ヤマトタケル計画

  極東大帝国時代、偶然発掘された改造クローン技術を国家最大の兵力源にすべく、当時の総統“ヤマト=タケル”が立案し勅令を下した生体兵器製造計画のことである。

簡単な計画説明

  一定空間内に1000以上にもわたる試作サンプルを蟲毒形式により殺し合いさせる。そして最終的に生き残ったサンプルを調整、足りない部分を補い量産化する。…といった内容である。この間に食事休憩などは勿論与えることはない。逃がしもしない。

当時の状況

  開始直後はどのプロトタイプもが戸惑っていた…しかし、自分を生かすため、必死で闘っていた、中には逃げてようとした者もいた…ただ、あるプロトタイプを除いては…
  そのプロトタイプには感情が完全に欠落していた。虚ろといった方が正しい。只、皆が闘っている中、気配を消し、ずっと傍観するだけ…逃げようとしているわけでも、戦いを避けようとしているわけでもなく、ただひたすら待っているように見える。いや、違う…何か溜めている…魔法か…それとも…
  それは突然爆発した。一帯が全て塵となる…データの予想範囲をはるかに上回っている…そしてそれはゆっくりと歩みだす。表情は変わらない。…誰かが危険視して襲いかかる…しかしそれは表情を変えない…ただじっと見つめ…

  ぐしゃり…

  …潰した…多量の血飛沫が飛ぶ…しかし、それは全く気付いていなかったかのように、また一人また一人、確実に殺していく…

  ……

  気付けばそれが血だまりの中でただ呆然と立っている…まるですることをなくした子供のように…しかし、眼には生気がなく…

  ……

 その生の無いしかし中で唯一生き残ったサンプルは…

 No.0666 ツクオミ改造クローンプロトタイプ “イザナギ”

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最終更新:2010年10月29日 21:25