プログラマーがファンタジー世界に召還されますた(非公式まとめ)

KAERU03

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pfantasy

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だれでも歓迎! 編集

魔物が絶叫する。
魔物は棍棒を落とし、腕に刺さった矢を抜き、矢の飛んできた方向を見やる。
一方ボクは、目の前に落ちてきた棍棒を必死に避ける。
巨木の窪みまで避けるとようやく、矢の飛んできた方向を見る。
そこに居るのは四人の人間のようだ。
既に第二射が放たれている。
「ヒュン!!  バシッ!!」
魔物はその矢を片手で弾くと足元の岩を投げ出す。
遠くから声が聞こえる。
『ヨモギはそのまま射撃! マサキとヒイラギは左右から飛び込んで!』
声が終わる前に二人が飛び出してきた。
そのうちの一方が岩を正拳で砕き、再び魔物に突っ込んでいく。
『オイオイ、何でこんなRPGな世界が展開されてるんだよ。』
自分の置かれた状況が全く判らず、そんな愚痴がもれる。
(でも、今は彼らの戦闘を見ることにしよう・・・どうせ何も出来ないし。)
リーダ格と思われる、先ほど指示した人間は、腰辺りから小型の杖を取り出すと、何かをしゃべりだす。
一方、ヨモギ(と思われる)は、矢を連射し、残り二人は左右を魔物に突っ込んでいく。
魔物は矢を振り払い、棍棒に手を伸ばす。
が、ソレより先に、人間の蹴りが延ばした腕に炸裂する。
「ドガッ!!」
おおよそ、人間のモノとは思えないような音がする。
反対からは、別の人間が・・・こっちは抜刀し、切りかかるようだ。
「ザンッ!」
西洋刀が魔物に深く潜り込む、が、致命傷には程遠いようだ。
『うわぁ・・・。』
まるで映画を見ているようだ。
『ポイント 12000・2000・250・0 位置確定』
声が聞こえる。
先ほど、のリーダ格の人間だ。
喋っているのは違うが、意味が判る。

『オブジェクト ”炎” ローディング』
その人間の周りに揺らぎが起こり出す。
『ライン 0・0・0・0 12000・2000・250・0』
揺らぎが一気に直線になり、魔物まで伸びだす。
『コンパイル!』
聞き覚えのある言葉に思わず驚く。
『ビルド!!』
さらに聞き覚えのある言葉が続く。
『ラン!』
叫ぶと同時に杖を前に突き出す。
すると、その杖の先端から炎の塊が飛び出し、先ほどの揺らぎの筋に沿い、魔物に直撃する。
「ドオン!」
低い音が木々を揺らす。
魔物は暫くもがくと、そのまま突然消えた。


とりあえず、ココまで。
思いついたままを書いているので、いろいろ変だったりしますね・・。
あと、プログラム知識がカナーリ低いので、このまま続けられるのか著しく不安です・・・(泣

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