ヴォルカニア陸軍
ヴォルカニア陸軍はヴォルカニア国防省の指揮下に属するヴォルカニア連合国の陸軍である。
現在は20万人程度が所属しており、うち4分の1が国防義勇軍という組織に属している予備役である。
連合国成立以前のヴォルカニア氏族連合の戦士軍団を祖とするとされている。
特色
森林や山岳地帯の多い国土の関係上、運用の難しい機甲部隊に関しては少数精鋭を指向する傾向が見られ、その分かなりのリソースが歩兵と工兵部隊に割かれている。また、この国特有の兵科として大規模な山岳砲兵があり、非常に柔軟性の高い火力投入を可能にしている。
また、極地や山岳、森林での戦訓の蓄積は他国の追随を許さない。
階級制度
一般的な軍政同様、最高位を陸軍元帥とし、最下級を二等兵とする。
准士官としては准将、特務総長の位を設けている。
特に特務曹長は、前線に立つ兵の持てる最高の勲功として機能しており、国の英雄として式典などでは将官にも勝る扱いをされる。無論、最高司令官たる大統領、及び国防大臣の下であるが。
陸軍元帥…戦時の際、臨時に設置される
大将…参謀委員長や陸軍参謀長など
中将…各軍団長など
少将…各旅団長、陸軍省各局長など
大佐…連隊長など
中佐…大隊長や副連隊長など
少佐…大隊長や中隊長など、士官にとっては越えられそうで越えられない昇進の壁
大尉…主に中隊長
中尉…中隊付幹部及び小隊長など
少尉…中隊付幹部及び小隊長など、軍という世界において下士官以下と尉官以上は別の生き物である。
特務曹長…特に目覚しい勲功のあった兵などがこれに任ぜられる、所謂「英雄」。過去に7名存在しており、現在は2名が所属している
曹長…昇進してきた兵の終着駅。士官候補生は此処からスタートする
軍曹…兵たちの統率や指導、士気の維持などにあたる
伍長…下士官としては最下級。但し兵でもまだ上がってこれる
上等兵…基本的に、兵の間に厳格な階級差は存在せず、「最先任」と言う意味で兵の最上級に当たる
一等兵…一人前の兵隊
二等兵…兵教育を終えたばかりの新兵である。大体は入営して半年で一等兵に昇進する
主要兵科
歩兵
最も古くより存在する兵科で、武装した兵士の集団である。
投入される火力が劇的に向上した近代戦以降、その価値は下がったように見受けられるが現在でも市街戦や拠点奪取、及び占領地維持などの点においてその重要性はなんら変わることはない。
ヴォルカニア国民は厳しい環境のせいか大型かつ頑強な体を持つ物が多く、歩兵の質向上に一役買っており、本来なら車載するような機関砲やグレネードマシンガンなどの大型火器を携行する歩兵も数多く存在する。そう言った者は戦力計算の際、装甲車両や場合によっては主力戦車として扱われることもある。ただ機械化の際、歩兵の体格にばらつきが大きい事からAPC(兵員輸送車)の設計に多大な苦労を強いられたという。
ヴォルカニアの特殊部隊であるSTV(SpecialTroopsofVolcania.ヴォルカニア特務軍団)も此方に分類される。
機甲科
強烈な打撃力と速度を持つ現代の騎兵である。
ただし、山河の連なるヴォルカニアの国土内では機甲部隊の運用は困難を極める。
そういった事情からヴォルカニア陸軍では機甲部隊は広大な平野に面した国境線付近に配置し、必要に応じて高度に整備された鉄道で運搬し柔軟性を確保する、というドクトリンを採用している。ただし、量的な面はともかく質の面では仮想敵であるグラーディア国軍のそれに劣る物ではなく、投入される戦場単位での能力はむしろ高いとも言われる。
砲兵科
破壊的な火力を持つ近代戦の花形である。
おおまかに自走砲や野砲、ロケット弾発射システム等を扱う野戦砲科と対空砲や地対空ミサイルなどを扱う対空砲科に分けられ、此処に戦略ミサイル部隊やヴォルカニア特有の山岳砲兵科が付け加えられる。山岳砲兵科とは、野砲や対空砲を車両では到達できないような山中に兵士達の力のみで展開させる事を目的としたもので、砲兵にしては高い機動性と隠密性を確保しており、独立戦争では山中に陣取ったこの部隊がグラーディア陸空軍を散々に苦しめたという実績を持つ。
また、国土の各所に配置されている戦略ミサイル部隊も砲兵科となる。
工兵科
陣地構築や架橋、地雷の敷設あるいは敵陣地の破壊など、一見地味ながらも時代が下るにつれてその重要性を増している兵科である。
前線で敵の攻撃に晒されながら敵陣地の爆破工作や設営を行うものを戦闘工兵、後方での施設設営や兵站整備を行うものを建設工兵と呼ぶ。ヴォルカニアではこういった土木作業での掘削や運搬などの力仕事をものともしないような種族が比較的多く存在する為、パワーショベルやダンプカーなどの重機の節約に一役買っている。
基本ドクトリン
対グラーディア戦を主眼に置き、ある程度敵戦力を国内まで引き込んでから地形を生かした漸減戦術により、これを食い止める。
この間に外交による各同盟国との連携を行い、可能であればよりグラーディアと長く国境を接しているブリザーディア方面に迂回、共同して逆侵攻をかける。
最終更新:2010年06月25日 11:07