ブレイスウェイト家の金塊の行方
解説
バイユーンワの線路より南の湿地帯で平和的なキャンパーがいることがある。
彼は「ここ数週間大きな宝を探してこの地に来ている。ローズで君に会ったかわからないが、そこにも行った。フェラーという人物と出会った。彼は二つの大きな派閥があること、そこの間には大きな宝があると言っていた。君にこの話に興味があるかわからないがメイドの一人が『Where the death adder spits』と書かれた古い彫刻を見せてくれたんだ。そして地図上で
コッパ―ヘッドランディング」という場所を見つけたんだ。だからその場所に行って何日もかけて穴掘りをし、宝を探したんだ。けど見つけることはできなかったよ。何かを見落としてしまっているのかもしれない。」と話す。
直訳するとデスアダーの唾を吐く場所は?である。デスアダーとはデスアダー属の蛇のこと。
コッパ―ヘッドランディングは地図上で見ると確かに蛇の頭の形をしている。キャンパーはここに宝があると思い探し続けた。しかし、見つからなかった。
ここでブレイスウェイト荘園に刻まれていた文をよく思い出してみよう。「Where the death adder spits」=「デスアダーが唾を吐く場所は?」である。そうここはあくまで蛇の頭。なので地図上において頭から唾を吐くと下記図の位置になる。本来の位置はここである。そこに行くと擦り切れた手紙がある。
ルシールブレイスウェイトとダグラスグレイが望む未来についてのやり取りの手紙が見つかる。
手紙の内容は
その金塊を奴隷解放宣言に使って欲しいと書かれている。そして金塊がなくなると敵対する一族、つまりグレイ家に盗まれたと思うだろう。と書かれている。
この手紙が書かれたのは1806年。今作の舞台は1899年なので大昔の話である。宝は奴隷解放宣言に使われた。だからキャンパーも(もともと見当違いだが)ダッチギャングも見つけることはできないのである。そして両家はさらに敵対するのであった。
二人は死後、
ローズ教会に埋葬された。
ルシールブレイスウェイトの墓
ダグラスグレイの墓
最終更新:2025年04月09日 17:02