年。
その一方で、人々を守るためであっても暴力を振るうことに嫌悪感と苦痛を感じ、それでもなお人々を守る覚悟を決めた、優しくも強い意志を持つ。
本編終了後から参戦。
外伝小説、及び後年の客演作品については不明瞭な点や複数の考察が存在するものも多いため、わかりやすさを重視して原作はTVシリーズのみの扱いとします。
外伝小説、及び後年の客演作品については不明瞭な点や複数の考察が存在するものも多いため、わかりやすさを重視して原作はTVシリーズのみの扱いとします。
【サーヴァントとしての願い】
万能の願望器に対する関心は薄い。
ただ、皆の笑顔を守りたい。
万能の願望器に対する関心は薄い。
ただ、皆の笑顔を守りたい。
【方針】
マスターの行く末を見守りたい。
マスターの行く末を見守りたい。
【マスター】
吉野順平
吉野順平
【出典】
呪術廻戦
呪術廻戦
【性別】
男
男
【能力・技能】
「基礎的な呪力操作」
身体能力の向上により、一般人相手に遅れを取ることは無い。
しかし戦闘経験はほぼ皆無なため、戦い慣れた者が相手の格闘戦では分が悪い。
「基礎的な呪力操作」
身体能力の向上により、一般人相手に遅れを取ることは無い。
しかし戦闘経験はほぼ皆無なため、戦い慣れた者が相手の格闘戦では分が悪い。
「術式"澱月(おりづき)"」
クラゲ型の式神。
伸縮自在の棘付き触手と、打撃を防ぐ体を持つ。
呪力から毒を精製し、式神の触手から分泌する。
毒の強弱や種類、式神のサイズ、強度の加減が可能な描写がある。
クラゲ型の式神。
伸縮自在の棘付き触手と、打撃を防ぐ体を持つ。
呪力から毒を精製し、式神の触手から分泌する。
毒の強弱や種類、式神のサイズ、強度の加減が可能な描写がある。
【weapon】
なし
なし
【人物背景】
里桜高校の2年生。
1年の時に壮絶なイジメを受け、2年時から不登校になる。
右の額に根性焼きの痕が残っており、前髪で右目ごと隠すような髪型をしている。
思考能力は高いが視野が狭い傾向があり、真人からは「短慮以上の愚行を招く熟慮の典型」と評される。
元は呪いをわずかに視認出来る程度の感覚しか持ち合わせていなかったが、特級呪霊・真人にあてられ、呪術の世界へと足を踏み入れる。
里桜高校の2年生。
1年の時に壮絶なイジメを受け、2年時から不登校になる。
右の額に根性焼きの痕が残っており、前髪で右目ごと隠すような髪型をしている。
思考能力は高いが視野が狭い傾向があり、真人からは「短慮以上の愚行を招く熟慮の典型」と評される。
元は呪いをわずかに視認出来る程度の感覚しか持ち合わせていなかったが、特級呪霊・真人にあてられ、呪術の世界へと足を踏み入れる。
無関心こそ人の行きつくべき美徳と考えていたが、真人の語る「魂の世界観」に感銘と救いを見出す。
一方で主人公・虎杖の語る「命の価値観」にも理解を示し、自身をイジメた者への復讐を思い直そうとしていた。
その後、唯一の理解者であった母親・凪が呪霊に襲われて死亡。
真人の甘言により復讐を実行に移し、里桜高校の生徒たちを昏倒させた上、イジメの主犯格を殺害しようと暴行を加えるが、虎杖の制止に遭い完遂には至らなかった。
戦闘の末、事情を知った虎杖に母親の仇を一緒に討つことを約束されるが、直後に真人の「無為転変」によって身体に乱暴な改造を施され、その後死亡した。
一方で主人公・虎杖の語る「命の価値観」にも理解を示し、自身をイジメた者への復讐を思い直そうとしていた。
その後、唯一の理解者であった母親・凪が呪霊に襲われて死亡。
真人の甘言により復讐を実行に移し、里桜高校の生徒たちを昏倒させた上、イジメの主犯格を殺害しようと暴行を加えるが、虎杖の制止に遭い完遂には至らなかった。
戦闘の末、事情を知った虎杖に母親の仇を一緒に討つことを約束されるが、直後に真人の「無為転変」によって身体に乱暴な改造を施され、その後死亡した。
【マスターとしての願い】
何を信じ、何を願うべきかを知りたい。
何を信じ、何を願うべきかを知りたい。
【方針】
復讐ならともかく、闘うこと、殺すことに対しての覚悟はまだない。
火の粉が掛かれば払うが、積極的に戦いに行くつもりはまだない。
復讐ならともかく、闘うこと、殺すことに対しての覚悟はまだない。
火の粉が掛かれば払うが、積極的に戦いに行くつもりはまだない。
【ロール】
月海原学園の生徒
月海原学園の生徒
【把握媒体】
漫画及びアニメ作品「呪術廻戦」
漫画及びアニメ作品「呪術廻戦」