わが臈たし悪の華 ◆bbcIbvVI2g
美国織莉子とサカキは現在海の上にいた
海の上といってもどこかの剣士よろしく水の上を歩いているなんてことはなく、小さな舟の上にいるということだが。
この舟は出掛けに沖で見つけたもので、この際だから使わせてもらおうということになった。
波乗りを習得したニドキングが縄でその舟をひき、その後ろをオートバシンが浮遊して追っていた。
海の上といってもどこかの剣士よろしく水の上を歩いているなんてことはなく、小さな舟の上にいるということだが。
この舟は出掛けに沖で見つけたもので、この際だから使わせてもらおうということになった。
波乗りを習得したニドキングが縄でその舟をひき、その後ろをオートバシンが浮遊して追っていた。
その舟の上、織莉子は気になっていたことをサカキに問う。
「一つ聞いてもよろしいでしょうか?」
「何だ?」
「ギンガ団とは、アカギとはどのような人なのですか?」
「何だ?」
「ギンガ団とは、アカギとはどのような人なのですか?」
この殺し合いを主催したアカギのことを知っているかのような発言を見せることがあったサカキ。
参加者にさせられた者としては気になるのは当然だろう。
参加者にさせられた者としては気になるのは当然だろう。
「ふむ、私がまだ組織のボスだったころに少し報告を受けた程度だからな。そこまで詳しいことは分からん。
確か宇宙のエネルギーを利用する研究を表向きはしていたようだったな」
「表向きということは裏があるのですね」
「ああ、なにやら各地で色々と不穏な動きがあるという報告はあったな。
その中でもシンオウの伝説ポケモンについても色々と探っていたようだ」
「伝説のポケモン、というと?」
「神話などで語り継がれているような強力な力を持ったポケモンだ。
中でもやつらの活動していたシンオウの伝説はかなりの力を持つものがいてな。
時間と空間を作ったポケモンがいたと言われていたらしい。
もしその力を手に入れたというのならこの状況にも納得はいくな」
確か宇宙のエネルギーを利用する研究を表向きはしていたようだったな」
「表向きということは裏があるのですね」
「ああ、なにやら各地で色々と不穏な動きがあるという報告はあったな。
その中でもシンオウの伝説ポケモンについても色々と探っていたようだ」
「伝説のポケモン、というと?」
「神話などで語り継がれているような強力な力を持ったポケモンだ。
中でもやつらの活動していたシンオウの伝説はかなりの力を持つものがいてな。
時間と空間を作ったポケモンがいたと言われていたらしい。
もしその力を手に入れたというのならこの状況にも納得はいくな」
しかしサカキの中で気になることがあった。
あの空間でアカギはこう言った。
『かつて、ある世界で『ギンガ団』という組織の首領であった者だ』
かつて。つまりあのアカギは今はギンガ団の首領ではないということになる。
もしそうならアカギはギンガ団の首領を辞めたか、ギンガ団そのものが壊滅したということになる。
だがそのような話は聞いたことはない。そうならばいくら何でもサカキの耳に入らないような情報ではないはずだ。
あの空間でアカギはこう言った。
『かつて、ある世界で『ギンガ団』という組織の首領であった者だ』
かつて。つまりあのアカギは今はギンガ団の首領ではないということになる。
もしそうならアカギはギンガ団の首領を辞めたか、ギンガ団そのものが壊滅したということになる。
だがそのような話は聞いたことはない。そうならばいくら何でもサカキの耳に入らないような情報ではないはずだ。
そしてもう一つ。彼が今ギンガ団ではないなら、この殺し合いは組織ではなくアカギ個人で行っているということになる。
だが、これほど大掛かりなこと、いくら伝説のポケモンの力を使ったと言っても個人でできることではないだろう。
個人でやったことであればそもそもこの殺し合いに選ばれた面子、織莉子のような者たちも謎だ。
つまり、
だが、これほど大掛かりなこと、いくら伝説のポケモンの力を使ったと言っても個人でできることではないだろう。
個人でやったことであればそもそもこの殺し合いに選ばれた面子、織莉子のような者たちも謎だ。
つまり、
(やつに協力している者がいるかもしれないということか)
「君の世界でこのようなことをやりそうな者に心当たりはないか?」
「それはアカギに協力している者という意味でしょうか?
