基本は数の暴力
- 1対1よりも1対複数という数的有利な状況を作ることが、mobとの戦闘では重要になってきます。
- しかし、クエスト中に遭遇する敵は、大抵は団体さんでやってきます。わざわざ戻って警鐘を鳴らして仲間を集める敵もいます。
- パーティは6人で、敵はその倍の数。そんなこともあります。
- では、この複数の敵にプレイヤーは何をすればいいのか。
一時的に複数の敵を無力化・足止めさせる(クラウド・コントロール)
- 一時的に、一度に複数の敵を足止めさせれば、数的劣勢を逆転することが出来ます。その為の手段は様々で、状況に合わせて行われます。
- 一般的にそういう行為をCrowdControl(略してCC)といいます。
- CC能力の高いクラスは、ウェブ、ヒプノ、ヒプノパターンなど、敵を足止めさせることの呪文に長けたWiz/Sorで、これらのスペルで敵の集団を一時的に無力化させた後は、前衛さん達に一匹ずつ仕留めていってもらいます。
- Brdのファシネイトも強力です。
- 前衛のスタニングブロー、Clrのサウンドバーストなどで気絶させるのもいいですね。
ヘイト(Hate)を取る
- ヘイトとは、プレイヤーに対する敵対度の事で、どのプレイヤーを最初に攻撃するかを決めます。
- ヘイトは一番最初に発見された者、攻撃を与えたり呪文を掛けた者が取ります。また一番高いダメージを与えた者に移ったりします。
- これをスキルのインチミデートでコントロールする事も可能で、防御力の高い前衛職(タンク役)がインチミを使用してヘイトを集めることで、キャスターが居なくてもある程度のCC代わりになったり、CCをしやすくする状況を作り出すことが出来ます。
音pull
- CCとは違いますが、一匹ずつ処理していき、敵戦力の分散化を狙う戦術です。
- 音pullとは、例えば行く手を巡視している敵に対して、敵の近くに矢弾やスローイング武器を着弾させ、1匹ずつ引っ張ってくる手法です。
- 聴力の無い限り、敵は音に反応し、まずそこへ異常がないか、敵(プレイヤー)が来ていないか確認しに行きます。ただし、この程度では仲間を集めてからということはしません。
- 「なんか音がした。ちょっと見てくる」
- この習性を利用するわけです。TRPGでも使われる手法です。
- ポイントは、敵をターゲットして攻撃しないこと。あくまでも敵の近くに着弾させるのがポイントです。敵にダメージを与えてしまうと、仲間と一緒に襲いかかってきてしまい、無駄な消耗をしてしまいます。
- 成功すると、1匹ずつ、あるいは数匹を引っ張ってこれるので戦うのは非常に楽です。
- 手間が掛かるため、最近はあまり使われなくなりましたが、ソロプレイをするときには今でも役に立つと思います。
- mod4以降、敵AIが改善され音pullし難くなりました。1匹ずつ釣るというよりも敵のグループを分断させるような感じにしかならないと思います。
カイティング(Kiting)
- その状態が凧揚げに似ていることからカイティングと呼ばれています。
- ヘイトを取って逃げ回りながらダメージを与えて倒す手法ですが、複数のヘイトを取って逃げ回っている間に、そこから一匹ずつ釣って処理していく時にも使います。
状態異常、ステータスダメージによる無力化
- 相手を転倒させるトリップ、コマンド系スペル
- 麻痺状態にするホールド系スペル
- 動きを遅くするソリッドフォグ、スロー
- 気絶状態にさせるスタニングブローやサウンドバースト
- STRを減らすウィークニングやインフィーブリング武器、レイオブエンフィーブルメント、Int/Wis/Chaを減らすタッチオブイディオシー等でステータスを0にする事で行動不能状態を作る
- 等々を使うことも重要です。
地形を利用する
- 一部クエストのダンジョンは、入り口が狭く、mobが1体ずつしか通れない(2体並んで引っ掛かったり)ところがあります。
- このような戦術的に有利になれる場所は自分たちの火力を集中して注ぐ事が出来て、キュア等のサポートもしやすいため、出来るだけそういう場所で戦いましょう。
- また、高所からの一方的な遠隔攻撃が出来るときは、それにこしたことはありません。
挟撃
- 挟み撃ちです。一時的に敵のACを下げることが出来ます。当たりにくい敵(初期ではカタコンペの骨達)等には最低2人で敵1体を挟撃して殴ると当たりやすくなります。
- 背後に回って攻撃するときも、多少当たりやすくなりますが、動きながらだとまた当たりにくくなるようになっています。