ロアノーク渓谷での幽霊のささやき
マップ
解説
昼夜問わずマップの場所に行くと女性のささやき声がどこからともなく聞こえてくる。ユージンと呼んでいるようだ。
女性はだれでユージンとはだれなのか。その答えは
映画館
の「亡霊のセレナーデ」でわかる。
この物語は独立戦争の数年後、アンズバーグに住む若いカップルが逢引をするために夜の森に出かけた。二人の名前はユージン（Eugene）とエセル（Ethel）。森に入ってしばらくすると二人は迷子になってしまう。そんな状況でもユージンはエセルの緊張をほぐそうと脅かしたりしていた。しばらくして、本気で心配になってきた二人が歩いているとユージンの帽子が飛ばされてしまう。その時、馬車を引く亡霊たちが姿を現した。亡霊が来ているのは赤い軍服。軍服を着ている男は二人に「お前たちは不道徳の罪を償わねばならない」と言い、ユージンの首をはね飛ばした。それに驚いたエセルはユージンの首を持ち森の中を駆け回った。やっと町に戻ってくるとエセルはこのことを町中の人々に言った。町人の一人が彼女に対して「この娘が死者を呼び覚まして男を殺させたんだ」と言い魔女であると判断した。それに町の人々は賛同し彼女を火刑に処した。
映画が示す通り彼女は町の人に殺された。ユージンはロアノーク渓谷で亡霊に殺された。ユージンが殺された場所で彼女は何かを思っているのだろう。それがロアノーク渓谷を訪れたものへ警告としてささやいている。
独立戦争は1775年～1783年に大英帝国からアメリカが自由を手にするために戦った戦争。赤い軍服は現代でもそのままイギリス軍の象徴として使用されている。
ギャラリー
最終更新：2025年04月18日 08:13