…心当たりはなくはないですが、それが協力しているのはありえないはずです」
「君の世界でこのようなことをやりそうな者に心当たりはないか?」
「それはアカギに協力している者という意味でしょうか?
…心当たりはなくはないですが、それが協力しているのはありえないはずです」
彼女がそう言われて思いついたのはあの白い生物。
あれの目的ははっきりとは分からない。何のために魔法少女を、魔女を生み出しているのか。
もし自分が知っている中であり得る存在としてはそいつくらいしか思いつかない。
だが、それはないはずだ。そうであればここに鹿目まどかがいるはずがない。
あれの目的ははっきりとは分からない。何のために魔法少女を、魔女を生み出しているのか。
もし自分が知っている中であり得る存在としてはそいつくらいしか思いつかない。
だが、それはないはずだ。そうであればここに鹿目まどかがいるはずがない。
「ふむ、流石に情報が不足しているな。
可能ならばシロナという人物と接触しておきたいが」
「お知り合いですか?」
「一方的な知り合いだがな。もっとも向こうも私のことは知っているかもしれんが。
お互い良くも悪くも有名人なものでな」
可能ならばシロナという人物と接触しておきたいが」
「お知り合いですか?」
「一方的な知り合いだがな。もっとも向こうも私のことは知っているかもしれんが。
お互い良くも悪くも有名人なものでな」
ギンガ団の行動地域であったシンオウ地方のチャンピオンであるシロナ。
彼女であればアカギのことについて何かしら情報を持っているだろう。
だがかつてロケット団を率いていた自分に彼女が安々と警戒を解くだろうか?
その場合は彼女、美国織莉子を使うのも有りだろうが。
彼女であればアカギのことについて何かしら情報を持っているだろう。
だがかつてロケット団を率いていた自分に彼女が安々と警戒を解くだろうか?
その場合は彼女、美国織莉子を使うのも有りだろうが。
(まあ会うことができればの話だが)
そして現在地。F-7の衛宮邸にいた。
舟はいずれ戻るかもしれない時のために一応沖に縄で括りつけておいた。
舟はいずれ戻るかもしれない時のために一応沖に縄で括りつけておいた。
ここに寄った理由の一つは、他の参加者の住む家ということで何かあるかもしれないと思ったからである。
実際に行ってみると何のことはなくただの一般的な家だったのだが。
特に何か見つけられたわけでもなかったのでこのまま出発しようと考えた。
実際に行ってみると何のことはなくただの一般的な家だったのだが。
特に何か見つけられたわけでもなかったのでこのまま出発しようと考えた。
「サカキさんはこれから向かいたい場所などはあるのですか?」
「一応あるにはあるがかなり遠いのだよ。君はあるのかね?」
「一応あるにはあるがかなり遠いのだよ。君はあるのかね?」
織莉子が行っておきたい場所。
見滝原中学校と我が家である美国邸。
あの孤島から出てこちらに向かったのはこの二箇所に寄るためである。
理由は簡単。
キリカがもし来るとすればこの二箇所しかないからだ。
見滝原中学校と我が家である美国邸。
あの孤島から出てこちらに向かったのはこの二箇所に寄るためである。
理由は簡単。
キリカがもし来るとすればこの二箇所しかないからだ。
「なるほど、君の仲間が来るかもしれないと」
「ええ、ただ少し危険な子なのでもし見つけることができれば別行動したほうがよいかもしれませんが」
「ええ、ただ少し危険な子なのでもし見つけることができれば別行動したほうがよいかもしれませんが」
彼女自身嘘をついている以上、キリカを見つけた場合はサカキとは共に行動できなくなるだろうと思っていた。
それにキリカが三人で行動することにいい顔するとは思えない。
それにキリカが三人で行動することにいい顔するとは思えない。
そしてもう一つ寄っておきたい場所が織莉子にはあった。
鹿目邸。見滝原中学校と並んで鹿目まどかが行く可能性が高い場所。
サカキには名前を伏せているため鹿目邸のことは言うことはできないが、幸いにも説明した二箇所からはそう遠くない。
問題は、キリカとの合流を急ぐかまどかの抹殺を優先するかだ。
