年齢 |
地球換算で28歳 |
性別 |
男性 |
種族 |
人間 |
所属組織(事件前) |
シナリス星域連合直轄領特務機関ピースギア |
元役職 |
資源管理班 副班長 |
役割 |
物資供給管理、現場班支援、危機時の調整官 |
事件時 |
反乱組織「フリーダム・ライン」指導者 |
概要
トーマ・ライネルは、共立公歴602年に発生したシナリスⅥ武装蜂起事件において「フリーダム・ライン」を率いた指導者格の人物である。
事件以前はピースギアの資源管理班副班長として勤務しており、非常に現場志向で、班員や現場作業者からの信頼も厚かった。
しかし、統連班制度による中央集権化が進むにつれ、現場の声が無視され、過酷な労働や不平等な配給が続くことに強く反発するようになる。
結果的に、支援者を集めて武装蜂起を決行し、最終的には鎮圧されたものの、彼の思想は一部の班員に今なお支持されている。
人物
冷静沈着で言葉選びは丁寧だが、内には強い意志と不満を抱える理知的な人物。
人当たりは柔らかく、班員の相談にもよく乗るため「お兄さん」のように慕われる一方で、現状への諦めが見え始めた班員たちには厳しい言葉を投げることもあった。
反乱に際しては、参加者の安全確保と理想の実現の両立を目指していたが、武装蜂起の過程で次第に強硬な手段を取らざるを得なくなった。
負傷者や弱者を見捨てない姿勢は、彼の最後まで貫いた信念のひとつである。
外見
身長180cm前後、痩身だが鍛えられた体格を持つ。
短く整えた黒髪に深い灰色の瞳、無精ひげが残ることも多い。
制服は常に簡素だが清潔で、胸元には班の紋章をあしらったバッジを付けていた。
反乱時は軽装の戦闘服に着替え、ハンドガンと簡易戦術ナイフを携行していた。
普段は腕を組みながら話す癖があり、少し俯きがちながらも鋭い眼差しで相手を見据える。
性格
- 諦めずに挑戦する意志の強さ
- 人の痛みに敏感
- 頑固な面もあり、信念のためには多少の犠牲もいとわない
- 常に班員の生活環境や待遇を最優先に考えていた
口癖・語録
- 「上に逆らうのは怖い。でも、従うだけの方がもっと怖い。」
- 「現場が死ねば、ピースギアはただの看板だ。」
- 「俺はお前たちを見捨てない。それが俺の責任だ。」
- 「理念は、飢えた腹を満たしてから語れ。」
最終更新:2025年07月19日 01:26