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足4の字固め
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【技名】 | 足4の字固め |
【読み】 | あしよんのじがため |
【別名】 | フィギア・フォー・レッグ・ロック、8の字固め、パワーズロック |
【大分類】 | 足4の字固め |
【中分類】 | 足4の字固め |
【小分類】 | 足4の字固め |
【開発者】 | バディ・ロジャース |
【得意とするレスラー】 | ザ・デストロイヤー、リック・フレアー、武藤敬司 |
【変形技】 | 監獄固め |
【進化系】 | |
【連携技】 | |
【連絡技】 | |
【類似技】 |
解説
仕掛け方は2種類。一般的な物は下でスピニング・トーホールド式としているものだが、以前はレッグロック型を用いるレスラーも多く居たようだ。
日本で最初にこの技で有名になったザ・デストロイヤーがスピニング・トーホールド式だった事、寝技であるがその入り方のスピード感がこの形を生き残らせたのだろう。
日本で最初にこの技で有名になったザ・デストロイヤーがスピニング・トーホールド式だった事、寝技であるがその入り方のスピード感がこの形を生き残らせたのだろう。
- スピニング・トーホールド式
- マットに仰向けになった相手の足元に立ち、相手の右脚を左手で取る。
- 相手の右脚を自ら回転しながら両脚で挟み込む。その際に自分の左膝で相手の右ひざを折り曲げる様にたたみ込む。
- 丁度、一回転した状態から、自ら尻餅をつく様に座り込み、相手の左足を右手で取る。この時に相手の右脚は離さない。
- 座り込んだ状態で相手の左足を真っ直ぐな上体にし、相手の右足首の下に送り込む。相手の右脚と自らの腹で相手の左脚を固定した状態にする。
- 相手の両脚を固定した後に、自らの右脚を相手の右足首に引っ掛ける。
- レッグロック式
- マットに仰向けになった相手の右横に立ち、相手の右脚を取る。
- 自らの左脚を相手の右脚をまたぐように相手の股間に差し込み、相手の右足をレッグロックのように折り曲げる。
- 相手の右足を左手で固定しながら、相手の右足を取り、相手の左足を相手の右ひざの辺りに押し当てる。
- マットに座りこむようにしながら相手の左足を腹の上に乗せるようにする。
- 相手の両脚を固定した後に、自らの右脚を相手の右足首に引っ掛ける。
レッグロック式は派手ではない為か使い手が少なく、あまり定型と言う形になっていない模様。
この後、両手でマットを叩いて相手に衝撃を与えるのが昭和のプロレスのお約束。
歴史
バディ・ロジャースがフィギア・フォー・ボディシザースをヒントに考案したと言われる。彼が得意としていた事は間違いなく、彼をモデルにした試合スタイルを好むレスラーがフィニッシュとして用いることが多い。(ニック・ボックウィンクル、リック・フレアー多くはバディ・ロジャースにちなみ「ダーティ・チャンピオン」と呼ばれるスタイル。)
日本プロレスの始祖、力道山のライバルの一人ザ・デストロイヤーが日本に持ち込んだ、初めての関節技によるフィニッシュ技として瞬く間に世間一般に認知された。
デストロイヤー以降色々な選手がフィニッシュにし、つなぎ技とし、どんどんプロレス技として価値が陳腐化していった。特にUWF以降の関節技の再評価以降、いかにもプロレス技然としたこの技の価値は急激に下がっていった。
しかし、UWFの後継の一つであるUWFインターナショナルとプロレスの代表の一つ新日本プロレスとの対抗戦において大将同士の戦いである「武藤敬司vs高田延彦」の試合のフィニッシュになったことから日本では再評価されたと言えるだろう。
日本プロレスの始祖、力道山のライバルの一人ザ・デストロイヤーが日本に持ち込んだ、初めての関節技によるフィニッシュ技として瞬く間に世間一般に認知された。
デストロイヤー以降色々な選手がフィニッシュにし、つなぎ技とし、どんどんプロレス技として価値が陳腐化していった。特にUWF以降の関節技の再評価以降、いかにもプロレス技然としたこの技の価値は急激に下がっていった。
しかし、UWFの後継の一つであるUWFインターナショナルとプロレスの代表の一つ新日本プロレスとの対抗戦において大将同士の戦いである「武藤敬司vs高田延彦」の試合のフィニッシュになったことから日本では再評価されたと言えるだろう。
ザ・デストロイヤー以降の使い手
- ジョニー・パワーズ
パワーズ・ロックと称して利用。日本では同名の商品が存在したためエイト・ロック、八の字固めと呼ばれた。その名前の由来を「足4の字より2倍効く」としたのはメディアだと言う説も有る。
- リック・フレアー
近代の足4の字固め使い手の代表格。プロレススーパースター列伝では足の短いハンディを逆に利点にした技だと紹介された。
- 武藤敬司
特徴
この技の特徴に「技を解くのに人の手を借りねばならない」と言う点がある。
また、古くから有り、動きの派手な技である為、切り返しが多い。
また、古くから有り、動きの派手な技である為、切り返しが多い。
- 足を取って回転している時、仕掛けられている相手が空いた足で尻を蹴り脱出
- 足を取って回転して前方を向いたところを首を取って首固めに取って切り返す
等がある。
上記にも有る様に「『脚が短い』レスラーの物は効きやすい。」とされる。また脚が太すぎても相手の脚が上手く折り畳めない為、効き目が薄いとも。
MyWiki版プロレス技wiki より転載、修正