どちらかに見滝原中学校で会うことができればそれで済む話だが、どちらにも会えなかった場合はどちらを優先するか選ばなければならない。
それに、もし鹿目邸に行っても鹿目まどか自体がいなければどうしようもないだろう。
鹿目邸。見滝原中学校と並んで鹿目まどかが行く可能性が高い場所。
サカキには名前を伏せているため鹿目邸のことは言うことはできないが、幸いにも説明した二箇所からはそう遠くない。
問題は、キリカとの合流を急ぐかまどかの抹殺を優先するかだ。
どちらかに見滝原中学校で会うことができればそれで済む話だが、どちらにも会えなかった場合はどちらを優先するか選ばなければならない。
それに、もし鹿目邸に行っても鹿目まどか自体がいなければどうしようもないだろう。
「分かった。ここには特に何もなかったようだしすぐにでも出発するか?」
「はい、それで構いません」
「はい、それで構いません」
鹿目まどか。
彼女を殺すのは私だ。
他の、彼女を殺す意味も分かっていない者に殺させるわけにはいかない。
彼女を殺し、あれの誕生を阻止することが自分の使命。
そして今まで殺してきた者たちへの贖罪でもあるのだから。
殺し合いに乗った者もいるであろうこの環境下、一刻も早く鹿目まどかを見つけなければいけない。
彼女を殺すのは私だ。
他の、彼女を殺す意味も分かっていない者に殺させるわけにはいかない。
彼女を殺し、あれの誕生を阻止することが自分の使命。
そして今まで殺してきた者たちへの贖罪でもあるのだから。
殺し合いに乗った者もいるであろうこの環境下、一刻も早く鹿目まどかを見つけなければいけない。
「サカキさんはバイクの運転は?」
「無理ではないな。だがこれの運転を任せて大丈夫なのかね?」
「ご心配には及びません。あなたが怪しげな行動に出そうであれば事前に分かります。
逆にもし運転中に危険が迫れば私が知らせることはできるでしょう」
「無理ではないな。だがこれの運転を任せて大丈夫なのかね?」
「ご心配には及びません。あなたが怪しげな行動に出そうであれば事前に分かります。
逆にもし運転中に危険が迫れば私が知らせることはできるでしょう」
未来視の能力はこの場ではかなり見えにくくなっていることは分かっている。
現にこの先鹿目まどかを見つけられるかなどは全く見えなくなっている。
それでも、数秒後程度であれば見えることはさっきの戦いで分かった。
もし危険が迫れば、ある程度は分かるはずだ。
現にこの先鹿目まどかを見つけられるかなどは全く見えなくなっている。
それでも、数秒後程度であれば見えることはさっきの戦いで分かった。
もし危険が迫れば、ある程度は分かるはずだ。
「ほう、いいだろう。なら目の役割は任せたぞ」
「では、行きましょうか」
「では、行きましょうか」
【F-7/衛宮邸付近/一日目 早朝】
【美国織莉子@魔法少女おりこ☆マギカ】
[状態]:健康、SGの穢れ(極小)、白女の制服姿
[装備]:オートバジン@仮面ライダー555
[道具]:共通支給品一式、ひでんマシン3(なみのり)@ポケットモンスター(ゲーム)
[思考・状況]
基本:何としても生き残り、自分の使命を果たす
1:鹿目まどかを抹殺する。ただし、不用意に他の参加者にそれを伝えることはしない
2:キリカを探し、合流する。
3:積極的に殺し合いに乗るつもりはない。ただし、邪魔をする者は排除する
4:サカキと行動を共にする
5:まずは見滝原中学校へ行く。その後、美国邸へ行くか鹿目邸へ行くか考える。
[備考]
※参加時期は第4話終了直後。キリカの傷を治す前
※ポケモンについて少し知りました。
※ポケモン城の一階と地下の入り口付近を調査しました。
※アカギに協力している者がいる可能性を聞きました。キュゥべえが協力していることはないと考えています。
[状態]:健康、SGの穢れ(極小)、白女の制服姿
[装備]:オートバジン@仮面ライダー555
[道具]:共通支給品一式、ひでんマシン3(なみのり)@ポケットモンスター(ゲーム)
[思考・状況]
基本:何としても生き残り、自分の使命を果たす
1:鹿目まどかを抹殺する。ただし、不用意に他の参加者にそれを伝えることはしない
