プログラマーがファンタジー世界に召還されますた(非公式まとめ)

ゲリラ修行中2

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pfantasy

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○月△日、私は戦場へと出た。

あれからいままで、私は見習いとして、聖杯を用いて神殿内で呪文の練習を繰り返してきた。
帝国とゲリラ軍の流儀の違い、主にイデの操作方法の違いも、そこそこ慣れた。
そこで、ラドなるものを用いて、敵のデータ基地をエック=スエムエルに変換してしまう、
まあ、外見だけは派手という、ハリボテのような呪文を作成した。
自分でもこけおどしにしかならないだろうと思っていたら、次の戦闘での威嚇射撃に採用されてしまった。
初めてリーナ領への進軍に従軍することになる…。その晩は眠れなかった。

そして当日。
敵軍は目視できる距離にある。威嚇が失敗すれば、我が軍は…
私は震える心をこらえ、必死で呪文を練り上げた。
そして…
ああ、神殿内では上手くいった。何度も確かめた。それなのに、ああ…
結合の段階で、手元に無ければならないはずの、あのキューティなライ・ブラリが見つからない!

私はその時のことを忘れない。
敵軍のGCCが、我が軍を天国へいざなってゆく…。
私は、なんと卑怯で、小心者だろう。
わずかな勇気をシャットダウンして、我が軍で例外的にただ一人、任務を途中で投げて帰ってきてしまったのだから…
誰か、私を受け止めて欲しい…

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