ラヴァンジェ諸侯連合体 > ヘウェカ語

ヘウェカ語(ヘウェカ語)とはヘウェカ人などが話す言語。本項では 古典ヘウェカ語 の知識を持っていることを前提として説明する。


古典語からの変化

二重母音の長音化


古典語 現代語
laif lêf
ait êt

曖昧母音のe/a化

一音節のときはà,それ以外ならa, u, oが多いならà、
e、iが多いならè、同数ならèになる。

古典語 現代語
wër wàr
awët awàt
filën filèn

アクセントのみの有声化


古典語 現代語
laifën leefen
fatinay vatinee

語尾uの脱落


古典語 現代語
ësu ass
acu ac

※ただし、人称基本形はacun, acur...

hの脱落


古典語 現代語
hën an
alih ali

※ただし、人称基本形はalian, aliar...;普通ならfo, fon, for...なので不規則なのがわかる

ir/etの接尾辞化


古典語 現代語
ir acunis acunisir
et laifën leefent

分詞の格肩代わり

a/l-V Nの形でNに主格以外の語尾が付く際は、分詞が格変化して肩代わりする。

「貴方の望む鉄の道具を」
古典語:atilër ucur
現代語:watilèr cur

Nの省略としての分詞の名詞用法も存在する。

「貴方の望むものを」
古典語:atilër ute
現代語:watilèr

願望形・可能形の消滅

古典語の動詞の一部には願望形や可能形という特殊な形があるが、これらは現代語では無くなっている。

「あなたの言いたいことを(言いなさい)」
古典語:asotilër wif!
現代語:ason watilër!
最終更新:2021年07月27日 17:33