2:キリカを探し、合流する。
3:積極的に殺し合いに乗るつもりはない。ただし、邪魔をする者は排除する
4:サカキと行動を共にする
5:まずは見滝原中学校へ行く。その後、美国邸へ行くか鹿目邸へ行くか考える。
[備考]
※参加時期は第4話終了直後。キリカの傷を治す前
※ポケモンについて少し知りました。
※ポケモン城の一階と地下の入り口付近を調査しました。
※アカギに協力している者がいる可能性を聞きました。キュゥべえが協力していることはないと考えています。
【サカキ@ポケットモンスター(ゲーム)】
[状態]:健康
[装備]:高性能デバイス、ニドキングのモンスターボール(ダメージ(小)疲労中)@ポケットモンスター(ゲーム)
[道具]:共通支給品一式 、技マシン×2(サカキ確認済)@ポケットモンスター(ゲーム)
[思考・状況]
基本:どのような手段を使ってでも生き残る。ただし、殺し合いに乗るつもりは今のところない
1:『使えそうな者』を探し、生き残るために利用する
2:織莉子に同行する
3:見滝原中学校へ行く。可能ならばフレンドリーショップやポケモンセンターにも寄りたい
4:力を蓄えた後ポケモン城に戻る(少なくともニドキングとサイドンはどうにかする)
5:『強さ』とは……何だ?
6:織莉子に対して苦い感情。
[備考]
※『ハートゴールド・ソウルシルバー』のセレビィイベント発生直前の時間からの参戦です
※服装は黒のスーツ、その上に黒のコートを羽織り、黒い帽子を頭に被っています
※魔法少女について少し知りました。 織莉子の予知能力について断片的に理解しました。
※ポケモン城の一階と地下の入り口付近を調査しました。
※サイドンについてはパラレルワールドのものではなく、修行中に進化し後に手放した自身のサイドンのコピーだと思っています。
※アカギに協力している者がいると考察しています。
[状態]:健康
[装備]:高性能デバイス、ニドキングのモンスターボール(ダメージ(小)疲労中)@ポケットモンスター(ゲーム)
[道具]:共通支給品一式 、技マシン×2(サカキ確認済)@ポケットモンスター(ゲーム)
[思考・状況]
基本:どのような手段を使ってでも生き残る。ただし、殺し合いに乗るつもりは今のところない
1:『使えそうな者』を探し、生き残るために利用する
2:織莉子に同行する
3:見滝原中学校へ行く。可能ならばフレンドリーショップやポケモンセンターにも寄りたい
4:力を蓄えた後ポケモン城に戻る(少なくともニドキングとサイドンはどうにかする)
5:『強さ』とは……何だ?
6:織莉子に対して苦い感情。
[備考]
※『ハートゴールド・ソウルシルバー』のセレビィイベント発生直前の時間からの参戦です
※服装は黒のスーツ、その上に黒のコートを羽織り、黒い帽子を頭に被っています
※魔法少女について少し知りました。 織莉子の予知能力について断片的に理解しました。
※ポケモン城の一階と地下の入り口付近を調査しました。
※サイドンについてはパラレルワールドのものではなく、修行中に進化し後に手放した自身のサイドンのコピーだと思っています。
※アカギに協力している者がいると考察しています。
【オートバジン(バトルモード)@仮面ライダー555】
現在の護衛対象:美国織莉子
現在の順護衛対象:サカキ
[備考]
※『バトルモード』時は、護衛対象の半径15メートルまでしか行動できません
※『ビークルモード』への自律変形はできません
※順護衛対象はオートバジンのAIが独自に判断します
現在の護衛対象:美国織莉子
現在の順護衛対象:サカキ
[備考]
※『バトルモード』時は、護衛対象の半径15メートルまでしか行動できません
※『ビークルモード』への自律変形はできません
※順護衛対象はオートバジンのAIが独自に判断します
| 055:だが…信用できないのはルルーシュ・ランペルージだ…!(後編) | 投下順に読む | 057:「Not human」(前編) |
| 時系列順に読む | ||
| 049:『不快なる快勝』 | 美国織莉子 | 076:私の光が全てを照らすわ |
| サカキ |