VRoid Studioは有名なpixiv社が作ったソフトです。
なんと
プロの方が作った3Dモデルをベースに、体型や顔の形や服を色々といじることができます。
これで無料、しかも作ったモデルは「
何に使ってもいい」という超太っ腹!
個人的には、3Dのアバター作成ブームに火を付けたソフトじゃないかと思っています。
ここではWindowsパソコン用のVRoid Studioでclusterのアバターを作るやり方を説明します。
(Macでもあまり変わらないと思います)
と言っても、あまり細かい操作は説明しません。
それは
ググって頂いたほうが、よっぽど多くの情報を手に入れられるので……
cluster特有のポイントをメインに説明します。
VRoid Studioをダウンロード
VRoid Studio 公式にアクセス。
画面のずーっと下にある「
Windows 64bit版 ダウンロード」を押します。
※今はほとんどのWindows10が64bit版のはずです。
zipファイルがダウンロードされるので、解凍します。
このとき、「解凍」が良く分からない人がやってしまうのが……
専用解凍ソフトを入れていないのに単にダブルクリックで解凍しちゃう奴です。
「Windows 解凍 展開」でググり、適切な形で解凍しましょう。
ググり力は大切ですよ!
起動する
解凍してできたVRoidStudio(もしくはVRoidStudio.exeと表示されているかも?)をダブルクリックとかで起動します。
こんな風にサンプルモデルが色々出てきます。
ここは、一番有名っぽい「
Sendagaya_Shibu」を選んでみましょう。
(ちなみに最初のキャラを選ぶ画面にはVRoid Studioを一度終了→起動しないと戻れません。この辺柔軟になるともっと神ソフトですね)
ちょっといじる
最初のほうでも書きましたが、VRoidキャラ自体の細かいいじり方はpixiv公式さんや他のページに譲ります。
ただ、何もいじらないのもつまらないので少しだけ変えましょう。
上に並んでいるボタンから「衣装編集」を選んでください。
そして右上のほうにある「上半身」のリストから「ロングコート(ハイネック)」を選んでみます。
(衣装の数が多いんでスクロールしないと出てきません)
さらに、大量に「上半身」のほうに加わった設定項目をどんどん下にスクロールし、「下半身」を表示。
「なし」にしてしまいます。
画面左のほうにある「カテゴリー」の「アクセサリー」を選択。
右のほうに出てくる「首」は「なし」に。
こんな格好になったはずです。
怪しいですが、まあ元の制服姿から随分変わったのは実感できますね。
っていうかこれだけの服も無料で提供されているあたり、とんでもない太っ腹です。
このロングコートに色や模様が入ったり、一部を透明にすることで裾を短くしたりするだけでいろんな服になっちゃいます。
が、今回はこのままいきましょう。
cluster向けに!
いよいよcluster用にしていく
ここからがちょっと難しいので気合いを入れて下さい。
画面の上に並んでいる一番右のボタン、「撮影・エクスポート」を押します。
この画面のように、画面左端のタテに色々並んだ中から「
エクスポート」を選択。
(ちなみにここで「ポーズ・アニメーション」を選ぶと色々な動きをさせて遊べます)
そうすると、画面の右に。
こんな情報が出てきます。
clusterのアバターの制限とは?
cluster公式には、こんな風にあります。
カスタムアバターの制限
これだけ見てもなんのこっちゃですが、とりあえず
はい、さっきの画像にあったポリゴン35496 マテリアル15 ボーン129では全部アウトですね。
しかしVRoid Studioはそれを削る機能まで備えています。
cluster用に削っていく
まず分かりやすいところで「マテリアル」を8にしてみます。
「
マテリアルの削減」のとこをクリックすれば詳しい項目が出てくるので、「マテリアル数」を「8」にしましょう。
そして「
テクスチャアトラス解像度」は「
2048x2048」に。
さらに「
ポリゴンの制限」で「
髪の滑らかさ」を20。
「
ボーンの削減」にあるとこを「10」にしてみました。
縦長で見づらい画像ですが、とにかくclusterの制限をクリアしました!
実際にアバターを書き出す
右下にある「エクスポート」ボタンを押します。
するとこんな画面が出てきますが、
仮のモデルですからタイトルとか作者とか適当に入力しましょう。
他の項目は最初のままでいいです。
(ただ、ここで
作者を自分にしても全然大丈夫、本当に自分が作ったモノになるのがVRoid Studioのすごいところです)
「OK」を押して、デスクトップでもどこでも、分かりやすい名前で保存しましょう。
(ほっとけばSendagaya_Shibu.vrmとかになると思いますが)
できるだけサイズのチェック
ただ、1つチェックしておくことがあります。
デスクトップかどこかにできたアバターのVRMファイル……
できるだけそれを右クリックして、「プロパティ」を押して、サイズがどれくらいか見て下さい。
今回は11.9MB。
実は
clusterはファイルサイズにも25MBまでの制限があるのです。
今回は余裕でセーフでしたが、オーバーしていたらさらにテクスチャを軽くする、ポリゴンを削るなどしてどうにかしないといけません。
最終更新:2020年11月10日 22:36